ケアマネ試験2021年一発合格ノート「高齢者に多い疾患/神経内科とは?」

高齢者に多くみられる疾患

神経内科

脳血管障害

動脈硬化性血管障害による、脳内出血、脳血栓。
心臓由来の血栓が脳に飛んで詰まる、脳塞栓。
脳動脈瘤の破裂による、くも膜下出血。

脳内出血、脳血栓の原因
・脳の動脈硬化によって生じる
・脳の動脈硬化の危険因子=高血圧、糖尿病、脂質異常症、肥満
・脳塞栓は、動脈硬化に加えて加齢が大きな危険因子となる。

脳塞栓の原因
・心臓に作られた血栓が脳に飛ぶことが最も多い原因
・心臓に形成された血栓が、深部お細動によって壁からはがれて
脳塞栓を生じる。

くも膜下出血の原因
・脳動脈の壁が薄く弱くなって、その部分が膨らんで瘤を作り
これが破れて脳の表面とそれを覆うくも膜の間に血液が拡がる疾患。
・動脈瘤の原因は不明。
・高齢になると増加する。
・昼間、活動時に多く発症する。

脳内出血の症状
運動麻痺、感覚障害、運動失調、呼吸中枢障害、
言語・記憶・認知・判断などの高次脳機能障害など。

脳血栓の症状
安静時に血圧が低下した時に生じやすい。
朝目覚めた時に発症に気づく。

小脳を冒すと、運動失調
脳幹を冒すと、外眼筋麻痺による複視、言語障害、嚥下障害
大脳皮質や皮質下の白質を冒すと、失語、失認、失行、半側空間無視

脳塞栓の症状
数分以内に症状が完成する。
脳の局所症状に加えて、脳圧亢進症状が出現し、回復も困難。

くも膜下出血の症状
突発性の激しい頭痛が特徴。
嘔気、嘔吐を伴う。
患者の半数で、意識障害を伴う。
脳の局所症状は、目立たない。

パーキンソン病

パーキンソン病は、脳の黒質の神経細胞が変性、消失することにより生じる。

パーキンソン病の4大症状
1 身体の震え(振戦)
2 筋の硬さ(固縮)
3 動作の遅さ、拙劣(無動)
4 姿勢・歩行障害

パーキンソン病の特徴
50~60歳代で発症し、徐々に進行する。
10~20年の経過で自立困難となる。
治療は、薬物療法が基本。

初発症状の60~70%は、振戦である。
安静時振戦が特徴で、動作をすると震えが止まる。

初老期に安静時振戦が一側に発現した場合は、80%以上がパーキンソン病。
平衡感覚が侵されるため、つまずき、転倒しやすくなる。

パーキンソン病の治療
ドーパミン神経伝達を改善させる種々の薬物を用いる。
最も有効なのは、L-ドーパ。

パーキンソン病は、「特定疾患治療研究事業」の対象疾患である。
重症度が、Hoehn&YahnのステージⅢ以上、かつ、
生活機能症度がⅡ、Ⅲ度でないと、認定の対象とならない。

パーキンソン病は、介護保険法のて「特定疾病」である。
進行性核上性麻痺および大脳皮質基底核変性症とともに、
パーキンソン病関連疾患として、「特定疾病」でもある。

てんかん

てんかんとは?

大脳に異常な電気的興奮が生じ、意識を消失して、
全身または身体の一部がけいれんする発作が数十秒から1分続いて起こる。

高齢者のてんかんの原因は、主に脳血管障害か頭部外傷の後遺症である。

てんかんの治療
抗てんかん薬を用いる。
高齢者では、腎機能障害により薬の血中濃度が上昇して副作用を生じやすい。

硬膜下血腫

硬膜下血腫とは?

頭部外傷後に、頭蓋骨の下で大脳を覆う硬膜と脳の表面のくも膜との間に徐々に血液が溜まって脳を圧迫し、意識障害や頭痛などを生じる。

硬膜下血腫の病因

頭部外傷の後遺症で、小さな静脈からの出血により徐々に脳を圧迫して、受傷後約1か月で症状が現れる慢性硬膜下血腫が重要。
高齢者では、転倒による頭部打撲によることが多い。
外傷歴が明らかでない場合もある。
男性に多い。

硬膜下血腫の症状

頭蓋内圧亢進症状(頭痛、意識障害など)、歩行不安定、片側の運動麻痺。
記憶や判断力の低下など認知機能障害。

硬膜下血腫の治療

手術による血腫を除去する。
診断が遅れて認知機能障害が進めば、その完全な回復は難しい。

高次脳機能障害

高次脳機能障害とは?

言語、記憶、認知、判断、行動、情緒、人格など、大脳が司る高次の神経・精神機能。
80歳を過ぎると、特別の病気がなくても高次脳機能は衰える。

大脳の一部を障害する病気では、失語、失行、失認など、特殊な高次脳機能障害が現れる。
高次脳機能障害の症候・診断

次の症状が認知症を伴わないで目立つ場合は、大脳の局所の障害が疑われる。

1 失語
2 失行
3 失認
4 見当識障害
5 地誌的障害
6 半側空間無視

高次脳機能障害の治療

原因疾患の治療をまず行う。
個々の高次脳機能については、定められた方法で訓練を行う。

筋萎縮性側索硬化症(ALS)

筋萎縮性側索硬化症(ALS)とは?

徐々に全身の骨格筋が委縮して、四肢の筋力低下による、運土や歩行などの生活機能低下、嚥下障害、言語障害などを生じる。

症状は進行性で、数年で四肢麻痺、摂食障害、呼吸困難により自立が困難になる。

筋萎縮性側索硬化症(ALS)の原因は、不明。
症状はけいれん。
5~10%の症例は、家族性で遺伝子異常が明らかな場合もある。

筋萎縮性側索硬化症(ALS)の症状

筋委縮と筋が自然にピクピク動く線維束性収縮、筋力低下を生じる。
障害は、いずれ全身に拡がる。
球麻痺が特徴。
眼球運動や肛門括約筋、知能や意識は、末期までよく保たれる。

シャイ・ドレガー症候群

シャイ・ドレガー症候群は、成人に発症し、起立性低血圧、排尿障害などの自律神経障害が初期から目だち、これに小脳症状やパーキンソン病様症状が加わり、徐々に進行し、数年で自立困難となる。
男性より女性が多い。

治療は、自律神経症状に対して、症状に応じた各種の薬物療法を行う。

睡眠時に舌根沈下による激しいいびきや無呼吸を生じ、まれに急死の原因となることがある。

ピック病

ピック病とは?

アルツハイマー病と対比される。
認知症を主症状とする大脳皮質の変性疾患。
初老期認知症の一型で、40~60歳代で発症する。
介護保険における「特定疾病」。

ピック病の原因は不明

ピック病の症状は、アルツハイマー病と同様に認知症が進行するが、
ピック病では、人格障害が目立つ。
(反社会的な衝動的行動、なげやりな態度、人を馬鹿にした態度など)

ピック病は特徴的な症状を呈する認知症があり、
側脳質の著しい拡大を伴う前頭・側頭葉委縮があれば確実。

クロイスフェルト・ヤコブ病(CID)

クロイスフェルト・ヤコブ病(CID)とは?

異常なプリオン蛋白が脳に蓄積して神経細胞が変性し、認知症、けいれん、意識障害が急速に進行して、1~2年の経過で死亡する。
50~70歳代に発病する稀な病気。

脳は破壊されて海綿状態を呈し、神経細胞も変性し消失する。

病気を治癒させる有効な治療法はない。
「特定疾患治療研究事業」の対象疾患。

脊髄小脳変性症

脊髄小脳変性症とは?

運動失調を主症状とする原因不明の神経変性疾患。
「特定疾患治療研究事業」の対象疾患であり、介護保険法の「特定疾病」。

脊髄小脳変性症の病状

言葉のろれつが回らない、上肢運動が拙劣になる。
失行性歩行が特徴。
治療は、運動療法が主体。

多発性硬化症

多発性硬化症とは?

脳や脊髄を侵す脱髄疾患であり、空間的、時間的な多様性で特徴づけられる。
多彩な症状が出没する。
「特定疾患治療研究事業」の対象疾患。

多発性硬化症の病因

自己免疫による脱髄が原因と考えられる。
発病や再発を誘因として、感染症、過労、ストレス、出産などがある。
女性に多い。

多発性硬化症の症状

わが国では、視神経と脊髄が侵される型が多く、視力低下、四肢の運動麻痺、歩行障害、排尿障害、感覚障害を呈する。

重症筋無力症

重症筋無力症とは?

骨格筋を繰り返し使うと、急速に筋力が低下する疾患。
朝は症状が軽く、夕方に症状が憎悪する日内変動を認める。

重症筋無力症の病因

神経筋伝達が阻害される結果、骨格筋が収縮できず、筋力が低下する。
自己免疫疾患の一種。

重症筋無力症の症状

眼球運動障害による複視、眼瞼下垂、嚥下障害、鼻声、言語障害、四肢筋力低下、呼吸困難など。
感覚障害はなく、知能は正常。

ハンチントン病

ハンチントン病とは?

優性遺伝を示す神経変性疾患で、成人に発症する。
舞踏病運動と認知症が進行し、10~20年で死亡する。
「特定疾患治療研究事業」の対象疾患。

舞踏病運動が初発することが多い。
(手足は頸、顔面筋が不規則に不随意に奇妙な動きを呈する)
多くの場合、親子が発症するという家族歴がある。
数か月から1~2年経って、認知症や性格変化などの精神症状が現れる。

ギラン・バレー症候群

ギラン・バレー症候群とは?

感冒や胃腸症状に続いて、1~2週間後に急速に運動麻痺が出現する運動神経炎。
放置すると、呼吸筋麻痺で死亡する

原因は、ウイルスや細菌感染により産出された抗体が運動神経や神経根の脱髄を生ずることによると考えられる。

四肢の筋力低下が急激に出現し、進行する。
障害は、球麻痺。

発病後4週間程度で症状はピークに達し、その後数週間は症状がこていして、のちに次第に軽快する。

本態性震戦

動作時に手が震えるのみ。
ほかに症状がなく、10年以上経過する。
重篤な臓器障害を伴わない。

本態性震戦の病因
骨格筋に存在するβ-アドレナリン受容体の活動が亢進しているため、
正常人でも緊張や興奮に際して出現する生理的振戦が、
過剰に表れたもの

本態性震戦の症状
動作時や一定の姿勢保持に際して、
手指に目立った震えが出現して目的動作を妨げる。
(特に目立つのは、書字に際しての震え)
約6割の患者は、飲酒により震えが消失する。

本態性震戦の治療
β受容体遮断薬が有効。
わが国では、アロチノロールのみ保険適用がある。
β受容体遮断薬では副作用として徐脈(50回/分)に注意する。

神経内科/高齢者に多くみられる疾患 過去問まとめ

この一発合格ノートは、私が勉強した時のものを要約したものを掲載しています。2008年の10月のケアマネ試験に一発合格するために作ったものです。従って、法改正などで内容が変更になっている部分もあると思いますので、各自の責任で参考にしてみてください。

● 脳血管障害は動脈硬化が背景にあり、危険因子としては、
高血圧、糖尿病、脂質異常症、肥満、喫煙、ストレスなどがある。

● 脳血管障害には、早期リハビリテーションが大切で、
再発にも注意が必要。

● 脳卒中の再発率は、比較的高い。

● 脳血栓の症状は、数時間から1日、2日かかって完成する。

● 心房細動によって血栓が生じ、脳塞栓を起こすことがある。

● くも膜下出血は、脳の表面を覆うくも膜と脳表面の間にある動脈瘤が破裂し、
くも膜下口に血液が流入することにより生じる(脳の外で起こる)。

● 脳血管疾患における第一の危険因子は、高血圧症である。

● 脳出血では、頭蓋内圧亢進症状や高次脳機能障害がみられる。

● 脳血栓は、脳内で分岐する動脈にアテローム血栓ができて、
その動脈の支配領域に虚血性の壊死病変が生じることをいう。

● 脳血栓は、低血圧時に生じやすい。

● 脳血栓の症状は、数時間から1~2日かかって完成する。

● 他所でできた血のかたまりが脳で血管を塞ぐのが脳塞栓であり、
心原性塞栓が最も多い。

● くも膜下出血は高血圧と関係があり、
血圧が高まる昼間の活動時に多く発症する。

● 脳血管疾患の後遺症の予防には、早期リハビリテーションが大切である。

● 再発防止のために、血圧管理等を行う。

● 脳卒中後遺症者は、咀嚼や嚥下の機能に障害が残ることがある。

● パーキンソン病は、脳の黒質の神経細胞が変性、消失することにより生じる。

● パーキンソン病の治療の一つとして、脳手術がある。

● パーキンソン病、進行性核上性麻痺、大脳皮質基底核変性症は、
「パーキンソン病関連疾患」として、介護保険法の特定疾病である。

● パーキンソン病は進行すると、うつ状態や認知症などの
精神症状や自律神経症状が出現する。

● 高齢者のてんかんの原因は、主に脳血管障害か頭部外傷の後遺症である。

● てんかん発作は、数分で収まることが多い。

● 頭蓋外傷は、硬膜下血腫の原因となる。

● 慢性硬膜下血腫は、頭部打撲によることが多いとされているが、
転倒などの頭部打撲の既往歴が明らかでない場合も少なくない。

● 硬膜下血腫を早期に発見し、血腫を除去すれば、後遺症なしに治癒する。

● 脳血管障害などで大脳を障害すると、高次脳機能障害を生じる

● 高次脳機能障害は、脳血管などで大脳が障害され、
失語、失行、失認などが現れる。

● 筋委縮性側索硬化症では、知能に障害を伴うことは少ない。

● 筋萎縮性側索硬化症の初期症状は、身体のどの部位に目立つかにより異なる。
最も多いのは、手先からの症状である。

● シャイ・ドレガー症候群では、パーキンソン病様症状がみられる。

● 睡眠時の舌根沈下による激しいいびきや無呼吸、まれに急死の原因となる。

● ピック病の場合、人格障害など管理が難しい認知症症状を呈する。

● ピック病は、前頭葉と側頭葉が集中的に委縮し、
人格変化や異常な言動が目立つ。

● 本態性振戦には、有効な治療薬がある。

● 文字を書く際に目立ち、緊張時に増強する。

ケアマネ試験2021年一発合格ノート「高齢者に多くみられる疾患/循環器とは?」

高齢者に多くみられる疾患

循環器

心筋梗塞

冠動脈の動脈硬化の病変の粥腫が破綻することにより血管が閉塞して、
その結果、心筋が壊死し、心臓のポンプ機能が低下する病態。

自覚症状
・前胸部の痛み、しめつけ感が典型的。
・呼吸困難、左肩から頸部の鈍痛、意識障害など。

診断
・心電図、心臓超音波検査、血液生化学検査などで行われる。

介護上の留意点
高血圧症、高コレステロール血症、糖尿病、心筋梗塞の既往など
高リスク患者に対しては、特に発症を監視する必要がある。

慢性期では、心不全の管理、再発の予防が治療の中心となる。

狭心症

狭心症は、冠動脈の狭窄により心筋が必要とする酸素需要に対して、
供給が不足する病態。

労作性狭心症とは?
労作、運動時の心拍数の増加とともに起こる狭心症

異型狭心症とは?
冠動脈が攣縮して起こる狭心症

発作に対しては、労作性、異型のいずれも、ニトロ製剤の舌下。

危険因子は、
高コレステロール血症、高血圧、糖尿病、喫煙、肥満など。

高血圧症

本態性高血圧症とは?
直接の原因のはっきりしないもの

二次性高血圧症とは?
何らかの原因がはっきりしているもの

※大半が、本態性高血圧症である。

高血圧症は、脳卒中、冠動脈疾患の原因となる。

自覚症状・・・動悸、頭痛、頭重感、ほてりなどがあげられるが、
大半は自覚症状を欠き、健診などで発見される。

降圧目標・・・高齢者は、140/90mmHg(一般成人:130/85mmHg)

本態性高血圧症の治療
塩分摂取、肥満の改善など、生活習慣の改善
不十分な場合には、薬剤内服となる。

二次性高血圧症の治療
原因疾患に対する治療

心不全

心不全とは?
種々の原因により心臓のポンプ機能が低下し、
臓器が必要とする血液を十分に送り出せない状態。

心不全の原因疾患は?
心筋梗塞、弁膜症、不整脈、高血圧性の心肥大など。

心不全の症状は?
肺水腫やショック状態となる重篤なものから、
労作時のみに息が切れる程度のものまで、
その重症度により、さまざまである。

※心不全による呼吸困難時には、仰臥位ではなく、起座位にすることで
自覚症状、血行動態の改善が得られる。

不整脈

高齢者においては、生理的に不整脈の頻度が増加する。

全ての不整脈が治療の対象になるわけれはない。
徐脈性不整脈に対しては、ペースメーカーの埋め込み術が
年齢を問わず検討される。

心房細動は、加齢とともに頻度が多くなる不整脈である。

高齢者の心房細動は、脳梗塞を来すことが多くなる。

閉塞性動脈硬化症(ASO)

閉塞性動脈硬化症(ASO)とは?

動脈硬化を基礎に欠陥が狭窄、閉窄し、
十分な血流が抹消へ送れなくなる病態。

頻度の多いのは、腸骨、大腿動脈に起因する下肢の虚血である。

間欠性跛行(はこう)で自覚する。

※間欠性跛行:歩行時の下肢痛が出現し、立ち止まって休むと痛みが軽減する

進行すると、安静時でも疼痛、壊死に至る。

循環器/高齢者に多くみられる疾患 過去問まとめ

この一発合格ノートは、私が勉強した時のものを要約したものを掲載しています。2008年の10月のケアマネ試験に一発合格するために作ったものです。従って、法改正などで内容が変更になっている部分もあると思いますので、各自の責任で参考にしてみてください。

● 心臓や血管の機能は、必ずしも加齢によって低下するものではない。

● 心筋梗塞の治療法の一つとして、冠動脈バイパス術がある。

● 高齢者の心筋梗塞では、自覚症状が非特異性で
発見や診断が遅れることがある。

● 心筋梗塞では、心臓の筋肉の一部が壊死する。

● 心筋梗塞の胸痛時間は、狭心症のそれよりも長く続く。

● 心筋梗塞の危険因子に、脂質異常症が含まれる。

● 狭心症は、冠動脈の狭窄により起こる。

● 高血圧症は、長期間放置されると腎硬化症や心肥大などの
続発性を引き起こしやすい。

● 降圧剤の副作用で、起立性の低血圧を起こすことがある。

● 降圧剤の一つに、カルシウム拮抗薬がある。

● 降圧剤の副作用で、注意力の低下、意欲減退がある。

● 心不全とは、心臓機能が低下した状態をいう。

● 心不全は、夜間に急性憎悪することがある。

● 心不全の主な症状として、呼吸困難がある。

● 横になっているより座っているときの方が楽である。

● 心不全の主な症状は、呼吸困難、浮腫、食欲低下、尿量低下などがある。

● 閉塞性動脈硬化症(ASO)は、下肢の血行悪化として現れやすい。

ケアマネ試験2021年一発合格ノート「高齢者に多い疾病/感覚器障害とは?」

高齢者に多い疾病

感覚器障害

感覚器障害とは?

高齢者は、加齢に伴い視力や聴力、味覚が低下する。

視力

視力が低下する原因として、
白内障、黄斑変性症症、緑内障などがある。

白内障の初期では、点眼薬が用いられるが、
進行した場合、手術が必要となる。

聴力

聴力の低下は、
治療による改善が期待しがたい感音性難聴のことが多く、
必要に応じて補聴器を使うことを勧める。

味覚

味覚の低下は、視力や聴力ほど老化の影響は大きくない。
薬剤の副作用や口腔乾燥、口腔真菌症が原因となることがある。
味覚低下が原因となって、塩分や糖分を摂り過ぎてしまうこともあり、
食事内容について注意が必要。

感覚器障害/高齢者に多い疾病 過去問まとめ

この一発合格ノートは、私が勉強した時のものを要約したものを掲載しています。2008年の10月のケアマネ試験に一発合格するために作ったものです。従って、法改正などで内容が変更になっている部分もあると思いますので、各自の責任で参考にしてみてください。

● 高齢者の聴力低下は、高音域において顕著である。

● 高齢者の味覚の低下の原因として、
薬剤の副作用、口腔乾燥、口腔真菌症などが多い。

ケアマネ試験2021年一発合格ノート「高齢者に多い疾病/低栄養とは?」

高齢者に多い疾病

低栄養

低栄養とは?

高齢者は、消化吸収機能が低下している。
低栄養状態に容易に陥りやすい。
たんぱく質・エネルギー低栄養状態(PEM)のスクリーニングが必要。

血清アルブミン 3.5g/㎗以下のPEMリスク者は、
・療養型病院に入院中の高齢者の4割
・在宅療養中の高齢者の3割 でみられた。

栄養が不足すると、
浮腫や貧血が生じやすく、免疫能の低下のため観戦も起こりやすい。

低栄養の原因

加齢に伴う生理的変化・・・咀嚼力の低下、唾液分泌量の低下など
疾患・・・嚥下障害、逆流性食道炎、胃潰瘍、便秘、悪性腫瘍、うつなど
環境・・・独居や高齢者世帯での食事準備困難など
その他・・・薬剤など

低栄養の対応

十分な食事が困難な場合、流動食などの補食を検討する。
早めに医療機関への受診を勧める

低栄養の予防

ケアプラン作成上の注意
・必要に応じて、口腔ケアを指導する。
・嚥下状態(むせこみ)の確認。
・栄養状態を評価するために体重は、良い指標である。
・食事準備が困難であれば、配食サービスやデイサービス、
訪問介護なども検討する。
・通院・服薬状況を把握する。

低栄養/高齢者に多い疾病 過去問まとめ

この一発合格ノートは、私が勉強した時のものを要約したものを掲載しています。2008年の10月のケアマネ試験に一発合格するために作ったものです。従って、法改正などで内容が変更になっている部分もあると思いますので、各自の責任で参考にしてみてください。

● アルブミン値 3.5g/㎗以下では、低栄養を疑う。

 

● 低栄養時には、貧血が生じやすい。

● 低栄養は免疫力が低下し、感染症を起こしやすい。

● 低栄養時には、徐脈を起こしやすい。

● 低栄養となる原因の一つに、服薬による食欲低下があげられる。

● 低栄養の判断には、総蛋白、アルブミン、上腕の頭筋皮膚厚などが
1つの指標となる。

ケアマネ試験2021年一発合格ノート「高齢者に多い疾病/便秘とは?」

高齢者に多い疾病

便秘

便秘とは?
日常生活での活動性の低下に伴って生じる
身体的・精神的機能の全面的低下

便秘の原因

急性
・機能性(精神的要因、薬物など)
・器質性(腸閉塞など)

慢性
・機能性(腸蠕動運動の低下、腹筋低下、薬の副作用など)
・器質性(大腸がんなど)

便秘の対応

高齢者では、慢性機能性の便秘が多く、日常的によく見られる症状
長期にわたって便秘が続く場合、漫然と緩下剤を服用するのではなく、
医療機関への受診を勧める

便秘の予防

まず、十分な水分をとって、食事を規則正しくとることが大切。
繊維を多く含む食物(野菜・果物・海藻など)をできるだけとる。
適度な運動を行う。
腹部や腰部のマッサージも有効である。

便秘/高齢者に多い疾病 過去問まとめ

この一発合格ノートは、私が勉強した時のものを要約したものを掲載しています。2008年の10月のケアマネ試験に一発合格するために作ったものです。従って、法改正などで内容が変更になっている部分もあると思いますので、各自の責任で参考にしてみてください。

● 便秘には、繊維性食品と水分の摂取を心がける。

● 高齢者は老化による腸の蠕動運動の低下などで便秘になりやすくなる。

● 急性に強く生じた便秘は、腸閉塞の疑いがあり注意が必要である。

● 便秘の予防は、十分な水分をとって、規則正しい食事をとることが大切。

ケアマネ試験2021年一発合格ノート「高齢者に多い疾病/廃用症候群とは?」

高齢者に多い疾病

廃用症候群

廃用症候群とは?
日常生活での活動性の低下に伴って生じる
身体的・精神的機能の全面的低下

廃用症候群の病態と予防法

筋萎縮・・・早期離床、リハビリテーション

関節拘縮・・・関節可動域(ROM)訓練

褥瘡・・・体位変換、皮膚の清潔維持、栄養状態の改善

起立性低血圧・・・立位訓練、脱水や降圧剤の過剰投与に注意

認知症・・・作業・レクリエーション療法、社会的孤立の予防

尿失禁・・・ポータブルトイレの設置、適切な膀胱カテーテルの使用

便秘・・・適度な運動、飲水、食物繊維

廃用症候群/高齢者に多い疾病 過去問まとめ

この一発合格ノートは、私が勉強した時のものを要約したものを掲載しています。2008年の10月のケアマネ試験に一発合格するために作ったものです。従って、法改正などで内容が変更になっている部分もあると思いますので、各自の責任で参考にしてみてください。

● 寝たきりの原因の第1位は、脳血管障害で全体の36.7%を占める。

● 次いで、高齢による衰弱で13.6%、第3位が骨折・転倒で11.7%である。

● 廃用症候群とは、日常生活での活動性の低下に伴って生じる
身体的・精神的機能の全般的低下を言う。
● 廃用症候群は、過度の安静や長期臥床により生じることもあるので、
早期のリハビリテーションが必要である。

● 長期臥床により、静脈血栓症をきたすことがある。

ケアマネ試験2021年一発合格ノート「高齢者に多い疾病/脱水とは?」

高齢者に多い疾病

脱水

脱水とは?
体の中で水分が不足している状態

不感蒸泄:呼吸や皮膚からの蒸発によって水分が失われること。
15ml/kg体重で計算でき、50kgの人なら750mlの水分を必要とする。

脱水の原因

摂食不良や下痢のほか、高血糖や利尿剤服用、胸水や腹水、
消化管出血、痰が増え吸痰で水分を失う場合もある。

脱水の症状

口渇、立ちくらみ、食思不振、頭痛、嘔気、全身倦怠感などが起こる。
脱水が高度の場合は、意識障害やけいれんなどが生じ得る。

脱水の対応

脱水が疑われる場合は、まず、バイタルサインを確認する。
脱水が軽度で全身状態が保たれていれば、飲水を促し経過をみる。
脱水を生じているときは、嚥下障害が憎悪していることがあり、誤嚥注意。

脱水の予防

暑い日は、こまめに水分を摂る。
居室の気温が高くなりすぎないように注意する。
飲水量が低下したり、下痢や発熱を生じている場合は、早めに医療機関へ。
早期に発見ができるよう普段から飲水量や体重、尿量に注意しておく。

脱水/高齢者に多い疾病 過去問まとめ

この一発合格ノートは、私が勉強した時のものを要約したものを掲載しています。2008年の10月のケアマネ試験に一発合格するために作ったものです。従って、法改正などで内容が変更になっている部分もあると思いますので、各自の責任で参考にしてみてください。

● 一般に高齢者は、脱水症状の自覚や訴えが少ないので、
舌や腋下の乾燥状態を観察することが望ましい。

● 脱水症状では、中心静脈圧が低下する。

● 筋肉量の低下により、脱水症を起こしやすい。

● 脱水の確認方法の一つとして、腋下の湿り具合の観察がある。

ケアマネ試験 独学で合格するための保健医療分野第19回過去問-45

保健医療サービス分野 一問一答

平成28年度(第19回)問45

災害対応について適切なものはどれか。2つ選べ。

1 深部静脈血栓症/肺塞栓症(いわゆるエコノミークラス症候群)は、
  長時間同じ姿勢でいることから生じやすいので、
  こまめに足を動かすことなどで予防する。
2 災害時においても、個人情報保護の観点から、
  要援護者の個人情報の提供及び共有は、行うことができない。
3 災害時の新たな課題である生活不活発病は、
  活動低下により身体機能が低下した状態をいい、
  要介護者のみに生じる。
4 人工呼吸器等電源を必要とする医療機器使用者の停電時の対応については、
  平時より、主治医等と話し合い、対応を決めておく。
5 福祉避難所の対象者は、高齢者や障害者など避難所生活において
  何らかの特別な配慮を必要とする者とし、その家族は含まない。

正解は…1、4
https://kaigofukusi110.com/wp-content/uploads/2017/06/28-45.mp3?_=1

参考

震災時における介護支援専門員の役割

平常時から準備しておくこと

①地域の方たちとの連携
②利用者が暮らす地域の防災情報の確認
③避難場所等の情報の共有
④利用者台帳等の整理
⑤災害時に向けたケアプランの作成
⑥職員間の連絡方法の取り決め

発災後行うこと
利用者の安否確認
(ア)生存の確認
(イ)身体の状況の確認
(ウ)生活環境の確認
(エ)今いる場所で以前の生活が続けられるか
(オ)サービスの継続及び変更の必要性の確認
(カ)緊急対応の必要性の確認
    在宅・一般避難所・福祉避難所・病院へ連れていくのか
(キ)(必要なら)緊急入院・入院先の選定

参考:「震災時における介護支援専門員の役割」

単語

災害対応
深部静脈血栓症
肺塞栓症(いわゆるエコノミークラス症候群)
個人情報保護
生活不活発病
医療機器使用者
停電時の対応
主治医

考察

問題の選択肢-4にある内容が
「震災時における介護支援専門員の役割」という記事に書かれていました。

電源を必要とする器械や器具を利用している利用者の場合、
停電時にはどういう対応をするのか主治医等と話し合いをし
て、プランに載せてありますか?

このような内容は、テキストではなかなか情報を収集することが出来ませんので、勉強をする上では、視野を広げテキストや過去問だけに集中するのではなく、幅広くニュース記事などからもケアマネ試験に関連する内容を収集するようにしましょう。

東日本大震災が起こり、避難所での高齢者の生活が日常とは雲泥の差でとても困難な状況に置かれているのはと承知の通りです。実際に、あなたが働いている地域で担当の高齢者が避難所で避難生活を送らなければならないことになるということも、今後考えなければならないことです。
色々な職種の人とのかかわりも大事になります。しっかりと、どのような対応をすべきなのか?ケアマネとしてどんな関りを持つべきなのかを自分なりに考えながら勉強してみましょう。

スポンサーリンク



ケアマネ試験 独学で合格するための保健医療分野第19回過去問-44

保健医療サービス分野 一問一答

平成28年度(第19回)問44

居宅サービスについて適切なものはどれか。2つ選べ。

1 連携型定期巡回・随時対応型訪問介護看護事業所は、
  定期巡回サービス、随時対応サービス、随時訪問サービスを提供する。
2 指定訪問リハビリテーションの提供は、研修を受けた看護師が行うことができる。
3 介護予防訪問看護の対象者には、末期の悪性腫瘍の患者も含まれる。
4 短期入所療養介護の入所が4日以上になる場合は、
  医師の診療方針に基づき、居宅サービス計画に沿った
  短期入所療養介護計画を事業所の管理者が作成する。
5 通所リハビリテーション計画は、かかりつけ医の指示により作成しなければならない。

正解は…1、4

https://kaigofukusi110.com/wp-content/uploads/2017/06/28-44.mp3?_=2

参考

居宅サービスとは?

自宅に居ながら利用できる介護サービスのこと。
また、施設に入っていても、そこが居宅と見なされる場合には、
その施設でのサービスは居宅サービスに含まれます。

居宅サービスの種類

 ・訪問介護
 ・訪問入浴介護
 ・訪問看護
 ・訪問リハビリテーション
 ・居宅療養管理指導
 ・通所介護
 ・通所リハビリテーション
 ・短期入所生活介護
 ・短期入所療養介護
 ・特定施設入所者生活介護
 ・福祉用具貸与
 ・住宅改修
 ・居宅介護支援事業

https://kaigofukusi110.com/wp-content/uploads/2017/06/kyotakusabisutoha.mp3?_=3

単語

居宅サービス事業
連携型定期巡回・随時対応型訪問介護看護事業所
定期巡回サービス
随時対応サービス
随時訪問サービス
介護予防訪問看護
居宅サービス計画
かかりつけ医
事業所の管理者
訪問介護
訪問入浴介護
訪問看護
訪問リハビリテーション
居宅療養管理指導
通所介護
通所リハビリテーション
短期入所生活介護
短期入所療養介護
特定施設入所者生活介護
福祉用具貸与
住宅改修
居宅介護支援事業

考察

居宅サービス事業とは、居宅にいながらサービスが受けられるということで、ケアマネの主戦場になりますので、居宅サービスの種類や特徴、人員基準や運営基準については、細かく覚えておかなければなりません。
それぞれの居宅サービスごとにノートにまとめてみて、さらに調べられた項目についても追記して、すべての居宅サービスについて知識を蓄積しましょう。

スポンサーリンク



ケアマネ試験 独学で合格するための保健医療分野第19回過去問-43

保健医療サービス分野 一問一答

平成28年度(第19回)問43

認知症について、より適切なものはどれか。3つ選べ。

1 レビー小体型認知症では、起立性低血圧や失神による転倒、
  便秘などの症状はまれである。
2 認知症ケアパスとは、医療機関の連携を示すもので、介護体制は含まない。
3 若年性認知症者は、自立支援医療の対象となる。
4 認知症のSOSネットワークは、警察だけでなく、
  介護事業者や地域の生活関連団体等が捜索に協力して、
  行方不明者を発見する仕組みである。
5 正常圧水頭症にみられる認知機能障害は、
  脳の周囲や脳室内に脳脊髄液が貯留するために生じる。

正解は…3、4、5

https://kaigofukusi110.com/wp-content/uploads/2017/06/28-43.mp3?_=4

参考

認知症とは?

後天的な脳の器質的障害により、いったん正常に発達した知能が不可逆的に低下した状態。
認知症は病名ではなく、「症候群」なのです。
医学的には「知能」の他に「記憶」「見当識」を含む認知障害や
「人格変化」などを伴った症候群として定義されている。

認知症の記憶障害は、脳の神経細胞の急激な破壊による起こり、
物忘れは物事全体がすっぽりと抜け落ち、ヒントを与えても思い出すことができません。

本人に自覚はないが、進行性であり、日常生活に支障をきたします。

https://kaigofukusi110.com/wp-content/uploads/2017/06/ninitisyoutoha.mp3?_=5

主な認知症の種類

 ・アルツハイマー型認知症
 ・脳血管型認知症・
 ・レビー小体型認知症
 ・前頭側頭型認知症

治療可能な認知症

 ・慢性硬膜下血腫
 ・正常圧水頭症
 ・甲状腺機能低下症

https://kaigofukusi110.com/wp-content/uploads/2017/06/nintisyounosyurui.mp3?_=6

単語

認知症
レビー小体型認知症
起立性低血圧
失神
転倒
便秘
認知症ケアパス
若年性認知症者
自立支援医療
認知症のSOSネットワーク
正常圧水頭症
脳脊髄液

考察

ケアマネ試験では、認知症に関する問題は数問出題されることがある位に頻出問題です。認知症の種類ごとの症状や特徴などもしっかりとまとめておかなければなりません。また、最後に書きましたが、治療をすれば治る認知症があることも覚えておきましょう。

スポンサーリンク



PAGE TOP