
1 出題形式等
筆記試験の出題形式は五肢択一を基本とする多肢選択形式とし、問題に図表等を用いることがある。
出題数は125問、総試験時間数は220分とする。
2 「総合問題」
4領域(人間と社会、介護、こころとからだのしくみ、医療的ケア)の知識及び技術を横断的に問う問題を、事例形式で出題する。
3 各領域の出題予定数
1 人間と社会 人間の尊厳と自立 人間関係とコミュニケーション 社会の理解 | 16問 |
2 介護 介護の基本 コミュニケーション技術 生活支援技術 介護過程 | 52問 |
3 こころとからだのしくみ 発達と老化の理解 認知症の理解 障害の理解 こころとからだのしくみ | 40問 |
4 医療的ケア 医療的ケア | 5問 |
5 総合問題 | 12問 |
介護福祉士国家試験 試験科目別出題基準
障害の理解
中項目 | 小項目 |
障害の概念 | 障害の捉え方、ICIDH(国際障害分類)からICF(国際生活機能分類)への変遷、その他 |
障害者福祉の基本理念 | ノーマライゼーション、リハビリテーション、国際障害者年の理念、その他 |
身体障害 | 視覚障害の種類と原因と特性 聴覚障害、言語機能障害の種類と原因と特性 肢体不自由の種類と原因と特性 内部障害の種類と原因と特性 |
精神障害 | 精神障害の種類と原因と特性 高次脳機能障害の種類と原因と特性 |
知的障害 | 知的障害の種類と原因と特性 |
発達障害 | 発達障害の種類と原因と特性 |
難病 | 難病の種類と原因と特性 |
障害のある人の心理 | 障害が及ぼす心理的影響 障害の受容 適応と適応機制、その他 |
障害に伴う機能の変化と日常生活への影響 | 障害のある人の特性を踏まえたアセスメント(保たれている能力と低下している能力の把握、家族との関係の把握) |
地域におけるサポート体制 | 行政・関係機関との連携 障害者総合支援法における協議会との連携 その他 |
チームアプローチ | 他の福祉職種との連携 保健医療職種との連携 その他 |
家族への支援 | 家族の障害の受容の過程での援助 家族の介護力の評価 家族のレスパイト その他 |