ケアマネ試験の過去問より厳選!用語集「ま行」
ま
マクロ・ソーシャルワーク(地域援助技術) | 地域社会の行うソーシャルワーク。地域社会に対するソーシャルワークとしての働きかけであるともいえる。 |
まだら認知症 | 記憶障害が著しいわりに、人柄・日常的判断力や理解力が比較的保たれているむらのある知能の侵され方をいう。 |
松葉づえ | 足が不自由な人などの歩行を補助する機器のこと。松葉の形をした2本の支柱の途中に握り部があり、上部に脇当てがある。一般的には2本1組で使用することが多い。最も耐荷重があり、ロフストランドクラッチよりも安定性がある。握り部と脇当ては身体に合った位置調整が重要である。 |
麻痺 | 一般的には、四肢などが完全に機能を喪失していることや、感覚が鈍って、もしくは完全に失われた状態を指す。医学用語としての麻痺は、中枢神経あるいは末梢神経の障害により、身体機能の一部が損なわれる状態をさす。例えば運動しようとしても、四肢などに十分な力の入らない・四肢の感覚が鈍く感じる状態(不全麻痺)、またはまったく動かすことができない・感覚がまったく感じられない状態(完全麻痺)を指す。 |
麻痺性構音障害 | |
慢性肝炎 | 最低6か月以上持続する肝臓の炎症のこと。原因はB型・C型ウイルスと薬物がある。血液を介して感染する。 |
慢性硬膜下血腫 | 硬膜と脳の間に血腫が緩徐に形成される疾患。多くは、数ヶ月前に頭をぶつけたなど、比較的軽度な頭部外傷が原因のことが多いが、原因となる外傷が思い当たらない(または思い出せない)ことも多い。 |
慢性気管支炎 | 喫煙者に多く、慢性の咳、痰を認める。体動時呼吸困難は、感染による急性増悪時には認めるが、通常は軽度である。やや肥満傾向を示す人が多いといわれる。 |
慢性疾患 | 病気の経過が長く、症状の急激な変化は少ないが完全に治療する事も困難な疾患。 |
慢性腎不全 | 腎機能の低下が続き体液の恒常性を維持できなくなる状態。症状として全身倦怠感・動悸・頭痛・浮腫などがあげられる。 |
慢性閉塞性肺疾患 | 以前は慢性気管支炎や肺気腫と呼ばれていた病気の総称。タバコ煙を主とする有害物質を長期に吸入曝露することで生じた肺の炎症性疾患であり、喫煙習慣を背景に中高年に発症する肺の生活習慣病といえる。 |
マンパワー | 人間の労働力。人力。 |
み
ミクロ・ソーシャルワーク | 要介護者の生活課題の解決を個別に援助する手法の事。面接が主要な手段だが他にも関係機関への同行や手続きの代行等具体的援助を含むことも多い。 |
看取りまでの流れ | 開始期…在宅で過ごす意味を説明→本人の思いを家族が理解できると安定した時間が作れる 安定期…死の受容→死を実感し恐怖。死を受容できると安らかな看取り実現 臨死期…納得のいく看取り実現→不安、辛さが増す。気持ちに寄り添う支援 死別期…遺族悲嘆→家族への心のケア |
みなし指定 | 指定居宅サービス事業者の指定の特例で、①病院、診療所が保険医療機関の指定もしくは特定承認保険医療機関の承認があったときは、居宅療養管理指導、訪問看護、訪問リハビリテーション、通所リハビリテーションの指定があったものとみなす。 ②薬局が保険薬局の指定があったときは、居宅療養管理指導の指定があったものとみなす。 ③介護老人保健施設は、開設許可があったときに、短期入所療養介護、通所リハビリテーションの指定があったものとみなす。 ④介護療養型医療施設は、介護保険施設の指定があったときに短期入所療養介護の指定があったものとみなす。 |
みなし認定 | 要介護認定で、要介護認定を申請した被保険者が要支援者に該当する場合は、要支援認定の申請を行ったものとして、要支援認定が行われる。その逆も然り。 |
耳鳴り | 内耳の感覚細胞の障害によるが、高血圧や糖尿病などの全身疾患が現金のこともある。 |
脈拍 | 血液を押し出す時に動脈の血管壁にかかる圧力を体外から触って測定。手首の橈骨動脈に指をあて測定 基準値:60~80回/分 頻脈…100回/分 心疾患、発熱、脱水、甲状腺機能亢進症 徐脈…60回/分 甲状腺機能低下、脳障害の脳圧亢進時、薬物中毒 不整脈…リズム乱れ 心疾患 |
民生委員 | 民生委員法に基づき、各市町村に置かれる民間奉仕者。厚生大臣により委嘱(いしょく)を受け社会福祉に寄与する。 |
む
無動 | パーキンソン病の四大運動症状の一つ。あらゆる動作が乏しくなる。表情の変化がなく仮面様顔貌が現れ、動作が下手になり鈍くなる。 |
め
名称独占資格 | ・国の法律に基づき、特定の職業に従事すると証明される国家資格。 ・介護福祉士、保育士、栄養士は名称独占資格に該当し、有資格者でなければその資格名称を名乗ってはいけないとされるが資格を保持しなくとも業務は可能で違法でもない。 |
メゾ・ソーシャルワーク(集団活動) | 小集団を対象もしくは小集団を媒介にして援助を行うことをいう。 |
メチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA) | メチシリンという抗生物質に耐性をもった黄色ブドウ球菌の感染。血液内、尿路への留置カテーテルの挿入、気管内挿管の挿入、褥瘡、手術後の患者に発生する。 パンコマイシン、ホスホマイシン、ゲンタマイシン、ムピロシン軟膏などの抗生物質の併用療法 |
メニエール病 | 激しい回転性のめまいと難聴・耳鳴り・耳閉感の4症状が同時に重なる症状を繰り返す内耳の疾患。 |
めまい | めまいには、回転性、眼前暗黒感、浮動感などの感覚が含まれる。回転性めまいは、多くは内耳の障害により起こる。メニエール病、良性発作性頭位めまい症、前庭神経炎など。目前暗黒感は、起立性低血圧、低血糖、徐脈性不整脈。浮動感は、抗不安薬、睡眠薬、筋弛緩薬などの薬剤の副作用、小脳疾患、パーキンソン病など。 |
面接の実践原則 | 個別化の原則 受容と共感の原則 意図的な感情表出の原則 統制された情緒関与の原則 非審判的態度の原則 自己決定の原則 秘密保持の原則 専門的援助関係の原則 |
面接場面におけるコミュニケーション | 面接場面では、相談援助者とクライエントとの双方向的なコミュニケーションの場である。非言語的コミュニケーションも大変重要である。 |
も
妄想性障害 | 主な症状は妄想で、知的機能の低下はなく、脳の器質的病変はない。老年期の妄想性障害に多いのは、遅発パラウレニーで、人格や感情反応は保たれているのに著しい妄想を主症状とする。 |
盲導犬 | 目が不自由な方の歩行を助けるために特別に訓練された犬。 |
モデル事業 | 正規の事業としてではなく実施される事業。方法論的に未確定な内容の事業、ニーズの予測が困難である事業等が試行的に実施され、結果によって正規の事業となったり廃止になったりする。 |
モニタリング | ケアマネジメントの一過程。ケアプランに照らして状況把握を行い、現在提供されているサービスで十分であるか、あるいは不必要なサービスは提供されていないか等を観察・把握すること。 |
物盗られ症候群 | そうでないにもかかわらず、自分のものをだれかに盗まれたと思い込むこと。 |
問題行動 | 情緒障害児や認知症性老人が示す異常な行動を指して迷惑行動、問題行動と呼ぶ。 |
終わりに
介護福祉士・ケアマネ試験 覚える用語集「ま行」/独学合格勉強方法
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