目次
介護福祉士国家試験筆記試験「合格基準」
次の2つの条件を満たした者を筆記試験の合格者とする。
ア 問題の総得点の60%程度を基準として、問題の難易度で補正した点数以上の得点の者。配点は1問1点である。
イ アを満たした者のうち、以下の「11科目群」すべてにおいて得点があった者。
①人間の尊厳と自立、介護の基本
②人間関係とコミュニケーション、コミュニケーション技術
③社会の理解
④生活支援技術
⑤介護過程
⑥発達と老化の理解
⑦認知症の理解 ⑧障害の理解
⑨こころとからだのしくみ
⑩医療的ケア
⑪総合問題
第27回介護福祉士国家試験の合格基準
総得点120点に対し、得点68点以上の者(総得点の60%程度を基準とし、問題の難易度で補正した。配点は1問1点である。)。
56.66%
第28回介護福祉士国家試験の合格基準
総得点120点に対し、得点71点以上の者(総得点の60%程度を基準とし、問題の難易度で補正した。配点は1問1点である。)。
59.16%
第29回介護福祉士国家試験の合格基準
総得点125点に対し、得点75点以上の者(総得点の60%程度を基準とし、問題の難易度で補正した。配点は1問1点である。)。
60.00%
※第29回より「医療ケア」が新しい科目として5問追加されました。
まとめ
過去3年間の合格基準をお伝えしましたが、昨年の60.00%が最大値になっていることがお分かりになると思います。従って、100%の正答率は必要なく、60%の正答率で合格基準を超えることができるのです。ちょっと安心しませんか。
なので、合格できるかな?と不安に思わず、最低でも正答率60%、できれば70%を目指して勉強に励んでくださいね。