介護福祉士 「認知症の理解」独学で一発合格勉強方法第30回(H29年度)過去問77~86無料解説

介護福祉士 一発合格独学勉強方法「認知症の理解」

独学で一発合格する方法

「認知症の理解」は、様々な認知症の症状をそれぞれ理解することが必要になります。アルツハイマー型認知症や脳血管性認知症、ピック病などをそれぞれの特徴についてまとめておくこととそれらをしっかりと覚えておく必要があります。

介護現場でお仕事をしている人は、認知症のご利用者の人を想像して、どんな症状がでるのか、どんな対応をしているのかなどを連想づければ理解しやすくなります。

「認知症の理解」は、全10問でここは少し難しい部分であるとは思いますが、介護ではとても大切な部分になりますので、ここで点数を稼げるように勉強し、理解しておきましょう。

「認知症の理解」については、

「認知症を取り巻く状況」
「医学的側面から見た認知症の基礎」
「認知症に伴うこころとからだの変化と日常生活」
「連携と協働」
「家族への支援」より10問出題されます。

出題基準

1:認知症を取り巻く状況
1)認知症ケアの歴史
2)認知症ケアの理念
3)認知症高齢者の現状と今後
4)認知症に関する行政の方針と施策
2:医学的側面から見た認知症の基礎
1)認知症による障害
2)認知症と間違えられやすい症状
3)認知症の原因となる主な病気の症状の特徴
4)若年性認知症
5)病院で行なわれる検査、治療の実際
3:認知症に伴うこころとからだの変化と日常生活
1)認知症の人の特徴的な心理・行動→
2)認知症に伴う機能の変化と日常生活への影響
4:連携と協働
1)地域におけるサポート体制
2)チームアプローチ→○ 多職種協働の継続的ケア
5:家族への支援

問題77

認知症(dementia)の人への基本的な関わりとして,最も適切なものを 1 つ 選びなさい。

1 いすから立ち上がろうとする人に,「座っていてください」と言う。

2 トイレで排 はいせつ 泄したいと言う人に,「今のおむつは機能が良いので,おむつの中に してもすっきりします」と言う。

3 息子の居場所を心配する人に,「息子さんは会社で働いていますから,安心して ください」と言う。

4 家に帰りたいと言う人に,「施設で楽しく過ごしましょう」と言う。

5 自分は何もわからなくなってしまったと悲しむ人に,「認知症(dementia)になっ た人は,皆さん同じです」と言う。

正答:3

問題78 

初期のアルツハイマー型認知症(dementia of the Alzheimerʼs type)にお ける認知機能障害の特徴として,適切なものを 1 つ選びなさい。

1 時間に関する見当識障害は認められない。

2 エピソード記憶が障害される。

3 手続き記憶が障害される。

4 記憶障害の進行は急速に進む。

5 若い頃のことを忘れてしまう。

正答:2

問題79

前頭側頭型認知症(frontotemporal dementia)の特徴として,適切なもの を 1 つ選びなさい。

1 物忘れの自覚

2 幻視

3 抑うつ

4 急速な進行

5 常同行動

正答:5

問題80

Cさん(70 歳,女性)は息子(35 歳)と二人暮らしをしている。息子の話に よると, 1 年前から時々夜中に,「知らない人が窓のそばに立っている」などと言う ことがある。また,ここ 3 か月で歩くのが遅くなり,歩幅が狭くなった。家事は続 けているが,最近探し物が目立ち,料理の作り方がわからないことがある。病院で 検査を受けたが,頭部MRIでは脳伷塞(cerebral infarction)や脳出血(cerebral hemorrhage)の指摘はなかった。 Cさんの状況から,最も可能性の高いものを 1 つ選びなさい。

1 正常圧水頭症(normal pressure hydrocephalus)

2 レビー小体型認知症(dementia with Lewy bodies)

3 慢性硬膜下血腫(chronic subdural hematoma)

4 血管性認知症(vascular dem )

5 うつ病(depression)

正答:2

問題81

認知機能の評価に関する次の記述のうち,適切なものを 1 つ選びなさい。

1 長谷川式認知症スケールで認知症(dementia)の診断が可能である。

2 FAST(Functional Assessment Staging)は,血管性認知症(vascular dementia) の重症度判定に用いる。

3 IADL(Instrumental Activities of Daily Living:手段的日常生活動作)のアセ スメント(assessment)は,軽度の認知症(dementia)において有用である。

4 MMSE(Mini-Mental State Examination)は,日常生活の行動観察から知能を 評価する検査である。

5 言語機能が障害されると,認知症(dementia)の重症度評価はできなくなる。

正答:3

問題 82

血管性認知症(vascular dementia)の危険因子として,最も適切なものを1 つ選びなさい。

1 認知症(dementia)の家族歴

2 甲状腺機能低下症(hypothyroidism)

3 頭部外傷の既往

4 メタボリックシンドローム(metabolic syndrome)

5 ダウン症候群(Downʼs syndrome)

正答:4

問題 83

認知症(dementia)の人への日常生活上の支援に関する次の記述のうち, 最も適切なものを 1 つ選びなさい。

1 次に何をすればよいか判断できない人には,ヒントを伝えて一人で考えてもらう。

2 通所介護(デイサービス)を利用する曜日がわからない人には,施設への入所を勧 める。

3 自分が今どこにいるのかわからない人には,そのたびに場所を伝える。

4 着衣失行のある人には,着脱のたびに介護福祉職が代わりに行う。

5 数分前の出来事を思い出せない人には,昔の思い出を聞かないようにする。

正答:3

問題 84

在職中に若年性認知症(dementia with early onset)になった人の家族に関 する次の記述のうち,最も適切なものを 1 つ選びなさい。

1 子ども世代に与える心理的な影響が大きい。

2 子どもが若年性認知症(dementia with early onset)になる可能性が高い。

3 身体的機能に問題が認められないので,家族の介護負担は少ない。

4 家族の気づきによって早期発見されることが多い。

5 本人への病名の告知は家族が行う。

正答:1

問題 85

Dさん(75 歳,男性)は,介護福祉職のEさんの近所に 3 年前に引っ越し てきた。Dさんは引っ越してきた時から一人暮らしである。最近,Dさんは,「米 が盗まれてしまって,夕飯が作れなくて困っている。米を貸してほしい」と,夕方, Eさんの家をたびたび訪ねるようになった。Dさんの家族は海外赴任中の息子家族 だけだと,以前Dさんから話を聞いたことがある。Eさんは息子と一度も会ったこ とはない。 EさんがDさんについて相談する機関として,最も適切なものを 1 つ選びなさい。

1 福祉事務所

2 地域活動支援センター

3 居宅介護支援事業所

4 認知症疾患医療センター

5 地域包括支援センター

正答:5

問題 86

認知症(dementia)の利用者Fさんは,施設外へ出て行って一人で帰れな いことを繰り返している。Fさんへの予防的対応として,最も適切なものを 1 つ選 びなさい。

1 Fさんが出て行こうとするたびに,制止する。

2 Fさんの視線の高さに合わせて,出入口に「通行止め」と書いた札を貼る。

3 Fさんに「ここがあなたの家です」と,繰り返し説明する。

4 Fさんと一緒にスタッフも出かけて,戻るように指示する。

5 Fさんの日常の様子を観察した上で,出て行く理由や目的を検討する。

正答:5

終わりに

「認知症の理解」は、過去問を繰り返し解き、さらにご利用者像と連想づけることで理解しやすいです。そして、過去問から広げて、深めて認知症の状態像を理解しましょう。それぞれの特徴の部分をしっかりと抑えて、さらには対応方法や家族への支援の方法名でも覚えておきましょう。

試験日までまだ日数がありますので、仕事をしながらご利用者様などと照らし合わせて理解すると脳に定着する知識になりますので、是非頑張ってくださいね。

介護福祉士 「認知症の理解」独学で一発合格勉強方法第29回(H28年度)過去問77~86無料解説

介護福祉士の資格を取るためには、国家試験を受験して合格しなければなりません。あなたが一番悩むのが「筆記試験」だと思います。そこで介護福祉士の受験対策の一つの手段、「過去問」を使っての勉強方法を科目ごとにお伝えしましょう。

介護福祉士国家試験とは?

毎年1月の日曜日に「介護福祉士国家試験(筆記試験)」が実施されます。筆記試験の科目は以下の通りです。

人間の尊厳と自立
人間関係とコミュニケーション
社会の理解
介護の基本
コミュニケーション技術
生活支援技術
介護過程
発達と老化の理解
認知症の理解
障害の理解
こころとからだのしくみ
医療的ケア
総合問題

<筆記試験の合格基準(第29回(平成28年度))>
次の2つの条件を満たした者を筆記試験の合格者とする。
ア 総得点125点に対し、得点75点以上の者(総得点の60%程度を基準とし、問題の難易度で補正した。配点は1問1点である。)。
イ アを満たした者のうち、以下の「11科目群」すべてにおいて得点があった者。
①人間の尊厳と自立、介護の基本
②人間関係とコミュニケーション、コミュニケーション技術
③社会の理解
④生活支援技術
⑤介護過程
⑥発達と老化の理解
⑦認知症の理解 ⑧障害の理解
⑨こころとからだのしくみ
⑩医療的ケア
⑪総合問題

介護福祉士受験対策は?

毎年10万人を超える受験者がいる中、合格率が50%前後とそれほど難しい試験ではありません。過去問を中心に勉強することを推奨している人が多くいます。そこで、試験年度ごと、科目ごとに過去問を勉強するための情報を提供します。

第29回 認知症の理解

「認知症の理解」については、

「認知症を取り巻く状況」
「医学的側面から見た認知症の基礎」
「認知症に伴うこころとからだの変化と日常生活」
「連携と協働」
「家族への支援」より10問出題されます。

出題基準

1:認知症を取り巻く状況
1)認知症ケアの歴史
2)認知症ケアの理念
3)認知症高齢者の現状と今後
4)認知症に関する行政の方針と施策
2:医学的側面から見た認知症の基礎
1)認知症による障害
2)認知症と間違えられやすい症状
3)認知症の原因となる主な病気の症状の特徴
4)若年性認知症
5)病院で行なわれる検査、治療の実際
3:認知症に伴うこころとからだの変化と日常生活
1)認知症の人の特徴的な心理・行動→
2)認知症に伴う機能の変化と日常生活への影響
4:連携と協働
1)地域におけるサポート体制
2)チームアプローチ→○ 多職種協働の継続的ケア
5:家族への支援

問題77 認知症対応型共同生活介護

介護保険法における認知症対応型共同生活介護(グループホーム)に関する次の記述のうち,適切なものを 1 つ選びなさい。

1 地域住民と関わる機会は少ない。
2 家庭的な雰囲気によって,症状の安定が図られる。
3 1 ユニットの入所者は 10 名までである。
4 機能訓練は行わない。
5 施設が決めた一律の日課によって,生活の維持が図られる。

問題78 失行

失行に関する次の記述のうち,正しいものを 1 つ選びなさい。

1 四肢が麻痺した状態である。
2 目的に沿った動作ができない状態である。
3 言葉を理解できない状態である。
4 気力や自発性が低下した状態である。
5 目の前のものが何であるかを,認識できない状態である。

問題79 仮性認知症

うつ病に伴って認められる仮性認知症の特徴として,適切なものを 1 つ選びなさい。

1 朝方に比べて夕方に悪くなることが多い。
2 本人が病識に乏しいことが多い。
3 記憶障害に比べて判断障害を認めることが多い。
4 症状が急速に進行することが多い。
5 食欲は保たれていることが多い。

問題80 軽度アルツハイマー型認知症

軽度のアルツハイマー型認知症に認められる症状や日常生活上の障害として,最も可能性の高いものを 1 つ選びなさい。

1 小刻み歩行
2 嚥下障害
3 尿失禁
4 炊事の自立困難
5 入浴の自立困難

問題81 血管性認知症

血管性認知症の症状や特徴に関する次の記述のうち,適切なものを 1 つ選びなさい。

1 男性と比較して女性に多く認められる。
2 ゆっくりと少しずつ進行する。
3 人格変化を認めることが多い。
4 初期にめまいを自覚することがある。
5 85 歳以上で多く認められる。

問題82 若年性認知症

若年性認知症に関する次の記述のうち,最も適切なものを 1 つ選びなさい。

1 前期高齢者が発症する認知症(dementia)である。
2 後期高齢者の認知症(dementia)と比べて進行は緩やかである。
3 家族の心理的負担は少ない。
4 若年性認知症(dementia with early onset)に特化した社会的支援が充実している。
5 若年性アルツハイマー型認知症では神経症状を認めることが多い。

問題83 薬物療法

アルツハイマー型認知症の薬物療法に関する次の記述のうち,最も適切なものを 1 つ選びなさい。

1 病気の進行を完全に止めることができる。
2 軽度のアルツハイマー型認知症(dementia of the Alzheimerʼs type)に対して有効ではない。
3 行動・心理症状(BPSD)に対して効果が認められていない。
4 病期によって投与量が変わることはない。
5 副作用として,パーキンソン症候群が現れることがある。

問題84 軽度アルツハイマー型認知症

Cさん(80 歳,女性)は,軽度のアルツハイマー型認知症と診断され,訪問介護(ホームヘルプサービス)を受けて自宅で一人暮らしをしている。几帳面な性格で,大切な物はタンスの中にしまっている。最近物忘れが多くなってきた。ある日,訪問介護員(ホームヘルパー)が訪ねると,Cさんが,「泥棒に通帳を盗まれた」と興奮して訴えてきた。部屋はきれいな状態であった。
訪問介護員(ホームヘルパー)のCさんへの対応として,最も適切なものを 1 つ選びなさい。

1 保管場所を忘れたのだろうと伝える。
2 気分を変えるために話題を変える。
3 一緒に通帳を探すことを提案する。
4 認知症が進んできたための症状であることを伝える。
5 通帳の保管場所を忘れないように保管場所に目印をつけてもらう。

問題85 支援者の役割

認知症の人の支援者の役割に関する次の記述のうち,最も適切なものを 1 つ選びなさい。

1 民生委員は,担当地域の認知症の人に関わる情報を収集して,専門的支援機関につなげる。
2 認知症の人の主治医を,認知症に関わる地域医療体制を構築する上での中核にする。
3 認知症看護認定看護師は,認知症の種類と病期を特定して,必要な薬剤を処方する。
4 認知症サポート医が,認知症サポーター養成講座の講師を務めることとされている。
5 介護支援専門員は,担当する認知症の人の要介護認定を行う。

問題86 介護福祉職の対応

認知症の妻を介護している夫から,「死別した妻の父親と間違えられてつらい」と相談されたときの介護福祉職の対応として,最も適切なものを1 つ選びなさい。

1 妻が間違えないようになることは難しいと説明して,諦めるように伝える。
2 間違いを訂正すればするほど,妻の反発や興奮を引き起こすことを説明する。
3 認知症の人によくみられることで,他の家族も同じ思いであることを伝える。
4 間違えられるつらさをよく聴いて,誤認を否定せずに,いつもどおりの態度で接するように勧める。
5 夫がうつ状態であることの可能性を説明して,夫自身の精神科の受診を勧める。

正答

問題77 2
問題78 2
問題79 4
問題80 4
問題81 4
問題82 5
問題83 5
問題84 3
問題85 1
問題86 4

介護福祉士 「認知症の理解」独学で一発合格勉強方法第28回(H27年度)過去問77~86無料解説

第28回 認知症の理解

「認知症の理解」については、

「認知症を取り巻く状況」
「医学的側面から見た認知症の基礎」
「認知症に伴うこころとからだの変化と日常生活」
「連携と協働」
「家族への支援」より10問出題されます。

出題基準

1:認知症を取り巻く状況
1)認知症ケアの歴史
2)認知症ケアの理念
3)認知症高齢者の現状と今後
4)認知症に関する行政の方針と施策
2:医学的側面から見た認知症の基礎
1)認知症による障害
2)認知症と間違えられやすい症状
3)認知症の原因となる主な病気の症状の特徴
4)若年性認知症
5)病院で行なわれる検査、治療の実際
3:認知症に伴うこころとからだの変化と日常生活
1)認知症の人の特徴的な心理・行動→
2)認知症に伴う機能の変化と日常生活への影響
4:連携と協働
1)地域におけるサポート体制
2)チームアプローチ→○ 多職種協働の継続的ケア
5:家族への支援

問題77 回想法

回想法に関する次の記述のうち,最も適切なものを 1 つ選びなさい。

1 記憶力の改善が最も期待できるのは,中等度の認知症(dementia)の人である。
2 認知症(dementia)の人に豊かな情動をもたらすことが期待できる。
3 過去の苦痛や困難な体験を思い出す手がかりを準備すると効果的である。
4 毎回異なる場所で行うと効果的である。
5 回想法に参加した家族介護者は,発症前を思い出してつらくなることが多い。

問題78 認知症高齢者数

厚生労働省が,2012 年(平成 24 年)8 月に公表した「認知症高齢者数について」における,「認知症高齢者の日常生活自立度」Ⅱ以上の認知症高齢者の居場所
別内訳(2010 年(平成 22 年)9 月末現在)で,人数が最も多い居場所を 1 つ選びなさい。

1 居宅
2 介護老人福祉施設
3 介護老人保健施設・介護療養型医療施設
4 グループホーム
5 医療機関

問題79 FASTの分類

Cさん(89 歳,女性)はアルツハイマー型認知症(dementia of the Alzheimer’stype)で, 1 年前から料理の手順を間違えたり,家計の管理や買物が難しい状態であった。 1 か月前から大声をあげるようになった。季節に合った衣服を選べなくなったが,家族が準備すれば適切に着ることはできる。排泄は自立している。
Cさんのアルツハイマー型認知症(dementia of the Alzheimer’s type)のFASTの分類として,最も適切なものを 1 つ選びなさい。

1 年齢相応
2 境界状態
3 軽度
4 中等度
5 やや高度

問題80 認知症

Dさん(80 歳,男性)は一人暮らしで,生活は自立していた。毎朝近所の公園でラジオ体操に参加していたが, 2 か月ほど前から,物忘れとぼうっとする様
子が見られるようになった。また,歩行が不安定となり,最近では尿意を我慢できず失禁がある。
Dさんの状態として,最も可能性の高いものを 1 つ選びなさい。

1 軽度認知障害
2 アルツハイマー型認知症
3 正常圧水頭症
4 前頭側頭型認知症
5 血管性認知症

問題81 認知症の原因疾患

認知症(dementia)の原因となる疾患の特徴として,最も適切なものを 1つ選びなさい。

1 アルツハイマー型認知症では,早期から尿失禁が認められる。
2 アルツハイマー型認知症では,巣症状は見られない。
3 レビー小体型認知症では,人格が大きく変化する。
4 レビー小体型認知症では,運動機能障害は見られない。
5 クロイツフェルト・ヤコブ病では,進行が速く, 1年以内の死亡例も多い。

問題82 治療が可能な認知症

外科的手術で治療が可能な認知症(dementia)として,正しいものを 1 つ選びなさい。

1 血管性認知症
2 クロイツフェルト・ヤコブ病
3 前頭側頭型認知症
4 レビー小体型認知症
5 慢性硬膜下血腫

問題83 行動・心理症状(BPSD)

行動・心理症状(BPSD)に関する次の記述のうち,最も適切なものを 1つ選びなさい。

1 徘徊は,認知症(dementia)であれば誰にでも起こる。
2 もの盗られ妄想は,記憶障害とは関係がない。
3 幻視に関して,本人の訴えの内容ははっきりしない。
4 興奮は,ケアの方法によって生じることがある。
5 混乱は,重度の認知症(dementia)の人には見られない。

問題84 血管性認知症

Eさん(88 歳,女性)は,血管性認知症で左片麻痺がある。穏やかな性格である。認知症対応型共同生活介護(グループホーム)に入居し,グループホームでの役目として,食事前の挨拶を担当している。しかし,夏の暑さが続いたとき,食事前の挨拶の後「こんなことはやらせないで」と理由もなく急に泣きだすことがあった。介護福祉職が受容的な態度で接していると,Eさんは笑顔で「ご苦労様」と介護福祉職に声をかけるようになった。
このようなEさんについて考えられることとして,最も適切なものを 1 つ選びなさい。

1 睡眠不足による感情の変化
2 認知症(dementia)の急激な進行
3 感情失禁の症状
4 暑さによる中核症状の悪化
5 職員の対応に対する怒り

問題85 初期の認知症の支援者

初期の認知症(dementia)で,家賃の支払を忘れて,家主から督促されることが多くなった人に対する支援者として,最も適切なものを 1 つ選びなさい。

1 民生委員
2 訪問介護員(ホームヘルパー)
3 訪問看護師
4 日常生活自立支援事業の専門員
5 通所介護(デイサービス)の介護福祉職

問題86 家族の支援

在職中に若年性認知症になった人とその家族の支援に関する次の記述のうち,最も適切なものを 1 つ選びなさい。

1 支援の主な対象は,介護負担が集中する子ども世代である。
2 高齢者の認知症(dementia)と対応に違いはないことを家族に説明する。
3 雇用保険制度や障害福祉サービス等を組み合わせて利用できるように支援する。
4 本人の年齢に関係なく,初回の面談で介護保険の利用を勧める。
5 本人が退職して治療に専念できるように支援する。

正答

問題77 2
問題78 1
問題79 4
問題80 3
問題81 5
問題82 5
問題83 4
問題84 3
問題85 4
問題86 3

 

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