介護福祉士試験 発達と老化の理解-老化に伴うこころとからだの変化と日常生活⑤-合格するための過去問分析


老化に伴うこころとからだの変化と日常生活⑤(過去問=試験対策)

○喪失体験とは、近親者などの喪失や死別が原因で、その喪失感ゆえに心のよりどころを失い、その事実を受け入れられない感情のことである。

○死別直後の遺族の悲嘆の経験は、心身に影響を及ぼす。

○死別直後の遺族の悲嘆のプロセスは、人それぞれで進行する。

○死別直後の遺族は、十分に悲しむことが、悲嘆を乗り越えるために有効である。

○遺族の心理的ケアも、緩和ケアに含まれる。

○喪失体験とは、近親者などの喪失や死別が原因で、その喪失感ゆえに心のよりどころを失い、その事実を受け入れられない感情のことである。

○社会情動的選択理論では、年を取った人は、情動的な満足を重視する。それで、見返りがあるような親しい人との関係に、より多くの時間を費やすとしている。

老化に伴うこころとからだの変化と日常生活⑤の勉強メモ

グリーフケア

グリーフケアとは、親族や家族、友人など親しい人との死別を体験してしまい、悲嘆の日々を過ごしている人に寄り添い世話をすることで、その深い悲しみから立ち直させること。
身近な人との死別による悲嘆の日々から日常生活を取り戻すまでのプロセスには、次の4つがあるといわれています。
無感覚になる
身近な人との死別が、あまりにも大きなショックであるため、はっきりした反応がなく現実感を喪失する。
感情が不安定になる
死を現実と受け入れようとしますが、まだ充分に受け止めることができず、感情の入れ替わりが激しい状態になる。
無気力になる
ようやく死を受け入れたことで、自分の人生に価値観や日常生活に意味が見い出すことができず無気力な状態になる。
活動的になる
身近な人の死を乗り越えて、新たな自分として積極的に他人や社会と関われるように活動できる状態になる。

悲嘆のプロセス(のアルフォンス・デーケン)

第1段階は、大きな衝撃を受け精神的打撃と麻痺状態になります。
第2段階は、死んだはずがないと否認します。
第3段皆は、死に直面してのはなはだしい恐怖のためパニックを引き起こします。
第4段階は、不当な仕打ちを受けたという不当感と怒りを呼び起こします。
第5段階は、世話をしてくれた人々や時には故人に敵意を示したり恨んだりします。
第6段階は、罪意識で自分を責めます。
第7段階は、空想の中で死者がまだ生きているかのように思いこみ、振る舞います。
第8段階は、深い孤独感と抑うつを体験します。
第9段階は、精神的混乱が生じ、あらゆることに無関心になります。
第10段階は、つらい現実に直面することにより諦め、死を受容してゆきます。
第11段階は、悲嘆の闇を貫いて光が見え始める頃に、ユーモアと笑いの再発見をします。
第12段階は、悲嘆の最終段階で、人は新しいアイデンティティーを獲得し、より成熟した新しい人間として生まれ変わります。

キューブラー・ロスの「死の受容」プロセス

第1段階:否認と孤立
自らの命が危機にあり、余命があとわずかである事実に衝撃を受け、それを頭では理解しようとするが、感情的にその事実を否認(逃避)している段階。

第2段階:怒り
自分が死ぬという事実は認識できた。しかし「どうして悪いことをしていない自分がこんなことになるのか」「もっと悪いことをしている人間がいるじゃないか」というような怒りにとらわれる段階。

第3段階:取り引き
信仰心がなくても、神や仏にすがり、死を遅らせてほしいと願う段階。死ぬことはわかったが、もう少しまってほしい。

第4段階:抑うつ
「ああ、これだけ頼んでもダメか」「神も仏もないのか」というように、自分なりに神や仏に祈っても、死の回避ができないことを悟る段階。

第5段階:受容
それまでは、死を拒絶し、なんとか回避しようとしていたが、生命が死んでいくことは自然なことだという気持ちになる。

“介護福祉士試験 発達と老化の理解-老化に伴うこころとからだの変化と日常生活⑤-合格するための過去問分析” への1件の返信

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です