介護福祉士試験 認知症の理解-医学的側面から見た認知症の基礎⑤-合格するための過去問分析


医学的側面から見た認知症の基礎⑤(過去問=試験対策)

病院で行なわれる検査、治療の実際

○認知症の診断の一つに、長谷川式認知症スケールがある。

○認知症の診断の一つに、ミニメンタルテスト(MMSE)がある。

○認知症の行動観察評価方法として、CDR(clinical dementia rating)があり健康、認知症の疑い、軽度、中程度、重度の5段階に分けられる。

○FAST(functional assessment staging)は、アルツハイマー型認知症の病状ステージを生活機能面から分類した評価尺度である。

○リアリティオリエンテーションは、認知症の中でも見当識障害を持った患者を対象としたケアである。

○リアリティ・オリエンテーションは、認知症高齢者の場合、残存している能力へ働きかけるものである。

○現実への方向づけ(リアリティ・オリエンテーション)プログラムは、見当識や現実認識を深めることを目的として、認知症老人に対して行われている技法である。

○再動機づけ(リィ・モティベーション)の目的は、すべてに興味や意欲を失ってしまっている老人に刺激を与えたり、生気を与えることによって、再び生活に意欲を起こさせ、対人関係を活性化させ、社会性や興味を呼び起こさせることにある。

○認知症が疑われた場合に行う検査のなかに、MRI(核磁気共鳴画像)や改訂長谷川式簡易知能評価スケールがある。

○WAIS-Rは、11の下位検査により構成されている知能検査である。

○FASTは、アルツハイマー型認知症の病状ステージを、生活機能の面から分類した観察式の評価尺度である。

○IADL(手段的日常生活動作)のアセスメントは、軽度の認知症において有用である。

○MMSE(Mini-Mental State Examination)は、30点満点の11の質問からなり、見当識、記憶力、計算力、言語的能力、図形的能力などをカバーする検査である。

○回想法の効果については、抑うつ感の改善、不安の軽減、人生満足度の向上、対人交流の促進などが報告されている。

○回想法は、毎回異同じ場所で行うと効果的である。

○回想法では、ライフステージを示すボードを準備し、キーワードを参考に話してもらうという方法である。

○抗認知症薬には、貼り薬(パッチ方式)がある。

○抗認知症薬使用で、悪心や下痢の副作用がでることがある。

医学的側面から見た認知症の基礎⑤の勉強メモ

認知症の神経心理学検査

(1)改訂 長谷川式簡易知能評価スケール(HDS-R)

・主に「記憶力」に関係した9つの質問で構成
・満点は30点
・20点以下の場合に認知症の疑いありとされる

(2)ミニメンタルステート検査(MMSE :Mini Mental State Examination)

・認知症診断用に30満点の11の質問からなるテスト形式の検査。見当識・記憶力・計算力・言語能力・図形的能力を計る

(3)FAST(functional assessment staging)

・FASTは、認知症の進行度を7段階に分類したもの

(4)時計描画テスト(CDT:Clock Drawing Test)

・数字と針のある時計の絵を描く検査です。円の大きさ、数字の配置、針の位置、中心点の位置の描き方から、脳の中の側頭葉(意味記憶)、前頭葉(実行機能)、頭頂葉(視空間認知)の機能を評価します。

(5)CDR(Clinical Dementia Rating)

・認知症の重症度を評定するための検査です。
・記憶、見当識、判断力と問題解決、社会適応、家族状況および趣味・関心、介護状況の6項目について、5段階で重症度を評価する。

認知症の脳画像検査

①CT:X線を使ったコンピューター断層撮影
②MRI:電磁気による画像検査
③SPECT:放射線検査薬を注射し、その体内動向により脳血流量をみる検査
④VSRAD:MRI画像を統計的鑑別法により解析する検査

回想法

回想法とは、昔の懐かしい写真や音楽、昔使っていた馴染み深い家庭用品などを見たり、触れたりしながら、昔の経験や思い出を語り合う一種の心理療法。
1960年代にアメリカの精神科医、ロバート・バトラー氏が提唱し、認知症の方へのアプロ―チとして注目されている。

回想法の効果

最近の記憶を保つことは困難ですが、昔の記憶は保持されています。昔のことを思い出して言葉にしたり、相手の話を聞いて刺激を受けたりすることで脳が活性化し、活動性・自発性・集中力の向上や自発語の増加が促され、認知症の進行の予防となる。

リアリティオリエンテーション

リアリティ・オリエンテーションとは、今は、何月何日なのかとか、季節はいつなのかといった時間や今いる場所等が判らないなどの見当識障害を解消するための訓練で、現実認識を深めることを目的とする。1960年代にアメリカの病院で始まった療法で、当初は戦争の後遺症をもつ軍人を対象にしていた。現在は、認知症の改善が期待できる療法として知られており、日本の医療機関や介護施設でも取り入れられ

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