実務者研修とは?介護福祉士試験に必要【無資格の場合】2023年度第36回国家試験

介護福祉士国家試験の2023年度(第36回)は、2023(令和5)年1月下旬に実施されます

介護福祉士試験を受験するには、実務経験(3年以上)+実務者研修の受講修了が必須になります

そこで「実務者研修」について、それぞれ保有資格(無資格を含む)ごとに調べてみました

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無資格の場合

実務者研修は無資格でも受けられるの?

受講することができます。
初任者研修を修了していくても受講が可能です

無資格の人はすべての科目を受講する(450時間)
無資格者の取得期間は6カ月になります

実務者研修は、介護の経験がなくても受講できます

科目名時間数無資格
人間の尊厳と自立5
社会の理解Ⅰ5
社会の理解Ⅱ30
介護の基本Ⅰ10
介護の基本Ⅱ20
コミュニケーション技術20
生活支援技術Ⅰ20
生活支援技術Ⅱ30
発達と老化の理解Ⅰ10
発達と老化の理解Ⅱ20
認知症の理解Ⅰ10
認知症の理解Ⅱ20
障害の理解Ⅰ10
障害の理解Ⅱ20
こころとからだのしくみⅠ20
こころとからだのしくみⅡ60
介護過程Ⅰ20
介護過程Ⅱ25
介護過程Ⅲ45
医療的ケア50
合計時間450450

初任者研修と実務者研修の違い?

実務者研修初任者研修
介護福祉士の受験資格になる介護福祉士の受験資格にはならない
サービス提供責任者として活躍できるサービス提供責任者になれない
たんの吸引や経官栄養の方法など医療的ケアを身に付けることができる

実務者研修は通信+通学コースで修了を目指すことが一般的です

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まとめ

介護の経験がなくても、資格がなくても、「実務者研修」を受講することができます

すべての科目を450時間、受講期間は6カ月間をかけて全て受講して修了証明証をもらうことができます

介護福祉士国家試験の受験資格でもある「実務者研修」を受講しましょう

参考

介護福祉士試験2023 実務者研修は保有資格で全然違う!要注意!

介護福祉士試験2023 実務者研修は保有資格で全然違う!要注意!

実務者研修とは

実務者研修は、介護福祉士国家試験を受験するためには、必ず受講しなければならない講座です

介護福祉士国家試験受験には、実務者研修の修了が必須

標準学習期間:1.5ヶ月〜6ヶ月
学習方法:自宅学習+通学講習
受講料:(教材費込)37,000円〜 (税込40,700円〜)
※保有資格によります

実務者研修(お申し込み・講座日程)

お持ちの資格によって受講できるコース、自宅学習の受講科目が異なります

ノーマルコース(保有資格:なし)

 ノーマルコース:¥105,000-

 無資格者 19科目7日間

生活援助修了者コース(保有資格:生活援助従事者研修)

 生活援助修了者コース:¥87,500-

 生活援助従事者研修 14科目7日間

初任者研修修了者コース(保有資格:初任者研修)

介護2級修了者コース(保有資格:旧ヘルパー2級)

 介護2級修了者コース:¥79,000-

 ヘルパー2級/初任者研修 10~11科目7日間

介護1級修了者コース(保有資格:旧ヘルパー1級)

 介護1級修了者コース:¥60,000-

 ヘルパー1級 1科目7日間

基礎研修修了者コース(保有資格:介護職員基礎研修)

 基礎研修修了者コース:¥31,000-

 介護職員基礎研修 1科目2日間

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実務者研修の学習科目と時間数

領域:『人間と社会』
 人間の尊厳と自立:5時間
 社会の理解Ⅰ:5時間
 社会の理解Ⅱ:30時間

領域:『介護』
 介護の基本Ⅰ:10時間
 介護の基本Ⅱ:20時間
 コミュニケーション技術:20時間
 生活支援技術Ⅰ:20時間
 生活支援技術Ⅱ:30時間
 介護過程Ⅰ:20時間
 介護過程Ⅱ:25時間
 介護過程Ⅲ:45時間

領域:『こころとからだのしくみ』
 発達と老化の理解Ⅰ:10時間
 発達と老化の理解Ⅱ:20時間
 認知症の理解Ⅰ:10時間
 認知症の理解Ⅱ:20時間
 障害の理解Ⅰ:10時間
 障害の理解Ⅱ:20時間
 こころとからだのしくみⅠ:20時間
 こころとからだのしくみⅡ:60時間

領域:『医療的ケア』
 医療的ケア:50時間

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所持資格によって受講時間が変わります

科目名時間数初任者研修ヘルパー1級ヘルパー2級ヘルパー3級介護職員基礎研修
人間の尊厳と自立5
社会の理解Ⅰ5
社会の理解Ⅱ30
介護の基本Ⅰ10
介護の基本Ⅱ20
コミュニケーション技術20
生活支援技術Ⅰ20
生活支援技術Ⅱ30
発達と老化の理解Ⅰ10
発達と老化の理解Ⅱ20
認知症の理解Ⅰ10
認知症の理解Ⅱ20
障害の理解Ⅰ10
障害の理解Ⅱ20
こころとからだのしくみⅠ20
こころとからだのしくみⅡ60
介護過程Ⅰ20
介護過程Ⅱ25
介護過程Ⅲ45
医療的ケア50
合計時間4503209532042050

介護福祉士試験を受験するためには、「修了証」が必要になりますが、学校によっては修了試験を行わない所もあり、しっかりと受講して科目を修了すれば「修了証」を頂くことができます

また、この「修了証」には有効期限がありませんので、万一、今年の介護福祉士試験に合格しなかったとしても、来年もその次も使うことができます

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ケアマネ試験2022(令和4)年度 合格ノートで一発合格

ケアマネ試験2022(令和4)年度は、例年通り10月の日曜日に行われます

昨年(2021年度)は、10月10日(日)に実施されました

ケアマネ試験の受験資格

以下の業務を通算して5年以上かつ900日以上おこなった者が対象

  • 法定資格保有者
  • 生活相談員
  • 支援相談員
  • 相談支援専門員
  • 主任相談支援員

※法定資格保有者とは

医師、歯科医師、薬剤師、助産師、看護師、准看護師、保健師、理学療法士、作業療法士、社会福祉士、介護福祉士、視能訓練士、義肢装具士、歯科衛生士、言語聴覚士、あん摩マッサージ指圧師、はり師、きゅう師、柔道整復師、栄養士(管理栄養士含む)、精神保健福祉士のいずれかを保有

※生活相談員とは

主に特別養護老人ホーム・デイサービス・ショートステイなどの介護福祉施設で活躍する職種です

※支援相談員

介護老人保健施設(老健)に在籍し、入所者本人や家族からの相談を受ける窓口となる職員のこと

※相談支援専門員

障がいを持つ方が福祉サービスをうまく利用できるようサポートする職種

ケアマネ試験の内容

問題数:60問
「介護支援分野」25問
「保健医療福祉サービス分野(基礎)」15問
「保健医療福祉サービス分野(総合)」5問
「保健医療福祉サービス分野(福祉サービスの知識等)」15問

試験時間:120分
出題方法:マークシート(五肢複択)

合格後に必要なケアマネジャーになるまでの手続き

①「介護支援専門員実務研修受講試験」に合格する

 ⇓ ⇓ ⇓

②「介護支援専門員実務研修」を受講する
年に数回、各都道府県で実施されています
15日間の講習+3日間の実務(87時間以上の研修)の受講を全日程出席して修了となります

 ⇓ ⇓ ⇓

③ 各都道府県の「介護支援専門員資格登録簿」へ登録申請

 ⇓ ⇓ ⇓

④ 介護支援専門員証の交付申請
ケアマネとして仕事をするためには、都道府県の知事が発行する介護支援専門員証の交付が必要

 ⇓ ⇓ ⇓

⑤ 介護支援専門員証が交付される

令和3年度(第24回)試験結果 受験者数・合格率

受験者数合格者数合格率
第24回(2021)年度54,290人12,662人23.3%
分野問題数合格基準
介護支援分野25問14点
保健医療福祉サービス分野35問25点

合格ノートで一発合格

介護福祉士試験2023~介護福祉士になるには~2023年試験へ向けて

2022(令和4)年度の介護福祉士試験は、2023年1月の最終日曜日に実施される予定です

介護福祉士資格を取るメリット

介護福祉士は、介護系の国家資格になっています。介護の現場では、専門職として働く人を求めていますので、介護福祉士の資格を取ることで、責任者の立場に立つことができる、資格手当などの支給がありお給料がアップする、などなど資格を取るメリットは、資格を持っていない時にはあまり実感がないかもしれませんね。

介護福祉士試験の受験資格

介護福祉士試験は誰でも受験できるものではありません。基本的には介護の現場で決まった従業期間と日数以上従事していなければ受験が認められません以下に、介護福祉士試験の受験資格を説明していきます

  • 従業期間が3年以上(1095日以上)かつ従業日数が540日以上で実務者研修修了した方
  • 従業期間が3年以上(1095日以上)かつ従業日数が540日以上で介護職員基礎研修と喀痰吸引等研修修了者
  • 特例高校に入学して、卒業した翌日以降に従業期間9ヶ月以上、従業日数135日以上介護業務に従事した方

詳細は、試験センターをご覧ください

実務経験に該当する「施設・事業」や「職種」ではない場合

次に掲げる職種は、介護福祉士の受験資格とはなりません

「人員配置基準」「運営要綱」等に示された、主たる業務が介護等の業務と認められない職種

  • 生活相談員、支援相談員などの相談援助業務を行なう職種
  • 医師、看護師、准看護師
  • 理学療法士、作業療法士、言語聴覚士などの機能訓練担当職員(当該業務を補助する方を含む)
  • 心理指導担当職員、作業指導員、職業指導員、就労支援員
  • 事務員、介護支援専門員、調理員、栄養士、計画作成担当者、福祉用具専門相談員

主たる業務が介護等の業務でないことが明確な職種
例:相談員、警備員、運転手、用務員、清掃員、あん摩マッサージ指圧師

第34回介護福祉士試験の合格基準

筆記試験の合格基準

次の2つの条件を満たした者を筆記試験の合格者とする。
ア 総得点125点に対し、得点78点以上の者(総得点の60%程度を基準
とし、問題の難易度で補正した。配点は1問1点である。)。
イ アを満たした者のうち、以下の「11科目群」すべてにおいて得点があっ
た者。
①人間の尊厳と自立、介護の基本
②人間関係とコミュニケーション、コミュニケーション技術 ③社会の理解
④生活支援技術 ⑤介護過程 ⑥発達と老化の理解 ⑦認知症の理解 ⑧障害の理解
⑨こころとからだのしくみ ⑩医療的ケア ⑪総合問題


コミュニケーション技術|介護福祉士国家試験2022(令和4)年過去問

問題 27 介護福祉職が利用者とコミュニケーションをとるときの基本的な態度として,最も適切なものを1つ選びなさい。

1 上半身を少し利用者のほうへ傾けた姿勢で話を聞く。
2 利用者の正面に立って話し続ける。
3 腕を組んで話を聞く。
4 利用者の目を見つめ続ける。
5 緊張感が伝わるように、背筋を伸ばす。

問題 28 介護福祉職によるアサーティブ・コミュニケーション(assertive communication)として,最も適切なものを1つ選びなさい。

1 利用者の要求は,何も言わずにそのまま受け入れる。
2 利用者から苦情を言われたときは、沈黙して我慢する。
3 利用者を説得して介護福祉職の都合に合わせてもらう。
4 介護福祉職の提案に従うことが利用者の利益になると伝える。
5 利用者の思いを尊重しながら、介護福祉職の意見を率直に伝える。

次の事例を読んで、問題 29,問題 30 について答えなさい。
Jさん(75 歳,男性)は先天性の全盲である。これまで自宅で自立した生活をしてきたが,最近,心身機能の衰えを感じて、有料老人ホームに入居した。施設での生活にまだ慣れていないので、移動は介護福祉職に誘導してもらっている。 ある日,介護福祉職がJさんを自室まで誘導したときに、「いつも手伝ってもらっ てすみません。なかなか場所を覚えられなくて。私はここでやっていけるでしょう か」と話してきた。

問題29 Jさんの発言への介護福祉職の共感的理解を示す対応として,最も適切なものを1つ選びなさい。

1 Jさんの発言にうなずく。
2 Jさんの発言のあと沈黙する。
3 Jさんの話の内容を短くまとめて伝える。
4 Jさんの立場に立って感情を推し測り、言葉で表現して伝える。
5 Jさんの気持ちが前向きになるように、励ましの言葉を伝える。

問題30 Jさんの不安な気持ちを軽くするための介護福祉職の対応として,最も適切なものを1つ選びなさい。

1 いきなり声をかけると驚くので、肩にふれてから挨拶をする。
2 誘導時の声かけは歩行の妨げになるので、最小限にする。
3 角を曲がるときには,「こちらに」と方向を伝える。
4 トイレや食堂などを、一緒に歩きながら確認する。
5 食堂の座席は、Jさんの好きなところに座るように伝える。

次の事例を読んで,問題 31, 問題 32 について答えなさい。 [事例] Kさん(83歳,女性,要介護3)は、10年前の脳出血(cerebral hemorrhage)による 後遺症で高次脳機能障害(higher brain dysfunction)がある。感情のコントロールが 難しく、興奮すると大声をあげて怒りだす。現在は,訪問介護(ホームヘルプサービ ス)を利用しながら、自宅で長男(60 歳)と二人暮らしをしている。長男は、会社を3年前に早期退職し、Kさんの介護に専念してきた。顔色が悪く、 介護による疲労を訴えているが、「介護を続けて,母を自宅で看取りたい」と強く希望 している。別居している長女は、長男の様子を心配して、「母親の施設入所の手続き を進めたい」という意向を示している。

問題31 訪問介護員(ホームヘルパー)が、興奮しているときのKさんとコミュニケーションをとるための方法として,最も適切なものを1つ選びなさい。

1 興奮している理由を詳しく聞く。
2 興奮することはよくないと説明する。
3 冷静になるように説得する。
4 事前に作成しておいた日課表に沿って活動してもらう。
5 場所を移動して話題を変える。

問題32 長男に対する訪問介護員(ホームヘルパー)の対応として,最も適切なものを1つ選びなさい。

1 長男自身の意向を変える必要はないと励ます。
2 Kさん本人の意向が不明なため、長男の希望は通らないと伝える。
3 これまでの介護をねぎらい、自宅での看取りを希望する理由を尋ねる。
4 自宅での生活を継続するのは限界だと説明する。
5 長女の言うように、施設入所の手続きを進めることが正しいと伝える。

問題33 利用者の家族から苦情があったときの上司への報告に関する次の記述のうち,最も適切なものを1つ選びなさい。

1 苦情の内容について,時間をかけて詳しく口頭で報告した。
2 すぐに口頭で概要を報告してから,文書を作成して報告した。
3 結論を伝えることを重視して、「いつもの苦情です」とすぐに報告した。
4 上司が忙しそうだったので、同僚に伝えた。
5 自分の気持ちが落ち着いてから、翌日に報告した。

問題34 利用者の自宅で行うケアカンファレンス(care conference)に関する次の記述のうち,最も適切なものを1つ選びなさい。

1 検討する内容は,インフォーマルなサポートに限定する。
2 介護福祉職の行った介護に対する批判を中心に進める。
3 利用者本人の参加を促し、利用者の意向をケア方針に反映させる。
4 意見が分かれたときは、多数決で決定する。
5 対立を避けるために、他の専門職の意見には反論しない。

介護の基本|介護福祉士国家試験2022(令和4)年過去問

問題 17 Fさん(66歳,戸籍上の性別は男性,要介護3)は、性同一性障害である ことを理由に施設利用を避けてきた。最近,数年前の脳卒中(stroke)の後遺症がひ どくなり、一人暮らしが難しくなってきた。Fさんは、担当の訪問介護員(ホーム ヘルパー)に施設入所について,「性同一性障害でも施設に受け入れてもらえるでしょうか」と相談した。
訪問介護員(ホームヘルパー)の応答として,最も適切なものを1つ選びなさい。

1「居室の表札は,通称名ではなく戸籍上の名前になります」
2「多床室になる場合がありますよ」
3「施設での生活で心配なことは何ですか」
4「トイレや入浴については問題がありますね」
5「同性による介護が原則です」

問題 18 利用者主体の考えに基づいた介護福祉職の対応に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。

1.1人で衣服を選ぶことが難しい利用者には、毎日の衣服を自分で選べるような声かけをする。
2 食べこぼしが多い利用者には、こぼさないように全介助する。
3 認知症(dementia)の利用者には、排泄の感覚があっても、定時に排泄の介護を行う。
4 転倒しやすい利用者には,事故防止のため立ち上がらないように声をかける。
5 入浴が自立している利用者も危険を避けるため個別浴ではなく集団での入浴とする。

問題19 利用者の自立支援に関する次の記述のうち,最も適切なものを1つ選びなさい

1 利用者の最期の迎え方を決めるのは、家族である。
2 利用者が話しやすいように,愛称で呼ぶ。
3 利用者が自分でできないことは、できるまで見守る。
4 利用者の生活のスケジュールを決めるのは,介護福祉職である。
5 利用者の意見や希望を取り入れて介護を提供する。

問題 20 Gさん(70歳,男性,要介護2)は、パーキンソン病(Parkinson disease) と診断されていて、外出するときは車いすを使用している。歩行が不安定なため、 週2回通所リハビリテーションを利用している。Gさんは、1年前に妻が亡くなり, 息子と二人暮らしである。Gさんは社交的な性格で地域住民との交流を望んでいる が、自宅周辺は坂道や段差が多くて移動が難しく、交流ができていない。
Gさんの状況をIC F(International Classification of Functioning. Disability and Health:国際生活機能分類)で考えた場合,参加制約の原因になっている環境 因子として,最も適切なものを1つ選びなさい。

1 パーキンソン病(Parkinson disease)
2 不安定な歩行
3 息子と二人暮らし
4 自宅周辺の坂道や段差
5 車いす

問題 21 Hさん(75 歳,女性,要介護2)は、孫(17歳,男性,高校生)と自宅で二 人暮らしをしている。Hさんは関節疾患(joint disease)があり、通所リハビリテー ションの利用を開始した。介護福祉職が送迎時に孫から,「祖母は、日常生活が難 しくなり、自分が食事を作るなどの機会が増え、家事や勉強への不安がある」と相 談された。
介護福祉職の孫への対応として,最も適切なものを1つ選びなさい。

1 「今までお世話になったのですから、今度はHさんを支えてください」
2「家事が大変なら、Hさんに介護老人福祉施設の入所を勧めましょう」
3 「高校の先生や介護支援専門員(ケアマネジャー)に相談していきましょう」
4「家でもリハビリテーションを一緒にしてください」
5 「近所の人に家事を手伝ってもらってください」

問題22 介護保険制度のサービス担当者会議に関する次の記述のうち,最も適切なものを1つ選びなさい。

1 会議の招集は介護支援専門員(ケアマネジャー)の職務である。
2 利用者の自宅で開催することが義務づけられている。
3 月1回以上の頻度で開催することが義務づけられている。
4 サービス提供者の実践力の向上を目的とする。
5 利用者の氏名は匿名化される。

問題23 社会資源に関する次の記述のうち,フォーマルサービスに該当するものとして,適切なものを1つ選びなさい。

1 一人暮らしの高齢者への見守りを行う地域住民
2 買物を手伝ってくれる家族
3 ゴミ拾いのボランティア活動を行う学生サークル
4 友人や知人と行う相互扶助の活動
5 介護の相談を受ける地域包括支援センター

問題24 介護福祉士の職業倫理に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。

1 介護が必要な人を対象にしているため、地域住民との連携は不要である。
2 全ての人々が質の高い介護を受けることができるように,後継者を育成する。
3 利用者のためによいと考えた介護を画一的に実践する。
4 利用者に関する情報は,業務以外では公表してよい。
5 利用者の価値観よりも、介護福祉士の価値観を優先する。

問題 25 施設における利用者の個人情報の安全管理対策として,最も適切なものを1つ選びなさい。

1 介護福祉職が個人所有するスマートフォンの居室への持込みは制限しない。
2 不要な個人情報を破棄する場合は、万が一に備えて復元できるようにしておく。
3 利用者からの照会に速やかに応じるために,整理用のインデックス(index)は使用しない。
4 個人情報に関する苦情対応体制について、施設の掲示板等で利用者に周知徹底す
5 個人情報の盗難を防ぐために、職員の休憩室に監視カメラを設置する。

問題26 訪問介護員(ホームヘルパー)が、利用者や家族からハラスメント(harassment)を受けたときの対応に関する次の記述のうち,最も適切なものを1 つ選びなさい。

1 利用者に後ろから急に抱きつかれたが、黙って耐えた。
2 利用者から暴力を受けたので,「やめてください」と伝え、上司に相談した。
3 利用者が繰り返す性的な話を、苦痛だが笑顔で聞いた。
4 家族から暴言を受けたが、担当なのでそのまま利用者宅に通った。
5 家族からサービス外のことを頼まれて、断ったら怒鳴られたので実施した。

社会の理解|介護福祉士国家試験2022(令和4)年過去問

問題 5 2016年(平成 28年)に閣議決定された,「ニッポン一億総活躍プラン」にある「地域共生社会の実現」に関する記述として,最も適切なものを1つ選びなさい。

1 日本型福祉社会の創造
2 我が事・丸ごとの地域づくり
3 健康で文化的な最低限度の生活の保障
4 社会保障と税の一体改革
5 皆保険・皆年金体制の実現

問題6 2019年(平成31年,令和元年)の日本の世帯に関する次の記述のうち,正 しいものを1つ選びなさい。

1 平均世帯人員は,3人を超えている。
2 世帯数で最も多いのは、2人世帯である。
3 単独世帯で最も多いのは、高齢者の単独世帯である。
4 母子世帯数と父子世帯数を合算すると,高齢者世帯数を超える。
5 全国の世帯総数は、7千万を超えている。

問題 7 2015年(平成 27 年)以降の日本の社会福祉を取り巻く環境に関する次の記 述のうち,適切なものを1つ選びなさい。

1 人口は、増加傾向にある。
2 共働き世帯数は、減少傾向にある。
3 非正規雇用労働者数は,減少傾向にある。
4 高齢世代を支える現役世代(生産年齢人口)は、減少傾向にある。
5 日本の国民負担率は,OECD加盟国の中では上位にある。

(注) OECDとは、経済協力開発機構(Organisation for Economic Co-operation and
Development)のことで,2020年(令和2年)現在38 か国が加盟している。

問題 8 次のうち,2020年(令和2年)の社会福祉法等の改正に関する記述として、最も適切なものを1つ選びなさい。

1 市町村による地域福祉計画の策定
2 入所施設の重点的な拡充
3 医療・介護のデータ基盤の整備の推進 4 市町村直営の介護サービス事業の整備拡充
5 ロボット等の機械の活用から人によるケアへの転換

(注) 2020年(令和2年)の社会福祉法等の改正とは、「地域共生社会の実現のための社会福祉法等の一部を改正する法律(令和2年法律第52号)」をいう。

問題9 Cさん(78歳,男性,要支援1)は、公的年金(月額 19万円)で公営住宅の 3階で一人暮らしをしている。妻と死別後も通所型サービスを利用し、自炊を楽し みながら生活している。最近,膝の具合がよくないこともあり、階段の上り下りが 負担になってきた。そこで、転居について,通所型サービスのD介護福祉士に相談 をした。
次のうち、D介護福祉士がCさんに紹介する住まいの場として,最も適切なものを1つ選びなさい。

1 認知症対応型共同生活介護(認知症高齢者グループホーム)
2 介護付有料老人ホーム
3 軽費老人ホームA型
4 サービス付き高齢者向け住宅
5 養護老人ホーム

問題 10 介護保險制度の保険給付の財源構成として、適切なものを1つ選びなさい。

1 保險料
2 公費
3 公費,保險料,現役世代办支援金
4 公費,第一号保險料
5 公費,第一号保險,第二号保險料

問題 11 「2016 年(平成 28年)生活のしづらさなどに関する調査(全国在宅障害児・ 者等実態調査)」(厚生労働省)における身体障害、知的障害,精神障害の近年の状況 に関する次の記述のうち,正しいものを1つ選びなさい。

1 最も人数の多い障害は、知的障害である。
2 施設入所者の割合が最も高い障害は,身体障害である。
3 在宅の身体障害者のうち、65歳以上の割合は7割を超えている。
4 在宅の知的障害者の数は、減少傾向にある。
5 精神障害者の8割は,精神障害者保健福祉手帳を所持している。

問題 12 Eさん(30 歳,女性,知的障害,障害支援区分2)は,現在,日中は特例 子会社で働き、共同生活援助(グループホーム)で生活している。今後、一人暮らし をしたいと思っているが,初めてなので不安もある。
次のうち、Eさんが安心して一人暮らしをするために利用するサービスとして, 適切なものを1つ選びなさい。

1 行動援護
2 同行援護
3 自立訓練(機能訓練)
4 自立生活援助
5 就労継続支援

問題13 重度訪問介護に関する次の記述のうち,適切なものを1つ選びなさい。

1 外出時における移動中の介護も含まれる。
2 知的障害者は対象にならない。
3 利用者が医療機関に入院した場合,医療機関で支援することはできない。
4 訪問看護の利用者は対象にならない。
5 障害が視覚障害のみの場合でも利用できる。

問題14 「成年後見関係事件の概況(令和2年1月~12月)」(最高裁判所事務総局家庭局)における,成年後見人等として活動している人が最も多い職種として、正しいものを1つ選びなさい。

1 行政書士
2 司法書士
3 社会保険労務士
4 精神保健福祉士
5 税理士

問題 15 保健所に関する次の記述のうち,正しいものを1つ選びなさい。

1 保健所の設置は,医療法によって定められている。
2 保健所は、全ての市町村に設置が義務づけられている。
3 保健所は,医療法人によって運営されている。
4 保健所の所長は,保健師でなければならない。
5 保健所は、結核(tuberculosis)などの感染症の予防や対策を行う。

問題 16 生活保護制度に関する次の記述のうち,最も適切なものを1つ選びなさい。

1 生活保護の給付方法には,金銭給付と現物給付がある。
2 生活保護の申請は、民生委員が行う。
3 生活保護法は、日本国憲法第13条にある幸福追求権の実現を目的としている。
4 生活保護を担当する職員は、社会福祉士の資格が必要である。
5 生活保護の費用は、国が全額を負担する。

人間関係とコミュニケーション|介護福祉士国家試験2022(令和4)年過去問

問題3 介護福祉職はBさんから,「認知症(dementia)の母の介護がなぜかうまくいかない。深夜に徘徊するので、心身共に疲れてきた」と相談された。介護福祉職 は、「落ち込んでいてはダメですよ。元気を出して頑張ってください」とBさんに 言った。後日,介護福祉職はBさんに対する自身の発言を振り返り、不適切だった と反省した。
介護福祉職はBさんに対してどのような返答をすればよかったのか,最も適切な ものを1つ選びなさい。

1 「お母さんに施設へ入所してもらうことを検討してはどうですか」
2 「私も疲れているので、よくわかります」
3 「認知症(dementia)の方を介護しているご家族は,皆さん疲れていますよ」
4「近所の人に助けてもらえるように,私から言っておきます」
5 「お母さんのために頑張ってきたんですね」

問題4 利用者とのコミュニケーション場面で、介護福祉職が行う自己開示の目的として,最も適切なものを1つ選びなさい。

1 ジョハリの窓(Johari Window)の「開放された部分(open area)」を狭くするため
に行う。
2 利用者との信頼関係を形成するために行う。
3 利用者が自分自身の情報を開示するために行う。
4 利用者との信頼関係を評価するために行う。
5 自己を深く分析し、客観的に理解するために行う。

人間の尊厳と自立|介護福祉士国家試験2022(令和4)年過去問

問題 1 著書「ケアの本質- 生きることの意味」の中で,「一人の人格をケアする とは、最も深い意味で,その人が成長すること、自己実現することをたすけること である」と述べた人物として、正しいものを1つ選びなさい。

1 神谷美恵子
2 糸賀一雄
3 フローレンス・ナイチンゲール(Nightingale, F.)
4 ミルトン・メイヤロフ(Mayeroff, M.) ,
5 ベンクト・ニィリエ(Nirje, B.)

問題 2 Aさん(80 歳,女性,要介護1)は,筋力や理解力の低下がみられ、訪問 介護(ホームヘルプサービス)を利用している。訪問介護員(ホームヘルパー)がいな い時間帯は,同居している長男(53 歳,無職)に頼って生活をしている。長男はA さんの年金で生計を立てていて、ほとんど外出しないで家にいる。
ある時,Aさんは訪問介護員(ホームヘルパー)に、「長男は暴力がひどくてね。 この間も殴られて,とても怖かった。長男には言わないでね。あとで何をされるかわからないから」と話した。訪問介護員(ホームヘルパー)は、Aさんのからだに複数のあざがあることを確認した。
訪問介護員(ホームヘルパー)の対応に関する次の記述のうち,最も適切なものを 1つ選びなさい。

1 長男の虐待を疑い、上司に報告し,市町村に通報する。
2 長男の仕事が見つかるようにハローワークを紹介する。
3 Aさんの気持ちを大切にして何もしない。
4 すぐに長男を別室に呼び、事実を確認する。
5 長男の暴力に気づいたかを近所の人に確認する。

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