介護福祉士試験 こころとからだのしくみ-睡眠に関連したこころとからだのしくみ-合格するための過去問分析

睡眠に関連したこころとからだのしくみこころのしくみの理解(過去問=試験対策)

○概日リズム(がいじつりずむ)とは約24時間周期で変動する生理現象で、動物、植物、菌類、藻類などほとんどの生物に存在している。

○必要な睡眠の量を「睡眠負荷」という。

○人の体内時計の中心は、脳の「視交叉(さ)上核」という部位にある。

○睡眠は、長さよりも深さが重要となる。

○眠りに落ちると、まずレム睡眠が始まり、しばらくすると深いノンレム睡眠のステージに入る。

○ノンレム睡眠は、ぐっすりと熟睡した状態の眠りである。

○レム睡眠とは、身体は休息状態なのに、脳は覚醒に近い状態で活動している睡眠のことをいう。

○レム睡眠には、およそ90分ごとに出現する周期がある。

○レム睡眠とノンレム睡眠の周期は、90分から100分と言われている。

○睡眠比率は、年齢が高くなるにしたがい低下していく。

○不眠のためにおきる障害に「レストレスレッグス症候群」があるが、夕方以降に下肢を中心とした「むずむず」「痛がゆい」という異常感覚のために下肢をうごかしたいという強い衝動がおきることをいう。

○不眠のためにおきる障害に「周期性四肢運動障害」があるが、これはよるになると下肢や上肢がピクピクと周期的に勝手に動くために睡眠が浅くなる障害のことである。

○睡眠時無呼吸症候群とは、睡眠時に呼吸停止または低呼吸になる病気である。

○肥満は、睡眠時無呼吸症候群の原因の1つである。

○過眠とは、日中に目覚め続けていられないほどの強い眠気が出現することである。

○高齢者に過眠の多くは、「レストレスレッグス症候群」、「周期性四肢運動障害」、「睡眠時無呼吸症候群」によるものである。

○「レム睡眠行動障害」とは、夢の中の行動が実際の寝言や睡眠中の異常行動として現れてしまう病気である。

○昼夜逆転生活とは、主に深夜帯を活動の中心とし、朝から昼にかけて睡眠時間を当てている生活のことである。

○コーヒーやお茶などカフェインの含まれる飲み物は、不眠の原因となることがある。

○高齢者は睡眠が浅くなり、中途覚醒や早朝覚醒が増加する。

○レストレスレッグス症候群は、夜になると出現する下肢を中心とした異常感覚により不眠、過眠を引き起こす病気である。

○周期性四肢運動障害は、睡眠中に手や脚の筋肉に瞬間的にけいれんが起こり、眠りが中断されるという睡眠障害である。

○体内時計は外部の光に反応して機能する性質をもち、目から受ける光の刺激が一番最初に伝わる脳の視交叉上核という場所 に、体内時計を司る神経回路がある。

○入眠障害とは、夜間中々入眠出来ず寝つくのに普段より2時間以上かかるものである。

○中途覚醒とは、一旦寝ついても夜中に目が醒め易く2回以上目が醒めるものである。

○熟眠障害とは、朝起きたときにぐっすり眠った感じの得られないものである。

○早朝覚醒とは、朝普段よりも2時間以上早く目が醒めてしまうものである。

○時差症候群とは、体内時計と昼夜のリズムがかみ合わないために起こる睡眠障害のことである。

睡眠に関連したこころとからだのしくみこころのしくみの理解の勉強メモ

睡眠に関連したこころとからだのしくみ

○安眠のための介護の工夫
○環境の整備(温度や湿度、光、音、よく眠るための寝室)
○安楽な姿勢・褥瘡予防

眠りの種類

レム睡眠では、脳が活発に働いており、記憶の整理や定着が行われています。
ノンレム睡眠では、大脳は休息していると考えられ、脳や肉体の疲労回復のために重要だとされています。

睡眠時間の2割は「レム睡眠」、8割は「ノンレム睡眠」です。
寝入りばなの3時間で深い2セットがきちんと取れれば、脳はかなり休まります。

高齢者の睡眠の変化

若い頃にくらべて早寝早起きになる。
睡眠が浅くなることです。睡眠脳波を調べてみると、深いノンレム睡眠が減って浅いノンレム睡眠が増えるようになる。
寝つきは悪くなりますし、中途覚醒が増える。

良い睡眠を保つために
①就寝環境を整える(室温・照度)
②午前中に日光を浴びる
③入床・覚醒時刻を規則正しく整える
④食事時刻を規則正しく整える
⑤昼寝を避ける/日中にベッドを使用しない
⑥決まった時刻に身体運動する(入床前の4時間以降は避ける)
⑦夕刻以降に過剰の水分を摂取しない
⑧アルコール・カフェイン・ニコチンの摂取を避ける

高齢者に過眠の原因

レストレスレッグス症候群
夜になると出現する下肢を中心とした異常感覚により不眠、過眠を引き起こす病気。
周期性四肢運動障害
睡眠中に四肢の異常運動が生じて睡眠が妨げられる病気。
睡眠時無呼吸症候群
夜間の睡眠中に無呼吸と低呼吸を繰り返す病気。 無呼吸とは、10秒以上呼吸が停止している状態のことです。

不眠のタイプ

・入眠障害
・熟眠障害
・早朝覚醒

介護福祉士試験 こころとからだのしくみ-排泄に関連したこころとからだのしくみ-合格するための過去問分析

排泄に関連したこころとからだのしくみ(過去問=試験対策)

○腎臓は、血液中の老廃物をろ過し、尿として排泄する働きをする。この老廃物が体に蓄積すると尿毒症をおこすので、その原因となるタンパク質を制限しなければならない。

○尿が漏れることを「尿失禁」、尿が出しにくいことを「排尿困難」という。

○夜の排尿回数が2回以上の状態を「夜間頻尿」という。

○腹圧性尿失禁とは、急に腹圧が高くなった時に尿が漏れてしまう状態をいう。

○腹圧性尿失禁は、「骨盤底筋」のゆるみにより生じるので骨盤底筋のトレーニングにより改善が有効である。

○切迫性尿失禁とは、抑えられない強い尿意が急に起こり、コントロールできずに尿が漏れてしまう状態である。

○切迫性尿失禁の治療は、膀胱の収縮を抑える薬物療法が有効である。

○溢流性尿失禁は、尿道が開きにくいか、膀胱の筋肉の収縮力低下が原因で少量の尿が漏れ出てしまう状態である。

○人工膀胱とは、負傷や膀胱癌の治療のために膀胱を摘出した際に、膀胱に代わって作られる代用膀胱のことである。

○人口膀胱には回腸導管と蓄尿型人工膀胱、自排尿型人工膀胱の3種類、或いは尿管をそのまま腹部皮膚に開口する尿管皮膚瘻を含めて4種類が存在する。

○人工肛門(ストーマ)とは、腸管の一部をお腹の壁を通して外(皮膚)に出して、肛門に代わって便の出口としたものである。

○鎮痛剤、抗うつ剤なども便秘の原因となります。

○機能性便秘には、弛緩性便秘、痙攣性便秘、直腸性便秘などがある。

○弛緩性便秘とは、主に腹筋力の低下により、全体的に便を送り出す力が弱まり、腸の動きが悪くなることが原因の便秘である。

○弛緩性便秘の原因は大腸の蠕動運動の低下にある。

○痙攣性便秘は、日頃のストレスや睡眠不足等により、腸が過敏に反応し、痙攣した状態になって便の通りが悪くなることで起こる便秘である。

○直腸性便秘は、便意があるのに排便を我慢することを繰り返すうちに、直腸が鈍感になり便が肛門の近くまで来ているのに出せない便秘のことである。

○下痢には、急性下痢と慢性下痢がある。

○便失禁はがまんできずに出てしまったり、知らずに漏れてしまう状態をいう。

○腹圧性便失禁は、腹圧が急激にかかった時にもれるタイプのものである。

○切迫性便失禁は、急に便意を感じたとき、我慢できずに漏れるタイプのものである。

○溢流性便失禁は便がたくさんつまっているために溢れ出てくるタイプの失禁である。

○寝たきりになると、腸管の嫡動運動が低下し便秘になりやすい。

○麻薬性鎮痛剤の副作用の一つに便秘がある。

○急に強い尿意を感じて我慢できなくなる排尿障害を「過活動膀胱」という。

○機能性尿失禁は、膀胱や尿道などの排尿器官、排泄をコントロールする脳・神経系統には問題がないが、心身の障害によって、トイレでの排泄動作ができないためにモレてしまうものである。

○心因性頻尿とは、心理的緊張により尿意を催し、そのことに強くこだわってしまう病態である。

○多尿の原因として糖尿病があり、血中ブドウ糖が増加し尿に漏れ出し、尿の浸透圧が上昇することで尿量が増える。

○膀胱炎では、排尿時痛を伴うことがおおい。

排泄に関連したこころとからだのしくみの勉強メモ

排泄に関連したこころとからだのしくみ

○排泄とは
○身体面(生理面)での意味
○心理面での意味
○社会的な意味
○プライド・羞恥心
○プライバシーの確保
○おむつは最後の手段/おむつ使用の弊害
○排泄障害が日常生活に及ぼす影響
○排泄ケアを受けることで生じる心理的な負担・尊厳や生きる意欲との関連
○一部介助を要する利用者のトイレ介助の具体的方法
○便秘の予防(水分の摂取量保持、食事内容の工夫/繊維質の食物を多く取り入れる、腹部マッサージ)

尿失禁の種類

腹圧性尿失禁
重い荷物を持ち上げた時、走ったりジャンプをした時、咳やくしゃみをした時など、お腹に力が入った時に尿が漏れてしまうのが腹圧性尿失禁です

切迫性尿失禁
自分の意思にかかわらず膀胱が勝手に縮み、膀胱が暴走している状態

溢流性尿失禁
尿が出しにくいことが原因で、残尿が膀胱からあふれて、ダラダラと漏れてしまう状態

機能性尿失禁
排尿機能には問題はなく、身体運動機能の低下や認知症など精神機能の低下と、トイレまでの物理的な距離など環境が原因でおこる尿失禁

便秘

便秘は、大きく分けると機能性便秘と器質性便秘に分類されます。

(1)機能性便秘というのは大腸の働きの異常が原因で起こるもの
①弛緩性便秘
②痙攣性便秘
③直腸性便秘
④食事性便秘
(2)器質性便秘というのは大腸の形の異常や、傷を伴う病気がもとで起こるもの

介護福祉士試験 こころとからだのしくみ-入浴、清潔保持に関連したこころとからだのしくみ-合格するための過去問分析

入浴、清潔保持に関連したこころとからだのしくみ(過去問=試験対策)

〇入浴の三大作用は、温熱作用、静水圧作用、浮力作用である。 

〇発汗には、温熱性発汗、精神的発汗、味覚性発汗がある。

〇精神性発汗は、緊張したときにでるものである。

〇味覚性発汗とは、刺激の強いものを食べた時にでるものである。

〇汗腺には、エクリン線とアポクリン腺の2種類がある。

〇普段「汗をかく」というのは、エクリン腺からの汗で体熱を放散したり体温を調節するなどの働きをする。

〇アポクリン腺の役割は、体温の調節ではなく体臭の原因となる汗を生産することである。

〇疥癬は、ヒゼンダニによっておこる感染症である。

〇帯状疱疹は、帯状疱疹ウイルスによって起こる病気である。

〇膿痂疹のほとんどが、黄色ブ菌が原因である。

〇白癬は、水虫を白癬菌というカビが原因となっている。

〇老人性掻痒症は、皮膚の乾燥によりかゆみがでる病気である。

〇入浴は、血行をよくするので褥瘡予防となる。

〇入浴での浄水圧は、血液やリンパの流れを良くして循環器系の働きを活発する。

〇仙骨部の皮膚が赤くなるのは褥瘡の前触れである。

〇汗腺は皮膚の深い部分、脂肪組織からなる皮下組織に位置する。

〇エクリン腺から出る汗の成分は、99%以上が水分なのでサラッとしていて、ほとんどにおいがしない。

〇アポクリン腺からの汗は、栄養たっぷりな上、塩分をほとんど含まないので、皮膚の常駐菌が繁殖しやすく、その発酵臭が独特の匂いやワキガ臭となる。

〇褥瘡は仙尾骨・踵骨部などに好発する。この他に肘や踵、肩甲骨周辺などにも褥瘡ができるので、注意して観察する。

〇褥瘡の発生が疑われるような発赤があるときは、その部位のマッサージは禁止する。

〇褥瘡を予防するためには、除圧、清潔、栄養(高カロリー食)、体位変換などが大切である。体位変換は約2時間おきを目安とすると有効である。

〇胃瘻カテーテルを保護する必要はなく、そのまま入浴・シャワーをしてかまわない。

〇食事の前後は、30分以上あけての入浴が望ましい。

〇皮膚乾燥は、水分補給で予防することができる。

〇皮膚乾燥による「かゆみ」の好発部は、頭部、膝、肘、腰まわり.などこすれる部分に多い。

入浴、清潔保持に関連したこころとからだのしくみの勉強メモ

入浴、清潔保持に関連したこころとからだのしくみ

○羞恥心や遠慮への配慮
○体調の確認
○全身清拭(身体状況の確認、室内環境の調整、使用物品の準備と使用方法、全身の拭き方、身体の支え方)
○ 目・鼻腔・耳・爪の清潔方法
○陰部清浄(臥床状態での方法)
○足浴・手浴・洗髪

3つの健康入浴効果

・温熱作用
・浮力の作用
・静水圧の作用

引用:知っておきたい! 3つの健康入浴効果とは?

発汗

温熱性発汗
暑いときや運動をしたときに、上昇した体温を下げるための汗。手のひらや足のうらを除く、全身から持続的に発汗。
精神的発汗
人前に出て緊張したとき、驚いたときに出る汗で、「手に汗をかく」「冷や汗をかく」といった言葉に関係するもの。
味覚性発汗
香辛料が効いた辛い物を食べたときに鼻や額などにかく汗。味覚の刺激によって反射的に起こるもので、食べ終わると汗もひく。

かゆみの好発部

①頭:30%
②肘:20%
③膝:20%
④その他:30%

介護福祉士試験 こころとからだのしくみ-食事に関連したこころとからだのしくみ②-合格するための過去問分析

食事に関連したこころとからだのしくみ②(過去問=試験対策)

○食事の動作には、先行期、準備期、口腔期、咽頭期、食道期がありこれを「摂食・嚥下の5分類」という。

○「先行期」は、食物の形や色、臭いなどを認知する時期のことである。

○「準備期」は、食物を摂りこみ、唾液とともに咀嚼(そしゃく)し食塊を形成する時期である。

○消化器官は、全長約9メートルで口腔、咽頭、食道、胃、肝臓、胆嚢、膵臓、小腸、大腸、直腸、肛門からなっている。

○消化とは、取り込んだ食物などを栄養素の状態で吸収することをいい、吸収とはこの栄養素を小腸の粘膜などから取り入れ、血液やリンパ液の中に送り込むことをいう。

○経管栄養法などの栄養摂取法は、機能障害、狭窄や炎症などで経口からの食物摂取が困難な場合に筆よな栄養や水分の摂取を代償的に行う方法である。

○経管栄養法には経鼻胃管栄養法、胃瘻、腸瘻、気管瘻、食道瘻などがある。

○胃瘻は、腹部に小さな穴をあけ、直接胃に栄養を入れる栄養素である。

○間歇的口腔食道経管栄養法は、チューブを栄養補給時にだけ経口的に挿入し、チューブの先端を食道に留置する方法である。

○食事の形態を調整したものには、ブレンダー食、トロミ食、ゼリー食などがある。

○治療食とは、食事のカロリーや塩分、脂質、タンパク質、糖類などが医師の処方によって規定、制限されている食事のことである。

○エネルギーコントロール食とは、カロリー制限されている食事のことである。

○誤嚥とは、誤って食べ物や液体が肺に入ることである。

○誤嚥を防止している部位は、喉頭蓋である。

○脱水症状の観察のポイントは、口渇、口唇の乾燥、脇の下の乾燥、肌荒れなどである。

○脱水の種類には高張性脱水、低張性脱水、等張性脱水などがある。

○低栄養になると血清アルブミンの低下や体重の減少がみられる。

○摂食・嚥下障害の症状として、流涎(りゅうせん)=よだれが出る、咀嚼(そしゃく)ができない、嚥下開始が困難などのがみられる。

○慢性腎不全は、腎機能が低下し始めた頃から栄養管理が必要となってくる。

○糖尿病により神経の障害があると、足趾のしびれや痛みを生じる。

○胃潰瘍で注意が必要なことは ①過食過飲。 ②酒の飲みすぎ。 ③甘い菓子のとりすぎ。 ④刺激性食品のとりすぎなどである。

○尿毒症を防止するには、タンパク質の制限が必要となる。

○痛風の予防にはプリン体を多く含む食品などの制限や、水分を取ること、体重を減らすなどの対策が必要である。

○狭心症の予防として、タンパク質、ビタミン、ミネラルなどを不足させないことが大切である。

食事に関連したこころとからだのしくみ②の勉強メモ

摂食・嚥下の5分類

①先行期:目で見て食べ物を認識する
②準備期:その食べ物を口から入れ、咀嚼する
③口腔期:舌や頬を使い、食べ物を口の奥からのどへ送る
④咽頭期:脳にある嚥下中枢からの指令で、食べ物を食道へ送る
⑤食道期:食べ物を胃へ送り込む

消化器官は、全長約9メートル

口腔

咽頭

食道



肝臓

胆嚢

膵臓

小腸

大腸

直腸

肛門

介護福祉士試験 こころとからだのしくみ-食事に関連したこころとからだのしくみ①-合格するための過去問分析

食事に関連したこころとからだのしくみ①(過去問=試験対策)

○アミノ酸はたんぱく質の基本的成分であるが、そのうち体内で合成されないものを必須アミノ酸という。

○ビタミンDは消化管からのカルシウムの吸収を助け、骨の形成を促す作用がある。ビタミンCは、アスコルビン酸とも呼ばれ、水に溶け、熱に弱い。欠乏すると壊血病や皮下出血のほか骨形成機能の低下を来しやすい。ビタミンAは不足すると夜盲症や角膜乾燥症などにかかりやすい。

○ビタミンB1は、糖質が体内で燃焼してエネルギーを発生する過程で重要な働きをしている。このため、糖質の摂取量が多いときは、特に不足しないよう注意が必要である。

○ビタミンA、D、Eは油に溶けやすい脂溶性ビタミンと言われており ビタミン B、Cは水に溶けやすい水溶性ビタミンと言われている

○ビタミンB1は、主として糖質を分解する酵素を助け、エネルギーにかえていく働きがある。ビタミンB1が不足すると疲れやすくなったり、さらには手足のしびれ、むくみ、動悸などといった症状が出てくる

○獣鳥肉類の中で、豚肉には、特にビタミンB1が多く含まれている。

○果実類は、糖分、ビタミンCの給源であり、有機酸などに富み、快美な色と香りと味を持っている。

○五大栄養素とは、たんぱく質、炭水化物(=糖質)、脂質、無機質、ビタミンである。

○栄養素のうち、エネルギー源になるのは、糖質、脂質、蛋白質である。

○牛乳、乳製品、骨ごと食べられる魚は、特にカルシウムの給源として重要である。

○淡色野菜、果物は、主としてビタミンCの給源となるものである。

○糖質性エネルギー源となる食品は、米、パン、めん、いもである。

○貧血の防止は、鉄分の吸収をよくするためにたんぱく質やビタミンCを多く含む食事を十分にとることが必要である。

○高血圧の予防では、調味料だけでなく、加工食品から摂取するナトリウムのコントロールについても注意する必要がある。

○平成20年6月よりこれまで表示が必要なアレルギー物質は5品目(卵・乳・小麦・そば・落花生)だったが、20年6月よりえび・かにの二品目増え7品目になった。

○鉄は、血液のヘモグロビンの成分であり、不足すると貧血になる。所要量は成人男子の方が成人男子より多い。

○牛乳のエネルギーは高く、1本当たり(200 ml)約140kcalの熱量をもっている。

○魚介類のうち、特にいわしやさばの油には、多価不飽和脂肪酸であるイコサペンタエン酸(エイコサペンタエン酸)が多く含まれている。

○1g当たり、炭水化物は4kcal、脂肪は9kcal蛋白質は4kcalの熱量を供給する

○炭水化物はエネルギー源として重要であるが、余分にとりすぎると水に変えられて肥満の原因となる。

○体たんぱく質は合成される一方で、少しずつ分解され、尿素として尿中に排泄される。

○たんぱく質は、消化酵素の作用により、アミノ酸に分解され吸収される。

○脂質は、胆汁酸の働きにより、分解・消化が促進され吸収される。

○厚生労働省が提唱している「六つの基礎食品」では1群は魚、肉、卵、大豆及びその製品であり主に含む栄養素はたんぱく質である

○厚生労働省が提唱している「六つの基礎食品」では3群は緑黄色野菜であり主に含む栄養素はカロテン(カロチン)である

○たんぱく質は、生体組織を構成し、エネルギーの生産や生体機能の調節をしている。脂質は、エネルギーを生産し、生体組織を構成している。無機質は、生体組織を構成し、生体機能の調節をしている。

○「第六次改定 日本人の栄養所要量」によれば、70歳以上の人のカルシウムと鉄の所要量(1日当たり)は、男女共にカルシウムは600mg、鉄は10mgである。望ましいとされている脂肪所要量は、脂肪エネルギー比率で20~25%、食塩の摂取量は一日10g未満を目標とする。

○コレステロールは、卵黄、レバーなどの食品に多く含まれ、血中でリポたんぱく質として存在している。

○植物に多いリノール酸とリノレン酸や、魚油にEPAとDHAは、血中コレステロール低下作用がある。

○高血圧症の予防のために食塩の過剰摂取を避け、1日l0g以下にすることが望ましい。

○人間に必要不可欠な栄養素は、糖質、タンパク質、脂質、無機質、ビタミンの五つでありこれを五大栄養素という。

○エネルギー源になる栄養素は糖質、タンパク、脂質でこれを三大栄養素という。

○脂質はエネルギー源となるほか、細胞膜などの構成成分や血液の成分となったり、ステロイドホルモンを合成したりする。

○糖質は、エネルギー源になる。そして中性脂肪に変えられて体内に貯められる。体の構成成分となる。

○カリウムには血圧を下げる効果があり、ナトリウムには血圧をあげる効果がある。

○1g当たりのエネルギー発生量が最も多い栄養素は、脂質である。

食事に関連したこころとからだのしくみ①こころのしくみの理解の勉強メモ

食事に関連したこころとからだのしくみ

○食事をする意味
○食事のケアに対する介護者の意識
○低栄養の弊害
○脱水の弊害
○食事と姿勢
○咀嚼・嚥下のメカニズム
○空腹感
○満腹感
○好み
○食事の環境整備(時間・場所等)
○食事に関した福祉用具の活用と介助方法
○口腔ケアの定義
○誤嚥性肺炎の予防

六つの基礎食品

6つの食品群のすべてから、1日30品目以上を選んで、バランスのよい食事をとるようにしましょう。
1群:良質のタンパク質(魚、肉、卵、大豆、大豆製品)
2群:カルシウム(牛乳、乳製品、海藻、小魚類)
3群:カロチン(緑黄色野菜)
4群:ビタミンC(淡色野菜、果物)
5群:糖質(穀類、イモ類、砂糖)
6群:脂肪(油脂類、脂肪の多い食品)

ビタミンA

ビタミンAは、油脂に溶ける脂溶性ビタミンのひとつ
ビタミンAは、発育を促進したり、肌の健康を維持したり、暗いところでも目が慣れて見えるようになる機能(視覚の暗順応)に関わったり、さらにのどや鼻などの粘膜に働いて細菌から体を守ったりなど、たくさんの重要な役割を持っています。
ビタミンAとして働く成分を多く含む食品は、レバー、うなぎ、バター、マーガリン、チーズ、卵、緑黄色野菜などです。

ビタミンB1

ビタミンB1は、水に溶ける水溶性ビタミンのひとつ
ビタミンB1は、糖質からのエネルギー産生と、皮膚や粘膜の健康維持を助ける働きをします。また糖質を栄養源として使っている脳神経系の正常な働きにも関係しています。
ビタミンB1の多い食品は、穀類のはい芽(米ならヌカの部分)、豚肉、レバー、豆類などです。中でもとくに豚肉にはビタミンB1が豊富です。

ビタミンB2

ビタミンB2は、水に溶ける水溶性ビタミンのひとつ
ビタミンB2は、主に皮ふや粘膜の健康維持を助ける働きをするビタミンで、糖質、脂質、たんぱく質を体内でエネルギーにするなどの代謝を支える重要な働きをしています。
ビタミンB2は、レバー、うなぎ、卵、納豆、乳製品、葉菜類などに多く含まれています。

ビタミンC

ビタミンCは、水に溶ける水溶性ビタミンのひとつ
ビタミンCは、体の細胞と細胞の間を結ぶコラーゲンというたんぱく質をつくるのに不可欠です。これより皮ふや粘膜の健康維持に役立ちます。
ビタミンCの多い食品は、果物(とくにかんきつ類やイチゴ)、野菜、いもなどです。ビタミンCは水に溶けやすく熱に弱いので、できるだけ新鮮な生で食べるのがよいことになります。

ビタミンD

ビタミンDは、油脂に溶ける脂溶性ビタミンのひとつ
ビタミンDには、小腸や腎臓でカルシウムとリンの吸収を促進する働きと、それによって血液中のカルシウム濃度を保ち、丈夫な骨をつくる働きがあります。
ビタミンDを豊富に含む食品は比較的限られており、魚介類、卵類、きのこ類などです。

ビタミンE

ビタミンEは、油脂に溶ける脂溶性ビタミンのひとつ
抗酸化作用により、体内の脂質の酸化を防いで体を守る働きがあります。
ビタミンEはアーモンドなどのナッツ類や、植物油に豊富に含まれています。その他には、うなぎ、たらこをはじめとした魚介類、西洋かぼちゃ、アボカドなどにも多く含まれています。

ビタミンK

ビタミンKは、油脂に溶ける脂溶性ビタミンのひとつ
ビタミンKは、出血した時に血液を固めて止血する因子を活性化します。また、骨の健康維持にも不可欠で、骨にあるたんぱく質を活性化し、骨の形成をうながすことも知られています。
ビタミンKは納豆に非常に多く、1パック(40g)には240μgも含まれています。その他には、こまつ菜やほうれん草などの緑黄色野菜にも多く含まれています。

カリウム

カリウムは、細胞の外液に存在するナトリウムとバランスをとりながら、細胞を正常に保ったり、血圧を調整したりして、常に一定したよい体内の状態(恒常性)を維持するのに役立っています。
カリウムは、特にバナナ、メロン、アボカドなどの果実類、ほうれん草などの野菜類、さつまいもなどのいも類、大豆や小豆などの豆類、魚類、肉類に多く含まれています。

カルシウム

カルシウムは、骨や歯などをつくっている栄養素
カルシウムの多い食品は、牛乳、小魚、海藻、大豆および大豆製品、緑黄色野菜などです。

マグネシウム

マグネシウムは、骨や歯の形成に必要な栄養素
アーモンドをはじめとする種実類、魚介類、藻類、野菜類、豆類などに多く含まれています。

リン

リンは、体内のミネラルの中でカルシウムの次に多い栄養素
広く動植物食品に含まれていますが、とくに魚類、牛乳・乳製品、大豆、肉類に多く含まれます。

は、体の中に3~4g存在して、主として赤血球をつくるのに必要な栄養素
食品中の鉄の種類には、肉・魚・レバーなど動物性食品に含まれるヘム鉄と、野菜・海藻・大豆など植物性食品に含まれる非ヘム鉄があります。

亜鉛

亜鉛は、味覚を正常に保つのに働き、また皮膚や粘膜の健康維持を助ける栄養素
介類に多く含まれていますが、その中でも、かきやうなぎは亜鉛の量が多い食品です。
亜鉛は不足すると味覚障害が引きおこされることが指摘されています

は、鉄から血液中の赤血球がつくられるのを助ける栄養素
特に牡蠣、するめなどの魚介類、レバー、ナッツ、大豆、ココアなどに多く含まれています。

マンガン

マンガンは、さまざまな酵素の構成成分になったり、さまざまな酵素を活性化する栄養素
広く食品に含まれますが、植物性の食品が主な供給源で、全粒穀類、豆類、ナッツ、茶葉に多く含まれています。

アレルギー物質を含む食品に関する表示(食品衛生法)

容器包装された加工食品で表示が義務づけられているアレルギー物質

卵、乳、小麦、えび、かに、落花生、そばの7品目のみ(特定原材料)。
ほかにいくらやオレンジなどの21品目(2019年に1品目追加された)は、特定原材料に準ずるものとしてできるだけ表示することが推奨されています。しかし、この21品目には表示義務はありません。

介護福祉士試験 こころとからだのしくみ-移動に関連したこころとからだのしくみ-合格するための過去問分析

移動に関連したこころとからだのしくみ(過去問=試験対策)

○関節拘縮とは,、長期にわたる寝たきり生活などで関節が固まり動かなくなることをいう

○関節可動域(ROM)は、関節における異常を発見するための検査法である。

○良肢位とは、日常生活で支障の少ない関節角度をとった肢位のことをいう。

○橈骨末端骨折は、手をついて転倒したときにおこりやすい。

○高齢者に起こりやすい骨折として、上腕骨頸部骨折、橈骨遠位端骨折、大腿骨頸部骨折、脊椎圧迫骨折などがある。 大腿骨頸部骨折は転倒して腰部をうったときにおこりやすい。脊椎圧迫骨折は重いものを持ち上げたときにおこりやすく、この骨折は寝たきりの原因、になることが多い。

○高齢者がつまづいて転倒し立つことができなくなった。大腿骨頸部等の骨折が疑われる場合があるので、介護者は痛まない姿勢で寝かせたまま、医師の指示を待つ。

○高齢者がつまづいて転倒し立つことができなくなったので、介護者は転倒時に打った部位の確認、痛み等の自覚症状や出血などを観察する。

○寝たきりになると尿路感染、起立性低血圧、足のむくみ等の合併症を起こしやすくなる

○長期間の臥床によって、関節の拘縮が生じると、動きに痛みが伴うためにますます動かさなくなるといった悪循環が生じる。

○寝たきりから回復させるために、足底を床につけた端座位を保持することは効果的である。また寝たきりを防止するためには、メリハリのある生活を心がけることが大切で、寝食分離が基本である。

○寝たきりでは脳への剌激が少なくなり、思考力も衰えてくるので、体位を変え、視界を広げることも重要である。また体位変換は褥瘡や肺炎の予防効果もある。体位を変える場合には、皮膚に摩擦を起こさないように配慮することが大切である。

○寝たきりになると消化や吸収の機能の低下があるので便秘になりがちになる。  

○寝たままの状態で排泄を続けた場合、尿路感染症を引き起こしやすくなることを、介護従事者は、常に念頭に置く必要がある。その尿路感染症の対策としては水分摂取は有効である。

○寝たきり高齢者は、無気力な状態やうつ的な状態となり、睡眠障害をきたすなど精神活動が低下する傾向がある。

○廃用症候群(生活不活発病)とは、安静状態が長期に続く事によって起こる心身のさまざまな低下等を指すものをいうが、静脈血栓症(深部静脈血栓症、筋萎縮、関節拘縮 、褥瘡(床ずれ) 、骨粗鬆症 、起立性低血圧 、精神的合併症 、括約筋障害(便秘・尿便失禁) などが挙げられる。

○廃用症候群を防ぐためには、早期からのりハビリテーションに加えて、臥床時間の短縮、適当な運動、環境の改善による感覚器官も含めた生活全体の活性化が必要である。

○廃用性症候群は、治療を必要とする疾患によって安静臥床を余儀なくされている状況で、運動をしないこと、寝ていることで長時間を過ごすことにより生じる。

○筋委縮性側索硬化症は、筋肉を動かしにくくなったり、筋肉がやせてくる病気である。

○脊柱管狭窄症が進むと、歩き続けると足のしびれや痛みが増して動けなくなる間欠跛行という歩行障害が起こる。

○変形性膝関節症は、中高年の人の膝の痛みの原因としてもっとも多いもので、膝の関節の軟骨がすり減ったために、痛みがおこるものである。

移動に関連したこころとからだのしくみの勉強メモ

移動に関連したこころとからだのしくみ

○利用者と介護者の双方が安全で安楽な方法
○利用者の自然な動きの活用
○残存能力の活用・自立支援
○重心・重力の動きの理解
○ボディメカニクスの基本原理
○移乗介助の具体的な方法(車いすへの移乗の具体的な方法、全面介助でのベッド・車いす間の移乗、全面介助での車いす・洋式トイレ間の移乗)
○移動介助(車いす・歩行器・つえ等)
○褥瘡予防

高齢者に起こりやすい骨折

・上腕骨頸部骨折
・橈骨遠位端骨折
・大腿骨頸部骨折
・脊椎圧迫骨折

上腕骨頸部骨折

橈骨遠位端骨折

大腿骨頸部骨折

脊椎圧迫骨折

寝たきりの合併症

・尿路感染
・起立性低血圧
・足のむくみ等

廃用症候群(生活不活発病)

・静脈血栓症
・筋萎縮
・関節拘縮
・褥瘡(床ずれ)
・骨粗鬆症
・起立性低血圧
・精神的合併症
・括約筋障害(便秘・尿便失禁) など

廃用症候群の症状

①食欲不振・便秘
②関節拘縮:関節が固まり、関節の動きが悪くなること
③筋萎縮:筋肉が痩せ衰えること
④骨萎縮:骨がもろくなること
⑤褥瘡:床ずれ
⑥心肺機能低下:軽い運動をするだけで、息切れなどが生じること
⑦誤嚥性肺炎:食べ物が誤って肺に入り、肺炎になること
⑧血栓塞栓症:血管に血の塊がつまること
⑨起立性低血圧:立ちくらみ
⑩うつ傾向:精神的に落ち込むこと

介護福祉士試験 こころとからだのしくみ-身じたくに関連したこころとからだのしくみ-合格するための過去問分析

身じたくに関連したこころとからだのしくみ(過去問=試験対策)

○身じたくを整えることは、人が人として社会にかかわるうえでの重要な自己表現である。

○身じたくの効果として、生活にリズムが生まれる、社会生活の維持向上が図られる、生活の楽しみが生まれる、健康な生活ができるなどのメリットがある。

○爪は指先を外力から保護する、指を支える、手足の動きを助けるという機能を持っている。

○頭皮は表皮保護作用のあるトリグリセライドを分泌し、常在菌のリパーゼにより分解され遊離脂肪酸になり、炎症やかゆみ、悪臭の原因となる。

○口腔には食べ物を摂取する入り口、咀嚼、唾液の分泌、嚥下、呼吸器としての入り口、発音などの機能がある。

○歯はエナメル質、象牙質、セメント質、歯髄の組織からできている。

○食べ物をかみ砕く作業に支障をきたす疾患として、むし歯や歯周病がある。

○舌の表面にある味蕾は、味覚を感じる機能をもっている。

○舌の動きやはたらきには、舌咽神経、舌神経、迷走神経などが関与している。

○舌苔は、舌に付着する白い苔状のもので舌の上皮に細菌や食べカス、粘膜のカスが付着したものである。

○唾液には食べ物の残渣を洗い流す作用、消化作用、緩衝作用、潤滑作用、薬物排泄作用、抗菌作用などがある。

○口臭とは、口から吐く息に嫌な臭いがあるものをいうが、その多くの原因は口腔内にある。

○唾液分泌の中枢は、延髄にある。

○唾液の中には、消化酵素のアミラーゼが含まれている。

○皮脂欠乏性湿疹は、皮膚が乾燥し乾皮症と呼ばれる状態に移行し、その一部から湿疹を生じる皮膚疾患である。

○疥癬、ヒゼンダニの寄生による皮膚感染症である

○白癬は、高齢者によくみられる疾患のひとつで、カビの一種である白癬菌が皮膚に感染することによっておこる病気である。

身じたくに関連したこころとからだのしくみの勉強メモ

身じたくに関連したこころとからだのしくみ

①身じたくの意義と目的
②整容に関する介護
・洗面の介助
・ひげそり
・爪切り
・整髪
③口腔ケアの介助
・口腔ケアの目的
・利用者の状況に応じた口腔ケア
・基本的な口腔ケアの方法
④衣類に関する介助
・衣類着脱の目的
・衣類の選択
・衣類着脱の介助

身じたくの介護を行う際には、利用者の個別性を尊重し、「できること」「できるであろうこと」を利用者とともに考え、その人らしい健康な生き方ができるよう、支援することが大切です。

介護福祉士試験 障害の理解-家族への支援-合格するための過去問分析

家族への支援(過去問=試験対策)

○レスパイトサービスとは、障害のある人とそのご家族が安心してゆったりとした生活が送れるように、障害のある人を一時的に介護する支援サービスである。

○レスパイトサービスは、在宅派遣型のサービスと、ショートステイ型のサービスの組み合わせで行われる。

○レスパイトケアとは、在宅介護の要介護状態の利用者が、福祉サービスなどを利用している間、介護をしている家族などが一時的に介護から解放され、休息をとれるようにする支援のことである。

家族への支援

レスパイトサービス事業

レスパイトサービス事業は、障害者総合支援法に基づき、在宅の障がい者及び障がい児の介護者の地域生活を支援するため、介護者の疾病、冠婚葬祭等により、介護が困難となった場合、介護者に代わって、一時的に障がい者を保護するもの。サービス費の支給対象者は、当該市町村に住所を有する在宅の障がい者及び障がい児

レスパイトケア

レスパイト(respite)とは、「休息」「息抜き」「小休止」という意味。

レスパイトケアとは、在宅で介護を行っている家族が、一時的に介護から離れて休息を取れるようにするためのサービスのことをいう。
訪問介護やデイサービス、ショートステイなどのサービスを利用して、一時的に被介護者と離れる方法です。その間に介護者は休息をとったり、旅行や外出などでリフレッシュすることができる。
インフォーマルサービスとして、普段は介護していない親族や、友人、近隣などが支援することも含む。

レスパイトケアに該当する介護サービス
・短期入所生活介護(ショートステイ)
・短期入所療養介護(ショートステイ)
・通所介護(デイサービス)
・通所リハビリテーション(デイケア)
・認知症対応型通所介護

介護福祉士試験 障害の理解-連携と協働-合格するための過去問分析

連携と協働(過去問=試験対策)

○障害者総合支援法で相談支援事業が市町村の責務として位置づけられ、そ.コーディネート機能を担うため、相談支援専門員が配置されている。

○障害者総合支援法で相談支援専門員はサービス利用計画」を作成するとともに、当該サービス利用計画に基づく障害福祉サービスの提供が確保されるよう指定障害福祉サービス事業者等その他の者との連絡調整をおこなうことと規定されている。

○リハビリテーション専門職には、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、義肢装具士、視能訓練士などがある。

○「理学療法士及び作業療法士法」での「理学療法」とは、身体に障害のある者に対し、主としてその基本的動作能力の回復を図るため、治療体操その他の運動を行なわせ、及び電気刺激、マツサージ、温熱その他の物理的手段を加えることをいう。 また「作業療法」とは、身体又は精神に障害のある者に対し、主としてその応用的動作能力又は社会的適応能力の回復を図るため、手芸、工作その他の作業を行なわせることをいう。

○「義肢装具士」とは、厚生労働大臣の免許を受けて、義肢装具士の名称を用いて、医師の指示の下に、義肢及び装具の装着部位の採型並びに義肢及び装具の製作及び身体への適合を行うことを業とする者をいう。

○言語聴覚士(ST)は、言語聴覚士法に基づき言語聴覚機能に起因するコミュニケーション障害に対し、検査、評価、治療、指導にあたるものであり、国家試験による資格である。

○視能訓練士は、斜視の矯正等を行うもので、視能訓練士法に基づく国家試験による資格である。

○障害者法定雇用率が平成30年4月より、民間企業では2.2%、国や地方公共団体では2.5%に引き上げられた。

連携と協働の勉強メモ

リハビリテーションに密接にかかわる「3つの専門職」

理学療法士(略称:PT)
病気やケガの影響で機能が損なわれた部位に対し、ストレッチや筋肉トレーニング、マッサージや温熱療法などを組み合わせ、基本的な動作ができるようリハビリテーションを実施します。
機能の回復だけでなく、症状の悪化を予防することも理学療法士の仕事です。

作業療法士(略称:OT)
日常生活を営むためには、さまざまな動作が伴います。理学療法により機能が回復した部位に対し、具体的な動作ができるようにトレーニングするのが主な仕事です。また、精神分野の障害を持つ人に対し、社会復帰への手助けを行うためのリハビリテーションを実施するなど、「心のリハビリテーション」も行います。

言語聴覚士(略称:ST)
聴覚や発声に不安がある患者様の「聞く」「話す」といったコミュニケーション能力を回復させるだけでなく、「食べ物などを噛む、飲み込む」こと、いわゆる誤嚥に不安がある(嚥下(えんげ)障害)方へのサポートも行います。

これらの3つの専門職はそれぞれ連携しながらさまざまなリハビリテーションを行い、患者様の生活の質を上げていくことが主な仕事となります。

3つの専門職以外のリハビリ関連資格

柔道整復師 
日本古来の東洋医学の観点をもとにし、捻挫や打撲、骨折からの回復に向け、自身の手技を用いて患者様の治癒能力を最大限に高めます。いわゆる「ほねつぎ」とも呼ばれております。
理学療法士同様に運動療法・物理療法・温熱療法などを施術することがありますが、痛みや違和感があるものの過度な損傷がなく慢性化した症状などに関しては、医師の診察がなくとも施術(骨折などについては医師の指示が必要)できる点が大きな違いといえます。また法律上は、応急処置を行う職業ですので怪我など限られた範囲の治療となります。

※理学療法士は怪我だけでなく病気(脳卒中・脊髄損傷・心臓疾患・呼吸器疾患・難病など多岐にわたる)によって衰えてしまった身体機能をリハビリを行う事で機能回復を支援し、自立した日常生活が送れるようサポートする点から、より広範囲な役割を担う職業です。

あん摩マッサージ指圧師
患者さんの症状(肩こり、腰痛、頭痛など)を、徒手(あん摩・マッサージ・指圧)にて解消・軽減することを仕事としています。

視能訓練士
視力の測定や眼鏡・コンタクトの処方に必要な検査などを行うほか、病気やケガの予後に対し視力回復のためにリハビリを実施します。
実際のところ、一部の視力・視野の検査は無資格でも行えます(メガネ屋さんのスタッフがする視力検査など)。
視能訓練士が今注目されている理由は、各種検査を行うことよりも、専門的な知識をもってリハビリテーションを実施できる点です。
高齢化社会により緑内障・白内障などの疾患由来の視力低下が年々増えており、医師と連携して、眼科医療のチームの要となる職業です。

義肢装具士
四肢の疾患やケガにより体の一部を失ってしまった患者様に対し、義手や義足を制作する仕事です。
体の大きさや動かし方の癖は、患者様それぞれに個性があり、単にマニュアル通りに装具を制作するのではなく、患者様一人ひとりに寄り添った対応が求められます。

介護福祉士試験 障害の理解-障害の医学的側面の基礎的知識⑩-合格するための過去問分析

障害の医学的側面の基礎的知識⑩(過去問=試験対策)

その他

○盲ろう重複障害には、「全盲ろう」、「弱視ろう」、「盲難聴」、「弱視難聴」の四タイプがある。

○視覚と難聴の活用がむずかしい、盲ろう者は触手話や指点字、手書き文字などの触覚を使用してコミュニケーションをとる。

○重症心身障害者(児)の発症時期は、出生前の原因が29%、出生児及び出生後1週間以内の原因が37%であり、出産前後の疾患が6割以上を占めている。

○重症心身障害者(児)の推定数は、全国で約4万人である。

○障害者に対しての共感していることを表現する形式として、感情の受容、感情の明確化などがある。

○障害者のレクリエーションの実施に当たっては、活動の成果はもとより、途中の経過を重視する姿勢が大切である。

○強い劣等感を抱いている障害者は、人の中に出ることをためらう傾向がある。

○中途障害は、一般に心理的な衝撃となってその個人に重い負担を強いることになる。

○中途障害者は、受傷の直後からしばらくの間は、自己評価を下げる気持が強くはたらくが、自分のプラスの面を自覚するにつれてそのような気持は後退する。

○中途障害では、障害の種類によって障害者個人への心理的な影響は異なるが、一時的にせよ不運とか不幸という気持は共通に存在する。

○中枢神経系障害者の中には、転導性、統合困難というような行動特徴を呈する者がいる。

○身体障害の発生は、一般に本人や家族にストレスをもたらすが、その強さや性質は、その本人の発達段階を追って変動し、また個人差も大きい。

○一般に、重度の障害をもつ児童の場合、経験的背景が片寄る傾向があるので、考え方が抽象的、観念的に流れないよう直接経験の指導原理が尊重される。

○感覚系機能障害者への対応は、物理的、地理的な行動制限だけでなく、広く人間関係までも含めた社会的行動を視野に収める必要がある。

○視覚障害のある幼児が失明を自覚するのは、一般的には成長して集団の中に入り、周囲の自分に対する対応が違うことを意識したときだと言われている。

○進行性の疾患にもとづく障害者の場合には、非進行性の疾患による者に比べて、障害の進行とともに情緒不安定などの心理的変化が生じるので、長期の心理的なサポートが必要になる。

○障害者が外出したときにじろじろと見られたり、無視されたりすると疎外感や孤独感が生じる。このような周囲の態度によって生じるバリアを心理的バリアという。

○障害者への情報的バリアは、障害者の社会参加の機会を制限し、社会からの隔絶感をもたらしやすい。

○薬物依存症者のセルフヘルプグループが運営するダルク(DARC)では、グループミーティングなどを行いながら、傷ついた心と身体を癒して日常生活への回復を目指している。

○学習障害の子供は、知的な発達が全般的に遅れているために、読み書きや計算が苦手である。

○注意欠陥・多動障害の子どもは、中度・重度の知的障害や自閉症が認められないにもかかわらず、「不注意」、「多動症」、「衝動性」などによって日常生活に困難を伴う。

○防衛機制(適応機制)の抑圧とは、実現困難な欲求を心の中におさえこんでしまう機制である。

○防衛機制(適応機制)の退行とは、子どものように甘えたり、すぐに泣いたりすることである。

○防衛機制(適応機制)の逃避とは、自分の立場を正当化し、失敗感や劣等感から逃れようとすることである。

○防衛機制(適応機制)の反動形成とは、 周囲の手助けを拒否して、自分を強くみせようとすることである。

○防衛機制(適応機制)の昇華とは、欲求不満に陥った場合に、芸術やスポーツに打ち込んで満足を得る行動のことである。

○呼吸機能障害のある人は、安楽な姿勢を保つようにする。

○呼吸機能障害のある人の呼吸法は、腹式呼吸で吐くことを意識して、ゆっくりと行うように心がけます。また、吐くときは口笛を吹くように空気の通り道を細くする口すぼめ呼吸をする。

障害の医学的側面の基礎的知識⑩の勉強メモ

防衛機制

防衛機制とは、自分自身の心を、さまざまな方法で守ること。


自分自身の中で、自分自身が受け入れられない考え方や感情、記憶を否定し、なかったこととしたり、無理矢理忘れようしたりすること。

抑制
不安を感じるような物事について、意識的に考えないようにしたり、願っても手に入れることが難しいと思われることについて、考えるのを避けたりすること。

昇華
現実の社会で認められない欲求や衝動を、芸術やスポーツといった誰にでも認められる高次の価値を実現することで発散する。例えば、性的欲求を詩や小説に表現 することなどである。

合理化
何かと理由をつけて、自分自身の正当性を確保したり、ほかのものに責任転嫁をしたりすること

置き換え
実際に不安や恐怖、怒りを感じる対象ではなく、代理となるものに、その不安や恐怖、怒りを感じたり、ぶつけたりすること。

知性化
感情や痛みを難解な専門用語を延々と語る などして観念化し、情緒から切り離す機制

退行
耐え難い事態に直面したとき、現在の自分より幼い時期の発達 段階に戻ること。

逃避
「葛藤」を引き起こすような状況から逃げ出すことで、不安や緊張、恐怖をなくし、自分自身を守ろうとすることです
現状が苦しいので、他のものに心的エネルギーを出して、現状の苦しさを回避すること

同一化
他人が持っている優れた能力や実績を、自分のものであるかのようにみなしたり、感じたりすること。

投影
自分自身が「抑圧」している考え方や感情を、ほかの人が持っているように感じてしまうことです。

反動形成
「抑圧」した考えや感情と正反対のことをする「防衛機制」です。
自分の弱さを人に知られたくないし自分も認めたくないので、それを克服すべく他の極端に走る。

補償
たとえば、勉強ができないという劣等感を、スポーツをがんばって、ほかの人より優れることで補おうとするようなこと

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