介護福祉士試験 人間関係とコミュニケーション- コミュニケーションの基礎-合格するための過去問分析

コミュニケーションの基礎(過去問=試験対策)

○コミュニケーションとは、複数の人間や動物が意志、感情、情報などの伝達を行うことをいう。

○伝達媒体には、言語的伝達媒体と非言語的伝達媒体がある。(ジェスチャーやしぐさは非言語的伝達媒体)

○対人援助では聞き上手であることが大切である。

○コミュニケーションの技法である「動作法」とは、利用者の動作課題を通して、主体的な努力を引き出していく方法であり、現在ではあらゆる精神障害者や認知症高齢者へもこの方法が適用されています。

○聴覚障害者とのコミュニケーション手段は、多くの場合手話が用いられるので介護従事者は手話を覚えることが望ましい。

○認知症高齢者とのコミュニケーションは、高齢者にわかりやすい言葉で、優しいしぐさや暖かいまなざしを加えると効果的である。

○認知症高齢者に対しては、思い出深いことがらに焦点を合わせて話をすると、コミュニケーションがとりやすくなる。

○視覚的情報を利用できるロービジョン(弱視)の人には、文字でのコミュニケーションができる人もいる。

○点字は視覚障害者のコミュニケーション手段であり、点字で書かれたものは左から右に読んでいく。

○聴覚障害者とのコミュニケーション手段は、多くの場合手話が用いられるので介護従事者は手話を覚えることが望ましい。

○感覚訓練によって視覚・聴覚などの重複障害者は、触覚や運動感覚を使ってコミュニケーションを図ることができるようになる。

○シルバーホンは、音量の調節ができるので老人性難聴には適していない。

○読話とは、聴覚障害者に対して発話者の口唇周辺の動きから音声を推測する方法のことをいう。

○聴覚障害者の読話によるコミュニケーションでは、話し相手は逆光にならないような位置で話しかける。

○聴覚障害者の読話によるコミュニケーションでは、1~1.5m離れることが読話に最適の距離である。

○聴覚障害者の読話によるコミュニケーションでは、はっきりと普通に話してよい。

〇聴覚障害者の読話によるコミュニケーションで大事なのは、やや大きく口をあけて話すことです。

○聴覚障害者については手話による通常のコミュニケーションの場合も問題の性質によっては筆談を併用するとよい。

〇聴覚障害者の読話によるコミュニケーションでは、キーワードを活用して内容を伝達する。

○聴覚障害者の読話によるコミュニケーションでは、文字だけでなく図や絵を多用したほうがよい。

○面接技法としては、言語的なコミュニケーションとともに、非言語的なコミュニケーションも重視する。

○介護従事者と利用者との共感は、コミュニケーションの基本である。

○高齢者とのコミュニケーションでは、「なぜ」「どうして」という問いかけは、利用者を混乱に追い込むことがある。

○介護従事者が利用者に向ける身体の向け方や視線も、コミュニケーションの重要な要素である。

○利用者の表情や視線は、利用者のメッセージでありコミュニケーションでの重要な要素である

○表情、動作、視線などは、コミュニケーションの重要な要素である。

○コミュニケーションをとるためには、相手を安心させることが必要であり、優しく接することが重要である。

○コミュニケーション技法では、質問することも重要なポイントであるが、質問に答えるかどうかは、相手が決めることを念頭に置いておく必要がある。

○「手話」は、聴覚障害者がコミュニケーションに用いる視覚的な言語である。

○「触手話」とは、話し手が手話を表し盲ろう者がその手に触れて伝える方法である。

○「トーキングエイド」は、主に会話や筆談が困難な重度の障害者において、他の人に意思を伝えるために作られた機器である。

○CAPP(コンパニオン・アニマル・パートナーシップ・ プログラムの略称)は、人と動物のきずなを大切にするという理念に基づき、動物が施設等におもむき人間と動物の友情を深める活動のことをいう。

○カウンセリング技法である「受容」とは、相手の話を「あいづち」を打ちながら聴くことである。

○カウンセリング技法である「繰り返し」とは、事実関係、事柄に関する部分のカウンセラーによる繰り返し「おうむ返し」と言われるものである。

○カウンセリング技法である「感情の反射」とはクライエントの言葉や、非言語的表現に込められている「感情」「気持ち」に応じた繰り返しを行うことである。

○カウンセリング技法である「明確化」とは、クライエントの「感情」または「考え方」についての「不明確な表現」を、カウンセラーがより適切と思われる表現に直して言い換える技法である。

○カウンセリング技法である「質問」とは、開かれた質問(自分で言って自分で答えを出して行く方法)を使って、クライエントに多くのことを話させるようにする技法である。

○カウンセリング技法である「場面構成」とは、コミュニケーションをスタートさせたり、気持ちの転換を促したり、話のこう着状態から離れる試みとして、場面の特性を説明したり、沈黙を脱するために言葉をかけることである。

コミュニケーションの基礎の勉強メモ

聴覚障害者とのコミュニケーション

聴覚障害者のコミュニケーション方法には、手話、指文字、読話、補聴器、筆談などの方法があります。

手話は、聴覚障害者の生活の中から生み出されてきた言語で、手や体の動きなどでコミュニケーションを取る方法です。

指文字は、50音をすべて指の動きで表現します。

読話は、口の動きや、会話の前後関係から内容を類推する方法ですが、日本語の場合、同口形異音も多く、読話だけですべてを理解するのは困難です。

筆談は、日本語の読み書きが充分できる聴覚障害者には有効な方法です。

視覚障害のある高齢者との接し方

具体的な表現で説明する。
「これ」「あれ」「むこうの~」「あそこに~」などの指示語や指差し表現は、情報が正確に伝わらないことがあります。説明するときは、「(あなたの)隣に~」「右側に~」のように具体的な表現でわかりやすく伝えましょう。

視覚以外の感覚を活用する
嗅覚・触覚・聴覚など、視覚以外の感覚も活用しましょう。たとえば何かをすすめる場合は、説明しながら触っていただくと正確な情報が伝わりやすくなります。ご高齢者の手をとって何かに触れていただくことは効果的な方法ですが、驚かせないように声をかけてから触れるようにしましょう。声の大きさや言葉遣いにも気を配り、優しいトーンで話しかけることも大切です。

クロックポジションを利用する。

テーブル上では、ご高齢者の向こう側(奥)が12時、手前が6時です。献立は「12時の位置に主菜の焼き魚、5時には味噌汁、8時にご飯…」のように説明します。

認知症高齢者とのコミュニケーション

認知症は、物の名前を覚える記銘力、記憶力、年月や時間、場所などの見当識、思考力、判断力などが低下します。そのため、自分がなぜここにいるのか、目の前の人が誰なのかが分からない状態になり、不安や緊張を感じながら生活することになります。

症状や進行は人によって異なりますが、共通して言えることは「否定をしない」「声を荒げない」ことです。例え話や行動が実際と異なったとしても、今の状況に寄りそうことで安心を与えるのです。

認知症の方の介護にあたっていると、「何を言いたいのかわからない」ということがあります。伝える言葉が見つからず、考えていることも混乱しているので、話が意味をなさないことも多いのです。そのようなときは、言葉ではなく、「感情」を受け止めるようにしてみてください。言葉の中に答えを探すのではなく、言葉が発せられる元となる「感情」を読むのがコツです。

回想法

回想法とは、昔の懐かしい写真や音楽、昔使っていた馴染み深い家庭用品などを見たり、触れたりしながら、昔の経験や思い出を語り合う一種の心理療法です。 1960年代にアメリカの精神科医、ロバート・バトラー氏が提唱し、認知症の方へのアプロ―チとして注目されています。

非言語的コミュニケーション

非言語的コミュニケーションとは、字のごとく言語に頼らないコミュニケーションを意味します。ノンバーバル・コミュニケーション(non-verbal communication)ともいわれ、たとえば話す、メッセージを書くといった言葉を使うコミュニケーション以外の意思伝達方法を指します。

非言語コミュニケーションの種類

非言語コミュニケーションは、五感の種類で考えると、何を、どのようにしていけばいいのかが自然と見えてきます。

視覚的要素
表情、顔色、口角、目の動き、まばたき、眉間のしわ、視線の方向など

聴覚的要素
声のトーン、高低、テンポ、リズム、音質(滑らか、ハスキーなど)、言葉(相手がよく使う言い回しやクセ、感情がこもっている/いないなど)

臭覚的要素
香り

味覚的要素

身体感覚的要素
体の動き(うなずき、貧乏ゆすりなど)、ジェスチャー(身振り手振り)、しぐさ(腕組み、足組み、鼻の頭をさわる、髪をなでるなど)、呼吸(ピッチ、深さなど)

言語的コミュニケーション

言語的コミュニケーションは、話す言葉の内容を指し、手話なども含まれます。

CAPP活動(アニマルセラピー 人と動物のふれあい活動)

CAPP活動では、高齢者施設や病院・子供教育を中心に行われるこの活動は、動物の温もりや表情を感じることで「精神的なやすらぎ」や「能動的な活動」を活発にする事が期待できます。

カウンセリングで使われる技法

傾聴・・・クライエントの話に耳を傾けることです。基本的には批判したり、評価したり、遮ったりすることなく、クライエントが思っていることを言い切るまで待ちます。

沈黙・・・沈黙は悪いものではありません。その沈黙の間に言葉をかみしめたり、何を言うのかを考えたり、情緒に浸ったりする大切な時間であります。

うなづき・・・クライエントの言ったことに対して「うんうん」と言ったり、首を振ったりします。これによって、意味のある言葉を言ってはいなくても、話を聴いているという姿勢や態度が滲み出てきます。

あいづち・・・「なるほど」「そうか」「へー」「そうですね」といった間投詞を投げかけることをあいづちと言います。うなづきよりも明確な言葉をさしはさみますが、そこまで意味を含んだものではありません。

繰り返し・・・クライエントの言った言葉をそのまま言い返すことを指します。特にクライエントの言ったことの中で重要そうなことであったり、情緒が含んだ言葉であったり、言いたいポイントであったりする言葉や文章を繰り返すことで、クライエントが話を聴いてもらえているという実感につながります。

承認・・・クライエントのことを評価し、褒め、「それは良かった」「頑張ったね」というように励ますことです。そこには多少は価値判断が含まれていたりもしますが、こうした承認をされることで勇気づけられたり、救われたり、助けられたりすることは日常生活でもよくあることです。

保証・・・クライエントの不安や心配に対して、問題ない、大丈夫であると安心を与えることです。これにも価値判断は含まれていますが、保証があることで次の一歩踏み出せることは多いです。

要約・・・クライエントの言ったことを短くまとめ、整理し、分かりやすく伝え返すことです。クライエントによっては言っていることが断片的であったり、バラバラであったり、起承転結がなかったりします。そうした話を要約することはカウンセラーにとっても頭の中の整理になりますし、クライエントにとっても整理になり、自身で何が言いたいのかが明確になっていきます。

質問・・・質問はカウンセラーが情報を聞き出し、理解するための機能があると同時に、クライエントが質問に答えることによってクライエント自身が考えたり、言葉にすることで新たな発見を促したりすることができるという機能があります。

助言・・・アドバイスや指導といったもので、カウンセラーが心理学的な知見からカウンセリング的な観点から、行った方が良い行動を提案します。

明確化・・・ライエントからはまだ語られていないこと、明らかになっていないこと、隠されている情緒について、カウンセラーがそれを明らかにしていくことです。そのために質問をすることもあれば、積極的に「こういうことではないか?」と伝えていくこともあります。

解釈・・・クライエントがそれほど意識していないこと、無意識にあること、気づいていないことについて、カウンセラーがある種、言い当てていく介入です。クライエントがそれによって自身の無意識に触れ、自己洞察を促していくことができるようになります。

自己開示・・・カウンセラーが自分自身の考えや思い、感情などをクライエントに伝えることです。カウンセリング外部リンクの局面によっては、このような自己開示により、カウンセラーとクライエントの信頼関係が強まり、良い変化を及ぼすことがあります。

介護福祉士試験 人間関係とコミュニケーション-人間関係の形成-合格するための過去問分析

人間関係の形成(過去問=試験対策)

○自己覚知(じこかくち)とは、自分が今、どのような行動をとり、どのように感じているかを客観的に意識できることである。

○自己覚知とは、自分の価値観や感情などを客観的に理解することである。

○自己覚知するには、自分の感情の動きやその背景を意識できるようにしなければならない。

○援助者が利用者を理解するためには,援助者自身の自己覚知が前提となる。

○自己覚知とは,利用者自身が置かれている状況を,自らが理解することである。

○「受容」とは、相手に対する先入観や偏見を捨ててあるがままに受け入れるということである。

○「共感」とは、利用者の感情を把握して、その感情に寄り添うことをいう。

○「共感」は、傾聴から生ずるものであるが、その人の心身の状態や生活の状況を知ることによって,より深い共感が得られる。

○相手に関心と共感を持って聴くことにより、信頼関係を深めることができる。

○「共感」とは、相手の気持ちに心を寄せて、共に感じ、相手の見方を理解しようとすることである。

○「個別化の原則」とは、援助者が利用者の問題の個別性をよく理解し、かつ、一人一人の特有の性質を認め処遇にあたることである。

○「意図的な感情表現」とは、利用者が自分自身の感情、喜びや好意などの肯定的なものや、憎しみや敵意などの否定的な感情などあらゆる感情を自由に表現することを認めることである。 

○「統制された情緒関与」とは、 援助者が利用者の感情の意味を理解し、援助関係の目的達成のため適切な反応を示すことである。

○「受容」とは、クライエントをあるがまま、良い面も悪い面もすべてそのまま肯定も否定もせず受け入れることである。

○「非審判的態度」とは、援助者が自分の価値観や倫理的判断によって、利用者の行動や態度を批判したり、それを利用者に押しつけたりしないことである。

○「自己決定」とは 利用者が自分自身の考えや意志に基づき、自ら決定し行動できるよう援助することである。

○「秘密保持」とは 利用者に関する情報は利用者の権利を守るため、決して他人(家族や同僚であっても)に漏らしてはならないということである。

○「バイスティックの7原則」とは、個別化の原則、意図的な感情表出の原則、統制された情緒的関与の原則、受容の原則、審判的態度非の原則、自己決定の原則、秘密保持の原則である。

○ラポールは心理学用語で、セラピストとクライエントが互いに信頼しあい、感情の交流を行うことができる状態のことをいう。

○ラポールを形成するためには「共感」、「受容」そして「傾聴」も大切である

〇利用者と介護従事者との相互の信頼関係の形成を進めるために、まずはコミュニケーションからはじめると行動観察以上の情報が得られます。それから行動を観察すること。

○利用者と介護従事者との相互の信頼関係の形成を図るために、介護従事者は簡潔な自己紹介をした上で,利用者がどのような生活を送りたいかを聞く。

○ボーエンは「家族システム理論」を展開し、分裂病患者の家族全員を入院させる治療法を試みたり、自分自身の親類縁者を軒並み訪問して面接し、過去の因縁話を堀り起して自己の精神的な分化の過程に与えた情緒的影響の「ルーツ探し」をするなど、大胆な試みを展開した。

○家族アセスメントの際の「ファミリーマップ」は、ミニューチンの構造的家族理論が背景となっている。

○「エコマップ」とは、社会福祉援助において、利用者と家族やさまざまな社会資源との関係を、地図のようにシステム的、図式的に描き出すことをいう。

○ 「自己開示」とは、自分からは言いづらいであろう情報や秘密にしたほうがいい情報を打ち明けることである。

〇「自己開示」では、自分のことを適切伝えられると、相手もそれに応えて思っていることを語りはじめることから人現関係が深まっていく。

人間関係の形成の勉強メモ

自己覚知

自己覚知とは、言葉通り「自分を知る」ことです。自分自身との対話によって、自分のことをよく把握することです。利用者に向き合う際に、介護スタッフなどの援助者は、自らの個性や、性格、考え方やリアクションの傾向をしっかりと把握し、プロとして自分の感情や態度をしっかりコントロールできる状態でなければなりません。
・利用者とのコミュニケーション
・同僚スタッフとのコミュニケーション
・日常生活におけるストレス

自己覚知とは、怒ったり冷静さを失っていたりする自分を、もうひとりの自分が見つめて語りかけることです。日常生活におけるさまざまな迷いや不快な感情に対して、冷静に客観視できれば、人への接し方が変わり、問題があるときには、解決の糸口が見えてくるはずです。

自己覚知できることにより利用者の感情に左右されることなく冷静に問題の把握や判断が出来るようになるので、自己覚知は必要なことです。

自己覚知とは,援助者自身のものの見方や考え方について,自ら理解することである。

自分の考え方の傾向を知ることで価値観の違う方とも冷静に接することができます。

受容

受容とは、相手の存在そのものを受け止める事です。受容は決して相手を否定したり評価しない考え方なので、とても癒やされます。受容が形になって現れているカウンセラーは、安心出来る穏やかな笑顔で、その人の側にいるだけで癒される感じがします。

共感

共感とは、「他人の考えや主張に、その通りだと感じたり、同じ気持ちを持ったりすること」という意味です。相手の考えや主張がわかるということとほとんど同義ですので、対人コミュニケーションにおいて絶大な力を発揮します。

バイスティックの7原則

原則1:個別化の原則(相手を個人としてとらえる)

クライエントの抱える困難や問題は、どれだけ似たようなものであっても、人それぞれの問題であり「同じ問題は存在しない」とする考え方。

原則2:意図的な感情表出の原則(相手の感情表出を大切にする)

クライエントの感情表現の自由を認める考え方。特に抑圧されやすい否定的な感情や独善的な感情などを表出させることでクライエント自身の心の 枷かせを取り払い、逆にクライエント自身が自らを取り巻く外的・内心的状況を俯瞰しやすくする事が目的。

原則3:統制された情緒的関与の原則(援助者は自分の感情を自覚して吟味する)

ワーカー自身がクライエント自身の感情に呑み込まれないようにする考え方。クライエントを正確にかつ問題無くケース解決に導くため「ワーカー自身がクライエントの心を理解し、自らの感情を統制して接していく事」を要求する考え方。

原則4:受容の原則(受け止める)

クライエントの考えは、そのクライエントの人生経験や必死の思考から来るものであり、クライエント自身の『個性』であるため「決して頭から否定せず、どうしてそういう考え方になるかを理解する」という考え方。

原則5:非審判的態度の原則(相手を一方的に非難しない)

クライエントの行動や思考に対して「ワーカーは善悪を判じない」とする考え方。あくまでもワーカーは補佐であり、現実にはクライエント自身が自らのケースを解決せねばならないため、その善悪の判断もクライエント自身が行うのが理想とされる。

原則6:自己決定の原則(相手の自己決定を促して尊重する)

「あくまでも自らの行動を決定するのはクライエント自身である」とする考え方。問題に対する解決の主体はクライエントであり、この事によってクライエントの成長と今後起こりうる同様のケースにおけるクライエント一人での解決を目指す。

原則7:秘密保持の原則

クライエントの個人的情報・プライバシーは絶対に他方にもらしてはならないとする考え方。いわゆる「個人情報保護」の原則。他方に漏れた情報が使われ方によってクライエントに害を成す可能性があるため。

ラポール

心理学で、人と人との間がなごやかな心の通い合った状態であること。親密な信頼関係にあること。心理療法や調査・検査などで、面接者と被面接者との関係についていう。

ラポール形成には受容と共感意外に「傾聴」も必要である。

ファミリーマップ

ファミリーマップ
(家族関係を記号で図示。家族のコミュニケーションや力関係、情緒的な結びつきを単純化してして捉えることである)。

エコマップ

エコマップ(ecomap)とは、要介護者を中心として、その周辺にある社会資源(家族、 兄弟姉妹、友人、近隣住民、医師、各種介護関連機関など)との相関関係を、ネットワーク として表現した地図のことです。 生態地図とも言われます。

介護福祉士国家試験 人間関係とコミュニケーション=試験科目別出題基準と過去問分析

人間関係とコミュニケーション-過去問5年間全掲載(第32回~第28回)

1.人間関係の形成

介護福祉士試験 人間関係とコミュニケーション-人間関係の形成-合格するための過去問分析

1)人間関係と心理

・自己覚知、他者理解、ラポール、その他

2.コミュニケーションの基礎

介護福祉士試験 人間関係とコミュニケーション- コミュニケーションの基礎-合格するための過去問分析

1)対人関係とコミュニケーション

・対人関係・コミュニケーションの意義
・対人関係・コミュニケーションの概要

2)コミュニケーションを促す環境

3)コミュニケーションの技法

・対人距離(物理的・心理的距離)
・言語的コミュニケーション
・非言語的コミュニケーション
・受容・共感・傾聴

4)道具を用いた言語的コミュニケーション

・機器を用いたコミュニケーション
・記述によるコミュニケーション

介護福祉士試験-『人間関係とコミュニケーション』の過去問5年間全掲載-(第32回~第28回)

この記事を読むと分かること

  • 介護福祉士試験-『人間関係とコミュニケーション』の5年間の過去問が分かる
  • 介護福祉士試験-『人間関係とコミュニケーション』の5年間の過去問の正答が分かる
  • 介護福祉士試験-『人間関係とコミュニケーション』の頻出問題と勉強方法が分かる

2020(令和2)年1月実施(第32回)

問題3 他者とのコミュニケーションを通した自己覚知として、最も適切なものを1つ選びなさい。
1 自己の弱みより強みを重視する。
2 自己の感情の動きとその背景を洞察する。
3 自己の行動を主観的に分析する。
4 自己の私生活を打ち明ける。
5 自己の価値観を他者に合わせる。

解答:2

問題4 高齢者とのコミュニケーションにおける配慮として、最も適切なものを1つ選びなさい。
1 相手と視線が合わせられる位置で話す。
2 相手には座ってもらい、自分は立ったまま話す。
3 初対面のときから相手と密着した距離で話す。
4 相手の表情があまり見えない薄暗い場所で話す。
5 たくさんの人がいる、にぎやかな場所で話す。

解答:1

2019(平成31)年1月実施(第31回)

問題3 Bさん(90歳、男性)は、介護老人福祉施設に入所することになった。一人暮らしが長かったBさんは、入所当日、人と会話することに戸惑っている様子で、自分から話そうとはしなかった。
介護福祉職は、Bさんとコミュニケーションをとるとき、一方的な働きかけにならないように、あいづちを打ちながらBさんの発話を引き出すように心がけた。
このときの介護福祉職の対応の意図に当てはまるものとして、最も適切なものを1つ選びなさい。

1 双方向のやり取り
2 感覚機能低下への配慮
3 生活史の尊重
4 認知機能の改善
5 互いの自己開示

解答:1

問題4 聴覚障害のある利用者と介護福祉職との間での筆談に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。

1 中途失聴者が用いることは少ない。
2 空中に字を書くことは控える。
3 多人数での双方向のコミュニケーションに用いる。
4 図や絵よりも文字を多用する。
5 キーワードを活用して内容を伝達する。

解答:5

2018(平成30)年1月実施(第30回)

問題3 利用者との関係を構築するためのコミュニケーションの基本として、最も適切なものを1つ選びなさい。

1 聞き手に徹する。
2 声の高低や抑揚を一定に保つ。
3 身振りや手振りは最小限にする。
4 介護福祉職の主観を基準にする。
5 利用者の生活史を尊重する。

解答:5

問題4 Cさん(87歳、女性)は、介護老人保健施設に入所している。最近、Cさんがレクレーション活動を休むことが多くなったので、担当のD介護福祉職はCさんに話を聞いた。Cさんは、「参加したい気持ちはあるので、次回は参加します」と言いながらも、浮かない表情をしていた。D介護福祉職は、「自分の気持ちを我慢しなくてもいいですよ」とCさんに言った。この時のD介護福祉職の言葉かけに該当するバイステック(Biesteku,F.)の7原則の内容として、最も適切なものを1つ選びなさい。

1 秘密保持
2 自己決定
3 非審判的態度
4 意図的な感情表出
5 個別化

解答:4

2017(平成29)年1月実施(第29回)

問題3 自己開示に関する次の記述のうち,最も適切なものを1つ選びなさい。

1 相手に自分のことを良く思ってもらうために行う。
2 初対面の人には,できるだけ多くの情報を開示しながら行う。
3 相手の情報を強制的に引き出すために行う。
4 良好な人間関係を築くために行う。
5 ジョハリの窓(Johari Window)の開放された部分(open area)を狭くするために行う。

解答:4

問題4 Bさん(60歳,男性)は,先天的に耳が聞こえないろう者である。ろう学校入学以後,同じ障害のある仲間とのコミュニケーションが心の支えになってきた。数年前に緑内障(glaucoma)を発症して視覚障害が残り,両眼とも外界の明暗が分かる程度の視力となった。
Bさんと円滑なコミュニケーションをとるときの手段として,最も適切なものを1つ選びなさい。

1 触手話
2 筆談
3 点字
4 透明文字盤
5 携帯用会話補助装置

解答:1

2016(平成28)年1月実施(第28回)

問題3 共感的態度に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。

1 利用者に対して審判的態度で関わる。
2 利用者の感情をその人の立場になって理解して関わる。
3 利用者と自分の感情を区別せず、同調して関わる。
4 利用者の感情に共鳴して、同情的に関わる。
5 利用者が示す否定的な感情は避けて関わる。

解答:2

問題4 Bさんは、パーキンソン病で、要介護3である。車いすを利用しているが、自分では移動できない。声が小さく、聞き取りにくい。難聴はない。食堂にいたBさんが、10mほど離れた窓の方向を指して何か言ったが、少し離れた場所にいた介護福祉職には聞こえなかった。その時の介護職の対応として、最も適切なものを1つ選びなさい。(コミュニケーションに関する介護福祉職の対応については過去に出題済)

1 Bさんのそばに行き、何も言わずにBさんの口元に耳を近づける。
2 Bさんのそばに行き、もう一度話すように依頼する。
3 その場所からBさんに、大きな声で話すように促す。
4 その場所からBさんに、聞こえないと伝える。
5 Bさんを窓のところに案内する。

解答:2

まとめ

介護福祉士試験-『人間関係とコミュニケーション』の過去問5年間全掲載-(第32回~第28回)

人間関係とコミュニケーション 2020年(令和2年)問題と解答速報

問題3

他者とのコミュニケーションを通した⾃⼰覚知として、最も適切なものを1つ選びなさい。

1 ⾃⼰の弱みより強みを重視する。
2 ⾃⼰の感情の動きとその背景を洞察する。
3 ⾃⼰の⾏動を主観的に分析する。
4 ⾃⼰の私⽣活を打ち明ける。
5 ⾃⼰の価値観を他者に合わせる。

解答:2

問題4

⾼齢者とのコミュニケーションにおける配慮として、最も適切なものを1つ選びなさい。

1 相⼿の視線が合わせられる位置で話す。
2 相⼿には座ってもらい、⾃分は⽴ったまま話す。
3 初対⾯のときから相⼿と密着した距離で話す。
4 相⼿の表情があまり⾒えない薄暗い場所で話す。
5 たくさんの⼈がいる、にぎやかな場所で話す。

解答: 1

介護福祉士国家試験「人間関係とコミュニケーション」覚え方・勉強方法は?科目系列マップで頭の整理!

「人間関係とコミュニケーション」は、意外に勉強しやすい話をよく聞きます。
この科目は、2問しか出題されず、また全体を把握しにくいものです。。
そこで、科目系列マップをこしらえてみました。

人間関係とコミュニケーション  科目系列マップ

※PDFの画像をページ内に表示したため、とても小さく表示されていると思いますので欲しい方はメールにて連絡してください。お知らせ頂いたメール宛てにPDFファイルと添付させていただきます。

人間関係の形成

1)人間関係と心理

  • 自己覚知、他者理解、ラポール、その他

コミュニケーションの基礎

1)対人関係とコミュニケーション

  • 対人関係・コミュニケーションの意義
  • 対人関係・コミュニケーションの概要

2)コミュニケーションを促す環境

3)コミュニケーションの技法

  • 対人距離(物理的・心理的距離)
  • 言語的コミュニケーション
  • 非言語的コミュニケーション
  • 受容・共感・傾聴

4)道具を用いた言語的コミュニケーション

  • 機器を用いたコミュニケーション
  • 記述によるコミュニケーション

まとめ

介護福祉士の国家試験対策では、全問正解(125点)を取る必要がないことをしっかりと理解しておいて下さい。満点を取ろうとするからすべての過去問に取り組んで、点数が取れないと頭を抱えてしまう受験生が多くいます。そんな時には、一息置いて70%~80%で良いんだと。

人間関係とコミュニケーションまとめ

介護福祉士 人間関係とコミュニケーション 0点が原因だった!?




介護福祉士 人間関係とコミュニケーション 0点だった場合不合格ですか?

人間関係とコミュニケーション+コミュニケーション技術で1科目
最初の2問が間違ってても
コミュニケーション技術の科目で1つでも正解があればセーフです。

「介護福祉士 人間関係とコミュニケーション 0点」ツイートまとめ

まとめ

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「人間関係とコミュニケーション」の検索結果




介護福祉士「人間関係とコミュニケーション」の勉強方法と出題傾向は?過去問第31回(2018年度)~第27回(2014年度)




この記事を読むと分かること

  • 介護福祉士「人間関係とコミュニケーション」の過去5年間の出題傾向が分かる
  • 介護福祉士「人間関係とコミュニケーション」の頻出問題が分かる
  • 介護福祉士「人間関係とコミュニケーション」の勉強方法が分かる
  • 人間関係の形成に関する出題では、介護福祉職が実際の場面で具体的にとるべき行動や対応をイメージしながら学習しておくことが大切である。

    バイステックの7原則を知っていても、どの場面でどのように対応するかを理解しておくことが大切である。

    コミュニケーションの基本、及び障害のある利用者の状況、状態に応じたコミュンケーション技法について学習しておくべきであろう。また、日々の業務における対人関係でのコミュニケーションについて、意識的に活用できる知識や技術を身に着けておくことが大切である。

    介護福祉士「人間関係とコミュニケーション-過去問」第31回(2018年度)

    問題3は、短文事例で、関する初期の関わり方を問う出題である。入所当日という点と、自分から話そうとしない点と、一方的な働きかけにならないようにという点を考慮すれば、解答がえられる問題である。
    問題4は、障害を理解し、筆談するときのポイントを理解していれば解ける問題である。

    介護福祉士「人間関係とコミュニケーション-過去問」第30回(2017年度)

    問題3は、利用者との関係を構築するためのコミュニケーションの基本を問う出題である。良好な人間関係を構築するためには、何が大切かを考えれば容易に解答できる基本的問題である。
    問題4は、短文事例で、施設に入所している利用者にバイステックの7原則の内容に該当する姿勢を問う出題である。

    介護福祉士「人間関係とコミュニケーション-過去問」第29回(2016年度)

    問題3は、自己開示に関する出題で、良好な人間関係を構築するためには何が重要かを考えれば、容易に解ける基礎的な問題である。
    問題4は、各障害を理解し、コミュニケーションの各手段を理解していれば解ける問題である。

    介護福祉士「人間関係とコミュニケーション-過去問」第28回(2015年度)

    1問は、共感的態度に関する出題
    2問は、パーキンソン病のある利用者とのコミュニケーション技法に関する事例問題となっている。

    介護福祉士「人間関係とコミュニケーション-過去問」第27回(2014年度)

    1問は、人間関係を構築するうえで、利用者とのかかわり方を問う基本的な問題であり、ラポールとは何かを理解していれば解ける問題である。
    2問は、重度の加齢性難聴者への介護職としての日常のやり取りを始めるときのコミュニケーション方法から出題されている。

    まとめ

    第31回(平成30年度)介護福祉士国家試験
    問題 3 一方的な働きかけにならないように,あいづちを打ちながらBさんの発話を引き出すように心がけた。このときの介護福祉職の対応の意図に当てはまるものとして,最も適切なものを1 つ選びなさい。

    問題 4 聴覚障害のある利用者と介護福祉職との間での筆談に関する次の記述のうち,最も適切なものを 1 つ選びなさい。




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    ~人間関係とコミュニケーション~

    第31回(平成30年度)の問題

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    1 出題形式等

    筆記試験の出題形式は五肢択一を基本とする多肢選択形式とし、問題に図表等を用いることがある。

    出題数は125問、総試験時間数は220分とする。

    2 「総合問題」

    4領域(人間と社会、介護、こころとからだのしくみ、医療的ケア)の知識及び技術を横断的に問う問題を、事例形式で出題する。

    3 各領域の出題予定数

    1 人間と社会
       人間の尊厳と自立
       人間関係とコミュニケーション
       社会の理解

    16問
    2 介護
       介護の基本
       コミュニケーション技術
       生活支援技術
       介護過程
    52問
    3 こころとからだのしくみ
       発達と老化の理解
       認知症の理解
       障害の理解
       こころとからだのしくみ
    40問
    4 医療的ケア
       医療的ケア
    5問
    5 総合問題12問

    介護福祉士国家試験 試験科目別出題基準

    人間関係とコミュニケーション

    中項目小項目
    人間関係と心理 自己覚知、他者理解、ラポール、その他
    対人関係とコミュニケーション 対人関係・コミュニケーションの意義
    対人関係・コミュニケーションの概要
    コミュニケーションを促す環境
    コミュニケーションの技法 対人距離(物理的・心理的距離)
    言語的コミュニケーション
    非言語的コミュニケーション
    受容・共感・傾聴
    道具を用いた言語的コミュニケーション 機器を用いたコミュニケーション
    記述によるコミュニケーション