ケアマネ試験 出題範囲新科目「介護医療院」と削除科目について

ケアマネ試験の出題範囲が変更になることが決まった。

平成30年に新たに新設された「介護医療院」が試験範囲に加わりました。

一方、今まで試験範囲となっていた「介護予防訪問介護方法論」と「介護予防通所介護方法論」は削除された。

介護医療院とは?

介護医療院とは、長期的な医療と介護のニーズを併せ持つ高齢者を対象とし、「日常的な医学管理」や「看取りやターミナルケア」等の医療機能と「生活施設」としての機能とを兼ね備えた施設です。

内容としては、以前にあった「介護療養型医療施設」に似ている部分もあるようですが、新制度の下「介護医療院」として新たに加えられました。

介護医療院の概要

(定義)(介護保険法第8条第29項)
介護医療院とは、要介護者であって、主として長期にわたり療養が必要である者に対し、施設サービス計画に基づいて、療養上の管理、看護、医学的管理の下における介護及び機能訓練その他必要な医療並びに日常生活上の世話を行うことを目的とする施設。

(基本方針)
第二条 介護医療院は、長期にわたり療養が必要である者に対し、施設サービス計画に基づいて、療養上の管理、看護、医学的管理の下における介護及び機能訓練その他必要な医療並びに日常生活上の世話を行うことにより、その者がその有する能力に応じ自立した日常生活を営むことができるようにするものでなければならない。

介護医療院のイメージ

基本的性格:要介護高齢者の⻑期療養・⽣活施設
設置根拠:介護保険法

介護医療院のⅠ型とⅡ型のサービス

Ⅰ型:重篤な身体疾患を有する者及び身体合併症を有する認知症高齢者 等
Ⅱ型:上記と比べて、容体は比較的安定した者(⽼健施設相当以上)

介護医療院の人員配置

Ⅰ型:医師 48対1(3人以上)、看護6対1、看護6対1
Ⅱ型:医師 100対1、看護3対1、看護 3対1

介護医療院の施設設備

療養室については、定員4名以下、床面積を8.0㎡/人以上
療養室以外の設備基準については、診察室、処置室、機能訓練室、臨床検査設備、エックス線装置等を求めることとする。

終わりに

今回は、ケアマネ試験の出題範囲に新たに加わった「介護医療院」についてちょっとだけ詳しくお伝えしました。

今まで、介護療養型医療施設が無くなるということは勉強したと思いますが、平成30年から「介護医療院」ができたということはしっかりと覚えておきましょう。

さらに、今回から「介護予防系の訪問介護・通所介護」が出題範囲から外れることになりました。今年の10月にケアマネ試験を受ける人はしっかりと勉強をする必要があります。
ぜひ、このサイトを活用して合格するために役立ててくださいね。

なお18年度の試験から、受験対象者は「国家資格を持ち、その業務に一定期間取り組んだ人」など、新たな要件を満たす人に限定される。
新たな要件は、医師や薬剤師、看護師、理学療法士、介護福祉士などの国家資格保有者のほか、▽生活相談員支援相談員相談支援専門員主任相談支援員―の業務に通算で5年以上従事した人となっている。

 

国家資格を取得して相談援助業務に5年以上就いていないと、受験資格が得られません。とてもハードルが高くなりましたが、それもいいことでしょうね。

ケアマネ・介護福祉士試験にでる「高齢者介護保険料動向」について

超高齢化が進んで行く中で、介護保険料の負担も大きくなってくる。
その中で、厚生労働が「高齢者介護保険料動向」を公表しました。

このような厚生労働省から公表されるものは、ケアマネ・介護福祉士の試験によく出題されます。
そこで、今回は、「高齢者介護保険料動向」について、みていきたいと思います。

介護保険料の今後

上にも述べましたが、今後超高齢化のなかで、必要とする介護予算を捻出するために、厚生労働省は21日、今年度から2020年度までの第7期の計画期間に65歳以上の高齢者が支払う介護保険料について、全国1571の保険者の動向をまとめて公表した。

介護保険料の全国平均

全国平均は月額5869円。
前期(第6期)は、5514円。355円(6.4%)増。

これは全国平均の数字だが、保険者によってはプール金(基金準備金)を取り崩して、保険料額を抑えた自治体もあるようだ。

介護保険料の全国平均の推移

介護保険料の見直しは、3年に1度行われる。
市町村が策定する「介護保険事業計画」に基いて見直される。
向こう3年間に見込まれる利用者数、サービス提供量、給付費などから設定される。

第1期 2911円
第2期 3293円
第3期 4090円
第4期 4160円
第5期 4972円
第6期 5514円
第7期 5869円

介護保険料の全国保険料格差

今回の公表の内容をみると、介護保険料の全国の保険料には格差があります。

最も高かった保険者(自治体)は、福島県の葛尾村で9800円。
最低は北海道の音威子府村の3000円。
その格差は6800円に至っている。

また、介護保険料の金額の分布をみると、
最も多いのは5000円台。
続いて、6000円台、4000円台となる。

7000円を超えたのは38保険者。
8000円を超えたのは9保険者だった。

このように地域の特異性により、全国各地での介護保険料の格差が出ている。
地方の自治体では、高齢化率が高くなり、介護給付(社会保険料含む)が突出している。

話は変わるが、子供の手当などが厚い自治体に引っ越しをするという親御さんの話題もある。
自治体によって、子供への親御さん負担を軽減し、人口流入を招いているという施策もある。

しかし、高齢者はそう簡単に引っ越すことはできない。
住み慣れた場所(自治体)で住み続けるために、他の自治体よりも高い保険料を払わなければならない。
心身ともに健康な高齢者は、保険料給付を受けていないのに、介護保険料だけ高くなっている。
不平不満はないのだろうか。ないわけなはい。

終わりに

今回の内容をもとにケアマネ・介護福祉士試験に出題されるであろう設問は次の通りだ。

Q.介護保険料は、全国一律である。
A.✖

Q.介護保険料は、3年に一度の見直しで上がっている。
A.〇

Q.介護保険料は、市町村が策定する「介護保険事業計画」に基いて決められる。
A.〇

(出典:http://www.care-mane.com/news/9406?CID=&TCD=0&CP=1&code=pc0523

介護医療院って何?2018年度の介護報酬改定で創設

2018(平成30)年4月、介護報酬の改訂が行われました。
今回は、介護医療院にスポットを当て、改定内容をご紹介します。

介護医療院

元々、介護保険法では3つの施設が設定されていました。

介護福祉施設(特養)、介護保健施設(老健)、介護療養型医療施設(療養型)だった。

この介護療養型医療施設を廃止するという議論が2006年以降続けられていました。

やっとのことで生まれた新しい施設が、介護医療院です。

 
介護医療院とは、住まいと生活を医療が下支えする新しいモデルだそうだ。
地域連携ということも言われ続けていますが・・・。

2018年度の介護報酬改定 4月から変更される基準の詳細

2018(平成30)年4月、介護報酬の改訂が行われました。
今回は、居宅介護支援にスポットを当て、改定内容をご紹介します。

居宅介護支援に関する主な変更点

居宅介護支援に関する主な変更点

(1)利用者について意見を求めた主治医にケアプランを交付することを義務付けることなどを盛り込んだ「医療と介護の連携の強化」。

(2)サービス担当者会議の招集の省略など、プロセスの簡素化を主眼とした「末期がんの利用者に対するケアマネジメント」。

(3)居宅介護支援事業所の管理者を主任ケアマネに限定。ただし3年の経過措置を設ける。

(4)ケアプランにサービスを位置付ける時、複数の事業所の紹介を求めることができることを利用者に伝えなければならない。

(5)通常のケアプランとかけ離れた回数の生活援助を位置付ける場合、ケアプランの市区町村への届け出を義務とする。

(6) 障害福祉制度の相談支援専門員との密接な連携。

【介護保険最新情報vol.617】

終わりに

今回、2018年には様々なサービスでの介護報酬の改訂がなされました。

法改正年には、試験問題にも出題されるケースが多いもので、

それらを確実に覚えることで、得点を確保することができます。

今回は、このような形での記事になりますが、

試験に向けて、今後アップしていきますのでご期待ください。