ケアマネ試験2017年度 保健医療サービス分野 第32問「精神疾患」

ケアマネ試験2017年度 医療分野

第32問

次の記述について適切なものはどれか。
3つ選べ。

1 老年期うつ病は、認知症と明確に区別され、認知症に移行することはない

2 せん妄は、興奮を伴うことが多いが、活動性が低下するものもある

3 せん妄の発症の誘因として、睡眠障害、薬剤、環境の変化などが挙げられる

4 せん妄の治療は、誘因にかかわらず薬物治療を最優先とする

5 統合失調症は、軽傷化したとしても、その後症状が再発することがある

正答:2.3.5

精神疾患

終わりに

「精神疾患」

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ケアマネ試験2017年度 保健医療サービス分野 第31問「認知症」

ケアマネ試験2017年度 医療分野

第31問

認知症について適切なものはどれか。
3つ選べ。

1 BPSD(認知症の行動・心理症状)は、一般に認知症が進行するほど重症化する

2 血管性認知症では、適切な治療やリハビリテーションにより、認知機能が改善した例もある

3 レビー小体型認知症は、幻視が特徴的で、払いのけたり、逃げるような動作を伴う

4 アルツハイマー型認知症の治療薬は、易怒性などの興奮性のBPSD(認知症の行動・心理症状)を悪化させる可能性がある

5 慢性硬膜下血腫による認知機能障害は、慢性化しているため、血腫を除去しても回復が期待できない

正答:2.3.4

認知症

終わりに

「認知症」

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ケアマネ試験2017年度 保健医療サービス分野 第30問「神経難病」

ケアマネ試験2017年度 医療分野

第30問

神経難病について適切なものはどれか。
3つ選べ。

1 筋萎縮性側索硬化症(ALS)では、眼球運動や肛門括約筋、知覚神経は末期まで保たれる

2 筋萎縮性側索硬化症(ALS)でみられる筋力低下や筋萎縮には、筋力トレーニングが効果的である

3 パーキンソン病では、精神症状、自律神経症状は出現しない

4 パーキンソン病の治療は、薬物療法が基本である

5 進行性核上性麻痺では、思考の遅延や無感情などの認知機能低下を早期から認めやすい

正答:1.4.5

神経難病

終わりに

「神経難病」

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ケアマネ試験2017年度 保健医療サービス分野 第29問「呼吸器疾患」

ケアマネ試験2017年度 医療分野

第29問

呼吸器疾患について、より適切なものはどれか。
3つ選べ。

1 急性上気道炎では、ウイルス感染が疑われる場合であっても、肺炎予防のために抗菌薬を使用する

2 誤嚥性肺炎は、口腔咽頭分泌物などを繰り返し誤嚥することにより発症する

3 慢性閉塞性肺疾患(COPD)では、気管支拡張薬や吸入ステロイド薬が使用される

4 慢性閉塞性肺疾患(COPD)は、介護保険法の特定疾病に指定されている

5 慢性閉塞性肺疾患(COPD)では、発症すると症状は改善しないため、禁煙する必要はない

正答:2.3.4

呼吸器疾患

終わりに

「呼吸器疾患」

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ケアマネ試験2017年度 保健医療サービス分野 第27問「高齢者に多い疾病」

ケアマネ試験2017年度 医療分野

第27問

高齢者に多い疾病について正しいものはどれか。
3つ選べ。

1 関節リウマチでは、朝の起床時に指の関節がこわばり、屈曲しにくくなる

2 脊柱管狭窄症では、腰痛、下肢痛、しびれはみられない

3 大腿骨頸部骨折の受傷原因として最も多いのは、転倒である

4 加齢黄斑変性症は、高齢者の重篤な視力障害の原因の一つである

5 ノルウェー疥癬(角化型疥癬)は、ダニの数が少ないので、感染力が弱い

正答:1.2.3

高齢者に多い疾病

終わりに

「高齢者に多い疾病」

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ケアマネ試験2017年度 保健医療サービス分野 第26問「検査」

ケアマネ試験2017年度 医療分野

第26問

検査について正しいものはどれか。
3つ選べ。

1 低栄養指標には、BMI(Body Mass Index)が18.5未満、血清アルブミン値が3.5g/dL以下などがある

2 ヘモグロビンA1cの値は、過去1〜2か月の血糖レベルを反映している

3 大動脈疾患や進行した動脈硬化の場合は、左右の上肢で血圧に差がみられることがある

4 狭心症は、症状がなくても心電図により必ず診断できる

5 赤血球数や血色素の基準値は、性別で異ならない

正答:1.3.4

検査

終わりに

「検査」

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ケアマネ試験の過去問で「口腔ケアと口腔管理」が出題された問題まとめ

ケアマネ試験の過去問で「口腔ケアと口腔管理」が出題された問題をまとめてみました。

口腔ケアと口腔管理

28-問35

次の記述について、より適切なものはどれか。3つ選べ。

1 急変時に予想される事態への対応、緊急受診先等をあらかじめ主治医や家族と共有しておくことが望ましい。
2 血圧低下による重要臓器の末梢循環が著しく障害された状態をショックという。
3 高齢者の場合、急変時にみられる痛みや呼吸困難などの訴えがないことも多い。
4 嘔吐した場合には、仰臥位にして口腔内に吐物が残っていないかを確認する。
5 高齢者は、感染症に罹患すれば、必ず発熱する。

28-問37

薬剤について、より適切なものはどれか。2つ選べ。

1 肝機能が低下している場合は、薬剤の代謝速度が速くなる。
2 口腔内で溶けるOD(Oral Disintegrant)錠は、口腔粘膜からそのまま吸収される薬剤である。
3 薬剤は、主に便として排泄される。
4 麻薬は、口渇の原因となり得る薬剤である。
5 上半身を起こし、多めの水で薬を服用することが、食道潰瘍の予防につながる。

28-問40

介護老人保健施設について正しいものはどれか。2つ選べ。

1 若年性認知症の入所者を受け入れた場合には、介護報酬の加算を算定できる。
2 既存の介護療養型医療施設は、介護療養型老人保健施設に転換することができる。
3 施設長は、医師でなければならない。
4 退所時等指導加算は、退所後に自宅を訪問して生活指導を行っても算定できない。
5 口腔衛生管理体制加算は、歯科医師の指示を受けた歯科衛生士が1カ月に4回以上口腔ケアを行った場合に限り算定できる。

27-問28

嚥下や口腔ケアについて、より適切なものはどれか。2つ選べ。

1 片麻痺による運動障害や感覚障害がある場合には、麻痺側の口腔内が汚れやすくなる。
2 成人の唾液の1日の分泌量は、100~200mLといわれている。
3 嚥下機能が低下している場合には、感覚が鈍くなるので、氷などの冷たいものを口に入れることは避ける。
4 口腔ケアは、口腔内細菌を減少させるので、誤嚥性肺炎の予防に有効である。
5 義歯が本人に合っている場合には、義歯を外さないで口腔ケアを行う。

26-問35

次の記述について、より適切なものはどれか。3つ選べ。

1 口から食べることは、必要なエネルギー補給だけでなく、口腔の自浄作用が期待できる。
2 食事介助では、本人に頭部後屈の姿勢をとらせることが望ましい。
3 経管栄養を行っている場合には、食事後はすぐに水平に臥床させることが望ましい。
4 嚥下機能が低下した人に一律にキザミ食を提供することは、誤嚥や窒息を引き起こすおそれがある。
5 食後の口腔ケアを1日1回しか行えない場合には、肺炎予防のためにも夕食後に行うことが望ましい。

26-問38

次の記述について適切なものはどれか。2つ選べ。

1 要介護4又は5と認定された者のみが、短期入所療養介護を利用できる。
2 介護保険施設における食事代や理美容代については、入所者の同意がなくても、徴収することができる。
3 口腔機能維持管理体制加算は、歯科医師又は歯科医師の指示を受けた歯科衛生士が、介護職員に対する口腔ケアに係る技術的助言及び指導を月1回以上行った場合に、算定することができる。
4 入所前後訪問指導加算は、介護老人保健施設の入所者が、居宅でなく他の社会福祉施設等に入所する際にも、その者の同意を得て実施する場合に、算定することができる。
5 介護保険施設の入所者に認知症の行動・心理症状が認められるため、医師が往診した場合には、認知症行動・心理症状緊急対応加算を算定することができる。

25-問30

むせやすい高齢者の食事介助について適切なものはどれか。3つ選べ。

1 食前の深呼吸、口唇や頬の運動は、咀嚼及び嚥下筋群の機能を活性化させる。
2 食事をとる姿勢は、咽頭の動きをよくするために、頭部を後屈させ、下顎を挙上させる。
3 汁物は、誤嚥しやすいのでとろみをつけて、飲み込みやすくする。
4 スプーンはできるだけ大きく深いものとし、1回量を多くすることで食事の所要時間を短くする。
5 食後は、食物残渣を除去するなどにより口腔内を清潔にし、誤嚥性肺炎を予防する。

25-問36

高齢者の医療について適切なものはどれか。2つ選べ。

1 経管栄養の場合には、錠剤の内服薬は投与できないので、点滴治療となる。
2 がんの疼痛管理において、頻回の痛みの訴えのある場合には、睡眠導入剤を用いて睡眠時間を増やすことを最初に検討する。
3 慢性閉塞性肺疾患(COPD)の場合には、呼吸機能が低下しているため、肺炎球菌ワクチンの接種は禁忌である。
4 糖尿病の内服治療をしている高齢者では、インスリン注射をしていなくても、低血糖の症状に留意する必要がある。
5 高齢者の口腔乾燥は、唾液腺疾患のみでなく、利尿薬や抗うつ薬などが原因になることもある。

25-問44

介護老人保健施設が提供するサービスについて適切なものはどれか。3つ選べ。

1 要支援1の者は、介護予防短期入所療養介護を利用できる。
2 分館型介護老人保健施設とは、病院又は診療所に併設され、入所者の在宅復帰の支援を目的とする定員29人以下の介護老人保健施設をいう。
3 口腔機能維持管理加算は、歯科医師の指示を受けた歯科衛生士が、入所者に対し、口腔ケアを月4回以上行った場合に、算定できる。
4 入所前後訪問指導加算は、本人の同意があっても、退所後、居宅でなく他の社会福祉施設等に入所する場合には、算定できない。
5 認知症行動・心理症状緊急対応加算は、認知症行動・心理症状が認められるため在宅でも生活が困難であり、緊急に入所することが適当であると医師が判断した場合に、算定できる。

口腔ケアと口腔管理

口腔ケアと口腔管理では、口腔ケアには年代を問わず認識されている「清掃を中心とするケア」と、年齢とともに衰える口腔機能について「機能訓練を中心とするケア」の2種類があります。

まとめ

口腔ケアと口腔管理では、誤嚥性肺炎の予防や口腔機能低下の予防・改善などの目的があることを理解して、口腔ケアが自分でできない人に対して、どのような観点で口腔管理をすればよいのかをしっかりと理解しましょう。

ケアマネ2017~口腔ケアと口腔管理~独学で一発合格

ケアマネ試験の過去問で「在宅医療管理」が出題された問題まとめ⒱

ケアマネ試験の過去問で「在宅医療管理」が出題された問題をまとめてみました。

在宅医療管理

28-問32

在宅医療管理について、より適切なものはどれか。3つ選べ。

1 悪性腫瘍の疼痛管理のために麻薬を使う場合は、便秘になることが多いので、排便コントロールに留意する。
2 腹膜透析は、在宅で行うことができるため、血液透析に比べて通院回数は少ない。
3 インスリンを自己注射している場合に、冷や汗、動悸、震えがみられたら、高血糖を疑う。
4 在宅酸素療法や人工呼吸療法を実施している場合は、パルスオキシメーター購入費用の補助を受けられることがある。
5 胃ろうに栄養剤を注入する際には、水平仰臥位で実施する。

在宅医療管理

在宅医療管理では、通院が困難な在宅の要介護者に対して行われるものです。

まとめ

在宅医療管理では、がんを含み数多くの医療管理の種類がある。それぞれの特徴たっだり、注意点などを理解し、しっかりと覚える必要があります。

ケアマネ2017~在宅医療管理~独学で一発合格

ケアマネ試験の過去問で「リハビリテーション」が出題された問題まとめ

ケアマネ試験の過去問で「リハビリテーション」が出題された問題をまとめてみました。

リハビリテーション

28-問39

短期入所療養介護について正しいものはどれか。3つ選べ。

1 喀痰吸引を必要とする要介護高齢者は、介護老人保健施設での短期入所療養介護を利用できない。
2 短期入所療養介護には、ターミナルケアも含まれる。
3 緊急短期入所受入加算は、居宅サービス計画にない短期入所療養介護を緊急に行った場合に、7日を限度として算定できる。
4 投薬以外の診療を行ってはならない。
5 介護老人保健施設において多職種で協働して個別リハビリテーション計画を作成し、実施した場合には、個別リハビリテーション実施加算を算定できる。

28-問44

居宅サービス事業について適切なものはどれか。2つ選べ。

1 連携型定期巡回・随時対応型訪問介護看護事業所は、定期巡回サービス、随時対応サービス、随時訪問サービスを提供する。
2 指定訪問リハビリテーションの提供は、研修を受けた看護師が行うことができる。
3 介護予防訪問看護の対象者には、末期の悪性腫瘍の患者も含まれる。
4 短期入所療養介護の入所が4日以上になる場合は、医師の診療方針に基づき、居宅サービス計画に沿った短期入所療養介護計画を事業所の管理者が作成する。
5 通所リハビリテーション計画は、かかりつけ医の指示により作成しなければならない。

27-問37

難病について適切なものはどれか。 3つ選べ。

1 進行性核上麻痺では、早期から眼球運動障害や認知機能の低下が認められる。
2 脊髄小脳変性症では、運動能力を維持するリハビリテーションや環境整備により、ADLを維持することが重要である。
3 潰瘍性大腸炎は、発症時に重症であっても、経過観察で完治する。
4 後縦靭帯骨化症では、首を強く後ろに反らすことにより症状が悪化する場合があるので、そのような動作は避ける。
5 筋萎縮性側索硬化症(ALS)は、症状は進行性で、数年で四肢麻痺、摂食障害、呼吸麻痺となり、痛みなどの知覚や記憶力も失う。

27-問44

リハビリテーションについて、より適切なものはどれか。3つ選べ。

1 リハビリテーションは、その果たす機能と時期から、予防的リハビリテーション、治療的リハビリテーション及び維持的リハビリテーションに分けられる。
2 がんの終末期にある者は、治療の効果が期待できないため、リハビリテーションの対象とはならない。
3 訪問リハビリテーションとは、病院、診療所又は介護老人保健施設から理学療法士、作業療法士又は言語聴覚士が訪問するサービスをいう。
4 変形性膝関節症の発症リスクは、減量をしたり、大腿四頭筋等の筋力を鍛えたりしても、低下しない。
5 左片麻痺でみられる半側空間失認に対しては、失認空間に注意を向けるリハビリテーションを行う。

26-問33

次の記述について適切なものはどれか。3つ選べ。

1 胃ろうを造設しても、誤嚥性肺炎のリスクがなくなるわけではない。
2 医師・歯科医師が麻薬を処方する場合には、麻薬施用者免許は不要である。
3 円背や骨盤後傾のある高齢者の立位では、重心が後方にあるため、バランスを崩しやすい。
4 インスリン注射は、医師の指示があれば、介護職員も行うことができる。
5 パーキンソン病患者に対してリハビリテーションを行う場合には、薬効などによる体調の変化が大きいため、患者の身体の動きやすさの変化に注意する。

26-問45

次の記述について正しいものはどれか。3つ選べ。

1 通所リハビリテーションにおける短期集中リハビリテーション実施加算は、退院日又は認定日から起算して3か月以内に行われた場合に、算定することができる。
2 在宅療養支援診療所は、介護療養型医療施設の入所者に対して、往診料を算定することはできない。
3 介護保険における主治医意見書は、要介護認定に用いられるものであり、介護支援専門員が介護サービス計画作成に用いることは好ましくない。
4 要介護者に対して医療保険と介護保険の両方から給付が可能な場合には、原則として、介護保険が優先される。
5 高額医療合算介護サービス費は、医療と介護の利用者負担額を足し合わせて、月単位で支払いが一定額を超えた場合に、申請に基づいて支給される。

25-問45

次の記述のうち正しいものはどれか。2つ選べ。

1 高齢者の介護施設における介護事故で最も件数の多いのは、転倒である。
2 通所リハビリテーションには、医療保険による給付と介護保険による給付がある。
3 訪問看護におけるターミナルケア加算の要件として、医療との連携が十分にとれている場合には、必ずしも24時間連携できる体制は必要ではない。
4 2011(平成23)年度厚生労働省調査によれば、高齢者への虐待件数としては、養護者によるものより、養介護施設従事者等によるものが多い。
5 定期巡回・随時対応型訪問介護看護においては、医師及び看護師も随時対応サービスのオペレーターになることができる。

リハビリテーション

リハビリテーションとは、身体的、精神的、社会的に最も適した生活水準の達成を可能とすることによって、各人が自らの人生を変革していくことを目指し、且つ時間を限定した過程である。リハビリテーションの語源はラテン語で、re(再び)+ habilis(適した)、すなわち「再び適した状態になること」、 「本来あるべき状態への回復」などの意味を持つ。

まとめ

リハビリテーションでは、その時期に応じたり、どのような職種が関わるのか、どんなリハビリテーションがあるのかなど、種類ごとにしっかりと理解する必要があります。また、寝たきりの人にリハビリは必要ではない、というような設問があるが、そうではないことも理解すべきである。

ケアマネ2017~リハビリテーション~独学で一発合格

ケアマネ試験の過去問で「認知症」が出題された問題まとめ

ケアマネ試験の過去問で「認知症」が出題された問題をまとめてみました。

認知症

28-問30

次の記述について、より適切なものはどれか。3つ選べ。

1 慢性心不全に用いられるジギタリス製剤や認知症治療薬は、食欲不振の原因になることがある。
2 高齢者は、口渇の訴えが多いので、水分の過剰摂取に注意する。
3 嚥下障害の有無を把握するには、食事の所要時間、むせや誤嚥の有無、姿勢等を観察する。
4 経口維持加算は、多職種による食事の観察や会議を行い、経口維持計画を作成し、管理栄養士等により栄養管理を行った場合に算定する。
5 高齢者では、ADLの低下よりも、小腸における消化や吸収機能の低下が著しい。

28-問40

介護老人保健施設について正しいものはどれか。2つ選べ。

1 若年性認知症の入所者を受け入れた場合には、介護報酬の加算を算定できる。
2 既存の介護療養型医療施設は、介護療養型老人保健施設に転換することができる。
3 施設長は、医師でなければならない。
4 退所時等指導加算は、退所後に自宅を訪問して生活指導を行っても算定できない。
5 口腔衛生管理体制加算は、歯科医師の指示を受けた歯科衛生士が1カ月に4回以上口腔ケアを行った場合に限り算定できる。

28-問43

認知症について、より適切なものはどれか。3つ選べ。

1 レビー小体型認知症では、起立性低血圧や失神による転倒、便秘などの症状はまれである。
2 認知症ケアパスとは、医療機関の連携を示すもので、介護体制は含まない。
3 若年性認知症者は、自立支援医療の対象となる。
4 認知症のSOSネットワークは、警察だけでなく、介護事業者や地域の生活関連団体等が捜索に協力して、行方不明者を発見する仕組みである。
5 正常圧水頭症にみられる認知機能障害は、脳の周囲や脳室内に脳脊髄液が貯留するために生じる。

27-問29

薬剤について、より適切なものはどれか。2つ選べ。

1 服薬が困難な場合には、貼付剤など他の剤型の薬剤の使用も考慮する。
2 腎機能が低下している場合には、血中濃度が下がるため、抗菌薬を使用するときは、適宜増量する。
3 BPSD(認知症の行動・心理症状)がある場合には、漢方薬は使用しない。
4 飲み忘れを防止するためには、「お薬カレンダー」などを利用する。
5 降圧剤を内服中の高齢者は、薬の作用により転倒しやすい。

27-問30

介護保険施設について適切なものはどれか。3つ選べ。

1 老人性認知症疾患療養病棟は、BPSD(認知症の行動・心理症状)のために在宅や他の施設での療養生活が難しい要介護者が入院する施設である。
2 介護老人保健施設には、肺炎、尿路感染症又は帯状疱疹について、投薬、検査、注射、処置等を行った場合の加算がある。
3 介護老人保健施設は、在宅復帰を目指す施設であるため、看取りは行わない。
4 介護老人保健施設は、地域の住民やボランティア団体等との交流が制限されている。
5 介護老人保健施設は、要介護度や所得の多寡を理由にサービスの提供を拒否することが禁止されている。

27-問42

訪問看護について正しいものはどれか。2つ選べ。

1 訪問看護ステーションは、24時間連絡体制が義務付けられている。
2 認知症対応型グループホーム入居者は、訪問看護を利用できる。
3 訪問看護指示書のとおり訪問看護を提供している場合には、法門看護報告書を主治医に定期的に提出する必要はない。
4 急性増悪時に主治医が特別訪問看護指示書を交付した場合には、訪問看護はその支持の日から2週間に限って介護保険から給付される。
5 利用者の意向の反映の機会を保障するため、看護師等は、訪問看護計画書の内容を利用者に説明し、同意を得て、交付する。

27-問43

認知症について、より適切なものはどれか。3つ選べ。

1 パーソン・センタード・ケア(PCC)は、介護者の効率を優先し、薬物療法等の医療を中心とした認知症のケアである。
2 初期では基本的ADLは保たれるが、中期には基本的ADLに支援が必要になるなど、認知症の進行過程により症状やケアの方法が異なる。
3 BPSD(認知症の行動・心理症状)は、脳の病変により症状が生じるため、個人因子や環境因子の影響は受けない。
4 アルツハイマー型認知症の初期症状としては、近時記憶の障害が著しい。
5 認知症初期集中支援チームは、認知症が疑われる者やその家族を複数の専門職が訪問し、アセスメント、家族支援などの初期の支援を包括的、集中的に行う。

26-問26

BPSD (認知症の行動・心理症状)について正しいものはどれか。3つ選べ。

1 周囲の人々を驚かせたり、理解できない行動や言動を示したりすることが多い。
2 症状悪化の要因のうち最も多いのは、身体合併症である。
3 認知症では、必ず出現する症状である。
4 非薬物療法を行う場合の原則は、精神的安定を図ることである。
5 BPSDを起こしやすい要因として、孤立・不安、不適切な住環境、睡眠等の生活リズムの乱れなどがある。

26-問31

高齢者の飲酒問題に関して適切なものはどれか。3つ選べ。

1 退職や配偶者の死をきっかけに、飲酒問題が顕在化する場合がある。
2 アルコール依存症は、本人の意志や性格の問題である。
3 高齢者の過度の飲酒は、脳血管障害、骨折、認知症のリスク因子である。
4 アルコール依存症は、飲酒をやめれば能力障害が生じないと判断されているため、精神障害者保健福祉手帳の対象外である。
5 家族関係が希薄な場合には、飲酒問題に気づくのが遅れることがある。

26-問37

高齢者虐待について正しいものはどれか。3つ選べ。(注)『厚生労働省調査』とは、厚生労働省老健局高齢者支援課認知症・虐待防止対策推進室による「平成24年度高齢者虐待の防止、高齢者の養護者に対する支援等に関する法律に基づく対応状況等に関する調査」のことである。

1 通報等により高齢者を保護しなければ生命に危険がおよぶと推測される場合には、市町村は、迅速に必要な保護のための措置等を講じなければならない。
2 『厚生労働省調査』における「要介護施設従事者等による高齢者虐待」の種別で最も多いのは、身体的虐待、次いで心理的虐待である。
3 『厚生労働省調査』における「養護者による高齢者虐待」の相談・通報者で最も多いのは、介護支援専門員である。
4 『厚生労働省調査』における「養護者による高齢者虐待」の虐待者の続柄で最も多いのは、夫である。
5 高齢者虐待の通報では、個人情報保護のため、家族の了解を得た上で、通報しなければならない。

26-問38

次の記述について適切なものはどれか。2つ選べ。

1 要介護4又は5と認定された者のみが、短期入所療養介護を利用できる。
2 介護保険施設における食事代や理美容代については、入所者の同意がなくても、徴収することができる。
3 口腔機能維持管理体制加算は、歯科医師又は歯科医師の指示を受けた歯科衛生士が、介護職員に対する口腔ケアに係る技術的助言及び指導を月1回以上行った場合に、算定することができる。
4 入所前後訪問指導加算は、介護老人保健施設の入所者が、居宅でなく他の社会福祉施設等に入所する際にも、その者の同意を得て実施する場合に、算定することができる。
5 介護保険施設の入所者に認知症の行動・心理症状が認められるため、医師が往診した場合には、認知症行動・心理症状緊急対応加算を算定することができる。

26-問41

認知症について適切なものはどれか。3つ選べ。

1 介護支援専門員は、認知症の人やその家族の状況把握に加え、かかりつけ医等から情報提供を受け、アセスメントを行う。
2 若年性認知症の人が取得できるのは、知的障害者手帳である。
3 若年性認知症の人は、認知機能の低下により仕事に支障が生じ、早期に発見されるため、予後がよい。
4 「認知症カフェ」は、認知症の人の家族に対する支援の取り組みの1つであり、専門職にとっては、認知症の人やその家族の状況を把握できる場である。
5 都道府県は、若年性認知症の人の状態にあわせた適切な支援が図られるよう、医療、介護、福祉及び雇用の関係者が連携するネットワークを構築するための会議を設置する。

25-問27

高齢者に対する検査について、より適切なものはどれか。3つ選べ。

1 体重増加は、心不全やネフローゼ症候群などによる浮腫の場合にもみられる。
2 在宅療養者が転倒し、四肢の骨折が疑われる場合は、診断や治療方針の確定のためにレントゲン検査を行う。
3 認知症は、知能評価スケールによって診断できるため、頭部のCTやMRIなどの画像検査は行わなくてよい。
4 通院の検査では、前日や当日の禁飲食の指示の有無及びその遵守状況を確認する。
5 24時間心電図(ホルター心電図)検査は、医療者による継続的な観察が必要なため、入院して実施しなければならない。

25-問31

次の記述のうち、より適切なものはどれか。3つ選べ。

1 高齢者虐待の担当窓口へ通報をする者は、医師、看護師、介護支援専門員の3職種と法定されている。
2 認知症がある場合でも、治療や介護についての説明には本人の関与が必要である。
3 回想法は、高齢者の思い出話を積極的な意味を持つものとして捉えた援助方法である。
4 認知症高齢者では、身体の老化に加え、自分の心身の機能について正確な判断ができないため、転倒や骨折が多くなる。
5 認知症高齢者については、表情や動作といった非言語的メッセージではなく、言葉による表現に基づいて対応する。

25-問32

高齢者の睡眠障害について適切なものはどれか。3つ選べ。

1 睡眠時無呼吸が認められる高齢者では、中途覚醒することがないため、昼間は眠気を感じないことが多い。
2 認知症では、夜間の不眠とともに午睡が増え、昼夜逆転をきたしやすい。
3 睡眠障害は、集中力や注意力の低下などにより、歩行時の転倒を引き起こしやすい。
4 通常、施設入所による環境変化や生活習慣の変化により、睡眠が十分に取れるようになる。
5 身体疾患の進行や増悪は睡眠の質に影響を与えるため、それが適切にコントロールされているかを確認する。

25-問33

高齢者の転倒について正しいものはどれか。3つ選べ。

1 認知症高齢者は、夜間の排尿行動や不穏状態で転倒することが多い。
2 徘徊などで転倒を繰り返す介護施設入所者については、向精神薬などの薬物を用いて歩けないように行動を制限する。
3 転倒により頭部を強く打った場合には、数時間様子をみて、意識障害などがなければ、それ以上の経過観察は要らない。
4 高齢女性は、骨粗鬆症が多いので、転倒により容易に骨折を起こしやすい。
5 要介護高齢者が短期間に複数回転倒した場合には、再度転倒する可能性が高いため、総合的にアセスメントを行い、対策を検討する必要がある。

25-問39

高齢者の薬物療法について適切なものはどれか。3つ選べ。

1 薬剤によっては同時に摂取しないようがよい食品があるので、食事内容についても情報を得る。
2 腎機能障害があると薬剤の効果が現れにくいので、投与量を増やす。
3 認知症高齢者については、自分で剥がしてしまうため、原則として、経皮吸収型貼付剤(パッチ剤)は用いない。
4 症状が消失すると内服を自分でやめてしまう場合があるため、内服状況を確認する。
5 定期的に緩下剤を服用している者が頻回の下痢をしている場合には、主治医と薬用量について相談する。

25-問41

認知症について正しいものはどれか。2つ選べ。

1 BPSD(認知症の行動・心理症状)とは、認知症の中核症状のことで、認知症の高齢者に必ずみられる症状である。
2 BPSDの悪化要因として最も多いのは、家族の不適切な対応である。
3 BPSDの治療としては、非薬物療法が優先され、薬物療法は必要最少にとどめるべきである。
4 アルツハイマー病の治療薬は、組合せによって2剤併用が可能である。
5 アルツハイマー病の治療薬の効果は、認知症初期の進行防止に限られる。

25-問44

介護老人保健施設が提供するサービスについて適切なものはどれか。3つ選べ。

1 要支援1の者は、介護予防短期入所療養介護を利用できる。
2 分館型介護老人保健施設とは、病院又は診療所に併設され、入所者の在宅復帰の支援を目的とする定員29人以下の介護老人保健施設をいう。
3 口腔機能維持管理加算は、歯科医師の指示を受けた歯科衛生士が、入所者に対し、口腔ケアを月4回以上行った場合に、算定できる。
4 入所前後訪問指導加算は、本人の同意があっても、退所後、居宅でなく他の社会福祉施設等に入所する場合には、算定できない。
5 認知症行動・心理症状緊急対応加算は、認知症行動・心理症状が認められるため在宅でも生活が困難であり、緊急に入所することが適当であると医師が判断した場合に、算定できる。

認知症

認知症とは、認知症は病名ではなく、まだ病名が決まっていない“症候群”です。つまり医学的には、まだ診断が決められず、原因もはっきりしていない状態のことを表しています。認知症のうち、およそ半数はアルツハイマー型認知症です。次に多いのがレビー小体型認知症、そして血管性認知症と続きます。これらは「三大認知症」といわれ、全体の約85%を占めています。

まとめ

認知症では、アルツハイマー型認知症と血管性認知症など、種類別に出現す代表的な症状を覚えなければなりません。記憶障害は代表的な症状の一つですが、レビー小体型認知症の特徴をアルツハイマー型認知症と比較して説明ができるようにしましょう。そして、認知症高齢者のケアの方法(ポイント)もそれぞれの症状に応じた対応策、そして予防法なども理解しておくことが必要です。

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