ケアマネ試験 独学で合格するための保健医療分野第18回過去問-45

平成27年度(第18回) 保健医療福祉サービス分野(総合)

問45

居宅療養管理指導について正しいものはどれか。3つ選べ。

1 主治医は、サービス担当者会議への参加が難しい場合は、
原則として、文書等により介護支援専門員に必要な情報提供を行う。
2 サービス担当者会議は、居宅療養管理指導を行う医師又は
歯科医師が利用者宅に訪問するときに、開催することが可能である。
3 薬剤師が行う居宅療養管理指導は、薬局の薬剤師に限定されている。
4 居宅療養管理指導は、区分支給限度基準額の対象にならない。
5 定期的に通院や訪問診療を受けている場合でも、
訪問看護師が療養上の相談及び支援を行った場合には、
居宅療養管理指導費を算定することができる。

解答

正解は…1・2・4
1 〇 サービス担当者会議への参加が困難な場合には、
居宅介護支援事業者又は居宅サービス事業者に対して、
原則として情報提供書又は助言の内容を記載した文書を
交付しなければならないとされている。
2 〇
3 ✖ 薬局の薬剤師のみでなく、病院の薬剤師も実施することができる。
4 〇 居宅療養管理指導は、区分に含まれないサービスである。
5 ✖ 看護師が行う居宅療養管理指導は、
定期的に通院や訪問診療を受けている利用者に対して
実施することはできない。

参考

単語

居宅療養管理指導
主治医
サービス担当者会議
薬剤師
訪問看護師

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ケアマネ試験 独学で合格するための保健医療分野第18回過去問-44

平成27年度(第18回) 保健医療福祉サービス分野(総合)

問44

リハビリテーションについて、より適切なものはどれか。3つ選べ。

1 リハビリテーションは、その果たす機能と時期から、
予防的リハビリテーション、治療的リハビリテーション及び
維持的リハビリテーションに分けられる。
2 がんの終末期にある者は、治療の効果が期待できないため、
リハビリテーションの対象とはならない。
3 訪問リハビリテーションとは、病院、診療所又は介護老人保健施設から
理学療法士、作業療法士又は言語聴覚士が訪問するサービスをいう。
4 変形性膝関節症の発症リスクは、減量をしたり、
大腿四頭筋等の筋力を鍛えたりしても、低下しない。
5 左片麻痺でみられる半側空間失認に対しては、
失認空間に注意を向けるリハビリテーションを行う。

解答

正解は…1・3・5
1 〇
2 ✖ がんの終末期にある者であっても、QOLの向上、
寝たきりに伴う関節拘縮の予防などを目的とした
リハビリテーションは重要である。
3 〇 訪問リハビリテーションが提供できるのは、
指定を受けた病院、診療所、介護老人保健施設のみである。
4 ✖ 変形性膝関節症の発症リスクとして肥満やO脚があげられ、
減量や大腿四頭筋等の筋力を鍛えることで
発症リスクを低下させることができる。
5 〇 半側空間失認では、機能は維持されているが、
左右いずれかの空間が認識できないため、
失認空間に注意を向ける訓練が重要である。

参考

単語

リハビリテーション
予防的リハビリテーション
治療的リハビリテーション
維持的リハビリテーション
がんの終末期
訪問リハビリテーション
介護老人保健施設
理学療法士
作業療法士
言語聴覚士
変形性膝関節症
左片麻痺
半側空間失認
失認空間

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ケアマネ試験 独学で合格するための保健医療分野第18回過去問-43

平成27年度(第18回) 保健医療福祉サービス分野(総合)

問43

認知症について、より適切なものはどれか。3つ選べ。

1 パーソン・センタード・ケア(PCC)は、介護者の効率を優先し、
薬物療法等の医療を中心とした認知症のケアである。
2 初期では基本的ADLは保たれるが、中期には基本的ADLに
支援が必要になるなど、認知症の進行過程により
症状やケアの方法が異なる。
3 BPSD(認知症の行動・心理症状)は、
脳の病変により症状が生じるため、
個人因子や環境因子の影響は受けない。
4 アルツハイマー型認知症の初期症状としては、
近時記憶の障害が著しい。
5 認知症初期集中支援チームは、認知症が疑われる者や
その家族を複数の専門職が訪問し、アセスメント、
家族支援などの初期の支援を包括的、集中的に行う。

解答

正解は…2・4・5
1 ✖ パーソンセンタードケアは、利用者を中心においた認知症ケアである。
2 〇
3 ✖ BPSDには、孤立や不安、不適切なコミュニケーション、
身体的不調、住環境、生活リズムの乱れなどが影響するとされており、
個人因子や環境因子も影響する。
4 〇 アルツハイマー型認知症の初期症状としては、
近時記憶の障害があげられ、緩徐に進行するのが特徴である。
5 〇 認知症初期集中支援チームは、地域包括支援センター等に設置される。

参考

単語

認知症
パーソン・センタード・ケア(PCC)
薬物療法
ADL
BPSD(認知症の行動・心理症状)
アルツハイマー型認知症
認知症初期集中支援チーム

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ケアマネ試験 独学で合格するための保健医療分野第18回過去問-42

平成27年度(第18回) 保健医療福祉サービス分野(総合)

問42

訪問看護について正しいものはどれか。2つ選べ。

1 訪問看護ステーションは、24時間連絡体制が義務付けられている。
2 認知症対応型グループホーム入居者は、訪問看護を利用できる。
3 訪問看護指示書のとおり訪問看護を提供している場合には、
訪問看護報告書を主治医に定期的に提出する必要はない。
4 急性増悪時に主治医が特別訪問看護指示書を交付した場合には、
訪問看護はその支持の日から2週間に限って介護保険から給付される。
5 利用者の意向の反映の機会を保障するため、看護師等は、
訪問看護計画書の内容を利用者に説明し、同意を得て、交付する。

解答

正解は…2・5
1 ✖ 訪問看護ステーションは、
24時間連絡体制が義務付けられているわけではない。
そのため、24時間連絡体制がとれている事業所は、
緊急時訪問看護加算が算定できることで
評価される仕組みとなっている。
2 〇 認知症対応型共同生活介護(グループホーム)の入居者は、
介護保険による訪問看護を利用することはできないが、
急性増悪時など医師により特別訪問看護指示書が
交付された場合には、
医療保険による訪問看護を利用することができる。
3 ✖ 訪問看護指示書のとおり訪問看護を提供していたとしても、
訪問看護報告書は定期的に医師に提出しなければならない。
4 ✖ 急性増悪時に主治医が特別訪問看護指示書を交付した場合には、
その指示の日から2週間に限っては、
訪問看護は介護保険ではなく医療保険から給付される。
5 〇 訪問看護計画書など、サービスごとの個別計画についても、
内容の説明および利用者の同意が必要となる。

参考

単語

訪問看護
訪問看護ステーション
認知症対応型グループホーム
訪問看護指示書
訪問看護報告書
主治医
特別訪問看護指示書
訪問看護計画書

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ケアマネ試験 独学で合格するための保健医療分野第18回過去問-41

平成27年度(第18回) 保健医療福祉サービス分野(総合)

問41

バイタルサインについて、より適切なものはどれか。3つ選べ。

1 低体温は、環境要因に加えて、低栄養や甲状腺機能低下症、
薬剤による体温調節機能不全で起きる。
2 悪性症候群は、パーキンソン病薬の内服を開始したときに出現する。
3 頻呼吸は、発熱や心不全、呼吸器疾患でみられ、
徐呼吸は、糖尿病性ケトアシドーシスや脳卒中による昏睡でみられる。
4 毎分50分未満の脈拍は高齢者ではよくみられるため、
医療職に報告する必要はない。
5 急に立ち上がったときに、ふらつきやめまいがみられる場合には、
起立性低血圧を考える。

解答

正解は…1・3・5
1 〇
2 ✖ 悪性症候群は、パーキンソン病の治療薬を長期間服用している人が、
急に服薬を中止した場合に生じる。
3 〇 頻呼吸とは1分間に25回以上の場合をいい、
徐呼吸とは1分間に9回以下の場合をいう。
4 ✖ 1分間に60回未満の徐脈では、甲状腺機能低下症や低体温症、
脳障害による脳圧亢進なども考えられるため、
医療職に報告する必要がある。
5 〇 長期臥床後に急に立ち上がったときに起立性低血圧を生じやすい。

参考

単語

バイタルサイン
低体温
低栄養
甲状腺機能低下症
体温調節機能不全
悪性症候群
パーキンソン病
昏睡
起立性低血圧

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ケアマネ試験 独学で合格するための保健医療分野第18回過去問-40

平成27年度(第18回) 保健医療福祉サービス分野(基礎)

問40

短期入所療養介護について正しいものはどれか。2つ選べ。

1 療養病床を有する診療所では、提供できない。
2 入所が4日以上になる場合は、居宅サービス計画に沿って短期入所療養介護計画を作成しなければならない。
3 利用者には、検査、投薬、注射、処置等の診療を行ってはならない。
4 居宅サービス計画にない場合でも、緊急時の利用は可能である。
5 あらかじめ、短期入所用のベッドを確保しておかなければならない。

解答

正解は…2・4
1 ✖ 療養病床を有する診療所でも、短期入所療養介護の提供は可能である。
2 〇
3 ✖ 短期入所療養介護事業者は、
検査、投薬、注射、処置等を利用者の病状に照らして
妥当適切に行うこととされている。
4 〇 居宅サービス計画にない場合であっても、
緊急時の利用が可能である。
また、この場合には緊急短期入所受入加算が算定できる。
5 ✖ 短期入所療養介護は、基本的には老人保健施設や
医療機関の空床を利用して行われるサービスである。

参考

短期入所療養介護とは?

介護老人保健施設や介護療養型医療施設などに短期間入所し、
看護、医学的管理の下における介護、機能訓練その他の必要な
医療や日常生活の世話などのサービスが提供される。

心身の状況や病状、家族の病気、冠婚葬祭、出張などのため、
または家族の精神的・身体的な負担の軽減などを図るために、
一時的に在宅での日常生活に支障がある場合にも利用できる。

介護予防短期入所療養介護

介護予防短期入所療養介護は生活機能を維持向上させる観点から、
軽度者に適した内容・期間・方法でサービスが提供される。

利用できる期間は?

・要介護認定期間の半数まで(有効期間が180日の場合は90日まで)
・連続して利用できるのは30日まで(31日目以降は全額自己負担)

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ケアマネ試験 独学で合格するための保健医療分野第18回過去問-39

平成27年度(第18回) 保健医療福祉サービス分野(基礎)

問39

感染予防について、より適切なものはどれか。3つ選べ。

1 手洗いでは、指先、指の間、親指、手首を洗い忘れないようにすることが基本となる。
2 手指消毒の方法としては、流水、石けん、アルコール製剤等によるものがある。
3 あらゆる人の血液、体液、分泌物、創傷のある皮膚、粘膜には感染性があると考えて取り扱うのが、標準予防策の基本である。
4 ノロウイルス感染者の嘔吐物の処理の際は、汚染した場所をアルコールで消毒すればよい。
5 手袋の使用後は、手指の消毒の必要はない。

解答

正解は…1・2・3
1 〇
2 〇
3 〇
4 ✖ ノロウイルス感染者の嘔吐物の処理の際には、汚染した場所を次亜塩素酸ナトリウムで消毒する。
5 ✖ 手袋を使用した場合であっても、手指を消毒する必要がある。

参考

感染予防

感染とは?
病原微生物(病原体)が何らかの原因によって体内に侵入し、
定着・増殖した状態のこと

感染が成立するための条件は、以下の3つがある
・感染源
・感染経路
・感受性宿主

感染源
・医療従事者、患者、医療機器など病原体が生存可能で増殖可能な場所
・病原体の病原性と量
・排泄門戸

感染経路
・病原体により、いろいろな経路で移動する:接触感染、飛沫感染、空気感染

感染予防の3原則

1 感染源・病原体の除去
2 感染経路の遮断
3 感受性宿主への対応(抵抗力の増強など)

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ケアマネ試験 独学で合格するための保健医療分野第18回過去問-38

平成27年度(第18回) 保健医療福祉サービス分野(基礎)

問38

次の記述について適切なものはどれか。3つ選べ。

1 喀痰の吸引に必要な吸引器は、介護保険により給付される。
2 膀胱留置カテーテルを留置している場合には、
蓄尿バッグは、膀胱より低い位置に置く。
3 人工呼吸療法には、気管切開により行う場合や、
口や鼻からマスクにより行う場合などがある。
4 インスリンの自己注射を行っている場合には、
低血糖による意識レベルの変化に注意する。
5 人工透析を行っている場合には、シャント側で血圧測定を行う。

解答

正解は…2・3・4
1 ✖ 吸引器は、介護保険の給付対象とならない。
2 〇 膀胱留置カテーテルを留置している場合には、
感染予防のため、蓄尿バッグが膀胱より高い位置になって
逆流が起きないように注意が必要である。
3 〇
4 〇
5 ✖ 血圧測定はシャントと反対側で行う。

参考

単語

喀痰の吸引
膀胱留置カテーテル
蓄尿バッグ
人工呼吸療法
気管切開
インスリン
自己注射
低血糖
人工透析
シャント

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ケアマネ試験 独学で合格するための保健医療分野第18回過去問-37

平成27年度(第18回) 保健医療福祉サービス分野(基礎)

問37

難病について適切なものはどれか。 3つ選べ。

1 進行性核上麻痺では、早期から眼球運動障害や認知機能の低下が認められる。
2 脊髄小脳変性症では、運動能力を維持するリハビリテーションや
環境整備により、ADLを維持することが重要である。
3 潰瘍性大腸炎は、発症時に重症であっても、経過観察で完治する。
4 後縦靭帯骨化症では、首を強く後ろに反らすことにより症状が
悪化する場合があるので、そのような動作は避ける。
5 筋萎縮性側索硬化症(ALS)は、症状は進行性で、
数年で四肢麻痺、摂食障害、呼吸麻痺となり、
痛みなどの知覚や記憶力も失う。

解答

正解は…1・2・4
1 〇
2 〇 脊髄小脳変性症は運動失調を特徴とする疾患であり、
運動能力の維持や環境整備がADLの維持に有効である。
3 ✖ 潰瘍性大腸炎は、発症時に重症である場合には、
入院の上で貧血や栄養障害などに対する治療・管理が必要となる。
経過観察で完治するものではない。
4 〇
5 ✖ 筋萎縮性側索硬化症は、徐々に全身の筋力が萎縮し、
数年で摂食障害や呼吸障害まで進行する疾患であるが、
眼球運動や肛門括約筋、知覚や記憶力は保たれる。

参考

単語

難病
進行性核上麻痺
眼球運動障害
脊髄小脳変性症
潰瘍性大腸炎
後縦靭帯骨化症
筋萎縮性側索硬化症(ALS)
四肢麻痺
摂食障害
呼吸麻痺

難病とは?

治療が困難で、慢性的経過をたどり、本人・家族の経済的・身体的・精神的負担が大きい疾患

特定疾患とは?

「難病」の中で、症例数が少なく、原因不明で治療方法もわからず、
さらに生活していく上で長い間に渡って支障がある疾患を
「難治性疾患克服研究事業」として研究対象にしています。
その対象の130疾患を「特定疾患」と言う。

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ケアマネ試験 独学で合格するための保健医療分野第18回過去問-36

平成27年度(第18回) 保健医療福祉サービス分野(基礎)

問36

次の記述について、より適切なものはどれか。3つ選べ。

1 パーキンソン病では、安静時の振戦やあらゆる動作が乏しくなる無動、
仮面様顔貌などもみられる。
2 慢性硬膜下血腫は、血腫除去術の治療を行っても、
ほとんどもとの認知機能レベルには戻らない。
3 閉塞性動脈硬化症では、歩行時に下肢痛が出現し、
立ち止まって休んでも痛みが軽減せず持続する。
4 脊髄損傷では、痛みや温度感覚が失われることもあるため、
低温熱傷や擦過傷等に注意する。
5 帯状疱疹は、早期に治療を始めると、
帯状疱疹後神経痛などの後遺症が少なくなる。

解答

正解は…1・4・5
1 〇 パーキンソン病の特徴として、
安静時振戦、小刻み歩行、筋固縮、仮面様顔貌などがあげられる。
2 ✖ 慢性硬膜下血腫では、血腫除去術を行うと認知機能レベルはもとの状態に戻る。
3 ✖ 閉塞性動脈硬化症では、歩行時に下肢痛が出現し、
立ち止まって休むと痛みが軽減し、
また歩行できるようになる間欠性跛行が特徴である。
4 〇
5 〇 帯状疱疹は、治療が遅れることにより神経痛などの後遺症が残ることがある。

参考

単語

パーキンソン病
安静時の振戦
無動
仮面様顔貌
慢性硬膜下血腫
血腫除去術
閉塞性動脈硬化症
脊髄損傷
帯状疱疹

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