介護福祉士試験 人間関係とコミュニケーション- コミュニケーションの基礎-合格するための過去問分析


コミュニケーションの基礎(過去問=試験対策)

○コミュニケーションとは、複数の人間や動物が意志、感情、情報などの伝達を行うことをいう。

○伝達媒体には、言語的伝達媒体と非言語的伝達媒体がある。(ジェスチャーやしぐさは非言語的伝達媒体)

○対人援助では聞き上手であることが大切である。

○コミュニケーションの技法である「動作法」とは、利用者の動作課題を通して、主体的な努力を引き出していく方法であり、現在ではあらゆる精神障害者や認知症高齢者へもこの方法が適用されています。

○聴覚障害者とのコミュニケーション手段は、多くの場合手話が用いられるので介護従事者は手話を覚えることが望ましい。

○認知症高齢者とのコミュニケーションは、高齢者にわかりやすい言葉で、優しいしぐさや暖かいまなざしを加えると効果的である。

○認知症高齢者に対しては、思い出深いことがらに焦点を合わせて話をすると、コミュニケーションがとりやすくなる。

○視覚的情報を利用できるロービジョン(弱視)の人には、文字でのコミュニケーションができる人もいる。

○点字は視覚障害者のコミュニケーション手段であり、点字で書かれたものは左から右に読んでいく。

○聴覚障害者とのコミュニケーション手段は、多くの場合手話が用いられるので介護従事者は手話を覚えることが望ましい。

○感覚訓練によって視覚・聴覚などの重複障害者は、触覚や運動感覚を使ってコミュニケーションを図ることができるようになる。

○シルバーホンは、音量の調節ができるので老人性難聴には適していない。

○読話とは、聴覚障害者に対して発話者の口唇周辺の動きから音声を推測する方法のことをいう。

○聴覚障害者の読話によるコミュニケーションでは、話し相手は逆光にならないような位置で話しかける。

○聴覚障害者の読話によるコミュニケーションでは、1~1.5m離れることが読話に最適の距離である。

○聴覚障害者の読話によるコミュニケーションでは、はっきりと普通に話してよい。

〇聴覚障害者の読話によるコミュニケーションで大事なのは、やや大きく口をあけて話すことです。

○聴覚障害者については手話による通常のコミュニケーションの場合も問題の性質によっては筆談を併用するとよい。

〇聴覚障害者の読話によるコミュニケーションでは、キーワードを活用して内容を伝達する。

○聴覚障害者の読話によるコミュニケーションでは、文字だけでなく図や絵を多用したほうがよい。

○面接技法としては、言語的なコミュニケーションとともに、非言語的なコミュニケーションも重視する。

○介護従事者と利用者との共感は、コミュニケーションの基本である。

○高齢者とのコミュニケーションでは、「なぜ」「どうして」という問いかけは、利用者を混乱に追い込むことがある。

○介護従事者が利用者に向ける身体の向け方や視線も、コミュニケーションの重要な要素である。

○利用者の表情や視線は、利用者のメッセージでありコミュニケーションでの重要な要素である

○表情、動作、視線などは、コミュニケーションの重要な要素である。

○コミュニケーションをとるためには、相手を安心させることが必要であり、優しく接することが重要である。

○コミュニケーション技法では、質問することも重要なポイントであるが、質問に答えるかどうかは、相手が決めることを念頭に置いておく必要がある。

○「手話」は、聴覚障害者がコミュニケーションに用いる視覚的な言語である。

○「触手話」とは、話し手が手話を表し盲ろう者がその手に触れて伝える方法である。

○「トーキングエイド」は、主に会話や筆談が困難な重度の障害者において、他の人に意思を伝えるために作られた機器である。

○CAPP(コンパニオン・アニマル・パートナーシップ・ プログラムの略称)は、人と動物のきずなを大切にするという理念に基づき、動物が施設等におもむき人間と動物の友情を深める活動のことをいう。

○カウンセリング技法である「受容」とは、相手の話を「あいづち」を打ちながら聴くことである。

○カウンセリング技法である「繰り返し」とは、事実関係、事柄に関する部分のカウンセラーによる繰り返し「おうむ返し」と言われるものである。

○カウンセリング技法である「感情の反射」とはクライエントの言葉や、非言語的表現に込められている「感情」「気持ち」に応じた繰り返しを行うことである。

○カウンセリング技法である「明確化」とは、クライエントの「感情」または「考え方」についての「不明確な表現」を、カウンセラーがより適切と思われる表現に直して言い換える技法である。

○カウンセリング技法である「質問」とは、開かれた質問(自分で言って自分で答えを出して行く方法)を使って、クライエントに多くのことを話させるようにする技法である。

○カウンセリング技法である「場面構成」とは、コミュニケーションをスタートさせたり、気持ちの転換を促したり、話のこう着状態から離れる試みとして、場面の特性を説明したり、沈黙を脱するために言葉をかけることである。

コミュニケーションの基礎の勉強メモ

聴覚障害者とのコミュニケーション

聴覚障害者のコミュニケーション方法には、手話、指文字、読話、補聴器、筆談などの方法があります。

手話は、聴覚障害者の生活の中から生み出されてきた言語で、手や体の動きなどでコミュニケーションを取る方法です。

指文字は、50音をすべて指の動きで表現します。

読話は、口の動きや、会話の前後関係から内容を類推する方法ですが、日本語の場合、同口形異音も多く、読話だけですべてを理解するのは困難です。

筆談は、日本語の読み書きが充分できる聴覚障害者には有効な方法です。

視覚障害のある高齢者との接し方

具体的な表現で説明する。
「これ」「あれ」「むこうの~」「あそこに~」などの指示語や指差し表現は、情報が正確に伝わらないことがあります。説明するときは、「(あなたの)隣に~」「右側に~」のように具体的な表現でわかりやすく伝えましょう。

視覚以外の感覚を活用する
嗅覚・触覚・聴覚など、視覚以外の感覚も活用しましょう。たとえば何かをすすめる場合は、説明しながら触っていただくと正確な情報が伝わりやすくなります。ご高齢者の手をとって何かに触れていただくことは効果的な方法ですが、驚かせないように声をかけてから触れるようにしましょう。声の大きさや言葉遣いにも気を配り、優しいトーンで話しかけることも大切です。

クロックポジションを利用する。

テーブル上では、ご高齢者の向こう側(奥)が12時、手前が6時です。献立は「12時の位置に主菜の焼き魚、5時には味噌汁、8時にご飯…」のように説明します。

認知症高齢者とのコミュニケーション

認知症は、物の名前を覚える記銘力、記憶力、年月や時間、場所などの見当識、思考力、判断力などが低下します。そのため、自分がなぜここにいるのか、目の前の人が誰なのかが分からない状態になり、不安や緊張を感じながら生活することになります。

症状や進行は人によって異なりますが、共通して言えることは「否定をしない」「声を荒げない」ことです。例え話や行動が実際と異なったとしても、今の状況に寄りそうことで安心を与えるのです。

認知症の方の介護にあたっていると、「何を言いたいのかわからない」ということがあります。伝える言葉が見つからず、考えていることも混乱しているので、話が意味をなさないことも多いのです。そのようなときは、言葉ではなく、「感情」を受け止めるようにしてみてください。言葉の中に答えを探すのではなく、言葉が発せられる元となる「感情」を読むのがコツです。

回想法

回想法とは、昔の懐かしい写真や音楽、昔使っていた馴染み深い家庭用品などを見たり、触れたりしながら、昔の経験や思い出を語り合う一種の心理療法です。 1960年代にアメリカの精神科医、ロバート・バトラー氏が提唱し、認知症の方へのアプロ―チとして注目されています。

非言語的コミュニケーション

非言語的コミュニケーションとは、字のごとく言語に頼らないコミュニケーションを意味します。ノンバーバル・コミュニケーション(non-verbal communication)ともいわれ、たとえば話す、メッセージを書くといった言葉を使うコミュニケーション以外の意思伝達方法を指します。

非言語コミュニケーションの種類

非言語コミュニケーションは、五感の種類で考えると、何を、どのようにしていけばいいのかが自然と見えてきます。

視覚的要素
表情、顔色、口角、目の動き、まばたき、眉間のしわ、視線の方向など

聴覚的要素
声のトーン、高低、テンポ、リズム、音質(滑らか、ハスキーなど)、言葉(相手がよく使う言い回しやクセ、感情がこもっている/いないなど)

臭覚的要素
香り

味覚的要素

身体感覚的要素
体の動き(うなずき、貧乏ゆすりなど)、ジェスチャー(身振り手振り)、しぐさ(腕組み、足組み、鼻の頭をさわる、髪をなでるなど)、呼吸(ピッチ、深さなど)

言語的コミュニケーション

言語的コミュニケーションは、話す言葉の内容を指し、手話なども含まれます。

CAPP活動(アニマルセラピー 人と動物のふれあい活動)

CAPP活動では、高齢者施設や病院・子供教育を中心に行われるこの活動は、動物の温もりや表情を感じることで「精神的なやすらぎ」や「能動的な活動」を活発にする事が期待できます。

カウンセリングで使われる技法

傾聴・・・クライエントの話に耳を傾けることです。基本的には批判したり、評価したり、遮ったりすることなく、クライエントが思っていることを言い切るまで待ちます。

沈黙・・・沈黙は悪いものではありません。その沈黙の間に言葉をかみしめたり、何を言うのかを考えたり、情緒に浸ったりする大切な時間であります。

うなづき・・・クライエントの言ったことに対して「うんうん」と言ったり、首を振ったりします。これによって、意味のある言葉を言ってはいなくても、話を聴いているという姿勢や態度が滲み出てきます。

あいづち・・・「なるほど」「そうか」「へー」「そうですね」といった間投詞を投げかけることをあいづちと言います。うなづきよりも明確な言葉をさしはさみますが、そこまで意味を含んだものではありません。

繰り返し・・・クライエントの言った言葉をそのまま言い返すことを指します。特にクライエントの言ったことの中で重要そうなことであったり、情緒が含んだ言葉であったり、言いたいポイントであったりする言葉や文章を繰り返すことで、クライエントが話を聴いてもらえているという実感につながります。

承認・・・クライエントのことを評価し、褒め、「それは良かった」「頑張ったね」というように励ますことです。そこには多少は価値判断が含まれていたりもしますが、こうした承認をされることで勇気づけられたり、救われたり、助けられたりすることは日常生活でもよくあることです。

保証・・・クライエントの不安や心配に対して、問題ない、大丈夫であると安心を与えることです。これにも価値判断は含まれていますが、保証があることで次の一歩踏み出せることは多いです。

要約・・・クライエントの言ったことを短くまとめ、整理し、分かりやすく伝え返すことです。クライエントによっては言っていることが断片的であったり、バラバラであったり、起承転結がなかったりします。そうした話を要約することはカウンセラーにとっても頭の中の整理になりますし、クライエントにとっても整理になり、自身で何が言いたいのかが明確になっていきます。

質問・・・質問はカウンセラーが情報を聞き出し、理解するための機能があると同時に、クライエントが質問に答えることによってクライエント自身が考えたり、言葉にすることで新たな発見を促したりすることができるという機能があります。

助言・・・アドバイスや指導といったもので、カウンセラーが心理学的な知見からカウンセリング的な観点から、行った方が良い行動を提案します。

明確化・・・ライエントからはまだ語られていないこと、明らかになっていないこと、隠されている情緒について、カウンセラーがそれを明らかにしていくことです。そのために質問をすることもあれば、積極的に「こういうことではないか?」と伝えていくこともあります。

解釈・・・クライエントがそれほど意識していないこと、無意識にあること、気づいていないことについて、カウンセラーがある種、言い当てていく介入です。クライエントがそれによって自身の無意識に触れ、自己洞察を促していくことができるようになります。

自己開示・・・カウンセラーが自分自身の考えや思い、感情などをクライエントに伝えることです。カウンセリング外部リンクの局面によっては、このような自己開示により、カウンセラーとクライエントの信頼関係が強まり、良い変化を及ぼすことがあります。

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