私がケアマネ試験の勉強をしたのは、もう8年も前のことになりますが、勉強のスケジュールを立てる時には必ず、ゴール(試験日)から「あと何日」ということをしっかりと頭に入れて勉強するようにしました。
一発合格を目指しての独学での勉強で、一人よがりになってしまわないように、勉強している机の目の前に「あと何日」とよく見える場所に貼り、自分を鼓舞していました。
目次
私の勉強スケジュール
月 | 介 護 支 援 分 野 | 保健医療サービス分野 | 福祉サービス分野 |
7月上旬 | インプット学習 | ||
7月下旬 | インプット学習 | ||
8月上旬 | インプット学習 | ||
8月下旬 | インプット学習 | ||
9月上旬 | インプット学習 | ||
9月下旬 | アウトプット学習 | アウトプット学習 | アウトプット学習 |
10月上旬 | 総まとめ | 総まとめ | 総まとめ |
介護支援分野
もう、勉強しました。
保健医療サービス分野
今日は、認知症の特徴と病態について、勉強します。
認知症にはいくつかの種類があります。原因はその種類によりさまざまですが、多くはアルツハイマー型やレビー小体型などのように、異常な蛋白質の産生や蓄積により脳細胞が死滅し、障害が起こることに起因しています。
<認知症の特徴>
1 アルツハイマー型認知症
主な症状は記憶障害です。主にエピソード記憶の障害が中心で、近時記憶の障害が著しい。
見当識障害、注意障害、実行機能障害、失認、失行など
2 血管性認知症
脳梗塞や脳出血などが原因で起こる認知症です。
意欲・自発性の低下(アパシー)やうつ状態が引き起こされる。
3 レビー小体型認知症
レム睡眠行動障害、うつ、嗅覚低下、幻視、パーキンソン症状
4 前頭側頭型認知症
反社会的な衝動的行動が特徴。
<若年性認知症>
65歳未満で発症する認知症(全体の1%)。
高齢で発症する認知症に比べて、進行が速い。
<MCI(軽度認知障害)>
最近、マスメディアで取り上げられるようになったMCI(軽度認知障害)。
通常の認知症とは区別される。
健常者と認知症の中間にあたる(グレーゾーン)。
MCI5つの定義
1.記憶障害の訴えが本人または家族から認められている
2.日常生活動作は正常
3.全般的な認知機能は正常
4.年齢や教育レベルの影響のみでは説明できない記憶障害が存在する
5.認知症ではない
認知症とその予備軍とされるMCIの人口は862万人存在すると発表。
(65才以上の高齢者の4人に1人が認知症、あるいはその予備軍)
福祉サービス分野
まだ、勉強しません。
終わりに
今日は、保健医療サービス分野の「認知症の特徴と病態」について勉強しました。保健医療サービス分野は、なかなか過去問対策だけでは足りないという現状があります。そのためには、看護師の国家試験の問題を勉強することをお勧めします。
認知症の特徴と病態については、それぞれの原因と病態はしっかりと理解しなければなりません。最近では、MCI(軽度認知障害)というものが注目されるようになり、試験でも頻出問題となってきました。それぞれに理解を深めておきましょう。これらは、そのまま覚えるしかありませんので、しっかりと覚えておきましょう。
訪問リハビリテーション ユーチューブ解説動画をノートにまとめてみたら分かりやすい!
“ケアマネ試験2019年~認知症の特徴と病態~独学で一発合格” への1件の返信