介護福祉士試験 発達と老化の理解-老化に伴うこころとからだの変化と日常生活②-合格するための過去問分析


老化に伴うこころとからだの変化と日常生活②(過去問=試験対策)

○加齢による骨の変化として変形性関節症関節症がある。この骨の変形は全身のどの関節にも発生し、加齢とともに発生頻度は増加するが、高齢者のなかには脊柱が前屈することで猫背になったり腰がまがったり膝が伸びにくくなる人もいる。

○加齢による皮膚の変化の症状として「ドライスキン」があるが、これは発汗や皮脂分泌の機能低下により水分量が低下するために皮膚が乾燥状態になることをいう。

○加齢に伴う毛髪の変化については、毛母細胞の新陳代謝が衰えることにより髪の寿命が短くなる。

○加齢により爪は甲に縦に細い溝が出来やすくなり、このことにより硬くなったり、もろくなったり、肥厚するなどの変化がおきる。

○高齢者は身体機能低下がおこりやすいので、免疫機能も低下し感染症にかかりやすくなる。

○人体に害を及ぼす異物を抗原といい、これに対し防御を行うのがリンパ球から分泌する抗体(免疫グロブリン)である。

○免疫系を構成するリンパ球の中で最も重要な働きをするのが、B細胞、T細胞、マクロファージである。

○高齢になり免疫力が低下すると、感染症や悪性疾患にかかりやすくなる。

○女性の死亡率の第一位は直腸がんであるが、身体の免疫機能が低下するとがん細胞が増殖しやすくなることが原因となる。

○水晶体が混濁した状態を、白内障という。

○老化により、光の受光器の機能や、瞳孔の光量の調節能力も低下するため明暗順応が低下する。

○老化により、瞳孔の光量の調節能力が低下するので明暗順応が低下する。

○老化により、近いところが見えにくくなり視野も狭くなる。

○老化により青色、黒の区別が困難になり、赤系の色は目に留まりやすくなる。

○老化に伴う難聴には、感音性難聴と伝音性難聴がある。

○感音性難聴は内耳や聴神経に問題があることが原因になっており、高齢者の難聴の多くを占めている。

○伝音性難聴とは外耳及び中耳が原因で起こるものである。

○老化により誤嚥を起こしやすくあるが食べ物を誤って気管や肺に吸い込むことによっておこる肺炎のことを誤嚥性肺炎という。

○老化による歯肉の後退や歯周病により、歯の脱落などがおきやすくなる。

○加齢に伴い、消化酵素などが減少することから消化器官内の食物停滞時間が長くなり、便秘や下痢の消化器症状がおきやすくなる。

○加齢とともに血管壁の弾力が減少し硬くなるため、血流に対する抵抗が増して高血圧になる傾向が見られるようになる。また脈拍も刺激伝導系細胞の消失などにより不整脈の頻度が増加する。

○高齢者は血圧の上昇や下降に時間がかかるようになるため、急に姿勢を変えることを避け、起立性低血圧を起こさないように注意する。

○老化に伴い、脈拍数は低下する。

○老化に伴い、動脈硬化がおこりやすくなる。

○加齢に伴い、心臓は徐々に肥大し、心臓の壁が厚くなったり心房や心室が少しずつ大きくなる。

○老化に伴い、刺激伝導系細胞の消失や変化により不整脈の頻度が増加する。

○加齢にともない、静脈の拡張や蛇行がおこり、静脈の弁が閉まらずに、下肢静脈瘤ができることがある。

○骨粗鬆症とは、破骨細胞の働きが活発になり、海綿骨の中に空洞ができる状態の疾患である。

○神経伝達物質のドーパミンが減少すると神経回路の情報処理に異常がおこりパーキンソン病の症状が出現することがある。

○加齢に伴う腎機能の変化としては、腎血流量、尿濃縮量が減るため、尿の回数が増加したり、脱水を起こしやすくなるので注意が必要である。

○加齢に伴い、膀胱の収縮力が低下するので、残尿がおこりやすくなったり、頻尿になりやすくなる。

○加齢に伴う筋量の低下により、特に女性は骨盤底筋群の張力が低下し尿失禁がおこりやすくなる。

○更年期には、熱感や多量の発汗を伴う顔面の紅潮をはじめ、疲労感や不安感など多彩な神経症状や精神症状があらわれる。

○前立腺は加齢とともに肥大し、尿道を圧迫することから尿が出にくくなり、残尿感や頻尿の症状がでてくる。

○高齢者の疾患の特徴として、病気の症状が非特異的・非定型的である。

○高齢者の疾患の特徴として、体調をくずし病気になり不安になったりした時、いわゆる“うつ”状態になりがちである。

○高齢者の疾患の特徴として、複数の疾患に罹患していることが多い。

○高齢者の疾患の特徴として、環境因子の影響を大きく受ける。

○高齢者の疾患の特徴として、生活の質(QOL)への影響が大きい。

○タンパク質をとることは、筋肉量の維持に有効である。

○筋肉量の減少の主な原因は、運動不足である。

○筋肉量の減少は、上肢よりも下肢のほうが顕著である。

老化に伴うこころとからだの変化と日常生活②の勉強メモ

高齢者の身体的特徴

①病気にかかりやすくなる
②環境の変化に適応する能力が低下する
・体温調節能力の低下
・水・電解質バランスの異常
・耐糖能の低下
・血圧の変化
③複数の病気や症状をもっている
④症状が教科書どおりには現れない
⑤現疾患と関係のない合併症を起こしやすい
⑥感覚器機能の低下

加齢に伴う身体・精神機能の状況

(1)筋力
・握力は、20~30歳でピークとなり、以後は加齢に伴って低下する傾向にある。
・背筋力は、20歳代後半から30歳代前半をピークとなり、以後は加齢に伴って低下する傾向にある。
・脚筋力は、20歳以降、加齢に伴って低下する傾向にある。

(2)敏捷性
・敏捷性は、10歳代でピークとなり、その後、加齢に伴って低下する傾向にある。

(3)反応速度
・反応速度は、複雑な操作が必要とされる場合は、加齢とともに遅くなる傾向にある。

(4)バランス能力
・バランス能力は、20歳代前半でピークとなり、それ以降、加齢に伴って低下する傾向にある。

(5)柔軟性
・柔軟性は、10歳代後半にピークとなり、男性は40歳前後まで、女性では30歳前後まで急激に低下するが、その後は緩やかな低下にとどまる傾向にある。

(6)視力
・視力については、①遠近調節力、②対比視力、③明暗順応、等が、加齢に伴って低下する傾向にある。

(7)聴力
・聴力は、加齢に伴って悪くなる傾向にある。

(8)記憶力
・長期記憶は、加齢による影響を受けにくいが、短期記憶は、加齢に伴って低下する傾向にある。

(9)やりがいと意欲の向上
・職業に対するやりがいや満足度は、中年期から高まる傾向にある。

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