介護福祉士 「人間関係とコミュニケーション」~これで合格!科目解説~


人間関係とコミュニケーション

コミュニケーションとは、自分と相手が「意思」「感情」「思考」を伝達しあい共有すること。相手の気持ちに心を寄せて、共に感じ、相手の見方を理解する「共感」が大切。

コミュニケーションの伝達経路

1 言語的チャンネル(話し言葉)・・・7%
2 非言語的チャンネル(身振り、雰囲気など)・・・93%

コミュニケーションを阻害する要因

1 物理的要因:周囲の大きな音、不適切な温度、悪臭など
2 身体的要因:疾病による聴力の障害、言語の障害、話し言葉の障害など
3 心理的要因:心理的防衛、偏見や誤解に基づく先入観など

コミュニケーションの技法

援助を必要とする高齢者や障害者の場合、自らのメッセージを適切に表現できないこともある。その利用者の特質や、現在と前後の状況等からその言葉の裏側に潜む真意を考える必要がある。

信頼関係が築けていない段階や、利用者が真意を意図的または無意識に隠して自己の思いを表現した場合には、利用者の表情や動作の観察、さりげない会話を通して関係の構築を図ることが大切である。

認知症や失語症、知的障害がある人のように、表現力が低下している場合や、言語的コミュニケーションが可能な利用者であっても素直に真意を表現できない場合には、非言語コミュニケーションを含めて理解する必要がある。

質問方法

閉じられた質問

答えが「はい」「いいえ」、または、「一言」で終わってしまう質問。

開かれた質問

相手が自由に答えることができる質問。

傾聴

十分関心を向け、利用者の心の声に能動的に耳を澄ますこと

共感的理解

相手の気持ちに心を寄せて、共に感じ、相手の見方を理解しようとすること。

受容的

相手を評価したりせず、相手をありのまま受け入れる。

自己一致

感じていることと、表出される態度や言葉が一致している。

感情の反射

相手が表した感情を反射して返すこと。反射を行うことで、相手は、自分の持っていた感情に気づくことができる。

繰り返し・言いかえ

繰り返しは、相手が話した言葉をそのまま繰り返す。
言いかえは、相手が話した言葉を自分の言葉で表現しなおすこと。

共感的理解

相手の気持ちに心を寄せて、共に感じ、相手の見方を理解しようとすること。

関わりを示す基本動作SOLER

(Squarely)利用者とまっすぐに向き合う。
(Open)開いた姿勢(腕や脚を組まないなど)
(Lean)相手へ少し身体を傾ける
(Eye Contakt)適切に視線を合わせる(上から見下さないなど)
(Relaxed)リラックスして話を聴く

バイスティックの7原則

個別化

利用者を個人としてとらえる。

意図的な感情表出

利用者の感情表現を大切にする。

統制された情緒的関与

援助者は自分の感情を吟味してかかわる。

受容

あるがままを受け入れる。

非審判的態度

利用者を一方的に非難しない。

自己決定

利用者の自己決定を促し、尊重する。

秘密保持

秘密は絶対に漏らさない。

ロジャースの来訪者(クライエント)中心療法

自己一致:純粋性ともいわれており、自分の内面を受け入れて、自己が一致している状態にあること。
無条件の肯定的関心:利用者を無条件に受け止め、肯定的な関心を持ち続けること。
共感的理解:あたかも利用者であるようなつもりになって、その利用者がおかれている状況や、利用者の発する言葉を理解しようとすること。

3 Replies to “介護福祉士 「人間関係とコミュニケーション」~これで合格!科目解説~”

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です