1 出題形式等
筆記試験の出題形式は五肢択一を基本とする多肢選択形式とし、問題に図表等を用いることがある。
出題数は125問、総試験時間数は220分とする。
2 「総合問題」
4領域(人間と社会、介護、こころとからだのしくみ、医療的ケア)の知識及び技術を横断的に問う問題を、事例形式で出題する。
3 各領域の出題予定数
1 人間と社会 人間の尊厳と自立 人間関係とコミュニケーション 社会の理解 | 16問 |
2 介護 介護の基本 コミュニケーション技術 生活支援技術 介護過程 | 52問 |
3 こころとからだのしくみ 発達と老化の理解 認知症の理解 障害の理解 こころとからだのしくみ | 40問 |
4 医療的ケア 医療的ケア | 5問 |
5 総合問題 | 12問 |
介護福祉士国家試験 試験科目別出題基準
発達と老化の理解
中項目 | 小項目 |
人間の成長と発達 | 発達の定義 発達段階 発達課題 その他 |
老年期の定義(WHO、老人福祉法、高齢者の医療の確保に関する法律の高齢者医療制度) | |
老年期の発達課題 | 人格と尊厳、老いの価値、喪失体験、セクシュアリティ、その他 |
老化に伴う心身の変化の特徴 | 防衛反応(反射神経)の変化 回復力(抵抗力)の変化 適応力(順応力)の変化 |
老化に伴う心身の機能の変化と日常生活への影響 | 身体的機能の変化と日常生活への影響 知的・認知機能の変化と日常生活への影響 精神的機能の変化と日常生活への影響 その他 |
高齢者の心理 | 老化を受けとめる高齢者の気持ち 社会や家庭での役割を失う高齢者の気持ち 障害を受けとめる高齢者の気持ち 友人との別れを受けとめる高齢者の気持ち 経済的不安を抱える高齢者の気持ち その他 |
高齢者の疾病と生活上の留意点 | 高齢者の症状の現れかたの特徴 高齢者の体の不調の訴え(痛み、かゆみ、不眠、冷え、その他) |
高齢者に多い病気とその日常生活上の留意点 | |
保健医療職との連携 |