
目次
1 出題形式等
筆記試験の出題形式は五肢択一を基本とする多肢選択形式とし、問題に図表等を用いることがある。
出題数は125問、総試験時間数は220分とする。
2 「総合問題」
4領域(人間と社会、介護、こころとからだのしくみ、医療的ケア)の知識及び技術を横断的に問う問題を、事例形式で出題する。
3 各領域の出題予定数
1 人間と社会 人間の尊厳と自立 人間関係とコミュニケーション 社会の理解 | 16問 |
2 介護 介護の基本 コミュニケーション技術 生活支援技術 介護過程 | 52問 |
3 こころとからだのしくみ 発達と老化の理解 認知症の理解 障害の理解 こころとからだのしくみ | 40問 |
4 医療的ケア 医療的ケア | 5問 |
5 総合問題 | 12問 |
介護福祉士国家試験 試験科目別出題基準
認知症の理解
中項目 | 小項目 |
認知症ケアの歴史 | |
認知症ケアの理念 | |
認知症高齢者の現状と今後 | 認知症高齢者の数の推移、その他 |
認知症に関する行政の方針と施策 | 認知症高齢者支援対策の概要(相談対策の整備、在宅対策、施設対策、権利擁護対策、地域密着型サービス、その他) |
認知症による障害 | 記憶障害 見当識障害 失語、失行、失認、その他 |
認知症と間違えられやすい症状 | うつ病 せん妄 |
認知症の原因となる主な病気の症状の特徴 | アルツハイマー型認知症 血管性認知症 レビー小体型認知症 前頭側頭型認知症 クロイツフェルト・ヤコブ病 その他(慢性硬膜下血腫等) |
若年性認知症 | |
病院で行なわれる検査、治療の実際 | 検査 治療 予防 |
認知症の人の特徴的な心理・行動 | 認知症が及ぼす心理的影響 認知症の人の特徴的な行動障害 周辺症状の背景にある、認知症のある人の特徴的なこころの理解(混乱、不安、怯え、孤独感、怒り、悲しみ、その他) |
認知症に伴う機能の変化と日常生活への影響 | 認知症の人の特性を踏まえたアセスメント(保たれている能力と低下している能力の把握、家族との関係の把握、その他) 環境変化が認知症の人に与える影響(なじみの人間関係、居住環境、その他) その他 |
地域におけるサポート体制 | 地域包括支援センターの役割・機能 コミュニティ、地域連携、まちづくり ボランティアや認知症サポーターの役割・機能 |
チームアプローチ | 多職種協働の継続的ケア |
家族への支援 | 家族の認知症の受容の過程での援助 家族の介護力の評価 家族のレスパイト その他 |
“介護福祉士 「認知症の理解」出題基準及び合格基準を知っていますか?第32回(2019年度)” への1件の返信