介護福祉士試験 発達と老化の理解-人間の成長と発達の基礎的理解-合格するための過去問分析


人間の成長と発達の基礎的理解(過去問=試験対策)

○人間の発達段階説には、ピアジェの発達段階節、フロイトの発達段階説、エリクソンの発達段階説などがある。

○ピアジェの子供の発達段階説は、知能の発達は①感覚運動的知能期、②前操作期、③具体的操作期、④形式的操作期という時期として展開されるとしている。

○ピアジェ(Piaget、J.)は、認識や思考の発達には、4つの段階があることを明らかにした。

○フロイトの発達段階説は、①口唇期、②肛門期、③男根期、④潜伏期、⑤性器期があるとしている。

○エリクソンは、ライフサイクルとは出発点(誕生)から、終了点(死亡)までの過程(旅)であり、人生の各段階は階段を上がるように進んでいくと述べた。

○精神分析学者のフロイト(Freud、S.)は、エス・自我・超自我の3つが人格を成り立たせているとした。

○エリクソンの発達段階説は、人間の発達は前段階の発達課題の達成の上に次 の段階に進むとし①乳児期(0歳~1歳半頃)、②幼児期前期(1歳半~3歳頃)、③幼児期後期(3歳~6歳頃)、④学童期(6歳~13歳頃)、⑤思春期・青年期(13歳~22歳頃)、⑥成人期初期(22歳~40歳頃)、⑦成人期(壮年期)(40歳~60歳頃)、⑧老年期(60歳以降)があるとした。

○エリクソンの発達課題のなかでの高齢者の発達課題は、統合と絶望の葛藤を解決することである。

○エリクソン(Erikson、E.)は、人格発達の8つの段階において、自我同一性の形成の理論を柱に挙げて、各段階には特有の危機とその克服があると指摘した。

○エリクソン(Erikson.E)の発達段階説では、3歳頃から6歳頃までは、自発的行動を通して主体性の感覚を学ぶ段階である。

○発達心理学者のエリクソンは青年期の発達課題を、―自我同一性(アイデンティティ)の確立・アイデンティティの拡散―帰属集団への忠誠心や社会への帰属感としている。

○発達心理学者のエリクソンは成人期初期の発達課題を親密性・孤立―幸福感を感じる愛の獲得と実感としている。

○発達心理学者のエリクソンは、成人期(壮年期)の発達課題を世代性(生殖性)・自己停滞―世話としている。

○発達心理学者のエリクソンは、老年期(60代以降)の課題を―自我の統合・絶望―叡智の体現としている。

○ハヴィガーストの発達課題は.第1:身体成熟:歩行の学習・青年期における異性への関心、第2:社会の文化的圧力:読み書きの学習・市民としての社会への参加の学習.第3:個人的な動機や価値意識;職業の選択や準備・人生観の形成.である。

○マズロー(Maslow、A)は、欲求の階層(hierarchy)説を唱えた。

○社会的参照とは、初めて出会う場面や、自分だけの経験や知識では判断に迷う様な場面で、主に養育者の方を見て自分の行動を決める行動の事である。

○自己中心性とは、物事を自分を中心にしてとらえ、他人を考慮しないことである。

人間の成長と発達の基礎的理解の勉強メモ

発達心理学

人間の発達段階説には、
ピアジェの発達段階節
フロイトの発達段階説
エリクソンの発達段階説などがある。

ピアジェの発達段階節「認知発達理論」

感覚運動期(0~2歳)
前操作期(2~7歳)
具体的操作期(7~12歳)
形式的操作期(12歳以降)の4つに発達段階を分けた。

感覚運動期(誕生から約2歳まで):感覚運動期の最初の頃は目の前にあるものを隠しても子どもはそれを探そうとしないが、後半になると探そうとします。

前操作期(子どもが話し始めてから約7歳まで):頭の中で表象して考えることはできるが、論理をまだ把握できず、見かけに引きずられる。

具体的操作期(小学1年生から青年前期):前操作期と違いイメージやシンボルを論理的に変化させ、再構成することができます。

形式的操作期(子供の認知発達の最終段階):、「抽象概念および仮説上の出来事に関して合理的、系統的に考える」能力を持っている子どもと定義されています。

フロイトの発達段階説「リビドー発達段階理論」

リビドー(性的エネルギー)が年齢に応じた身体諸器官を通じて放出されると考える「心理-性的・心理-生物学的発達論」を提唱しました。

口唇期(誕生生~1歳半)
母親(乳房)との接触(甘えと受容)が見られ、依存的受動的な特徴が形成される時期。
肛門期(1歳~3歳)
排泄の「トイレットトレーニング」の時期(親からの躾の内在化)です。主張的能動的特徴の形成がされる。
男根期(4歳~6歳)
エディプスコンプレックス」が生じ、性的な役割を形成する時期。
潜伏期(6歳~思春期)
欲動が抑圧され、社会的規範の学習や知的活動にエネルギーが注がれる時期。
性器期(思春~青年期
口唇期、肛門期、エディプス期の部分的欲動が統合され、性器性欲が優位となる。
全人格を認めた性愛が完成する時期。

フロイトは、エス・自我・超自我の3つが人格を成り立たせているとした。

エリクソンの発達段階説「心理社会的発達理論」

・人間の発達段階を8つに分けている。
・各発達段階に「心理社会的危機」がある。
・人間は心理社会的危機を乗り越えることで、「力」を獲得する。

エリクソンの発達段階説は、人間の発達は前段階の発達課題の達成の上に次の段階に進むとし
乳児期(0歳~1歳半頃)
この時期に直面する心理社会的危機は「信頼感対不信感
幼児期前期(1歳半~3歳頃)
この時期に直面する心理社会的危機は「自主性対羞恥心
幼児期後期(3歳~6歳頃)
この時期に直面する心理社会的危機は「自発性対罪悪感
学童期(6歳~13歳頃)
この時期に直面する心理社会的危機は「勤勉さ対劣等感
思春期・青年期(13歳~22歳頃)
この時期に直面する心理社会的危機は「アイデンティティー対アイデンティティーの混乱
成人期初期(22歳~40歳頃)
この時期に直面する心理社会的危機は「親密対孤立
成人期(壮年期)(40歳~60歳頃)
この時期に直面する心理社会的危機は「ジェネラティビティー対停滞
老年期(60歳以降)があるとした。
この時期に直面する心理社会的危機は「自己統合対絶望

マズローの欲求5段階説

マズローが「人間は自己実現に向かって絶えず成長する生きものである」と仮定し、人間の欲求を5段階に理論化した。
人間には5段階の「欲求」があり、1つ下の欲求が満たされると次の欲求を満たそうとする基本的な心理的行動を表している。

第1段階:生理的欲求
生きていくために必要な、基本的・本能的な欲求を指す。
第2段階:安全欲求
安心・安全な暮らしへの欲求を指す。
第3段階:社会的欲求
友人や家庭、会社から受け入れられたい欲求を指す。
第4段階:承認欲求(尊重欲求)
他者から尊敬されたい、認められたいと願う欲求を指す。
第5段階:自己実現欲求
自分の世界観・人生観に基づいて、「あるべき自分」になりたいと願う欲求を指す。

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