目次
独学で一発合格する方法
「社会の理解」については、現場で介護の仕事をしている人にとっては、なかなか理解できない、難しい科目になっています。社会保険などの介護においては周辺的な、しかし重要な問題です。それぞれについて、ご利用者様と照らし合わせて理解すると覚えやすい科目にはなっていますが、しっかりと時間をかけて勉強する必要があります。
「社会の理解」は、「社会の理解」の単独科目群になります。全12問出題されますが、絶対に0点を取らないように!1科目でも0点があると他の科目群が合格基準点に達していても不合格になってしまいますので注意が必要です。この科目はちょっと難しい科目になるのであまり深追いをしないようにしましょう。
「社会の理解」については、
「生活と福祉」
「社会保障制度」
「介護保険制度」
「障害者総合支援制度」
「介護実践に関連する諸制度」より12問出題されます。
出題基準
1:生活と福祉
1)家庭生活の基本機能
2)家族
3)地域
4)社会
5)ライフスタイルの変化
6)社会構造の変容
7)生活支援と福祉
2:社会保障制度
1)社会保障の基本的な考え方
2)日本の社会保障制度の発達
3)日本の社会保障制度のしくみの基礎的理解
4)現代社会における社会保障制度
3:介護保険制度
1)介護保険制度創設の背景及び目的
2)介護保険制度の動向
3)介護保険制度のしくみの基礎的理解
4)介護保険制度における組織、団体の機能と役割 国の役割
5)介護保険制度における専門職の役割
4: 障害者総合支援制度
1)障害者総合支援制度創設の背景及び目的
2)障害者総合支援制度のしくみの基礎的理解
3)障害者総合支援制度における組織、団体の機能と役割 国の役割
5: 介護実践に関連する諸制度
1)個人の権利を守る制度の概要
2)保健医療福祉に関する施策の概要
3)介護と関連領域との連携に必要な法規
4)生活保護制度の概要 生活扶助、介護扶助
社会の理解
「社会の理解」については、
「生活と福祉」
「社会保障制度」
「介護保険制度」
「障害者総合支援制度」
「介護実践に関連する諸制度」より12問出題されます。
この社会の理解については、様々な制度に関する問題になりますので、法律の勉強になりますが、一度身につけてしまえば簡単な科目です。
出題基準
1:生活と福祉
1)家庭生活の基本機能
2)家族
3)地域
4)社会
5)ライフスタイルの変化
6)社会構造の変容
7)生活支援と福祉
2:社会保障制度
1)社会保障の基本的な考え方
2)日本の社会保障制度の発達
3)日本の社会保障制度のしくみの基礎的理解
4)現代社会における社会保障制度
3:介護保険制度
1)介護保険制度創設の背景及び目的
2)介護保険制度の動向
3)介護保険制度のしくみの基礎的理解
4)介護保険制度における組織、団体の機能と役割 国の役割
5)介護保険制度における専門職の役割
4: 障害者総合支援制度
1)障害者総合支援制度創設の背景及び目的
2)障害者総合支援制度のしくみの基礎的理解
3)障害者総合支援制度における組織、団体の機能と役割 国の役割
5: 介護実践に関連する諸制度
1)個人の権利を守る制度の概要
2)保健医療福祉に関する施策の概要
3)介護と関連領域との連携に必要な法規
4)生活保護制度の概要 生活扶助、介護扶助
問題 5 「2016 年(平成 28 年)国民生活基礎調査」(厚生労働省)による世帯状況に関する次の記述のうち,正しいものを 1 つ選びなさい。
1 「夫婦と未婚の子のみの世帯」,「単独世帯」,「夫婦のみの世帯」のうち,最も多い世帯構造は「夫婦のみの世帯」である。
2 「高齢者世帯」は全世帯の 30%を上回っている。
3 世帯類型別にみると,「母子世帯」の割合は, 5 %を上回っている。
4 65 歳以上の「単独世帯」では,男性よりも女性が多い。
5 65 歳以上の男性の「単独世帯」における年齢構成では,男性は 75~79 歳が最も多い。
正答:4
問題 6 現在の日本の雇用に関する次の記述のうち,適切なものを 1 つ選びなさい。
1 終身雇用型の正規雇用はなくなった。
2 正規雇用も非正規雇用も,雇用保険の加入率に差はない。
3 65 歳以上の者の就業率は 2011 年(平成 23 年)以降減少している。
4 非正規雇用の割合は,全雇用者数の 3 分の 1 を上回っている。
5 パート・アルバイトの割合は,非正規雇用労働者数の 30%を下回っている。
正答:4
問題 7 地域包括ケアシステムを支える互助の説明として,最も適切なものを 1 つ選びなさい。
1 所得保障を中心としたナショナルミニマム(national minimum)の確保
2 地域福祉向上のための住民の支え合い
3 市場サービスの購入
4 介護保険制度における介護サービスの利用
5 「高齢者虐待防止法」に基づく虐待への対応
(注)「高齢者虐待防止法」とは,「高齢者虐待の防止,高齢者の養護者に対する支援等に関する法律」のことである。
正答:2
問題 8 日本国憲法第 25 条で定められている権利として,正しいものを 1 つ選びなさい。
1 幸福追求権
2 新しい人権
3 思想の自由
4 財産権
5 生存権
正答:5
問題 9 Eさん(64 歳,男性)は, 4 年前に企業を定年退職して無職であり,専業主婦の妻と二人で年金生活をしている。他の家族の医療保険の被扶養者ではない。ある日,Eさんは,自宅の庭掃除をしている時に転倒して,大だいたいこつ腿骨を骨折(fracture)した。そのため病院で手術をすることになった。次の制度のうち,医療費の支払いに適用できるものとして,正しいものを 1 つ選びなさい。
1 国民健康保険
2 介護保険
3 労働者災害補償保険
4 健康保険
5 後期高齢者医療
正答:1
問題 10 介護保険法第 1 条に規定されている内容に関する次の記述のうち,正しいものを 1 つ選びなさい。
1 高齢社会対策の基本理念や基本となる事項を定める。
2 福祉サービス利用者の利益の保護及び地域福祉の推進を図る。
3 介護が必要となった者等が尊厳を保持し,その有する能力に応じ自立した日常生活を営めるよう,保険給付を行う。
4 疾病,負傷若しくは死亡又は出産に関して保険給付を行う。
5 老人の福祉に関する原理を明らかにし,老人に対し,心身の健康の保持及び生活の安定のために必要な措置を講じる。
正答:3
問題 11 介護保険制度における地域ケア会議の目的として,適切なものを 1 つ選びなさい。
1 居宅サービス計画の作成
2 事業所の事業運営の推進
3 市町村介護保険事業計画の策定
4 個別ケースの課題分析等を行うことによる地域課題の把握
5 介護認定の審査判定
正答:4
問題 12 「障害者差別解消法」に基づく対応として,最も適切なものを 1 つ選びなさい。
1 車いすを使用している障害のある人がバスに乗車する時に,介助を依頼された乗務員が身体障害者手帳の提示を求めて,乗車を許可した。
2 聴覚に障害のある人が市の窓口に来た時に,窓口担当者が手話通訳者と一緒に来るように伝えた。
3 視覚に障害のある人がレストランに一人で入った時に,店員が介助者と一緒に来るように求めた。
4 知的障害のある人が市役所の会議に出席した時に,本人の申出に応じて,わかりやすい言葉で書いた資料を,主催者が用意した。
5 精神障害のある人がアパートの賃貸契約をする時に,不動産業者が医師の診断書の提出を求めた。
(注)「障害者差別解消法」とは,「障害を理由とする差別の解消の推進に関する法律」のことである
正答:4
問題 13 「障害者総合支援法」における補装具として,正しいものを 1 つ選びなさい。
1 車いす
2 手すり
3 スロープ
4 床ずれ防止用具
5 簡易浴槽
(注)「障害者総合支援法」とは,「障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律」のことである。
正答:1
問題 14 特定健康診査に関する次の記述のうち,適切なものを 1 つ選びなさい。
1 胸囲の検査が含まれる。
2 生活習慣病(life-style related disease)の検査が含まれる。
3 がん検診が含まれる。
4 受診の後で,希望者には特定保健指導が行われる。
5 対象は 75 歳以上の者である。
正答:2
問題 15 Fさん(75 歳,女性,要介護 3 )は訪問介護(ホームヘルプサービス)を利用して,自宅(持ち家)で一人暮らしをしている。年金と貯金で生活してきたが,貯金もなくなって利用者負担額の支払いができないので,来月から訪問介護(ホームヘルプサービス)を断りたいとG訪問介護員(ホームヘルパー)に相談した。G訪問介護員(ホームヘルパー)の対応として,最も適切なものを 1 つ選びなさい。
1 所属する事業所に,来月から訪問介護(ホームヘルプサービス)の利用がなくなると伝える。
2 扶養義務者がいたら,援助をしてもらうように勧める。
3 生活保護制度の申請を勧める。
4 金融機関から借入れをするように勧める。
5 担当の介護支援専門員(ケアマネジャー)に検討を依頼する。
正答:5
問題 16 サービス付き高齢者向け住宅に関する次の記述のうち,適切なものを 1 つ選びなさい。
1 各居住部分には,台所,水洗便所,収納設備,洗面設備及び浴室の設置が義務づけられている。
2 居室の面積基準は,15 m2 である。
3 食事の提供が義務づけられている。
4 入居者は必要に応じて,介護保険サービスの利用ができる。
5 対象者は,単身高齢者に限られている。
正答:4
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