介護福祉士試験 生活支援技術-自立にむけた介護(寝たきり高齢者)-合格するための過去問分析

自立にむけた介護(寝たきり高齢者)(過去問=試験対策)

○寝たきりになる要因として、脳卒中などの病気や事故による障害、家族介護力の低下、高齢者本人の意欲、介護サービスの不足などが指摘されている。

○長期間の臥床によって、関節の拘縮が生じると、動きに痛みが伴うためにますます動かさなくなるといった悪循環が生じる。

○寝たきりによって精神活動は低下し、無気力な状態やうつ的な状態になることがある。

○寝たきりから回復させるために、足底を床につけた端座位を保持することは効果的である。

○寝たきりを防止するためには、メリハリのある生活を心がけることが大切で、寝食分離が基本である。

○寝たきりでは脳への剌激が少なくなり、思考力も衰えてくるので、体位を変え、視界を広げることも重要である。

○寝たままの状態で排泄を続けた場合、尿路感染症を引き起こしやすくなることを、介護従事者は、常に念頭に置く必要がある。

○高齢者は家族に遠慮して介護を頼みにくいことがあるので、介護従事者は、家族の人間関係などにも留意する必要がある。

○早い段階から医療関係者と連携することも、介護従事者にとっては必要なことである。

○寝たきり高齢者は、無気力な状態やうつ的な状態となり、睡眠障害をきたすなど精神活動が低下する傾向がある。

○寝たきり高齢者の合併症とその予防については、褥瘡予防には体位変換が有効である。

○寝たきり高齢者の合併症とその予防については、尿路感染対策として水分摂取は有効である。

○寝たきり状態の場合でも、残存機能を活用しながら体位変換を行う。

○寝たきり高齢者については、体位を変える場合には、皮膚に摩擦を起こさないように配慮する。

○寝たきり高齢者については、肘や踵(かかと)などにも褥瘡ができるので、注意して観察する。

〇寝たきり高齢者に生じやすい状態では尖足、誤嚥性肺炎、尿路感染、便秘などがあるが尖足については間接可動域訓練、誤嚥性肺炎については口腔ケア、尿路感染については水分摂取、便秘については腹部マッサージが有効である。

自立にむけた介護(寝たきり高齢者)の勉強メモ

寝たきりの原因

1位脳卒中(24・1%)
2位認知症(20・5%)
3位高齢による衰弱・老衰(13・1%)
4位骨折・転倒(9・3%)
5位関節疾患(7・4%)

寝たきりで起こる廃用症候群

廃用症候群とは気づかぬうちに運動能力が衰え、自分で動くことが思うようにできなくなるだけでなく、ほかの体調不調を起こしてしまう病気のことです。
代表的な症状
・筋萎縮
・関節拘縮
・骨萎縮
・心肺機能の低下
・誤嚥性肺炎
・血栓塞栓症
・うつ状態
・床ずれ

褥瘡

褥瘡とは、寝たきりなどによって、体重で圧迫されている場所の血流が悪くなったり滞ることで、皮膚の一部が赤い色味をおびたり、ただれたり、傷ができてしまうことです。一般的に「床ずれ」ともいわれています。
褥瘡を発生させる要因
<個体要因>
基本的日常生活自立度、病的骨突出、関節拘縮、栄養状態、浮腫、多汗、尿・便失禁
<環境・ケア要因>
体位変換、体圧分散用具、頭側挙上、座位保持、スキンケア、栄養補給、リハビリテーション、介護力

褥瘡発生部位の順番
①仙骨部(47.2%)
②その他(16.4%)
③尾骨部(16.0%)
④踵骨部(12.4%)
⑤大転子部(10.7%)
⑥坐骨結節部(5.9%)
⑦腸骨稜部(5.3%)

褥瘡(床ずれ)を予防するための留意点

①発赤が認められた場合、注意して観察し、早めに医師や訪問看護師に相談する
②低反発マットなどの除圧器具を有効利用する
③自分で寝返りを打てない場合、およそ2時間をめどに体位変換
④エアマットレスを使用し、体に圧力がかかる時間を少なくする
⑤皮膚のケア(皮膚の清潔・保湿・保護)に努める
⑥低栄養状態に陥らないよう、バランスのとれた食事を摂る

誤嚥性肺炎—口腔ケア
尿路感染—水分摂取
便秘—腹部マッサージ

介護福祉士試験 生活支援技術-自立にむけた介護(精神障害(うつ病を含む))-合格するための過去問分析

自立にむけた介護(精神障害(うつ病を含む))(過去問=試験対策)

○精神障害者の介護では、介護従事者はその人をありのままに理解し共感する態度が必要である。

○精神障害者は自己の課題を一人で引き受ける傾向があるので、苦しいときは、助け合うことも必要なのだということを理解させるような配慮をする。

○精神障害者の介護被害的な訴えや現実ではありえないことを話す場合でも、それは精神障害者にとっての事実であるとして認めることが必要である。

○精神障害者の介護では、介護従事者を拒否している場合でも、必要があれば援助の用意があることを示す。

○精神障害者の場合には、病気を否定する気持ちと、自信や充実感を持てないことに葛藤していることがある。

○精神障害者は無理して仕事を成し遂げようとすると、症状が悪化したり、充実感を得るよりも挫折体験となることがある。

○精神障害者の介護では、それぞれの症状や障害の特徴をよく踏まえて介護することが重要である。

○何をするのも億劫そうで動きの少ない精神障害者には、意欲を引き出すために歯磨きや洗顔などの日常生活行動を促すことも有効である。

○精神障害者のグループホームでは、世話人を配置して食事の世話、服薬指導等の日常生活の援助が行われている。

○精神障害者保健福祉手帳の交付を受けていなくても、社会復帰と自立、社会参加のための支援を受けることができる。

○精神障害者が社会復帰施設を利用するときには、市町村へ申請しなければならない。

○精神保健福祉士は、精神障害者の社会復帰に関する相談に応じ、助言、指導、日常生活に適応する訓練等の援助を行う

○精神障害者の幻覚・妄想は、当事者にとってはまさに現実なので、否定してはならない。

○精神障害者の抑うつ状態に対しては、励ましたりせず、日常生活での声かけや援助を通じて回復を待つよう接する。

○精神障害者が興奮状態にあるときには、その背景に不安などがあるので、気持ちをくみ取り、安心感を持てるよう接する。

○精神障害のある人が、何事にも無関心で閉じこもり傾向にあったので、見守りをすることが大切です。

○精神障害のある人から、自殺への願望を話され、「誰にも言わないで」と言われたが、主治医に相談するよう誠意をつくして話し、同意してもらった。

○うつ病の人の介護では、症状が少しよくなったときなどに自殺を起こしやすいので、注意する。

○うつ病の人に対して、何もしようとしないひとには、励ましは禁物です。

○うつ病の人が服薬をやめてしまっている場合は、医療職に報告する。

○うつ病の人は、睡眠障害や食欲不振を伴うことが多いので、よく観察する。

○精神障害者の支援については利用者を理解するために、過去の療養体験を聞いて利用者を理解することが必要である。

○精神障害者の支援については、つらいときや苦しいときは、弱音を吐いてもらい、それを受け止める。

○精神障害者の支援については、不安や恐れ、被害的な妄想を訴えてきたときは、その人の事実としてそのまま受け止める。(第21回)

○精神障害者の支援については、薬を飲みたくないと訴えてきたときは、投薬は継続して投与しないと効果のないので、きちんと薬を飲むように説明する。

自立にむけた介護(精神障害(うつ病を含む))の勉強メモ

介護福祉士試験 生活支援技術-自立にむけた介護(知的障害者)-合格するための過去問分析

自立にむけた介護(知的障害者)(過去問=試験対策)

○介護従事者は、知的障害者に動作を理解させるときには、順序を追って、ともに行動することも必要である。

○知的障害者の介護での排泄の介護の第一歩は、お尻が濡れていると気持ちが悪いという感覚を呼び覚ますことである。

○知的障害者の食事の介護では、食べたいという気持ちを育てることも大切である。

○突発的な出来事に対処することが苦手である知的障害者に対しては、できるだけ事前に説明して、パニックに陥ることを避ける。

○知的障害者の介護では、できそうなことに着目し、自分でしようとする気持ちを育てるように介護する。

○知的障害児は、外界からの刺激が必要なので、その障害の程度にかかわらず、外界から一定の剌激を常に受けることが必要である。

○知的障害児・者の家族援助で、乳幼児期では、親の心情を理解するとともに、家族が障害を理解し受容できるように見守っていく。

○知的障害児・者の家族援助で、成人期では、知的障害者の社会参加を促すために、家族を支援する。

○知的障害児・者の家族援助で、高齢期では、家族の高齢化に配慮し、各種制度の活用を促し、地域のボランティアなどの支援体制を整える。

○知的障害児の親の障害受容には、同じ障害のある子どもをもつ親同士の交流も有効である。

○知的障害があって判断を周囲に委ねる場合でも、本人の意向を尊重する方向で支援する。

○知的障害とは、発達期に生じた知的機能並びに適応行動に障害のある状態をいう。

○知的障害児(者)では、一度に多くのことを話さずに、一つのことを具体的に分かりやすく話す。

自立にむけた介護(知的障害者)の勉強メモ

介護福祉士試験 生活支援技術-終末期の介護-合格するための過去問分析

終末期の介護(過去問=試験対策)

○終末期の利用者に対しては、水などを含ませたガーゼを用いて口腔内を時々湿らせる。

○終末期の利用者に対して、介護職としてとる対応の一つに尿量の記録がある。

○終末期の利用者に対しては、介護職は安心感を得られるよう話しかける。

○終末期の利用者に対して、介護職としてとる対応の一つとして口腔内の清潔保持がある。

○終末期の利用者に対して介護職としてとる対応として、家族がそばに居やすいよう工夫する。

○終末期の対応として、苦痛の緩和は介護職にとっても大切であり、身体的、精神的な安楽を提供しなければならない。

○終末期の対応として、介護職は手を握るなどのスキンシップを行う。

○終末期の対応としては、意思確認をするとともに、自己決定を最大限尊重する。

○終末期で食欲が低下してきた利用者の食事介護では、利用者の嗜好(しこう)を重視する。

○終末期の事前の意思確認として本人はもちろんのこと、家族の意向も確認しなければならない。

○終末期の事前の意思確認として利用者の方が終末期の看取りに対してどのような考えを持っているのか書面にしておく。

○家族援助の中には、利用者が亡くなったあとのグリーフケアが含まれる。

○施設入所者の終末期から死後における家族への支援として、付き添いやすい環境を整える。

○終末期では、意識が低下していても声かけすることは大切である。

○終末期介護でのマッサージや好きな音楽の鑑賞は、疼痛や不安の緩和に有効である。

○終末期介護で、死への恐怖を訴えた場合、それを受け止める。

○グリーフケアとは、愛する人を失った悲しみを癒す営みを援助することである。

○エンゼルケア(死後の処置)は、家族と共に行っていく事を大切にする。

終末期の介護の勉強メモ

ターミナルケア

ターミナルケアとは、病気などで余命がわずかになった方に行う医療的ケアのこと。苦痛を緩和しながら、できるだけ生活の質(QOL)を保つための医療や看護の方法です。
ターミナルケアは、体の痛みなどを取り除く「身体面のケア」、患者の不安や恐怖を緩和する「精神面のケア」、費用などの負担を取り除く「社会面のケア」の3つに分けられます。

ターミナルケアの内容

(1)身体的ケア
痛みを緩和するための投薬を行い、終末期を穏やかに生活できるようにするのが、「身体的ケア」における目的のひとつです。
(2)精神的ケア
誠意をもって寄り添って、安心して最期のときを迎えられるようにサポートするケアが必要です。
死を前にして心残りが大きくならないように、家族や友人と一緒に過ごす時間を十分に作ることも大切です。
(3)社会的ケア
家族がしっかりとコミュニケーションを取りながら、本人の精神的な苦痛を緩和することが大事です。

グリーフケア

グリーフケアとは、親族や家族、友人など親しい人との死別を体験してしまい、悲嘆の日々を過ごしている人に寄り添い世話をすることで、その深い悲しみから立ち直させることです。
一般的には次の3症状が表われたらグリーフケアを受けるべきといわれています。
【情動的症状】:激しい悲しみ、怒り、抑うつ、不安、無気力感、罪悪感、孤独感など
【身体的症状】:睡眠障害や食欲減退、疲労感など
【行動的症状】:混乱・動揺、集中力の低下、探索行動など

エンゼルケア

エンゼルケアとは、人が亡くなった後に行う死後処置と、死化粧などをまとめて「エンゼルケア」と呼びます。

エンゼルケアの内容
・医療器具を外した後の手当
・治療でできた傷の手当
・身体の清拭
・鼻・口・耳への脱脂綿詰め
・着替え
・死化粧

介護福祉士試験 生活支援技術-自立に向けた睡眠の介護-合格するための過去問分析

自立に向けた睡眠の介護(過去問=試験対策)

○安眠を促す介助として、昼間に適度な運動をするよう勧める。 

○安眠を促す介助として、清潔で乾燥した寝具を整える。

○安眠を促す介助として、朝はカーテンを開け、日光を浴びるように勧める。

○安眠を促す介助として、睡眠に関する生活習慣を把握する。

○安眠を促すには、規則正しい生活を送り、日中には適度な運動を行なうなどする。

○睡眠には、身体は休んでいるが脳は覚醒しているレム睡眠と、体はある程度緊張しつつ脳が休むノンレム睡眠がある。

○安眠を促すマッサージには、擦りながら行う撫擦法、指圧法、叩打法、柔捻法、振戦法がある。

○高齢者の夜間の快適な睡眠のための援助では、就寝前にぬるめのお湯で入浴する。

○高齢者の夜間の快適な睡眠のための援助ではマットレスは、やや硬めのものにする。

○高齢者の夜間の快適な睡眠のための援助では日中、適度な疲労が得られる運動をするように勧める。

○高齢者の夜間の快適な睡眠のための援助では寝る前に、緑茶などカフェインの多い飲み物は避ける。

○高齢になると、一般的に夜間の睡眠時間が短くなる。

○睡眠にはリズムがあり、浅い眠りのレム睡眠と深い眠りのノンレム睡眠を周期的に繰り返す。

○空腹や身体の冷えは、入眠の妨げとなる。

○日中の活動量を増やすことは、夜間の安眠のために有効である。

○施設で、介護職が深夜に巡回するときは睡眠の妨げになるような行為を避けるようにする。

○昼夜逆転している利用者に対しては夕方に、散歩をするように促す。

自立に向けた睡眠の介護の勉強メモ

安眠を促す介助

・清潔で乾燥した寝具を整える。
・朝はカーテンを開け、日光を浴びるように勧める。
・睡眠に関する生活習慣を把握する。
・規則正しい生活を送り、日中には適度な運動を行なうなどする。

睡眠のメカニズム

朝光を浴びることにより体内時計にスイッチが入り、睡眠ホルモンであるメラトニンを生成するために必要なセロトニンが生成されます。メラトニンは年齢と共に減少するので、老人の眠りが浅くなるのはこのためです。
また、睡眠にはレム睡眠(身体は寝ているが脳は起きている浅めの睡眠)とノンレム睡眠(身体も脳も寝ている深めの睡眠)が交互に約90分のペースで繰り返され、このリズムに合わせて起床すると目覚めが良いとされます.

温度・湿度
季節や個人によって差はあるが、一般に温度は25℃前後、湿度は50~60%がよいとされる。


話し声や足音、テレビの音などの生活音や騒音は、安眠の妨げになるためできるだけ避ける。

明るさ
夜間暗くなると、メラトニンというホルモンが分泌され、睡眠が促されるため、寝室は暗くした方がよいが、利用者の好みや夜間の行動にも左右される。

ベッド
ベッドは、寝返りをうつために十分な広さのものを使用する。マットレスは、安楽な体位が保持できるよう、やわらかすぎず適度な硬さのものを使用する。


高すぎる枕は、頚椎が無理な形に曲がり、肩こり頭痛などのほか呼吸にも影響がある。首が15度程度上がりる高さで、寝返りがうてる長さのものを使用する。

眠りの種類

レム睡眠では、脳が活発に働いており、記憶の整理や定着が行われています。
ノンレム睡眠では、大脳は休息していると考えられ、脳や肉体の疲労回復のために重要だとされています。

睡眠時間の2割は「レム睡眠」、8割は「ノンレム睡眠」です。
寝入りばなの3時間で深い2セットがきちんと取れれば、脳はかなり休まります。

高齢者の睡眠の変化

若い頃にくらべて早寝早起きになる。
睡眠が浅くなることです。睡眠脳波を調べてみると、深いノンレム睡眠が減って浅いノンレム睡眠が増えるようになる。
寝つきは悪くなりますし、中途覚醒が増える

良い睡眠を保つために
①就寝環境を整える(室温・照度)
②午前中に日光を浴びる
③入床・覚醒時刻を規則正しく整える
④食事時刻を規則正しく整える
⑤昼寝を避ける/日中にベッドを使用しない
⑥決まった時刻に身体運動する(入床前の4時間以降は避ける)
⑦夕刻以降に過剰の水分を摂取しない
⑧アルコール・カフェイン・ニコチンの摂取を避ける

介護福祉士試験 生活支援技術-自立に向けた家事の介護③-合格するための過去問分析

自立に向けた家事の介護③(過去問=試験対策)

○クーリングオフでは、訪問販売または電話勧誘販売共に法定の契約書面を受領した日から8日間であれば解約できる。またこの手続きは、内容証明郵便による方法が確実である。

○一定の要件を満たせば、消費者が自らの意思で店舗に行って購入契約した場合でも、クーリング・オフできる。

○自分でお店に行って、商品を選んで購入した場合は、消費者が契約を撤回するという制度であるクーリングオフは適用はされません。

○訪問販売、訪問購入のクーリング・オフ期間は、8日間である。

○通信販売の場合は、特定商取引法のクーリング・オフの制度はなく、事業者の定めた返品特約の決まりに従うことになる。

○被害を受けた場合は、泣き寝入りしないように消費者センターや国民生活センターなどで相談を受け付けている。

○コンビニエンスストアの販売は、セルフサービス方式を原則としている。また訪問販売は、カタログや商品を利用して販売することを原則としている。

○消費生活センターは、消費者情報の提供、消費者教育、商品テスト、消費者相談の受付・苦情処理にあたっている。

○製造物責任法(PL法)では、商品の欠陥により消費者が生命・身体・財産に損害を被った場合、欠陥が立証されれば製造者は損害賠償の責任を負う。

○ネガティブ・オプションとは、注文されていない商品を送りつけ、消費者が受け取った以上義務があると勘違いして、代金を払うことを狙った商法である。

○消費者契約法では、事業主が契約の締結を勧誘するに際し重要事項について事実と異なる説明をして契約した場合、消費者はその契約を取り消すことができる。

○食料・農業・農村基本法にもとづく計画では、消費者が取り組むべき課題として、廃棄・食べ残しの低減をあげている。

○特定非営利活動促進法(NPO法)により、民問団体が法人格を取得できるのは、福祉の増進を図る活動と環境の保全を図る活動など20種の活動が対象となっている。

○配偶者からの暴力の防止及び被害者の保護に関する法律(DV防止法)では、配偶者からの暴力を受けている者を発見した者は、通報に努めなければならないとされている。

○金融商品の販売等に関する法律は、金融商品業者等に対して、金融商品販売時の説明義務と、違反時の損害賠償責任等を定めている。

○国民生活センターは、独立行政法人国民生活センター法に基づき、消費者相談、消費者情報の提供、商品テストなどの事業を行っている。

○高齢者等の住宅リフォームでは、訪問販売の場合は、工事開始後でもクーリング・オフ期間内であれば解約できる。

○高齢者等の住宅リフォームでは、引き戸等への扉の取り替えは、介護保険制度の給付の対象内である。

○高齢者等の住宅リフォームでは、バリアフリー住宅を推進するため、住宅金融公庫の割増融資などがある。

自立に向けた家事の介護③の勉強メモ

クーリング・オフ

クーリング・オフとは、契約をした後、消費者に冷静に考え直す時間を与え、一定期間(概ね8日間)であれば無条件で契約解除ができる制度です。

特定商取引では、訪問販売(キャッチセールス・アポイントメントセールス・催眠商法など含む。)、電話勧誘販売、連鎖販売取引(マルチ商法)、業務提供誘引販売取引(内職商法)、特定継続的役務提供(エステティックサロン、一定の美容医療、語学教室、家庭教師、学習塾、パソコン教室、結婚相手紹介サービス)の取引や訪問購入(一部の物品を除く)の場合、一定期間内(概ね8日間)ならば理由を問わずクーリング・オフができます。
*通信販売にはクーリング・オフ制度はないので注意しましょう。

悪質商法による被害、訪問販売・通信販売等における事業者とのトラブル相談窓口
国民生活センター
消費生活相談

消費生活センター等では、商品やサービスなど消費生活全般に関する苦情や問合せなど、消費者からの相談を専門の相談員が受け付け、公正な立場で処理にあたっている。

ネガティブ・オプション

ネガティブオプション(送り付け商法)とは、商品の購入の申込みをしていないのに一方的に商品を送り付け、送りつけられた人がその商品を購入しない旨の通知や返品をしないと、購入の意思があると決めつけて代金の請求をする販売方法です。 寄付と勘違いさせて商品を買わせる手口もあります。

DV防止法(配偶者暴力防止法)

配偶者からの暴力に係る通報、相談、保護、自立支援等の体制を整備し、配偶者からの暴力の防止及び被害者の保護を図ることを目的とする法律です。

「配偶者からの暴力の防止及び被害者の保護等に関する法律(通称はDV防止法)」は、配偶者等からの暴力(DV)に係る通報、相談、保護、自立支援等の体制を整備し、配偶者等からの暴力の防止及び被害者の保護を図ることを目的とする法律。

平成13年10月13日に施行された法律ですが、配偶者からの暴力を受けている者を発見した者は、配偶者暴力相談支援センター又は警察官に通報するよう努めるものとしています。

特定非営利活動法人(NPO法人)

特定非営利活動法人は、1998年(平成10年)12月に施行された日本の特定非営利活動促進法に基づいて特定非営利活動を行うことを主たる目的とし、同法の定めるところにより設立された法人である。

特定非営利活動とは、以下の20種類の分野に該当する活動であり、不特定かつ多数のものの利益に寄与することを目的とするものです。

01.保健、医療又は福祉の増進を図る活動
02.社会教育の推進を図る活動
03.まちづくりの推進を図る活動
04.観光の振興を図る活動
05.農山漁村又は中山間地域の振興を図る活動
06.学術、文化、芸術又はスポーツの振興を図る活動
07.環境の保全を図る活動
08.災害救援活動
09.地域安全活動
10.人権の擁護又は平和の推進を図る活動
11国際協力の活動
12.男女共同参画社会の形成の促進を図る活動
13.子どもの健全育成を図る活動
14.情報化社会の発展を図る活動
15.科学技術の振興を図る活動
16.経済活動の活性化を図る活動
17.職業能力の開発又は雇用機会の拡充を支援する活動
18.消費者の保護を図る活動
19.前各号に掲げる活動を行う団体の運営又は活動に関する連絡、助言又は援助の活動
20.前各号に掲げる活動に準ずる活動として都道府県又は指定都市の条例で定める活動

介護福祉士試験 生活支援技術-自立に向けた家事の介護②-合格するための過去問分析

自立に向けた家事の介護②(過去問=試験対策)

○ドラム式洗濯機は、たたき洗いを応用したものであり、乾燥機と一体型になっているものが多い。また渦巻き式洗濯機と比べると使用水量も少ない。またドラム式洗濯機は、洗濯時間は長いが、洗濯物を傷めにくい。洗剤は泡のたちにくいものを使うと良い

○洗濯物の乾燥方法で、乾燥機では、合成繊維製品やニット製品は収縮するので、乾燥温度や時間に注意する。

○衣料用漂白剤の次亜塩素酸ナトリウムは、塩素系漂白剤の成分の一つで、漂白力が優れている。また、過炭酸ナトリウムや過ホウ酸ナトリウムは、酸素系漂白剤の代表的な成分である。

○還元系漂白剤の代表的な成分であるハイドロサルファイトは、毛や絹の漂白には、繊維をいためない。

○毛100%の白いセーターを家庭で洗う場合には、中性洗剤を用い、手洗いなどの弱い洗い方で行う。またセーターの形を整える場合には、スチームを用いる。

○洗剤の洗浄力は、主に洗剤成分中の界面活性剤の働きによるものである。

○洗剤を多く使用することが汚れが落ちるというものではない。

○中性洗剤は、石けんや弱アルカリ性合成洗剤のほうが中性洗剤よりも汚れが落ちやすい。ポリエステルや綿製品の洗濯には、粉石けんや弱アルカリ性合成洗剤が適している。綿は、アルカリに強いので、石けんや合成洗剤(弱アルカリ)を使って洗濯ができる。

○ナイロンは、紫外線で黄化する傾向があるので、日陰干しがよい。

○ポリウレタンは、ストレッチ織物などに使われるが、耐溶剤性があるので、ドライクリーニングができる。

○塩素系漂白剤は綿製品の漂白に適している。しかし塩素系漂白剤は絹、レーヨンの混用製品、羊毛、ポリエステルの混用製品、ナイロン、レーヨンの混用製品の漂白に適さない。

○塩素系漂白剤は蛍光増白剤の効果を高め、「塩素やけ」を起こしてしまいます。

○塩素系漂白剤は、酸性タイプの製品と一緒に使うと有害な塩素ガスが発生して危険なので、「まぜるな 危険」等の表示が義務づけられている。

○塩素系漂白剤は強いアルカリ性なので、綿・麻・ポリエステル・アクリル素材のみに使えますまた、色柄ものには使用しないほうがよい。

○液体酸素系漂白剤は弱酸性のため、ウール・絹の衣類にも使える。

○酸素系漂白剤の成分は過酸化水素や過炭酸ナトリウムです。染料を脱色しないので、白物にはもちろん色柄物にも使用することができる。

○中性洗剤とは、アルキルベンゼンや高級アルコール系の界面活性剤に中性のビルダー(配合剤)を加えたものである。中性洗剤は、ランジェリーや色落ちしやすいものの洗濯に適している。

○アルカリ性洗剤は、綿製品やポリエステル製品の洗濯に適している。

○ドライクリーニングは、水洗いでは損傷を受けやすい繊維製品の洗浄に適している。

○洗濯方法には手洗い、洗濯機洗い、ドライクリーニングなどがある。

○チョコレートの染み落としはベンジンが有効である。

○血液のしみ抜きは、まず水洗いをし洗剤洗濯をする。

○血液などのタンパク質の汚れには、高温のお湯を使うとタンパクが凝固し汚れが落ちにくくなる。

○えりあかのしみ抜きはベンジンでおこない、その後洗剤を使う。

○醤油やソースのしみ抜きには、水や温水で行いそのご洗剤を使う。

○淡色(ベージュ、クリーム、ピンク、グレー)の綿、麻、レーヨンなどは、蛍光剤の入っていない洗剤を使う。

○片麻痺のある利用者が着脱できる衣服を選択するときは、かぶり式のセーターをすすめる。

○畳は畳の目に沿って拭く。

自立に向けた家事の介護②の勉強メモ

酸素系漂白剤

酸素系漂白剤の中でも粉末か液体に分かれています。
①酸素系漂白剤(粉末)
・液体タイプに比べて漂白力が高い
・洗濯にはもちろん、風呂掃除・食器洗い・除菌などいろいろな場面で使うことができます
②酸素系漂白剤(液体)
・衣類を洗濯する時のみ使われます。
・色物柄の衣類でも色落ちする心配がない。

塩素系漂白剤

塩素系漂白剤は、最強の脱色・除菌効果を持っている漂白剤です。
主成分が「次亜塩素酸塩」です。
他の漂白剤よりも黒ずみ・黄ばみを真っ白に変えてくれます。

還元系漂白剤

還元系漂白剤は、酸素を奪い取るはたらきを活用して色素を分解します。
・還元系漂白剤は、弱アルカリ性の性質をもつ粉末剤です。
・基本は白物の洋服にしか使えず、色柄物などに使うと色落ちする可能性があります。

衣類に使われる繊維と洗濯

綿
・アルカリに強いため、どの洗剤でも洗える
・シワになりやすいので、脱水は短めに


・アルカリに強いため、どの洗剤でも洗える
・シワになりやすいので、脱水は短めに


・アルカリに弱いため、中性のおしゃれ着用洗剤で洗う
・水に濡れると繊維同士が絡まりやすいため、手洗いなどでやさしく洗う
・塩素系漂白剤、粉末酸素系漂白剤は使えない


・アルカリに弱いため、中性のおしゃれ着用洗剤で洗う
・摩擦により毛羽立つと、光沢が損なわれるため、手洗いなどでやさしく洗う
・塩素系漂白剤、粉末酸素系漂白剤は使えない

レーヨン・キュプラ
・どの洗剤でも洗える
・水に濡れると弱くなり縮みやすいため、手洗いなどでやさしく洗う
・シワになりやすいので、脱水は短めに

アセテート
・アルカリに弱いため、中性のおしゃれ着用洗剤で洗う
・塩素系漂白剤、粉末酸素系漂白剤は使えない

ナイロン
・アルカリに強いため、どの洗剤でも洗える
・塩素系漂白剤は使えない
・紫外線で黄変するので、必ず陰干し

ポリエステル
・アルカリに強いため、どの洗剤でも洗える

アクリル
・アルカリに強いため、どの洗剤でも洗える

ポリウレタン
・アルカリに強いため、どの洗剤でも洗える
・塩素系漂白剤は使えない

しみ抜

醤油のしみ抜—台所用の洗剤
コーヒーのしみ抜—食器用中性洗剤
血液のしみ—抜塩素系のアルカリ性漂白剤
カレーのしみ抜—酸素系漂白剤
口紅のしみ抜—台所洗剤
ファンデーションのしみ抜—クレンジングオイル

介護福祉士試験 生活支援技術-自立に向けた家事の介護①-合格するための過去問分析

自立に向けた家事の介護①(過去問=試験対策)

○アミノ酸はたんぱく質の基本的成分であるが、そのうち体内で合成されないものを必須アミノ酸という。

○ビタミンDは消化管からのカルシウムの吸収を助け、骨の形成を促す作用がある。ビタミンCは、アスコルビン酸とも呼ばれ、水に溶け、熱に弱い。欠乏すると壊血病や皮下出血のほか骨形成機能の低下を来しやすい。ビタミンAは不足すると夜盲症や角膜乾燥症などにかかりやすい。

○ビタミンB1は、糖質が体内で燃焼してエネルギーを発生する過程で重要な働きをしている。このため、糖質の摂取量が多いときは、特に不足しないよう注意が必要である。

○ビタミンA、D、Eは油に溶けやすい脂溶性ビタミンと言われており ビタミン B、Cは水に溶けやすい水溶性ビタミンと言われている

○ビタミンB1は主として糖質を分解する酵素を助け、エネルギーにかえていく働きがある。ビタミンB1が不足すると疲れやすくなったり、さらには手足のしびれ、むくみ、動悸などといった症状が出てくる

○獣鳥肉類の中で、豚肉には、特にビタミンB1が多く含まれている。

○果実類は、糖分、ビタミンCの給源であり、有機酸などに富み、快美な色と香りと味を持っている。

○きのこ類のうち、しいたけには、ビタミンD効果を持つエルゴステリンが多量に含まれている。

○五大栄養素とは、たんぱく質、炭水化物(=糖質)、脂質、無機質、ビタミンである。

○栄養素のうち、エネルギー源になるのは、糖質、無機質、ビタミンである。

○牛乳、乳製品、骨ごと食べられる魚は、特にカルシウムの給源として重要である。

○糖質性エネルギー源となる食品は、米、パン、めん、いもである。

○貧血の防止は、鉄分の吸収をよくするためにたんぱく質やビタミンCを多く含む食事を十分にとることが必要である。

○高血圧の予防では、調味料だけでなく、加工食品から摂取するナトリウムのコントロールについても注意する必要がある。

○平成20年6月よりこれまで表示が必要なアレルギー物質は5品目(卵・乳・小麦・そば・落花生)だったが、20年6月よりえび・かにの二品目増え7品目になった。

○鉄は、血液のヘモグロビンの成分であり、不足すると貧血になる。所要量は成人女子の方が成人男子より多い。

○牛乳のエネルギーは高く、1本当たり(200 ml)約140kcalの熱量をもっている。

○魚介類のうち、特にいわしやさばの油には、多価不飽和脂肪酸であるイコサペンタエン酸(エイコサペンタエン酸)が多く含まれている。

○1g当たり、炭水化物は4kcal、脂肪は9kcal蛋白質は4kcalの熱量を供給する

○炭水化物はエネルギー源として重要であるが、余分にとりすぎると水に変えられて肥満の原因となる。

○体たんぱく質は合成される一方で、少しずつ分解され、尿素として尿中に排泄される。

○たんぱく質は、消化酵素の作用により、アミノ酸に分解され吸収される。

○脂質は、胆汁酸の働きにより、分解・消化が促進され吸収される。

○厚生労働省が提唱している「六つの基礎食品」では1群は魚、肉、卵、大豆及びその製品であり主に含む栄養素はたんぱく質である

○厚生労働省が提唱している「六つの基礎食品」では3群は緑黄色野菜であり主に含む栄養素はカロテン(カロチン)である

○たんぱく質は、生体組織を構成し、エネルギーの生産や生体機能の調節をしている。脂質は、エネルギーを生産し、生体組織を構成している。無機質は、生体組織を構成し、生体機能の調節をしている。

○「第六次改定 日本人の栄養所要量」によれば、70歳以上の人のカルシウムと鉄の所要量(1日当たり)は、男女共にカルシウムは600mg、鉄は10mgである。望ましいとされている脂肪所要量は、脂肪エネルギー比率で20~25%、食塩の摂取量は一日10g未満を目標とする。

○コレステロールは卵黄、レバーなどの食品に多く含まれ、血中でリポたんぱく質として存在している。

○植物に多いリノール酸とリノレン酸や、魚油にEPAとDHAは、血中コレステロール低下作用がある。

○高血圧症の予防のために食塩の過剰摂取を避け、1日l0g以下にすることが望ましい。

○エンゲル係数とは、1世帯ごとの家計の消費支出に占める飲食費の割合(パーセント単位)のことである。

自立に向けた家事の介護①の勉強メモ

必須アミノ酸とは

たんぱく質を構成している20種類のアミノ酸のうち、9種類のアミノ酸は、体内で合成することができません。 これを「必須アミノ酸」と呼び、食物から摂取する必要があります。

必須アミノ酸
・イソロイシン
・ロイシン
・バリン
・ヒスチジン
・リジン(リシン)
・メチオニン
・フェニルアラニン
・スレオニン(トレオニン)
・トリプトファン

良質たんぱく質

必須アミノ酸をバランスよく含んでいるたんぱく質

良質なタンパク質源となる食材
・豚肩ロース
・鶏モモ肉
・あじ
・さば
・納豆
・乳製品

ビタミンA

ビタミンAは、油脂に溶ける脂溶性ビタミンのひとつ
ビタミンAは、発育を促進したり、肌の健康を維持したり、暗いところでも目が慣れて見えるようになる機能(視覚の暗順応)に関わったり、さらにのどや鼻などの粘膜に働いて細菌から体を守ったりなど、たくさんの重要な役割を持っています。
ビタミンAとして働く成分を多く含む食品は、レバー、うなぎ、バター、マーガリン、チーズ、卵、緑黄色野菜などです。

ビタミンB1

ビタミンB1は、水に溶ける水溶性ビタミンのひとつ
ビタミンB1は、糖質からのエネルギー産生と、皮膚や粘膜の健康維持を助ける働きをします。また糖質を栄養源として使っている脳神経系の正常な働きにも関係しています。
ビタミンB1の多い食品は、穀類のはい芽(米ならヌカの部分)、豚肉、レバー、豆類などです。中でもとくに豚肉にはビタミンB1が豊富です。

ビタミンB2

ビタミンB2は、水に溶ける水溶性ビタミンのひとつ
ビタミンB2は、主に皮ふや粘膜の健康維持を助ける働きをするビタミンで、糖質、脂質、たんぱく質を体内でエネルギーにするなどの代謝を支える重要な働きをしています。
ビタミンB2は、レバー、うなぎ、卵、納豆、乳製品、葉菜類などに多く含まれています。

ビタミンC

ビタミンCは、水に溶ける水溶性ビタミンのひとつ
ビタミンCは、体の細胞と細胞の間を結ぶコラーゲンというたんぱく質をつくるのに不可欠です。これより皮ふや粘膜の健康維持に役立ちます。
ビタミンCの多い食品は、果物(とくにかんきつ類やイチゴ)、野菜、いもなどです。ビタミンCは水に溶けやすく熱に弱いので、できるだけ新鮮な生で食べるのがよいことになります。

ビタミンD

ビタミンDは、油脂に溶ける脂溶性ビタミンのひとつ
ビタミンDには、小腸や腎臓でカルシウムとリンの吸収を促進する働きと、それによって血液中のカルシウム濃度を保ち、丈夫な骨をつくる働きがあります。
ビタミンDを豊富に含む食品は比較的限られており、魚介類、卵類、きのこ類などです。

ビタミンE

ビタミンEは、油脂に溶ける脂溶性ビタミンのひとつ
抗酸化作用により、体内の脂質の酸化を防いで体を守る働きがあります。
ビタミンEはアーモンドなどのナッツ類や、植物油に豊富に含まれています。その他には、うなぎ、たらこをはじめとした魚介類、西洋かぼちゃ、アボカドなどにも多く含まれています。

ビタミンK

ビタミンKは、油脂に溶ける脂溶性ビタミンのひとつ
ビタミンKは、出血した時に血液を固めて止血する因子を活性化します。また、骨の健康維持にも不可欠で、骨にあるたんぱく質を活性化し、骨の形成をうながすことも知られています。
ビタミンKは納豆に非常に多く、1パック(40g)には240μgも含まれています。その他には、こまつ菜やほうれん草などの緑黄色野菜にも多く含まれています。

カリウム

カリウムは、細胞の外液に存在するナトリウムとバランスをとりながら、細胞を正常に保ったり、血圧を調整したりして、常に一定したよい体内の状態(恒常性)を維持するのに役立っています。
カリウムは、特にバナナ、メロン、アボカドなどの果実類、ほうれん草などの野菜類、さつまいもなどのいも類、大豆や小豆などの豆類、魚類、肉類に多く含まれています。

カルシウム

カルシウムは、骨や歯などをつくっている栄養素
カルシウムの多い食品は、牛乳、小魚、海藻、大豆および大豆製品、緑黄色野菜などです。

マグネシウム

マグネシウムは、骨や歯の形成に必要な栄養素
アーモンドをはじめとする種実類、魚介類、藻類、野菜類、豆類などに多く含まれています。

リン

リンは、体内のミネラルの中でカルシウムの次に多い栄養素
広く動植物食品に含まれていますが、とくに魚類、牛乳・乳製品、大豆、肉類に多く含まれます。

は、体の中に3~4g存在して、主として赤血球をつくるのに必要な栄養素
食品中の鉄の種類には、肉・魚・レバーなど動物性食品に含まれるヘム鉄と、野菜・海藻・大豆など植物性食品に含まれる非ヘム鉄があります。

亜鉛

亜鉛は、味覚を正常に保つのに働き、また皮膚や粘膜の健康維持を助ける栄養素
介類に多く含まれていますが、その中でも、かきやうなぎは亜鉛の量が多い食品です。
亜鉛は不足すると味覚障害が引きおこされることが指摘されています

は、鉄から血液中の赤血球がつくられるのを助ける栄養素
特に牡蠣、するめなどの魚介類、レバー、ナッツ、大豆、ココアなどに多く含まれています。

マンガン

マンガンは、さまざまな酵素の構成成分になったり、さまざまな酵素を活性化する栄養素
広く食品に含まれますが、植物性の食品が主な供給源で、全粒穀類、豆類、ナッツ、茶葉に多く含まれています。

アレルギー物質を含む食品に関する表示(食品衛生法)

容器包装された加工食品で表示が義務づけられているアレルギー物質

卵、乳、小麦、えび、かに、落花生、そばの7品目のみ(特定原材料)。
ほかにいくらやオレンジなどの21品目(2019年に1品目追加された)は、特定原材料に準ずるものとしてできるだけ表示することが推奨されています。しかし、この21品目には表示義務はありません。

6つの基礎食品群

毎日バランスよく、いろいろな食べ物をとるようにと工夫されたのが「食品群」という考え方です。6つの食品群のすべてから、1日30品目以上を選んで、バランスのよい食事をとるようにしましょう。
1群:魚、肉、卵、大豆、大豆製品
2群:牛乳、乳製品、海藻、小魚類
3群:緑黄色野菜
4群:淡色野菜、果物
5群:穀類、イモ類、砂糖
6群:油脂類、脂肪の多い食品

栄養所要量(70歳以上の人)

カルシウム:600mg(1日当たり)
鉄:10mg(1日当たり)
脂肪所要量:脂肪エネルギー比率で20~25%
食塩:10g未満(1日当たり)
(「第六次改定 日本人の栄養所要量」)

エンゲル係数とは

家計の消費支出にしめる食料費の比率(%)のこと。

介護福祉士試験 生活支援技術-自立に向けた排泄の介護-合格するための過去問分析

自立に向けた排泄の介護(過去問=試験対策)

○ベッド上で差し込み便器を使用し、排便するときはベッド上での排泄を説明し、了解を得る。

○ベッド上で差し込み便器を使用するときは便器を温めて置き、また排便するときは便器の中にトイレットペーパーを敷く。

○ベッド上で差し込み便器を使用し、排便するときは男性の場合は尿器を同時に準備する。

○ベッド上で差し込み便器を使用し、排便するときは気兼ねなく一人で排便できる環境をつくる。

○おむつ交換時は女性の陰部清拭は恥骨から肛門の方向に拭く。

○おむつ交換時は、おむつは汚れを内側に丸め片付ける。

○女性が使用する布おむつは、後ろ側を厚くする。

○腹部とおむつとの間には、指2本程度の余裕があるようにする。

○差し込み便器は、トイレの移動が困難であるとか体力がない場合にベッド上で用をたす用具である。

○差し込み便器は、適温に温めてから使用する。

○股関節や膝の曲がりにくい利用者は、便座を高くすることで動作が楽になることがある。

○ポータブルトイレを選ぶ基準は、安定感、肘掛けや背もたれの設置、足を引くスペースがあることなどである。

○ポータブルトイレは、蹴こみ(足を後ろに引くことができるスペース)のあるものが立ち上がりやすい。

○ポータブルトイレは、麻痺のない側に置くと使いやすい。

○ポータブルトイレ使用時では、排泄(はいせつ)が終了したら、立ち上がる前に下着やズボンを大腿部(だいたいぶ)まで上げておく。

○ベッドの高さに ポータブルトイレの便座の高さを合わせておくと移乗させやすくなる。

○朝食後のトイレ誘導は、よい排泄習慣につながる。

○便秘予防の献立には、食物繊維の多い食材を用いる。

○便秘の時は腹圧をかけやすい姿勢で便座に座るように促す。

○便秘症の人が腹部を温めることは、腸の働きがよくなり便秘解消に効果的である。

○便秘の時は上行結腸、横行結腸、下行結腸の順にマッサージする。

○下痢の場合は、水分の摂取を促す。

○下痢の時には湯さましや、うすい番茶・温めのミネラルウォーターなどを少しずつ数回に分けて飲むと効果的である。

○下痢の時には水分を控えると脱水をひきおこしかねないので水分は十分にとるようにする。

○下痢の時には牛乳を控える。

〇おむつ交換は、利用者の羞恥心に配慮し、手早く介助する。

○機能性尿失禁は、排尿機能は正常にもかかわらず、身体運動機能の低下や認知症が原因でおこる尿失禁である。

○便座に座って足底を床につけた前傾姿勢は、腹圧を高めるために有効である。

○便秘時の腹部マッサージは、上行結腸→横行結腸→下行結腸の順に行うことが有効である。

○直腸性便秘のある高齢者の介護では朝食後、トイレに誘導する。

○終日臥床している利用者への便秘予防の対応として、座位姿勢を保持する機会を作る。

自立に向けた排泄の介護の勉強メモ

差し込み便器

ベッド上で便や尿をとる便器。仰臥位でお尻の下に差し込んで使用する。

差し込み便器の対象者
・尿器が当てずらい女性
・ベッドの上が生活の中心で坐位が保てない方
・便意・尿意を伝えられる方

差し込み便器の使い方(全介助)
1.はねを防止するために、あらかじめ汚物受け部にティッシュペーパーを敷いておく。
2.仰臥位の状態を側臥位にする。
3.便器を側面からお尻に当てる。
4.そのまま便器を当てた状態で、仰臥位にし、両膝を上げる。
5.尿が飛び散るのを防ぐため、ティッシュを尿道口部分に当てる。
6.使用後は腰上げを行い、便器を後方に外す。
7.上にかぶせたティッシュを汚物受けに入れ、お尻を拭く等の後始末を行う。

ポータブルトイレを選ぶポイント

1 ご利用者の体格や身体状態に合うもの(それぞれに適した座面の幅や高さ)
2 の入り移りやすいもの
3 いつもキレイに保てること(衛生面に注意)
4 気持ちよく利用できること(ライバシーに配慮)

便秘予防の食事のポイント

・1日3回、規則正しく食べる
・食物繊維を摂取する
・水分を補う
・発酵食品を補う
・良質の油を利用する
・偏食をしない
・暴飲暴食は控える

下痢

下痢は、健康時の便と比較して、便の水分量が多すぎる状態
治療の基本は、無理に下痢をとめずに脱水症状にならないよう、温かい飲み物を少しずつ補給し、消化の良い物を食べることです。

尿失禁の種類

腹圧性尿失禁
重い荷物を持ち上げた時、走ったりジャンプをした時、咳やくしゃみをした時など、お腹に力が入った時に尿が漏れてしまうのが腹圧性尿失禁です

切迫性尿失禁
自分の意思にかかわらず膀胱が勝手に縮み、膀胱が暴走している状態

溢流性尿失禁
尿が出しにくいことが原因で、残尿が膀胱からあふれて、ダラダラと漏れてしまう状態

機能性尿失禁
排尿機能には問題はなく、身体運動機能の低下や認知症など精神機能の低下と、トイレまでの物理的な距離など環境が原因でおこる尿失禁

介護福祉士試験 生活支援技術-自立に向けた入浴・清潔保持の介護-合格するための過去問分析

自立に向けた入浴・清潔保持の介護(過去問=試験対策)

○空腹満腹時(食事の1時間前後)は入浴を避けたほうがよい。

○入浴前は血圧、体温、脈数、呼吸数など普段と変わりないことを確認する。

○入浴にあたっては脱衣場、浴室は22~25℃に保ち、急激な体温変化をさせない。

○浴室より脱衣室の室温を温かくする。

○高血圧の人は浴槽に入っている時間は、10~15分程度とする。

○麻痺のある利用者については、浴室内では、介護職は利用者の麻痺側に付き、腕と腰を支えながら一緒に移動する。

○麻痺のある利用者については、麻痺のない側をいれ、次に麻痺のある側をいれます。

○40℃以上の湯温に設定する。

○入浴前は排泄をできるだけしておく。

○入浴前後は、脱水をおこさないよう十分に水分補給は行う。

○入浴するときは、空腹時の入浴は避ける。

○入浴する時は片麻痺の場合、健側から浴槽に入る。

○入浴時は心臓より下まで湯船につかる。

○浴槽内の水位は、心臓より下にする。

○入浴後は湯冷めしないように体を拭き取り、乾燥を徹底する。

○入浴後は水分を補給する。

○ヒートショックは冬の時期、暖房で暖かい居間などと暖房のない脱衣所や浴室との温度差が大きいとき、血圧の急激な上昇や下降が引き起こされることをいう。

○ヒートショックは温度差が原因となってるので浴室・脱衣所と居室との温度差を小さくする必要がある。

○全身清拭の介護では背部を拭くときは、健側を下にする。

○全身清拭の介護では50℃~60℃のお湯を用意し、タオルを絞る時に熱く感じるくらいにする。

○全身清拭の介護では、目頭から目尻にむかって拭き、タオルは同じ面は二度使わないようにする。

○全身清拭の介護では、手首や肘の関節を下から支えて拭く。

○かゆみを訴える人の入浴では刺激のない弱酸性の石鹸を使用する

○寝たきりになると尿路感染、起立性低血圧、足のむくみ等の合併症を起こしやすくなる

○長期間の臥床によって、関節の拘縮が生じると、動きに痛みが伴うためにますます動かさなくなるといった悪循環が生じる。

○寝たきりから回復させるために、足底を床につけた端座位を保持することは効果的である。また寝たきりを防止するためには、メリハリのある生活を心がけることが大切で、寝食分離が基本である。

○寝たきりでは脳への剌激が少なくなり、思考力も衰えてくるので、体位を変え、視界を広げることも重要である。また体位変換は褥瘡や肺炎の予防効果もある。体位を変える場合には、皮膚に摩擦を起こさないように配慮することが大切である。

○寝たきりになると消化や吸収の機能の低下があるので便秘になりがちになる。  

○寝たままの状態で排泄を続けた場合、尿路感染症を引き起こしやすくなることを、介護従事者は、常に念頭に置く必要がある。その尿路感染症の対策としては水分摂取は有効である。

○寝たきり高齢者は、無気力な状態やうつ的な状態となり、睡眠障害をきたすなど精神活動が低下する傾向がある。

○廃用症候群(生活不活発病)とは、安静状態が長期に続く事によって起こる心身のさまざまな低下等を指すものをいうが、静脈血栓症、筋萎縮 、関節拘縮 、褥瘡(床ずれ) 、骨粗鬆症 、起立性低血圧 、精神的合併症 、括約筋障害(便秘・尿便失禁) などが挙げられる。

○廃用症候群を防ぐためには、早期からのりハビリテーションに加えて、臥床時間の短縮、適当な運動、環境の改善による感覚器官も含めた生活全体の活性化が必要である。

○褥瘡は仙尾骨・踵骨部などに好発する。この他に肘や踵(かかと)、肩甲骨周辺などにも褥瘡(じょくそう)ができるので、注意して観察する。

○褥瘡の発生が疑われるような発赤があるときは、その部位のマッサージは禁止する。

○褥瘡を予防するためには、除圧、清潔、栄養(高カロリー食)、体位変換などが大切である。体位変換は約2時間おきを目安とすると有効である。

○手浴は、温めて手指を動かすことで拘縮の予防につながる。

○手浴・足浴は、 42度くらいのお湯を洗面器に入れて、手首から先あるいは足首から下を10~15分間程度とする。

○埋込式ペースメーカーを装着していても通常入浴ができる。

○人工肛門を付けたとしても、入浴することはできる。

○酸素療養中の人は、鼻カニューレを装着したまま入浴できる。

○消化管ストーマを造営している人は、装具を装着したままでも、はずしても入浴できる。

○消化管ストーマを造営しているが入浴中に排便がみられる場合もあるため、対応できる準備をしておくことが大切である。

○皮膚の乾燥が強くなった高齢者の入浴介護では、こすらないように洗う。

○清拭の基本は基本的には、上半身 → 下半身 → 陰部の順番で、抹消から中枢(心臓)に向けて拭いていく。

自立に向けた入浴・清潔保持の介護の勉強メモ

入浴介助のポイント(注意点)

入浴前
①空腹時の入浴は避ける。
②バイタルチェック(体温・血圧・脈拍・呼吸・表情などのチェック)を行い、異常がないか確認する。
③ヒートショック現象を防ぐために、脱衣室・浴室をあらかじめ室温22~25℃くらいに暖めておき、ほかの部屋との温度差がないようにします。
④排泄(トイレ)は事前に済ませておく。
⑤プライバシーに配慮しながら、褥瘡(じょくそう)や皮膚トラブルの有無など全身の状態を観察します。

入浴中
①40℃以上の湯温に設定する。
②まずは介助者がお湯の温度を確認し、次に声をかけて、ご自身でもお湯の温度の確認をしていただきます。ちょうどよい温度であることを確認した後、お湯を心臓から遠い足元から全身へとかけていきます。
③髪→顔→身体の順に洗います。
④5分ほどお湯に浸かり、身体を温めます。
⑤片麻痺の場合、健側から浴槽に入る。
⑥浴槽から出たら、脱衣室に出る前にタオルで身体を軽く拭きましょう。

入浴後
①血圧の変化でふらつく場合もあるため、安定したいすに座った状態で服を着ます。
②十分に水分補給をして、しばらく休憩することが大切です。
③入浴前と同じくバイタルチェックを行い、入浴後も体調の変化に気をくばります。

全身清拭の介護

清拭の目的
①皮膚を清潔に保ち、細菌感染を予防する
②皮膚や爪の状態を観察し、異常を早期発見する
③爽快、リラックス、安眠などの効果を得る
④血液循環を促進し、拘縮、褥瘡等を予防する

清拭の手順

55℃くらいの熱めのお湯
清拭は、身体の上半身から下半身、そして陰部の順に拭きます。
①顔・首
中央から外側に向かって拭きます。耳の裏・首は汚れが溜まりやすいので念入りに。

②手・腕
手首を軽く持って、手・腕を拭きます。指の間も忘れずに。

③胸・お腹
胸・お腹は円を描くように拭きます。女性は乳房の下に汗をかきやすいので忘れずに。

④背中・腰
体を横向きにして、マッサージをするように背骨の両脇を下から上に向かって拭きます。おしりは床ずれができやすいので、血行をよくするためにやさしく念入りに。

⑤足
片足ずつひざを立て、支えながら拭きます。膝の裏・足の指の間も忘れずに。

⑥陰部
汚れが溜まりやすい部分なので、陰部専用のタオルを使用しましょう。デリケートな部分なので、可能であれば本人に拭いてもらいましょう。

その他の人の入浴

埋込式ペースメーカーを装着していても通常入浴ができる。
人工肛門を付けたとしても、入浴することはできる。
酸素療養中の人は、鼻カニューレを装着したまま入浴できる。
消化管ストーマを造営している人は、装具を装着したままでも、はずしても入浴できる。
血液透析を受けている人は、感染の危険があるため透析直後は入浴を避ける。