第20回ケアマネ試験の合格発表の日時と方法について

2017年10月8日(日)に実施された介護支援専門員(ケアマネ)試験の合格発表が気になりますね。合格発表は、いつ、どんな方法で行われるのか調べてみました。

合格発表の日時

平成29年11月28日(火)予定

 

現時点では、合格発表の日時は11月28日(火)の予定と書かれています。例年では、12月の初旬に行われていましたが、受験要項にもその日日付になっているので間違いなく、11月28日に合格発表(試験結果発表)が行われることでしょう。

合格発表の方法

解答速報を見たり、合格基準点予想などを見たりして、合格しているかどうかが気になる日が何日も続きます。今年は、11月28日(火)に合格発表がされる予定ですが、どのような方法で合格発表が行われるのでしょうか。

郵送

試験結果が郵送にて送られてきます。受験者全員に「合格」「不合格」を問わずに通知されます。私が受験した時は、はがきを開いてみたら「合格」と記されていました。

はがきを開くまで結果は分かりませんが、開くときにはドキドキもしました。この通知はがきは、日付指定で郵送されるため、合格発表日に手元へ届くようなっており、合格者には、実務研修の案内も同時に届きます。

WEBサイト

合格発表の当日15時頃から、試験合格者受験番号が掲載されるホームページが開設されます。私の受験地である東京都の場合について説明します。

東京都福祉ナビゲーション

公益財団法人東京都福祉保健財団

試験結果通知の特設ページなので、昨年にどんな風にみられるのか探してみましたが、ありませんでしたが、実際の合格発表の現場(大学など)と同様に、合格者の受験番号が全員分でているので、そこから自分の受験番号を探すのがドキドキものでした。私の場合は、15時ということだったので、仕事場のPCから発表のページにアクセスをしたのですが、誰もが見に来ていたのでページを開くのに時間が掛かった記憶がありますが、受験番号を見つけた時は「やった~」という気持ちになったのを思い出します。

ケアマネ試験2017年度の合格ラインを大胆予想!15点/25点

合格発表の注意点

ケアマネ試験の合格発表の方法と日時についてお伝えしましたが、各都道府県によって異なることが多くありますので、実際に受験した時の「受験要項」を確認してください。

今回お伝えしたものは、東京都の受験要項に書かれていたものなので、各自、ご自分が受験した都道府県のHPなどにも書かれていますので、確認しておきましょう。

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全国版

北海道(保健福祉部福祉局高齢者保健福祉課)

青森県(青森県高齢福祉保険課)
岩手県(いきいき岩手支援財団)
秋田県(秋田県長寿社会振興財団)
宮城県(宮城県社会福祉協議会)
山形県(山形県福祉人材センター)
福島県(福島県社会福祉協議会)

茨城県(茨城県保健福祉部長寿福祉課地域ケア推進室)
栃木県((福)とちぎ健康福祉協会事業部事業企画課)
群馬県((社福)群馬県社会福祉協議会 福祉人材課)
埼玉県(埼玉県社会福祉協議会)
千葉県(健康福祉部高齢者福祉課介護保険制度班)
東京都(公益財団法人東京都福祉保健財団 人材養成部 介護人材養成室)
神奈川県(神奈川県社会福祉協議会)

新潟県(社会福祉法人新潟県社会福祉協議会)
富山県(社会福祉法人富山県社会福祉協議会)
石川県(石川県社会福祉協議会)
福井県(健康福祉部長寿福祉課)
山梨県(山梨県社会福祉協議会)
長野県(長野県社会福祉協議会)
岐阜県(社会福祉法人岐阜県社会福祉協議会)
愛知県(愛知県社会福祉協議会)
静岡県(静岡県健康福祉部福祉長寿局介護保険課)

大阪府(一般財団法人大阪府地域福祉推進財団)
京都府(京都府社会福祉協議会)
兵庫県(兵庫県社会福祉研修所)
奈良県(奈良県社会福祉協議会)
三重県(三重県健康福祉部 長寿介護課)
滋賀県(滋賀県健康医療福祉部医療福祉推進課)
和歌山県(和歌山県福祉保健部 福祉保健政策局 長寿社会課)

鳥取県(社会福祉法人 鳥取県社会福祉協議会)
島根県(島根県健康福祉部高齢者福祉課)
岡山県(岡山県保健福祉部長寿社会課)
広島県(広島県社会福祉協議会)
山口県(かいごへるぷ やまぐち)

徳島県(徳島県長寿いきがい課)
香川県(香川県 健康福祉部 長寿社会対策課)
愛媛県(愛媛県保健福祉部長寿介護課 介護研修係)
高知県(高知県社会福祉協議会)

福岡県(公益社団法人福岡県介護支援専門員協会)
佐賀県(佐賀県社会福祉協議会)
長崎県(長崎県社会福祉協議会)
大分県(大分県社会福祉介護研修センター)
熊本県(熊本県社会福祉協議会)
宮崎県(宮崎県社会福祉協議会)
鹿児島県(保健福祉部介護福祉課)

沖縄県(沖縄県社会福祉協議会)

参考サイト
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ケアマネ試験2017年度 介護支援分野第7問「高額介護サービス費」

ケアマネ試験2017年度 介護支援分野

第7問

高額介護サービス費の支給について正しいものはどれか。
2つ選べ。
1 第1号被保険者である生活保護の被保険者は、対象とならない2 居宅要支援被保険者は、対象とならない

3 施設サービスの食費は、対象となる

4 施設サービスの居住費は、対象とならない

5 負担上限額は、所得によって異なる

正答:4,5

高額介護サービス費の支給

高額介護サービス費とは、介護保険を利用して支払った自己負担額1割(所得によっては2割)の合計が一定金額を超えたとき、超えた分のお金が戻ってくるという制度です。同月に一定の金額を超えた場合に、申請によって支給されます。

現役並み所得者に相当する方がいる世帯の方
44,400 円(世帯)

世帯のどなたかが市区町村民税を課税されている方
44,400 円(世帯)

世帯の全員が市区町村民税を課税されていない方
24,600 円(世帯)

前年の合計所得金額と公的年金収入額の合計が年間80万円以下の方等
24,600 円(世帯)
15,000 円(個人)

生活保護を受給している方等
15,000 円(個人)

終わりに

「高額介護サービス費の支給」とは異なるり、施設等での食費や居住費(滞在費)が減免される制度もあります。こちらは、所得や預貯金の額が一定以下の人は市町村から「介護保険負担限度額認定証」の交付を受けることにより受けられる制度です。

所得に応じて介護サービス費用や自己負担分の軽減制度についても、しっかりと理解する必要があります。

ケアマネ試験2017年度 試験問題全問掲載目次

ケアマネ試験2017年度 介護支援分野第6問「要介護度による費用額の違い」

ケアマネ試験2017年度 介護支援分野

第6問

要介護状態区分によって指定居宅介護支援及び指定居宅サービスに要する費用の額が異なるものはどれか。
2つ選べ。

1 居宅介護支援費

2 訪問看護費

3 通所介護費

4 訪問介護費

5 訪問入浴介護費

正答:1,3

要介護度による費用額の違い

介護給付費単位数等サービスコード表を参考にしてください。

終わりに

介護サービスを受ける際には、要介護の違いによって(要介護1~5)費用の額が同じサービスもあれば要介護度が重くなれば高くなるサービスがあります。それぞれのサービスがどのような費用体系になっているかを上記に示した単位数表で見ることができます。

この単位数表は、実際に介護サービスを運営している法人も参考にしている表になるので、しっかりと内容と違いを理解しておきましょう。

ケアマネ試験2017年度 試験問題全問掲載目次

ケアマネ試験2017年度 介護支援分野第5問「保険給付」

ケアマネ試験2017年度 介護支援分野

第5問

介護保険の保険給付について正しいものはどれか。
3つ選べ。

1 高額介護サービス費の支給は、介護給付の一つである

2 高額医療合算介護サービス費の支給は、市町村特別給付の一つである

3 特定入所者介護サービス費の支給は、介護給付の一つである

4 特例特定入所者介護サービス費の支給は、市町村特別給付の一つである

5 居宅介護サービス計画費の支給は、介護給付の一つである

正答:1,3,5

介護保険の保険給付

介護保険の給付には介護給付、予防給付、市町村特別給付の3種類があります。

(介護給付の種類)
第四十条 介護給付は、次に掲げる保険給付とする。
一 居宅介護サービス費の支給
二 特例居宅介護サービス費の支給
三 地域密着型介護サービス費の支給
四 特例地域密着型介護サービス費の支給
五 居宅介護福祉用具購入費の支給
六 居宅介護住宅改修費の支給
七 居宅介護サービス計画費の支給
八 特例居宅介護サービス計画費の支給
九 施設介護サービス費の支給
十 特例施設介護サービス費の支給
十一 高額介護サービス費の支給
十一の二 高額医療合算介護サービス費の支給
十二 特定入所者介護サービス費の支給
十三 特例特定入所者介護サービス費の支給

高額介護サービス費支給制度
公的介護保険を利用し、自己負担(1割又は2割)の合計の額が、同じ月に一定の上限を超えたとき、申請をすると「高額介護サービス費」として払い戻される制度があります。

市町村特別給付
市町村が独自に要介護・要支援者等に対して介護保険法で定められている保険給付以外に市町村の条例で定めた給付を行うものです。
・紙おむつ給付
・移送サービス
・配食サービス
・寝具乾燥サービス

終わりに

「保険給付」には、基本的に3種類あります。それぞれの保険給付の内容、対象者、支給要件などをそれぞれについて覚えておきましょう。
介護給付は?予防給付は?市町村特別給付は?

問題にもあるように、「高額介護サービス費の支給は、介護給付の一つである」というように、内容もしっかりと理解しておかなければなりません。

ケアマネ試験2017年度 試験問題全問掲載目次

ケアマネ試験2017年度 介護支援分野第4問「第2号被保険者」

ケアマネ試験2017年度 介護支援分野

第4問

介護保険の第2号被保険者について正しいものはどれか。
2つ選べ。

1 40歳に達した日に、自動的に被保険者証が交付される。

2 健康保険の被保険者である生活保護受給者は、介護保険料を支払う義務はない。

3 強制加入ではない。

4 医療保険加入者でなくなった日から、その資格を喪失する。

5 健康保険の被保険者にかかる介護保険料には、事業主負担がある。

正答:4,5

第2号被保険者

第二章 被保険者
(被保険者)
第九条 次の各号のいずれかに該当する者は、市町村又は特別区(以下単に「市町村」という。)が行う介護保険の被保険者とする。
一 市町村の区域内に住所を有する六十五歳以上の者(以下「第一号被保険者」という。)
二 市町村の区域内に住所を有する四十歳以上六十五歳未満の医療保険加入者(以下「第二号被保険者」という。)
(資格取得の時期)
第十条 前条の規定による当該市町村が行う介護保険の被保険者は、次の各号のいずれかに該当するに至った日から、その資格を取得する。
一 当該市町村の区域内に住所を有する医療保険加入者が四十歳に達したとき。
二 四十歳以上六十五歳未満の医療保険加入者又は六十五歳以上の者が当該市町村の区域内に住所を有するに至ったとき。
三 当該市町村の区域内に住所を有する四十歳以上六十五歳未満の者が医療保険加入者となったとき。
四 当該市町村の区域内に住所を有する者(医療保険加入者を除く。)が六十五歳に達したとき。
(資格喪失の時期)
第十一条 第九条の規定による当該市町村が行う介護保険の被保険者は、当該市町村の区域内に住所を有しなくなった日の翌日から、その資格を喪失する。ただし、当該市町村の区域内に住所を有しなくなった日に他の市町村の区域内に住所を有するに至ったときは、その日から、その資格を喪失する。
2 第二号被保険者は、医療保険加入者でなくなった日から、その資格を喪失する。

介護保険で対象となる特定疾病

1 がん末期(医師が一般に認められている医学的知見に基づき回復の見込みがない状態に至ったと判断したものに限る。)
2 筋萎縮性側索硬化症
3 後縦靭帯骨化症
4 骨折を伴う骨粗しょう症
5 多系統萎縮症
6 初老期における認知症(アルツハイマー病、脳血管性認知症等)
7 脊髄小脳変性症
8 脊柱管狭窄症
9 早老症(ウェルナー症候群等)
10 糖尿病性神経障害、糖尿病性腎症及び糖尿病性網膜症
11 脳血管疾患(脳出血、脳梗塞等)
12 進行性核上性麻痺、大脳皮質基底核変性症及びパーキンソン病
13 閉塞性動脈硬化症
14 関節リウマチ
15 慢性閉塞性肺疾患(肺気腫、慢性気管支炎等)
16 両側の膝関節または股関節に著しい変形を伴う変形性関節症

終わりに

「第2号被保険者」は、40歳以上64歳未満の医療保険加入者です。そこの部分をしっかりと理解して、第1号被保険者との違いを押さえておきましょう。

さらに、第2号被保険者が全員、介護保険のサービスを受けられる分けではないこと、それが特定疾病に起因するということも、さらには、16の特定疾病の病名も覚えておきましょう。

ケアマネ試験2017年度 試験問題全問掲載目次

ケアマネ試験2017年度 介護支援分野第3問「介護保険制度の改正内容」

ケアマネ試験2017年度 介護支援分野

第3問

2014(平成26)年の介護保険制度の改正内容として正しいものはどれか。
3つ選べ。

1 指定介護老人福祉施設には、要介護1及び2の被保険者は全て入所できなくなた。

2 地域ケア会議の設置が、市町村の努力義務として法定化された。

3 訪問介護及び通所介護は、予防給付にかかる介護予防サービス費の対象から除外された。

4 第1号介護予防支援事業に係る介護予防ケアマネジメントの利用者負担が、1割または2割とされた。

5 地域支援事業として生活支援コーディネーター(地域支え合い推進員)が配置されることとなった。

正答:2.3.5

平成27年度介護保険法改正の概要

(1)在宅医療・介護連携の推進などの地域支援事業の充実とあわせ、予防給付(介護予防訪問介護、介護予防通所介護)を地域支援事業に移行し、多様化

1)在宅医療・介護連携の推進(2017〔平成29〕年度末までに全市町村で実施)
2)認知症施策の推進(2017〔平成29〕年度末までに全市町村で実施)
3)生活支援・介護予防サービスの充実(2017〔平成29〕年度末までに全市町村で実施)
4)新しい介護予防・日常生活支援総合事業(総合事業)について

(2)特別養護老人ホーム(介護老人福祉施設)について、在宅での生活が困難な中重度の要介護者を支える機能に重点化
(3)低所得者の保険料軽減を拡充
(4)一定以上の所得のある利用者の自己負担を2割へ引上げ
(5)低所得の施設利用者の食費・居住費を補填する補足給付の要件に資産などを追加
(6)その他の改正事項
・地域ケア会議の推進
・サービス付き高齢者向け住宅の住所地特例適用
・地域密着型通所介護の創設
・居宅介護支援事業所の指定権限の市町村への委譲

終わりに

「保険給付」については、2000年の介護保険創設以降、サービスの種類も増えているので、保険給付されるサービスはどんどんと増えています。さらに、地域密着型サービスの創設により、さらに細分化されたのと同時に種類が増えています。

それらについて、すべて理解しておかないといけません。上に、介護保険法第40条を示しておきましたのでしっかりと介護サービスの種類と保険給付のないようについても理解しておきましょう。

ケアマネ試験2017年度 試験問題全問掲載目次

ケアマネ試験2017年度 介護支援分野第2問「保険給付」

ケアマネ試験2017年度 介護支援分野

第2問

介護保険の保険給付について正しいものはどれか。
2つ選べ

1 制度創設後12年間で、年度別給付費の額は第1号被保険者数の伸びと同じ率で増加している。

2 制度創設以降、介護給付の種類は変更されていない。

3 第1号被保険者一人当たり給付費の額には、都道府県によって差が生じている。

4 要介護認定を受けているすべての被保険者は、保険給付を受けている。

5 制度改正により、保険給付から地域支援事業に移行したサービスがある。

正答:3,5

介護給付の種類

第三節 介護給付
(介護給付の種類)
第四十条 介護給付は、次に掲げる保険給付とする。
一 居宅介護サービス費の支給
二 特例居宅介護サービス費の支給
三 地域密着型介護サービス費の支給
四 特例地域密着型介護サービス費の支給
五 居宅介護福祉用具購入費の支給
六 居宅介護住宅改修費の支給
七 居宅介護サービス計画費の支給
八 特例居宅介護サービス計画費の支給
九 施設介護サービス費の支給
十 特例施設介護サービス費の支給
十一 高額介護サービス費の支給
十一の二 高額医療合算介護サービス費の支給
十二 特定入所者介護サービス費の支給
十三 特例特定入所者介護サービス費の支給

終わりに

「保険給付」については、2000年の介護保険創設以降、サービスの種類も増えているので、保険給付されるサービスはどんどんと増えています。さらに、地域密着型サービスの創設により、さらに細分化されたのと同時に種類が増えています。

それらについて、すべて理解しておかないといけません。上に、介護保険法第40条を示しておきましたのでしっかりと介護サービスの種類と保険給付のないようについても理解しておきましょう。

ケアマネ試験2017年度 試験問題全問掲載目次

ケアマネ試験2017年度 介護支援分野第1問「国民の努力及び義務」

ケアマネ試験2017年度 介護支援分野

第1問

「国民の努力及び義務」として介護保険法第4条に規定されているものはどれか。
3つ選べ。

1 常に健康の保持増進に努める。

2 自立した日常生活の実現に努める。

3 その有する能力の維持向上に努める。

4 地域における互助に資する自発的行動への参加に努める。

5 介護保険事業に要する費用を公平に負担する。

正答:1,3,5

介護保険法第4条

1項:国民は、自ら要介護状態となることを予防するため、加齢に伴って生ずる心身の変化を自覚して常に健康の保持増進に努めるとともに、要介護状態となった場合においても、進んでリハビリテーションその他の適切な保健医療サービス及び福祉サービスを利用することにより、その有する能力の維持向上に努めるものとする。

2項:国民は、共同連帯の理念に基づき、介護保険事業に要する費用を公平に負担するものとする。

終わりに

「国民の努力及び義務」というキーワードで検索してみると、介護保険法第4条が第1番目に検索表示されました。と言うことは、その他の法律などにはあまり明記されていないキーワードなのでしょうね。

この問題は介護保険法からの出題になっていますが、試験の基本となるのは「介護保険法」ですので、条文もしっかりと読んで理解することも大事な合格するための対策の一つです。

介護福祉士 「認知症の理解」独学で一発合格勉強方法第30回(H29年度)過去問77~86無料解説

介護福祉士 一発合格独学勉強方法「認知症の理解」

独学で一発合格する方法

「認知症の理解」は、様々な認知症の症状をそれぞれ理解することが必要になります。アルツハイマー型認知症や脳血管性認知症、ピック病などをそれぞれの特徴についてまとめておくこととそれらをしっかりと覚えておく必要があります。

介護現場でお仕事をしている人は、認知症のご利用者の人を想像して、どんな症状がでるのか、どんな対応をしているのかなどを連想づければ理解しやすくなります。

「認知症の理解」は、全10問でここは少し難しい部分であるとは思いますが、介護ではとても大切な部分になりますので、ここで点数を稼げるように勉強し、理解しておきましょう。

「認知症の理解」については、

「認知症を取り巻く状況」
「医学的側面から見た認知症の基礎」
「認知症に伴うこころとからだの変化と日常生活」
「連携と協働」
「家族への支援」より10問出題されます。

出題基準

1:認知症を取り巻く状況
1)認知症ケアの歴史
2)認知症ケアの理念
3)認知症高齢者の現状と今後
4)認知症に関する行政の方針と施策
2:医学的側面から見た認知症の基礎
1)認知症による障害
2)認知症と間違えられやすい症状
3)認知症の原因となる主な病気の症状の特徴
4)若年性認知症
5)病院で行なわれる検査、治療の実際
3:認知症に伴うこころとからだの変化と日常生活
1)認知症の人の特徴的な心理・行動→
2)認知症に伴う機能の変化と日常生活への影響
4:連携と協働
1)地域におけるサポート体制
2)チームアプローチ→○ 多職種協働の継続的ケア
5:家族への支援

問題77

認知症(dementia)の人への基本的な関わりとして,最も適切なものを 1 つ 選びなさい。

1 いすから立ち上がろうとする人に,「座っていてください」と言う。

2 トイレで排 はいせつ 泄したいと言う人に,「今のおむつは機能が良いので,おむつの中に してもすっきりします」と言う。

3 息子の居場所を心配する人に,「息子さんは会社で働いていますから,安心して ください」と言う。

4 家に帰りたいと言う人に,「施設で楽しく過ごしましょう」と言う。

5 自分は何もわからなくなってしまったと悲しむ人に,「認知症(dementia)になっ た人は,皆さん同じです」と言う。

正答:3

問題78 

初期のアルツハイマー型認知症(dementia of the Alzheimerʼs type)にお ける認知機能障害の特徴として,適切なものを 1 つ選びなさい。

1 時間に関する見当識障害は認められない。

2 エピソード記憶が障害される。

3 手続き記憶が障害される。

4 記憶障害の進行は急速に進む。

5 若い頃のことを忘れてしまう。

正答:2

問題79

前頭側頭型認知症(frontotemporal dementia)の特徴として,適切なもの を 1 つ選びなさい。

1 物忘れの自覚

2 幻視

3 抑うつ

4 急速な進行

5 常同行動

正答:5

問題80

Cさん(70 歳,女性)は息子(35 歳)と二人暮らしをしている。息子の話に よると, 1 年前から時々夜中に,「知らない人が窓のそばに立っている」などと言う ことがある。また,ここ 3 か月で歩くのが遅くなり,歩幅が狭くなった。家事は続 けているが,最近探し物が目立ち,料理の作り方がわからないことがある。病院で 検査を受けたが,頭部MRIでは脳伷塞(cerebral infarction)や脳出血(cerebral hemorrhage)の指摘はなかった。 Cさんの状況から,最も可能性の高いものを 1 つ選びなさい。

1 正常圧水頭症(normal pressure hydrocephalus)

2 レビー小体型認知症(dementia with Lewy bodies)

3 慢性硬膜下血腫(chronic subdural hematoma)

4 血管性認知症(vascular dem )

5 うつ病(depression)

正答:2

問題81

認知機能の評価に関する次の記述のうち,適切なものを 1 つ選びなさい。

1 長谷川式認知症スケールで認知症(dementia)の診断が可能である。

2 FAST(Functional Assessment Staging)は,血管性認知症(vascular dementia) の重症度判定に用いる。

3 IADL(Instrumental Activities of Daily Living:手段的日常生活動作)のアセ スメント(assessment)は,軽度の認知症(dementia)において有用である。

4 MMSE(Mini-Mental State Examination)は,日常生活の行動観察から知能を 評価する検査である。

5 言語機能が障害されると,認知症(dementia)の重症度評価はできなくなる。

正答:3

問題 82

血管性認知症(vascular dementia)の危険因子として,最も適切なものを1 つ選びなさい。

1 認知症(dementia)の家族歴

2 甲状腺機能低下症(hypothyroidism)

3 頭部外傷の既往

4 メタボリックシンドローム(metabolic syndrome)

5 ダウン症候群(Downʼs syndrome)

正答:4

問題 83

認知症(dementia)の人への日常生活上の支援に関する次の記述のうち, 最も適切なものを 1 つ選びなさい。

1 次に何をすればよいか判断できない人には,ヒントを伝えて一人で考えてもらう。

2 通所介護(デイサービス)を利用する曜日がわからない人には,施設への入所を勧 める。

3 自分が今どこにいるのかわからない人には,そのたびに場所を伝える。

4 着衣失行のある人には,着脱のたびに介護福祉職が代わりに行う。

5 数分前の出来事を思い出せない人には,昔の思い出を聞かないようにする。

正答:3

問題 84

在職中に若年性認知症(dementia with early onset)になった人の家族に関 する次の記述のうち,最も適切なものを 1 つ選びなさい。

1 子ども世代に与える心理的な影響が大きい。

2 子どもが若年性認知症(dementia with early onset)になる可能性が高い。

3 身体的機能に問題が認められないので,家族の介護負担は少ない。

4 家族の気づきによって早期発見されることが多い。

5 本人への病名の告知は家族が行う。

正答:1

問題 85

Dさん(75 歳,男性)は,介護福祉職のEさんの近所に 3 年前に引っ越し てきた。Dさんは引っ越してきた時から一人暮らしである。最近,Dさんは,「米 が盗まれてしまって,夕飯が作れなくて困っている。米を貸してほしい」と,夕方, Eさんの家をたびたび訪ねるようになった。Dさんの家族は海外赴任中の息子家族 だけだと,以前Dさんから話を聞いたことがある。Eさんは息子と一度も会ったこ とはない。 EさんがDさんについて相談する機関として,最も適切なものを 1 つ選びなさい。

1 福祉事務所

2 地域活動支援センター

3 居宅介護支援事業所

4 認知症疾患医療センター

5 地域包括支援センター

正答:5

問題 86

認知症(dementia)の利用者Fさんは,施設外へ出て行って一人で帰れな いことを繰り返している。Fさんへの予防的対応として,最も適切なものを 1 つ選 びなさい。

1 Fさんが出て行こうとするたびに,制止する。

2 Fさんの視線の高さに合わせて,出入口に「通行止め」と書いた札を貼る。

3 Fさんに「ここがあなたの家です」と,繰り返し説明する。

4 Fさんと一緒にスタッフも出かけて,戻るように指示する。

5 Fさんの日常の様子を観察した上で,出て行く理由や目的を検討する。

正答:5

終わりに

「認知症の理解」は、過去問を繰り返し解き、さらにご利用者像と連想づけることで理解しやすいです。そして、過去問から広げて、深めて認知症の状態像を理解しましょう。それぞれの特徴の部分をしっかりと抑えて、さらには対応方法や家族への支援の方法名でも覚えておきましょう。

試験日までまだ日数がありますので、仕事をしながらご利用者様などと照らし合わせて理解すると脳に定着する知識になりますので、是非頑張ってくださいね。

第30回(平成29年)介護福祉士合格のための受験対策はこれだけ!

前回(第29回)の試験から、医療的ケアの分野の問題が5問増えました。

第29回 医療的ケア(問題)

第30回(平成29年)介護福祉士合格のための受験対策

介護福祉士国家試験(筆記試験)科目

第30回(平成29年)介護福祉士国家試験は、平成30年1月28日(日)に実施されます。介護福祉士国家試験の合格するためには、まず、相手を知る必要があります。

介護福祉士国家試験の科目概要

・人間の尊厳と自立:2問
・人間関係とコミュニケーション:2問
・社会の理解:12問
・介護の基本:10問
・コミュニケーション技術:8問
・生活支援技術:26問
・介護過程:8問
・発達と老化の理解:8問
・認知症の理解:10問
・障害の理解:10問
・こころとからだのしくみ:12問
・医療的ケア:5問
・総合問題:12問

介護福祉士国家試験の合格基準

次の2つの条件を満たした者を筆記試験の合格者とする。
ア 総得点125点に対し、総得点の60%程度を基準とし、問題の難易度で補正した。
イ アを満たした者のうち、以下の「11科目群」すべてにおいて得点があった者。
①人間の尊厳と自立、介護の基本
②人間関係とコミュニケーション、コミュニケーション技術
③社会の理解
④生活支援技術
⑤介護過程
⑥発達と老化の理解
⑦認知症の理解
⑧障害の理解
⑨こころとからだのしくみ
⑩医療的ケア
⑪総合問題

簡単に言えば、各科目群で0点を取らないで、125問中60%(75点、ただし補正あり)以上を取れば、介護福祉士の筆記試験に合格できるということです。

終わりに

第30回(平成29年)介護福祉士合格のための受験対策の概要について書いてきました。詳細については、それぞれの科目ごとの記事ページを参考にしてください。

このサイトが介護福祉士の筆記試験に合格したいあなたにとっての有益なものであるようにと思います。