私がケアマネ試験の勉強をしたのは、もう8年も前のことになりますが、勉強のスケジュールを立てる時には必ず、ゴール(試験日)から「あと何日」ということをしっかりと頭に入れて勉強するようにしました。
一発合格を目指しての独学での勉強で、一人よがりになってしまわないように、勉強している机の目の前に「あと何日」とよく見える場所に貼り、自分を鼓舞していました。
目次
私の勉強スケジュール
月 | 介 護 支 援 分 野 | 保健医療サービス分野 | 福祉サービス分野 |
7月上旬 | インプット学習 | ||
7月下旬 | インプット学習 | ||
8月上旬 | インプット学習 | ||
8月下旬 | インプット学習 | ||
9月上旬 | インプット学習 | ||
9月下旬 | アウトプット学習 | アウトプット学習 | アウトプット学習 |
10月上旬 | 総まとめ | 総まとめ | 総まとめ |
介護支援分野
もう、勉強しました。
保健医療サービス分野
今日は、認知症の治療とケアについて、勉強します。
認知症は、現在の日本では完治することはできません。そのため、早期発見、早期治療がとても大切になっています。
同じことを何度も言う・問う・する
話のつじつまが合わない
些細なことで怒りっぽくなった
意欲がなくなる
などなど、周りにいる家族が一番早く発見することができる状況なので、上のようなことがあった時は、専門医の受診をします。
<認知症簡易スケール>
MMSE(ミニメンタルステート検査)
<CTなどによる画像診断>
MRI:核磁気共鳴画像法
CT:コンピュータ断層撮影法
脳血流SPECT:単一フォトン放射断層撮影
<認知症の治療>
1 非薬物療法
リアリティ・オリエンテーション(RO)
回想法
音楽療法
認知刺激法
認知練習
運動療法
アロマセラピー
園芸療法
2 薬物治療
アルツハイマー型認知症では、ドネペジル(商品名:アリセプト)など、現在4種類の治療薬がある。
①ドネペジル、②ガランタミン、③リバスチグミン、④メマンチン
また、興奮性BPSDでは、漢方薬の抑肝散が用いられる。
<家族支援の方法>
家族会や認知症カフェなどの交流の場、SOSネットワークの活用
<新オレンジプラン(認知症施策推進総合戦略)>
1 認知症への理解を深めるための普及・啓発の推進
・認知症サポータ―を2017年度末までに800万人養成
2 認知症の容態に応じた適時・適切な医療・介護等の提供
・早期診断・早期対応のための体制整備
・医療・介護等の有機的な連携の推進
3 若年性認知症施策の強化
4 認知症の人の介護者への支援
5 認知症の人を含む高齢者にやさしい地域づくりの推進
6 認知症の予防法、診断法、治療法、リハビリテーションモデル、介護モデル等の研究開発およびその成果の普及の推進
7 認知症の人やその家族の視点の重視
福祉サービス分野
まだ、勉強しません。
終わりに
今日は、保健医療サービス分野の「認知症の治療とケア」について勉強しました。保健医療サービス分野は、なかなか過去問対策だけでは足りないという現状があります。そのためには、看護師の国家試験の問題を勉強することをお勧めします。
認知症の治療とケアについては、長谷川式スケールなどの簡易スケールだけでは、認知症と判断できません。そのため、CTなどの画像診断で、初めて認知症と診断されることを忘れないようにしましょう。認知症の診断方法については、試験でも頻出問題となってきました。それぞれに理解を深めておきましょう。これらは、そのまま覚えるしかありませんので、しっかりと覚えておきましょう。
“ケアマネ試験2019年~認知症の治療とケア~独学で一発合格” への3件の返信