介護福祉士試験-『生活支援技術』の過去問6年間全掲載-(第33回~第28回)

この記事を読むと分かること

  • 介護福祉士試験-『生活支援技術』の6年間の過去問が分かる
  • 介護福祉士試験-『生活支援技術』の6年間の過去問の正答が分かる
  • 介護福祉士試験-『生活支援技術』の頻出問題と勉強方法が分かる

2021(令和3)年1月実施(第33回)

問題35 次の記述のうち、古い住宅で暮らす高齢者が、ヒートショックを防ぐために必要な環境整備の方法として、最も適切なものを1つ選びなさい。

1 居室の室温を低くする。
2 脱衣室の照明を明るくする。
3 トイレに床置き式の小型のパネルヒーターを置く。
4 入浴直前に浴槽の湯音を60℃にし,蒸気を立てる。
5 24時間換気システムを導入する。

解答:3

問題36 高齢者にとって安全で使いやすい扉の工夫として、最も適切なものを1つ選びなさい。

1 トイレの扉は内開きにする。
2 開き戸は杖の使用者が移動しやすい。
3 引き戸は開閉の速度が速くなる。
4 アコーディオンドアは気密性が高い。
5 引き戸の取っ手は棒型にする。

解答:5

問題37 下肢の筋力が低下してつまずきやすくなった高齢者に適した靴として、最も適切なものを1つ選びなさい。

1 靴底の溝が浅い靴
2 靴底が薄く硬い靴
3 足の指が固定される靴
4 足背をしっかり覆う靴
5 重い靴

解答:4

問題38 介護が必要な利用者の口腔ケアに関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。

1 うがいができる場合には、ブラッシング前にうがいをする。
2 歯磨きは、頭部を後屈させて行う。
3 部分床義歯のクラスプ部分は、流水で軽く洗う。
4 全部の歯がない利用者には、硬い毛の歯ブラシを使用する。
5 舌の清拭は、手前から奥に向かって行う。

解答:1

問題39 口腔内が乾燥している人への助言に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。

1 苦味の強い食べ物を勧める。
2 臥床時は仰臥位(背臥位)で枕を使用しないように勧める。
3 水分は控えるように勧める。
4 唾液腺マッサージをするように勧める。
5 ジェルタイプの保湿剤は,前回塗った上に重ねて塗るように勧める。

解答:4

問題40 介護福祉職が利用者を仰臥位(背臥位)から側臥位へ体位変換するとき、図に示された力点の部位として、適切なものを1つ選びなさい。

1 AとC
2 AとD
3 BとC
4 BとD
5 BとE

解答:1

問題41 標準型車いすを用いた移動の介護に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。

1 急な上り坂は、すばやく進む。
2 急な下り坂は、前向きで進む。
3 踏切を渡るときは、前輪を上げて駆動輪でレールを越えて進む。
4 段差を上がるときは、前輪を上げて進み駆動輪が段差に接する前に前輪を下ろす。
5 砂利道では、駆動輪を持ち上げて進む。

解答:3

問題42 Hさん(35歳,男性)は6か月前、高所作業中に転落し、第6胸髄節(Th6)を損傷した。リハビリテーション後、車いすを利用すれば日常生活を送ることができる状態になっている。

Hさんの身体機能に応じた車いすの特徴として、最も適切なものを1つ選びなさい。

1 ヘッドサポートを装着している。
2 ハンドリムがないタイヤを装着している。
3 レバーが長いブレーキを装着している。
4 片手で駆動できるハンドリを装着している。
5 腰部までのバックサポートを装着している。

解答:5

問題43 Jさん(80歳、女性,要介護3)は、介護老人福祉施設に入所している。食事の後、Jさんから「最近飲み込みにくくなって時間がかかる」と相談された。受診の結果、加齢による機能低下が疑われると診断された。

次の記述のうち、Jさんが食事をするときの介護福祉職の対応として、最も適切なものを1つ選びなさい。

1 リクライニングのいすを用意する。
2 栄養価の高い食事を準備する。
3 食前に嚥下体操を進める。
4 自力で全量を摂取できるように促す。
5 細かく刻んだ食事を提供する。

解答:3

問題44 慢性閉塞性肺疾患(chronic obstructive pulmonary disease)のある利用者の食事に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。

1 繊維質の多い芋類を食事に取り入れる。
2 炭酸飲料で水分補給をする。
3 たんぱく質の多い食事は控える。
4 高カロリーの食事は控える。
5 一回の食事量を減らし、回数を増やす。

解答:5

問題45 入浴の身体への作用を踏まえた介護福祉職の対応として、最も適切なものを1つ選びなさい。

1 浮力作用があるため、食後すぐの入浴は避ける。
2 浮力作用があるため、入浴中に関節運動を促す。
3 静水圧作用があるため、入浴後に水分補給をする。
4 静水圧作用があるため、入浴前に誘導する。
5 温熱作用があるため、お湯につかる時間を短くする。

解答:2

問題46 四肢麻痺の利用者の手浴に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。

1 仰臥位(背臥位)で行う。
2 手指は、30分以上お湯に浸す。
3 手関節を支えながら洗う。
4 指間は、強く洗う。
5 指間は、自然乾燥させる。

解答:3

問題47 利用者の状態に応じた清潔の介護に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。

1 乾燥性皮膚疾患がある場合、弱アルカリ性の石鹸で洗う。
2 人工透析をしている場合、柔らかいタオルでからだを洗う。
3 褥瘡がある場合、石鹸をつけた指で褥瘡部をこすって洗う。
4 糖尿病性神経障害(diabetic neuropathy)がある場合、足の指の間はナイロンたわしで洗う。
5 浮腫のある部分は、タオルで強く押し当てて洗う。

解答:2

問題48 Kさん(72歳,女性,要介護2)は、脳梗塞(cerebral infarction)で入院したが回復し、自宅への退院に向けてリハビリテーションに取り組んでいる。トイレへは手すりを使って移動し、トイレ動作は自立している。
退院後も自宅のトイレでの排泄を希望している。

Kさんが自宅のトイレで排泄を実現するために必要な情報として、最も優先されるものを1つ選びなさい。

1 便意・尿意の有無
2 飲食の状況
3 衣服の脱衣の様子
4 家族介護者の有無
5 トイレまでの通路の状況

解答:5

問題49 自己導尿を行っている利用者に対する介護福祉職の対応として、最も適切なものを1つ選びなさい。

1 座位が不安定な場合は、体を支える。
2 利用者が自己導尿を行っている間は、そばで見守る。
3 利用者と一緒にカテーテルを持ち、挿入する。
4 再利用のカテーテルは水道水で洗い、乾燥させる。
5 尿の観察は利用者自身で行うように伝える。

解答:1

問題50 下肢筋力の低下により立位に一部介助が必要な車いす利用者が、トイレで排泄をするときの介護として、最も適切なものを1つ選びなさい。

1 便座の高さは,利用者の膝よりも低くなるように調整する。
2 便座に移乗する前に,車いすのバックサポートに寄りかかってもらう。
3 車いすから便座に移乗するときは,利用者の上腕を支える。
4 利用者が便座に移乗したら,座位が安定していることを確認する。
5 立ち上がる前に,下着とズボンを下腿部まで下げておく。

解答:4

問題51 図の洗濯表示の記号の意味として、正しいものを1つ選びなさい。

1 液温は30℃以上とし、洗濯機で洗濯ができる。
2 液温は30℃以上とし、洗濯機で弱い洗濯ができる。
3 液温は30℃以上とし、洗濯機で非常に弱い洗濯ができる。
4 液温は30℃を上限とし、洗濯機で弱い洗濯ができる。
5 液温は30℃を上限とし、洗濯機で非常に弱い洗濯ができる。

解答:4

問題52 衣服についたバターのしみを取るための処理方法に関する次の記述のうち、適切なものを1つ選びなさい。

1 水で洗い流す。
2 しみに洗剤を浸み込ませて,布の上に置いて叩く。
3 乾かした後,ブラッシングする。
4 氷で冷やしてもむ。
5 歯磨き粉をつけてもむ。

解答:2

問題53 食中毒の予防に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。

1 鮮魚や精肉は、買い物の最初に購入する。
2 冷蔵庫の食品は、隙間なく詰める。
3 作って保存しておく食品は、広く浅い容器に入れてすばやく冷ます。
4 再加熱するときは、中心部温度が60℃で1分間行う。
5 使い終わった器具は、微温湯をかけて消毒する。

解答:3

問題54 喘息のある利用者の自宅の掃除に関する次の記述のうち、適切なものを1つ選びなさい。

1 掃除機をかける前に吸着率の高いモップで床を拭く。
2 掃除は低い所から高い所へ進める。
3 拭き掃除は往復拭きをする。
4 掃除機の吸い込み口はすばやく動かす。
5 掃除は部屋の出口から奥へ向かって進める。

解答:1

問題55 ベッドに比べて畳の部屋に布団を敷いて寝る場合の利点について、最も適切なものを1つ選びなさい。

1 布団に湿気がこもらない。
2 立ち上がりの動作がしやすい。
3 介護の負担が少ない。
4 床からの音や振動が伝わりにくい。
5 転落の不安がない。

解答:5

問題56 睡眠の環境を整える介護として、最も適切なものを1つ選びなさい。

1 寝具を選ぶときは、保湿性を最優先する。
2 湯たんぽを使用するときは、皮膚に直接触れないようにする。
3 寝室の温度は、1年を通して15℃前後が望ましい。
4 枕は、顎が頸部につくぐらいの高さにする。
5 就寝中の電気毛布は、スイッチを切る必要がない。

解答:2

問題57 Lさん(78歳,男性)は、脳梗塞後遺症による右片麻痺がある。妻の介護疲れで、3日前から介護老人保健施設の短期入所療養介護(ショートステイ)を利用している。入所以降、Lさんは日中もベッドで横になっていることが多かったため、介護福祉職がLさんに話を聞くと「夜、眠れなくて困っている」と訴えた。

介護福祉職のLさんへの対応として最も適切なものを1つ選びなさい。

1 施設の起床時間や消灯時間をわかりやすく伝える。
2 眠ろうとする意志が大切だと説明する。
3 自宅での睡眠の状況について詳しく尋ねる。
4 日中の睡眠の必要性を伝える。
5 睡眠薬の服用について提案する。

解答:3

問題58 「人生の最終段階における医療・ケアの決定プロセスに関するガイドライン」(2018年(平成30年)改訂(厚生労働省)において、アドバンス・ケア・プランニング・(ACP)が重要視されている。
このアドバンス・ケア・プランニング・(ACP)を踏まえた、人生の最終段階を迎えようとする人への介護福祉職の言葉かけとして、最も適切なものを1つ選びなさい。

1 「生活上の悩みごとは、近くの地域包括支援センターに相談できます」
2 「今後の医療とケアについては、家族が代わりに決めるので安心です」
3 「今後の生活について、家族や医療・介護職員と一緒に、その都度話し合っていきましょう」
4 「口から食べることができなくなったら、介護職員に相談してください」
5 「意思を伝えられなくなったら、成年後見制度を利用しましょう」

解答:3

問題59 死期が近づいたときの介護に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。

1 食事量が減少したときは、高カロリーの食事を用意する。
2 チアノーゼ(cyanosis) が出現したときは、冷罨法を行う。
3 全身倦怠感が強いときは、全身清拭から部分清拭に切り替える。
4 傾眠傾向があるときは、話しかけないようにする。
5 口腔内乾燥があるときは、アイスマッサージを行う。

解答:3

問題60 高齢者施設で利用者の死後に行うデスカンファレンス(death conference)に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。

1 ボランティアに参加を求める。
2 ケアを振り返り、悲しみを共有する。
3 利用者の死亡直後に行う。
4 個人の責任や反省点を追求する。
5 自分の感情は抑える。

解答:2

2020(令和2)年1月実施(第32回)

問題35 一戸建ての住宅に暮らす利用者の地震対策に関する訪問介護員(ホームヘルパー)の助言として、最も適切なものを1つ選びなさい。
1 家具には、キャスターをつける。
2 書棚の上部には、重い物を収納する。
3 食器棚は、ガラス扉を外す。
4 外への避難経路は、玄関の1方向とする。
5 非常時に持ち出す物は、リュックサックにまとめておく。

解答:5

問題36 介護保険の給付対象となる住宅改修を利用してトイレを改修するとき、介護福祉職が助言する内容として、正しいものを1つ選びなさい。
1 開き戸は、自動ドアに変更できる。
2 和式便器の上に、腰掛け便座を設置できる。
3 滑りにくい床材に変更できる。
4 取り外しが可能な手すりを設置できる。
5 現在使用している洋式便器に、洗浄機能を付加できる。

解答:3

問題37 ユニバーサルデザイン(universal design)の7原則に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。
1 高齢者が優先的に使用できる。
2 使い方を統一する。
3 情報伝達の手段は一つにする。
4 使用するためには訓練が必要である。
5 誰にでも使える大きさと広さが確保されている。

解答:5

問題38 次の記述のうち、高次脳機能障害(higher brain dysfunction)による着衣失行のある人に対する着衣の介護として、最も適切なものを1つ選びなさい。
1 着替えができない理由を本人に確認する。
2 左右がわかるように衣類に印をつける。
3 着衣の前に全ての手順を口頭で指示する。
4 衣服を畳んで渡す。
5 着衣の方法を毎回変えるように勧める。

解答:2

問題39 更衣のための介護に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。
1 手指の細かな動作が難しい利用者に、マグネット式のボタンを勧める。
2 認知症(dementia)のある利用者に、ボタンエイドの使用を勧める。
3 下肢の筋力低下のある利用者に、立位で更衣をするように勧める。
4 視覚障害のある利用者に、ソックスエイドの使用を勧める。
5 片麻痺のある利用者に、袖ぐりの小さい上衣を勧める。

解答:1

問題40 介護老人保健施設の利用者の身じたくに関する専門職の役割として、最も適切なものを1つ選びなさい。
1 介護支援専門員(ケアマネジャー)は、洗面時の関節可動域の制限を改善する。
2 支援相談員は、着脱に使用する福祉用具を選定する。
3 栄養士は、破損した義歯を修復する。
4 看護師は、糖尿病(diabetes mellitus)に伴う管理が必要な利用者の爪切りを行う。
5 理学療法士は、身体状況に合わせて衣類を作り直す。

解答:4

問題41 次の記述のうち、ベッドから車いすへの移乗介護で最初に行うこととして、最も適切なものを1つ選びなさい。
1 移乗の目的を説明して同意を得る。
2 移乗の方法を説明する。
3 衣服を着替えてもらう。
4 車いすを介護しやすい位置に調整する。
5 ベッドの高さを調節する。

解答:1

問題42 立位をとり静止している利用者の重心線が、点Xから点Yに移動したときに考えられるふらつきとして、適切なものを1つ選びなさい。

1 左前方へのふらつき
2 右前方へのふらつき
3 左後方へのふらつき
4 後方へのふらつき
5 右後方へのふらつき

解答:2

問題43 右片麻痺の利用者が、手すりを利用して階段を昇降するときの介護に関する次の記述のうち、適切なものを1つ選びなさい。
1 手すりが利用者の右側になるように声をかける。
2 階段を昇るとき、利用者の左後方に立つ。
3 階段を昇るとき、右足から出すように声をかける。
4 階段を降りるとき、利用者の右前方に立つ。
5 階段を降りるとき、左足から出すように声をかける。

解答:4

問題44 Mさん(78歳、女性)は、体格指数(BMI)は18.7である。病気や食事制限はない。この1年間で体重が2kg減少し、「最近、歩くのが遅くなり、疲れやすくなった」と言っている。Mさんに普段の食生活を尋ねたところ、お茶漬けやうどんで済ますことが多いと答えた。
介護福祉職が食事バランスガイドを用いて摂取を勧める区分として、最も適切なものを1つ選びなさい。
1 主食
2 副菜
3 主菜
4 牛乳・乳製品
5 果物

解答:3

問題45 いすに座って食事をする利用者の姿勢を確保する介護して、最も適切なものを1つ選びなさい。
1 顎を上げてもらう。
2 テーブルは、肘がつき腕が自由に動かせるものを用意する。
3 テーブルと体の間を30㎝離す。
4 体幹を後方に傾けてもらう。
5 いすに浅く座ってもらう。

解答:2

問題46 高齢者の食生活に関する助言として、最も適切なものを1つ選びなさい。
1 骨粗鬆症(osteoporosis)の予防として、ビタミンD(vitamin D)の摂取を勧める。
2 高血圧症(hypertension)の予防として、果物の摂取を控える。
3 便秘の予防として、水分摂取を控える。
4 ドライマウス(dry mouth)の予防として、柔らかい食物を勧める。
5 逆流性食道炎(refluxesop hagitis)の予防として、食後すぐに横になる。

解答:1

問題47 左半側空間無視のある利用者の食事介護として、最も適切なものを1つ選びなさい。
1 利用者の左側にトレー(tray)を置く。
2 トレー(tray)の右側に印をつける。
3 クロックポジションに従って配膳する。
4 食べる様子を観察して適宜食器の位置を変える。
5 利用者の右側にあるテレビをつけておく。

解答:4

問題48 清拭の介護として、最も適切なものを1つ選びなさい。
1 目のまわりは目尻から目頭に向かって拭く。
2 背部は患側を下にして拭く。
3 腹部は臍部から恥骨部に向かって拭く。
4 両下肢は抹消から中枢に向かって拭く。
5 皮膚についた水分は最後にまとめて拭く。

解答:4

問題49 利用者の状態に応じた入浴の介護として、最も適切なものを1つ選びなさい。
1 血液透析を受けている人は、透析直後に入浴する。
2 胃ろうを造設している人は、入浴を控える。
3 心臓機能障害がある人は、半身浴にする。
4 酸素療法を行っている人は、鼻カニューレを外して入浴する。
5 回腸ストーマを造設している人は、食後1時間以内に入浴する。

解答:3

問題50 右片麻痺のある利用者が、ベッドサイドでポータブルトイレを使用するときの設置場所として、最も適切なものを1つ選びなさい。

1 A
2 B
3 C
4 D
5 E

解答:2

問題51 膀胱留置カテーテルを使用している利用者への介護福祉職の対応として、最も適切なものを1つ選びなさい。
1 水分摂取を控えてもらう。
2 カテーテルが折れていないことを確認する。
3 採尿バッグは膀胱と同じ高さに置く。
4 尿漏れが見られたらカテーテルを抜去する。
5 尿量の確認は看護師に依頼する。

解答:2

問題52 解熱を目的にした坐薬(座薬)の挿入に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。
1 挿入時は仰臥位(背臥位)で膝を伸ばす。
2 挿入時は腹式呼吸を促す。
3 坐薬(座薬)はとがっていない方から挿入する。
4 挿入後は坐薬(座薬)が排出されないことを確認する。
5 衣服を整えてから手袋を外す。

解答:4

問題53 肉入りのカレーを常温で保存し、翌日、加熱調理したときの食中毒の原因菌として、最も注意しなければならないものを1つ選びなさい。
1 ウエルシュ菌
2 カンピロバクター
3 サルモネラ菌
4 腸炎ビブリオ
5 黄色ブドウ球菌

解答:1

問題54 ノロウイルス(Norovirus)に感染した人の嘔吐物のついた衣服の処理に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。
1 嘔吐物を拭き取ったペーパータオルはごみ箱に捨てる。
2 汚染された部分にアルコールを噴霧する。
3 汚染された部分を強くもみ洗いする。
4 嘔吐物を取り除いた後、次亜塩素酸ナトリウム溶液につける。
5 40℃の湯で洗濯する。

解答:4

問題55 Aさん(85歳、女性、要介護1)は、認知症(dementia)があり判断能力が不十分である。一人暮らしで、介護保険サービスを利用している。訪問介護員(ホームヘルパー)が訪問したときに、物品売買契約書を見つけた。Aさんは、「昨日、訪問販売の業者が来た」「契約書については覚えていない」と話した。
訪問介護員(ホームヘルパー)から連絡を受けたサービス提供責任者が、迅速にクーリング・オフの手続きを相談する相手として、最も適切なものを1つ選びなさい。
1 行政書士
2 消費生活センター
3 家庭裁判所
4 保健所
5 相談支援事業所

解答:2

問題56 眠れないと訴える高齢者に介護福祉職が行う助言として、最も適切なものを1つ選びなさい。
1 起床時に日光を浴びように勧める。
2 日中、長い昼寝をするように勧める。
3 夕食後2時間以内に就寝するように勧める。
4 寝る前に緑茶を飲むように勧める。
5 決まった就寝時刻を守るように勧める。

解答:1

問題57 施設における安眠を促すための環境に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。
1 湿度は20%以下に設定する。
2 寝衣は、体に密着した形のものを選ぶ。
3 冷暖房の風が、体に直接当たるようにする。
4 夜間の照明は、部屋全体がはっきり見える明るさにする。
5 介護福祉職同士の会話が響かないようにする。

解答:5

問題58 睡眠薬を服用している高齢者への介護福祉職の対応として、適切なものを1つ選びなさい。
1 アルコールと一緒に服用してもらった。
2 服用後、1時間は起きているように伝えた。
3 日中、ふらつきがみられたので医師に伝えた。
4 通常の量では眠れないと言われたので、追加して飲むように伝えた。
5 体調に合わせて服薬時間を変更した。

解答:3

問題59 
Bさん(83歳、女性)は、介護老人福祉施設に入所している。終末期で、「最期はこの施設で迎えたい」という本人の希望があり、家族もそれを望んでいる。昨日から死前喘鳴が出現し、医師から、「あと数日でしょう」と言われた。
「呼吸が苦しそうだ」と言っている家族への介護として、最も適切なものを1つ選びなさい。
1 「自然な経過なので体位の工夫をして一緒に見守りましょう」
2 「Bさんに意識はないので心配いらないですよ」
3 「痰の吸引をすると楽になるので準備しますね」
4 「Bさんを励ましてください」
5 「すぐに救急車を呼びましょう」

解答:1

問題60
高齢者施設において介護福祉職が行う死亡後の介護について、最も適切なものを1つ選びなさい。
1 ペースメーカーを取り除く。
2 口が閉じない場合は紐で顎を固定する。
3 衣服は着衣がしやすい服を選ぶ。
4 全身清拭には水を使用する。
5 家族に、死亡後の介護を一緒に行うかどうかを確認する。

解答:5

2019(平成31)年1月実施(第31回)

問題35 下記のマークが表しているものとして、正しいものを1つ選びなさい。

1 肢体不自由のある人が運転する自動車
2 障害者が利用できる建物、施設
3 義肢や義足などで援助や配慮を必要としている人
4 オストメイトであること、オストメイトのための設備があるトイレ
5 障害者の就労支援に取り組んでいる企業

解答:4

問題36 Aさん(38歳)は、共同生活援助(グループホーム)に入居している。料理が得意で、普段はエプロンを身に着けて揚げ物料理をガスコンロで作っている。防火を意識した調理支援に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。

1 調理材料は、ガスコンロの周辺に置く。
2 調理をするときは、袖口を絞った衣類を着てもらう。
3 調理に時間がかかるときは、鍋から離れてもらう。
4 火災警報器は、床に近い部分に設置する。
5 強い火力で調理してもらう。

解答:2

問題37 歩行が可能な脊髄小脳変性症(spinocerebellar degeneration)の高齢者の転倒予防に留意した環境整備に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。

1 弾力性が高い床材を使用する。
2 洋式トイレの予備のトイレットペーパーは足元に置く。
3 頻繁に移動する場所には手すりを取りつける。
4 調理用具は、頭上のつり棚に収納する。
5 いすにキャスターをつける。

解答:3

問題38 介護福祉職が行う身じたく・整容の支援と使用する道具の組合せとして、最も適切なものを1つ選びなさい。

1 ベッド上での口腔ケア ・・・・・・ガーグルペースン
2 浴室での洗髪 ・・・・・・ ドライシャンプー
3 総義歯の洗浄 ・・・・・・・歯磨剤
4 耳垢(耳あか)の除去 ・・・・・・・ピンセット
5 ベッド上での洗顔 ・・・・・・・・ 冷水で絞ったタオル

解答:1

問題39 ベッド上で臥床したままの利用者に行う和式寝衣の交換の介護に関する次の記述のうち、適切なものを1つ選びなさい

1 袖を抜くときは手→肘→肩の順で行う。
2 脱いだ寝衣を広げ、その上に新しい寝衣を重ねて広げる。
3 利用者の脊柱と新しい寝衣の背縫いの部分を合わせる。
4 左前身頃の上に、右前身頃を重ねる。
5 腰紐は結び目が背中に回るように結ぶ。

解答:3

問題40 入居施設で生活する利用者が車いすを使用しで外出するときに、介護福祉職が計画、準備することとして、最も優先すべきものを1つ選びなさい。

1 長時間の外出を企画する。
2 家族に同行を依頼する。
3 外出先の経路情報を集める。
4 折り畳み傘を用意する。
5 介助ベルトを用意する。

解答:3

問題41 選択肢1から5の順で、ベッドから車いすへ全介助で移乗するときの、利用者の動作と、介護福祉職の身体の使い方の組合せとして、最も適切なものを1つ選びなさい。

1 上半身を起こす一手首で持ち上げる
2 ベッドの端に座る一躍を浮かせて、低くかがむ
3 立ち上がる一前腕で真上に引き上げる
4 車いすに移る一重心を安定させて、車いすへ足先と身体を向ける
5 深く座り直す一座り直す方向に向けて、上下の重心移動をする

解答:4

問題42 Bさん(84歳、男性)は、生活全般に介護を必要としている。ベッド上に仰臥位でいるBさんは、喘息があり、咳込みが続き呼吸が苦しくなり、「楽な姿勢にしてほしい」と訴えた。介護福祉職の対応として、最も適切なものを1つ選びなさい。

1 枕を外して、顔を横に向けて腹臥位にする。
2 枕を重ねて、頭を高くする。
3 左側臥位にして、背中にクッションを当てる。
4 半座位(ファーラー位)にする。
5 オーバーベッドテーブルの上に枕を置いて、上半身を伏せる。

解答:5

問題43 手首に変形や痛みがみられる関節リウマチ(rheumatoid arthritis)の利用者が、歩行時に使用する杖として、最も適切なものを1つ選びなさい。

1 前腕固定型杖(ロフストランドクラッチ(Lofstrand crutch))
2 前腕支持型杖(プラットホームクラッチ(Platform crutch))
3 松葉杖
4 多点杖
5 歩行器型杖

解答:2

問題44 身体機能の変化に応じた食事の提供と対応方法として、最も適切なものを1つ選びなさい。

1 咀嚼力そしゃくりょくの低下に対しては、麺類を中心とした食事で栄養を補う。
2 味覚の低下に対しては、塩分を増やして味付けを濃くする。
3 腸の嬬動ぜんどう運動うんどうの低下に対しては、食物繊維の多い食品を取り入れる。
4 口渇感の低下に対しては、脱水予防のために酸味のある味付けにする。
5 唾液分泌の低下に対しては、食後にアイスマッサージをする。

解答:3

問題45 いすに座っている右片麻痺の利用者の食事介護時の留意点として、最も適切なものを1つ選びなさい。

1 口の右側に食物を入れる。
2 利用者の左腕はテーブルの上にのせたままにしておく。
3 刻み食にする。
4 上唇にスプーンを運ぶ。
5 一口ごとに、飲み込みを確認する。

解答:5

問題46 たんぱく質・エネルギー低栄養状態(PE M: Protein Energy Malnutrition)が疑われる状況として、最も適切なものを1つ選びなさい。

1 要介護度が改善した。
2 1か月に3 %以上の体重減少があった。
3 体格指数(BMI)が25.0以上になった。
4 低血圧症状が現れた。
5 声が枯れるようになった。

解答:2

問題47 ベッド上で足浴を実施するときの基本的な手順や方法として、適切なものを1つ選びなさい。

1 ベッドの足元をギャッジアップする。
2 お湯の温度の確認は、利用者、介護福祉職の順に行う。
3 ズボンを脱がせて、下肢を露出する。
4 洗う側の足関節を保持しながら洗う。
5 両足を一度に持ち上げて、すすぐ。

解答:4

問題48 長期臥床している高齢者に、ケリーパッドを使用して行うベッド上での洗髪に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。

1 膝を伸ばした仰臥位で行う。
2 頭皮に直接お湯をかけて、生え際を濡らす。
3 後頭部を洗う時は、頭部を前屈させる。
4 すすぐ前に、タオルで余分な泡を拭き取る。
5 すすぎは高い位置からお湯をかける。

解答:4

問題49 皮膚の乾燥が強くなった高齢者の入浴介護に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。

1 アルカリ性の石鹸で洗う。
2 こすらないように洗う。
3 硫黄を含む入浴剤を使用する。
4 42°C以上のお湯で入浴する。
5 保湿剤は、皮膚が十分に乾いてから塗る。

解答:2

問題50 ベッド上で腰上げが可能な高齢者への、差し込み便器による排泄介護の方法として、最も適切なものを1つ選びなさい

1 使用前の便器は温めておく。
2 便器を差し込むときは両脚を伸ばしてもらう。
3 男性の場合は、トイレットペーパーを陰茎の先端に当てておく。
4 便器の位置を確認したらベッドを水平にする。
5 排泄中はベッドサイドで待機する。

解答:1

問題51 Cさん(81歳、女性)は、介護老人保健施設に入所している。腹圧性尿失禁があり、トイレでの排泄や下着の交換には介護が必要だが、遠慮して下着の交換を申し出ないことがある。食堂で昼食をとっている最中に激しくむせ込んでいたので背中をさすったところ、むせ込みは収まったが失禁をしたらしく、周囲に尿臭が漂った。このときの介護福祉職の対応として、最も適切なものを1つ選びなさい。

1 尿臭がすることを伝える。
2 下着が濡れていないかと尋ねる。
3 むせた時に尿が漏れなかったかと尋ねる。
4 トイレに誘導して、下着を交換する。
5 Cさんが下着を替えてほしいと言うまで待つ。

解答:4

問題52 数日前から下痢を繰り返している在宅の高齢者について、訪問介護員(ホームヘルパー)が入手すべき次の情報のうち、最も緊急度の高いものを1つ選びなさい。

1 意識の状態
2 食事の内容
3 下痢の回数
4 水分の摂取量
5 肛門部の皮膚の状態

解答:1

問題53 調理環境を清潔に保つための方法として、最も適切なものを1つ選びなさい。

1 布巾を使った後は、流水で洗う。
2 食器を洗ったスポンジは、軽く絞って洗剤の泡を残す。
3 魚や肉を切ったまな板の汚れは、熱湯で洗い流す。
4 金属製のスプーンの消毒は、塩素系漂白剤に1時間以上つけ置きする。
5 包丁は、刃と持ち手の境目の部分も洗浄して消毒する。

解答:5

問題54 Dさん(84歳、女性、要介護3)は認知症(dementia)があり、訪問介護(ホームヘルプサービス)を利用している。ある日, Dさんが、訪問介護員(ホームヘルパー)と一緒に衣装ケースを開けたところ、防虫剤がなくなっていた。Dさんは、新しいものを補充してほしいと訪問介護員(ホームヘルパー)に依頼したが、防虫剤の種類や名前はわからないという。
この衣装ケースに補充する防虫剤の種類として、最も適切なものを1つ選びなさい。

1 しょうのう
2 ナフタリン(naphthalene)
3 パラジクロルベンゼン(paradichlorobenzene)
4 シリカゲル(silica gel)
5 ピレスロイド系

解答:5

問題55 利用者から洗濯を依頼された。以下に示す取扱い表示がある場合、乾燥の方法として、適切なものを1つ選びなさい。

1 日当たりのよい場所でつり干しする。
2 日陰でつり干しする。
3 日当たりのよい場所で平干しする。
4 日陰で平干しする。
5 乾燥機を使って高温で乾燥する。

解答:4

問題56 杖歩行している高齢者の寝室の環境整備に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。

1 足元灯を用意する。
2 ベッドの高さは60~65 cmにする。
3 マットレスは柔らかいものにする。
4 布団は床に敷く。
5 特殊寝台(介護ベッド)に変更する。

解答:1

問題57 Eさん(78 歳、女性)は、30年前に夫を亡くした。姑の介護を8年間一人で行い, 1年前に自宅で看取った。隣県に住む息子に促されて介護付有料老人ホームに入居した。入居して間もないEさんは、「何をしてよいかわからない」と日中は部屋で一人で過ごしている。ホームでの暮らしに戸惑っているEさんへの介護福祉職の対応として、最も適切なものを1つ選びなさい。

1 規則正しい生活を送るように話す。
2 入居前の生活の様子を聞く。
3 ホームの日課を伝える。
4 介護福祉職がホームでの役割を決める。
5 長男に面会に来てもらえるように、生活相談員に依頼する。

解答:2

問題58 介護老人福祉施設で最期まで過ごすことを希望する利用者への対応に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。

1 終末期の介護方針を伝えて、意思確認を行う。
2 入所後に意思が変わっても、入所時の意思を優先する。
3 本人の意思よりも家族の意向を優先する。
4 本人の意思確認ができないときは、医師に任せる。
5 意思確認の合意内容は、介護福祉職間で口頭で共有する。

解答:1

問題59 終末期で終日臥床している利用者への便秘予防の対応として、最も適切なものを1つ選びなさい。

1 水分摂取量を減らす。
2 腹部に冷罨法を行う。
3 下剤を用いて直腸を定期的に刺激する。
4 座位姿勢を保持する機会を作る。
5 小腸に沿って腹部マッサージを行う。

解答:4

問題60 Fさん(80歳、女性)は、認知症(dementia)で高齢者施設に10年間入所していたが、死去した。夫(85歳)はFさんが入所中、毎日面会して, Fさんと共通の趣味である詩吟を楽しみ、時間を共に過ごしていた。夫はFさんが亡くなって1週間後、施設にお礼に訪れて、「毎日通うのは大変だったが、今は話し相手もいなくなり寂しい。自分で料理をする気もなくなり眠れない」と涙を流しながら話をした。Fさんの夫に対する介護福祉職の対応として、最も適切なものを1つ選びなさい。

1 気遣いの言葉をかけて、話を聴く。
2 良眠できる方法を助言する。
3 外食を勧める。
4 趣味に打ち込むように勧める。
5 元気を出すように励ます。

解答:1

2018(平成30)年1月実施(第30回)

問題35 Bさん(87歳、女性)は夫(90歳)と二人暮らしである。Bさんには持病があり、夫は脳梗塞(cerebral infarction)の後遺症による軽い右片みぎかた麻痺まひで、訪問介護(ホームヘルプサービス)を利用している。Bさんと夫は苦労して手に入れた自宅に愛着を感じており、以前から、「死ぬならこの家で」と話していた。ある日Bさんは、「この家で死にたいと思っていたけど、いつまで二人で暮らせるか・・・」と打ち明けた。話を聞いた訪問介護員(ホームヘルパー)がBさんにかける言葉として、最も適切なものを1つ選びなさい。

1 「ご夫婦二人で入居できる施設を探しましょう」
2 「便利な道具がいろいろありますから使ってみましょう」
3 「どなたかご家族と同居できるといいですね」
4 「いざとなれば病院に入院しましょう」
5 「何か心配なことがおありなんですね」

解答:5

問題36 介護老人福祉施設における居室の環境整備で留意すべき点として、最も適切なものを1つ選びなさい。

1 利用者が使い慣れた家具を置く。
2 居室のドアは開けたままにしておく。
3 時計は天井に近い壁に掛ける。
4 居室の温度は、介護福祉職の感覚に基づいて調整する。
5 多床室は、入口から室内が見通せるように家具を配置する。

解答:1

問題37 利用者の自宅の清掃を行うときの注意点として、最も適切なものを1つ選びなさい。

1 玄関は乾燥した茶殻をまいて掃く。
2 窓ガラスは最初に乾いた雑巾で拭く。
3 畳は畳の目に沿って拭く。
4 浴室にカビ取り剤を散布するときは窓を閉める。
5 はたきを使った掃除は低い所から始める。

解答:3

問題38 ユニットケアを行う入居施設の「プライベート空間」に関する次の記述のうち、適切なものを1つ選びなさい。

1 集団レクリエーションを行う空間である。
2 地域の人も利用できる喫茶コーナーを設ける空間である。
3 複数の利用者が集うことができる空間である。
4 利用者の居室を示す空間である。
5 面会者用の空間である。

解答:4

問題39 Cさん(75歳男性)は、頸けい椎症ついしょう(cervical spondylosis)と診断された。手がしびれ、指先に力が入らない。しびれが強い左手に加えて、最近では、右手の症状が進行して、食後の歯磨きがうまくできなくなった。Cさんが口腔こうくうの清潔を保つための介護福祉職の助言として、最も適切なものを1つ選びなさい。

1 歯間ブラシの使用を勧める。
2 歯ブラシをやめて、洗口液のうがいをするように勧める。
3 柄を太くした歯ブラシの使用を勧める。
4 口をすすぐときは、上を向くように勧める。
5 歯ブラシを歯肉に当てるように勧める。

解答:3

問題40 保温効果を高めるための着衣に関する次の助言のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。

1 衣類の間に薄手の衣類を重ねて着るように勧める。
2 一番上に通気性の高い衣類を着るように勧める。
3 一回り小さいサイズの衣類を着るように勧める。
4 肌に接する衣類は、防水性の高いものを着るように勧める。
5 袖幅の大きい衣類を着るように勧める。

解答:1

問題41 ベッドの端に座っている左片ひだりかた麻痺まひの利用者の、立ち上がりまでの基本的な介護として、適切なものを1つ選びなさい。

1 利用者の右側に立つ。
2 立ち上がる前に、深く座りなおすように促す。
3 利用者の右膝を支える。
4 利用者を真上に持ち上げる。
5 立ち上がった時に、利用者の右膝の裏が伸びていることを確認する。

解答:5

問題42 屋外での車いすの介助方法として、適切なものを1つ選びなさい。

1 段差を上がるときは、キャスターを斜めに向ける。
2 段差を下がるときは、後ろ向きで後輪から下りる。
3 急な上り坂では、両腕の力で素早く進む。
4 急な下り坂では、前向きで進む。
5 砂利道では、後輪を持ち上げて進む。

解答:2

問題43 図はU駅のホームの見取図である。介護福祉職が視覚障害者と列車を待つときの位置として、適切なものを1つ選びなさい。

(注)Aは白線である。Cは点状ブロックである。

1 A
2 B
3 C
4 D
5 E

解答:5

問題44 食中毒(foodborne disease)の予防に関する次の記述のうち、適切なものを1つ選びなさい。

1 生食用海産魚介類は、塩水で洗う。
2 カレーやシチューは、常温で保存する。
3 生の肉を切った包丁とまな板は、すぐに洗って熱湯をかけておく。
4 豚肉は、中心部が50℃になるように1分間加熱する。
5 解凍した冷凍食品の残りは、再度冷凍して保管する。

解答:3

問題45 嚥下障害がある利用者に提供する飲食物として、最も適切なものを1つ選びなさい。

1 レモンジュース
2 だんご
3 プリン
4 牛乳
5 紅茶

解答:3

問題46 施設における介護福祉職と他職種との連携として、最も適切なものを1つ選びなさい。

1 食事時に咳込む利用者の嚥下えんげ機能きのうの評価を、作業療法士に相談する。
2 寝たきりの利用者の仙骨部に発赤を見つけたときは、看護師に相談する。
3 体重減少が続いている利用者に気づいたときは、社会福祉士に相談する。
4 車いすでの食事時に姿勢が崩れてしまう利用者に気づいたときは、言語聴覚士に相談する。
5 嚥下困難こんなんのある利用者に提供する食事内容を、歯科衛生士に相談する。

解答:2

問題47 糖尿病(diabetes mellitus)のある利用者の入浴時に、特に注意して観察すべき皮膚の部位として、適切なものを1つ選びなさい。

1 A
2 B
3 C
4 D
5 E

解答:5

問題48 おむつで排泄を行っている利用者の陰部の清拭に関する次の記述のうち、適切なものを1つ選びなさい。

1 排便がなければ、殿部の清拭は省略できる。
2 女性では、会陰から肛門に向かって拭く。
3 本人の希望がなければ、実施しなくてよい。
4 男性の清拭の回数は、女性よりも少なくてよい。
5 週2回入浴を実施していれば、毎日行わなくてよい。

解答:2

問題49 排便のメカニズムに基づく排泄の介護として、最も適切なものを1つ選びなさい。

1 トイレまでの歩行は、胃・結腸反射を誘発するために有効である。
2 食後の臥床は、腸内の蠕動運動の充進に有効である。
3 トイレ誘導は、便意を催してから30分後が有効である。
4 腹部マッサージは、下行結腸、横行結腸、上行結腸の順に行うことが有効である。
5 便座に座って足底を床につけた前傾姿勢は、腹圧を高めるために有効である。

解答:5

問題50 直腸性便秘のある高齢者の介護として、最も適切なものを1つ選びなさい。

1 排便時は隣に立って見守る。
2 市販の下剤を毎日勧める。
3 日中の活動を控えるように勧める。
4 朝食後、トイレに誘導する。
5 食物繊維は控えるように勧める。

解答:4

問題51 消化管ストーマを造設している人の生活支援に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。

1 排泄物がパウチの3分の1から2分の1程度たまったら処理するように助言する。
2 ベルトでウェストを締める服を選ぶように助言する。
3 ラジオ体操は控えるように助言する。
4 回腸ストーマのある人は水分摂取は控えるように助言する。
5 れんこんやごぼうを多くとるように助言する。

解答:1

問題52 季節や行事と、食事の組合せとして、最もふさわしいものを1つ選びなさい。

1 節分               →お節料理
2 桃の節句(ひな祭り)    →柏餅かしわもち
3 七夕              →七草ななくさ粥がゆ
4 土用の丑の日        →うなぎのかば焼き
5 冬至 →ちまき

解答:4

問題53 疾病のために食事制限がある利用者の食生活に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。

1 人工透析をしている利用者には、生野菜を勧める。
2 高血圧の利用者には、1日の塩分摂取量を10g以下にする。
3 骨ほね粗ほぼ粗症ほぼしょう(osteoporosis)の利用者には、豆類を勧める。
4 糖尿病(diabetes mellitus)の利用者には、朝食に1日のエネルギー量の半分を配分する。
5 肝疾患(liver disease)の利用者には、低カロリー、低たんぱくの食事を勧める。

解答:3

問題54 エンゲル係数について相談を受けた介護福祉職の対応として、最も適切なものを1つ選びなさい。

1 住居費について一緒に考える。
2 食料費の内容について一緒に考える。
3 光熱水道費の内容について一緒に考える。
4 交際費の内容について一緒に考える。
5 教養娯楽費の内容について一緒に考える。

解答:2

問題55 洗濯に関する次の記述のうち、最も適切なもめを1つ選びなさい。

1 ほころびや破れがあるものは、修理してから洗濯する。
2 色が移るのを防ぐために、素材の違うものは分けて洗濯する。
3 嘔吐物おうとぶつで汚れたカシミヤのセーターは、塩素系漂白剤につけてから洗濯する。
4 ファスナーは開けた状態で洗濯する。
5 マジックテープは、はずした状態で洗濯する。

解答:1

問題56 昼夜逆転している利用者への介護に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。

1 食べたい時に、食事をするように促す。
2 1時間以上、昼寝をするように促す。
3 夕方に、散歩をするように促す。
4 寝る直前に熱いお風呂に入るように促す。
5 眠くなるまで、テレビを見て過ごすように促す。

解答:3

問題57 パーキンソン病(Parkinson disease)(ボーエン・ヤール重症度分類ステージ3)の高齢者の寝室環境に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。

1 ベッドは介護者に合わせた高さにする。
2 ベッドに手すりをつける。
3 マットレスは体が沈みこむものを選ぶ。
4 ベッドサイドの床にクッション性のあるマットを敷く。
5 枕は頸部けいぶ前屈ぜんくつになるような高さにする。

解答:2

問題58 Dさん(75歳、女性)は、以前は散歩が好きで。毎日、1時間ぐらい近所を歩いていた。最近、心不全(heart failure)が進行して歩行がゆっくりとなり、散歩も出かけず、窓のそばに座って過ごすことが多くなった。食事は、すぐおなかがいっぱいになるからと、6回に分けて食べている。夜、「横になると呼吸が苦しい時があり、眠れていない」という言葉が聞かれるようになった。Dさんへの安眠の支援に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。

1 寝る前に、肩までつかって入浴する。
2 寝る30分前に、少量の食事を摂取する。
3 以前のように、毎日1時間の散歩を再開する。
4 就寝時は、セミファーラー位にする。
5 朝、目覚めた時にカーテンを開ける。

解答:4

問題59 終末期にある利用者を施設で看取る家族への支援として、最も適切なものを1つ選びなさい。

1 毎日面会に来るように促す。
2 家族が利用者のためにできることを提案する。
3 積極的な情報提供は控える。
4 感情を表出しないように助言する。
5 パブリックスペースを用意する。

解答:2

問題60 施設において、介護福祉職の行う死後の処置として、適切なものを1つ選びなさい。

1 義歯ははずす。
2 衣服は施設が指定したものを用いる。
3 着物の場合は右前に合わせる。
4 着物の場合は帯紐を縦結びにする。
5 死後の処置は、死後3時間経過してから行う。

解答:5

2017(平成29)年1月実施(第29回)

問題35 自立支援の説明として,最も適切なものを1つ選びなさい。

1 対象者は、介護保険の要介護3以上の人に限られること
2 対象者は,意思表示のできる人に限られること
3 A D L (Activities of Daily Living : 日 常生活動作)を回復すること
4 経済的自立を目指すこと
5 自己選択・自己決定を支援すること

解答:5

問題36 屋内での転倒を防ぐための安全対策として,最も適切なものを1つ選びなさい。

1 夜間目覚めたときにつける照明は,光源が直接見えるようにする。
2 コード類は動線上に這わせる。
3 玄関マットやバスマットは滑り止めのついたものを使う。
4 本人の室内の移動を減らす。
5 履物はスリッパにする。

解答:3

問題37 片麻痺で立位歩行が可能な人が,洋式便器から立ち上がるときに利用する手すりとして,最も適切なものを1つ選びなさい。

1 便器の先端から20~30 cm 後方の,健側がわの壁に設置された縦手すり
2 便器の先端から20~30 cm 前方の,健側がわの壁に設置された縦手すり
3 便器の先端から20~30 cm後方の,患側がわの壁に設置された縦手すり
4 便器の先端から20~30 cm前方の,患側がわの壁に設置された縦手すり
5 便器周囲に設置された肘かけ状の簡易手すり

解答:2

問題38 図は,扉を閉めた部屋の窓の位置を表している。効果的な換気を行うために開ける窓として,最も適切なものを1つ選びなさい。
(注)窓の大きさや高さはすべて同じものである。天井の高さは同じである。家具は何もない。周囲に建物はない。

1 Aだけ開ける。
2 BとCを開ける。
3 Eだけ開ける。
4 AとDを開ける。
5 AとEを開ける。

解答:4

問題39 介護福祉職が行う爪切りに関する次の記述のうち,最も適切なものを1つ選びなさい。

1 爪は十分に乾燥させてから切る。
2 周囲の皮膚に腫れや傷がある場合は,少しずつ切る。
3 手の爪は,手首を持って動かないようにして切る。
4 爪の先端の白い部分を1mmぐらい残して切る。
5 爪やすりは,中央から端に向かってかける。

解答:4

問題40 義歯の取扱いに関する次の記述のうち,最も適切なものを1つ選びなさい。

1 上顎用の総義歯は,義歯の後方を下げるようにしてはずす。
2 水を入れた専用のボールの中でブラッシングする。
3 ブラッシングするときは,柔らかめの歯ブラシを用いる。
4 保管容器に,義歯の半分がつかる程度の水を入れて保管する。
5 総義歯を装着するときは,回転させずにまっすぐ口腔内に入れる。

解答:1

問題41 Lさん(86歳,女性)は,アルツハイマー型認知症(dementia of the Alzheimer’s type)があり,通所介護(デイサービス)に通っている。最近,季節外れの服を着ていることが多くなった。夏のある日,通所介護(デイサービス)の介護福祉職が迎えに行くと,厚手の上着を着て汗をかきながら玄関で待っていた。介護福祉職のLさんへの対応として,最も適切なものを1つ選びなさい。

1 車を待たせているので早く着替えましょうと,着替えを促す。
2 鏡を見せて,間違いを指摘する。
3 今は夏ですよと,季節を伝える。
4 服装にはふれず,そのまま本人の行動を尊重する。
5 汗をかいていますね。上着を脱ぎませんかと,働きかける。

解答:5

問題42 実行機能障害のある利用者への更衣の介護として,最も適切なものを1つ選びなさい。

1 季節に合う衣類を介護福祉職が選ぶ。
2 利用者の好みよりも機能性を重視する。
3 必要な衣類をまとめて渡す。
4 隣で,洋服を着る動作を示す。
5 着る順番を紙に書いて渡す。

解答:4

問題43 頸髄損傷(cervical cord injury) (第6頸髄節まで機能残存)の利用者が自分で更衣できるようにするための介護福祉職の助言として,最も適切なものを1つ選びなさい。

1 かぶりの衣類より,前あきの衣類を勧める。
2 ズボンの更衣は座位で行うように勧める。
3 ファスナーはボタンに変えるように勧める。
4 靴下にループをつけるように勧める。
5 上衣の着脱は仰臥位で行うように勧める。

解答:4

問題44 Mさん(89歳,女性)は,加齢に伴う両下肢の筋力低下がある。立位保持ができなくて,日中ベッドで臥床して過ごすことが多い。ベッドから車いすへの移乗は一部介助か必要であるが,車いすは自分で操作できる。Mさんの上肢を活用した移乗介護に使用する福祉用具として,最も適切なものを1つ選びなさい。

1 スライディングボード
2 スライディングシート(マット)
3 回転移動盤
4 介助型車いす
5 移動用リフト

解答:1

問題45 右片麻痺の利用者を仰臥位から左側臥位にする場合の体位変換の方法として,最も適切なものを1つ選びなさい。

1 左側へ水平に移動する。
2 両上肢は体幹に沿わせて置く。
3 両下肢は伸ばす。
4 枕を左側に寄せる。
5 肩と膝を同時に倒す。

解答:4

問題46 ロフストランドクラッチ(Lofstrand crutch)の握りの高さを決める身体部位の位置として,正しいものを1つ選びなさい。

1 臍部
2 腋窩部
3 大転子部
4 肘関節部
5 腸骨部

解答:3

問題47 左片麻痺で杖を使用している利用者の階段昇降時の介護として,正しいものを1つ選びなさい。

1 上がるときは,患側の足から出すように促す。
2 上がるときは,利用者の左後方に立つ。
3 健側の上肢を支える。
4 下りるときは,健側の足から出すように促す。
5 下りるときは,利用者の右後方に立つ。

解答:2

問題48 要介護度か高く,日中もベッド上で過ごしている利用者の廃用症候群(disuse syndrome)の予防として,最も適切なものを1つ選びなさい。

1 安静を保ち臥位で過ごしてもらう。
2 4時間ごとに体位変換を行う。
3 A D L (Activities of Daily Living : 日常生活動作)は全介助で行う。
4 個別レクリエーションを取り入れる。
5 一人で過ごせる環境をつくる。

解答:3

問題49 加齢に伴う身体機能の変化に対応した食事として,適切なものを1つ選びなさい。

1 味覚の低下に対しては,塩分や糖分を多く用いる。
2 消化吸収機能の低下に対しては,炭水化物を中心とした食事を基本とする。
3 唾液分泌の低下に対しては,パンを主食にする。
4 咀嚼力の低下に対しては,肉料理を控える。
5 腸の蠕動運動の低下に対しては,乳酸菌を含む食品を積極的に取り入れる。

解答:5

問題50 生活習慣病(life-style related disease)の予防に関する次の記述のうち,最も適切なものを1つ選びなさい。

1 糖尿病(diabetes mellitus)の予防として,たんぱく質の摂取量を増やす。
2 高血圧症(hypertension)の予防として,カリウム(K)の少ない食品を摂取する。
3 高コレステロール血症(hypercholesterolemia)の予防として,食物繊維を多く含む食品を摂取する。
4 骨粗粗症(osteoporosis)の予防として,ビタミンK (vitamin K)の少ない食品を摂取する。
5 虚血性心疾患(ischemic heart disease)の予防として,起床後すぐの水分摂取は控える。

解答:3

問題51 入浴介護に関する次の記述のうち,最も適切なものを1つ選びなさい。

1 入浴前の血圧が平常時より高くても,自覚症状がなければ入浴を勧める。
2 プライバシーを保護するために,皮膚の観察はしない。
3 湯温は,介護福祉職が直接肌で触れて確認する。
4 浴槽への出入りにシャワーチェアーを用いるときは,浴槽より低い位置に調整する。
5 片麻痺の利用者の場合は,麻痺側から浴槽に入る。

解答:3

問題52 Aさんは,寝たきり状態の夫を家で介護している。Aさんは,尿器を使って排泄介助を行っている。Aさんの夜間の介護負担を軽くするものとして,最も適切なものを1つ選びなさい。

1 差し込み便器
2 自動排泄処理装置
3 ポータブルトイレ
4 おむつ
5 肘かけ状の簡易手すり

解答:2

問題53 腸管出血性大腸菌で下痢が続いている利用者のおむつ交換をするときの留意点として,最も適切なものを1つ選びなさい。

1 汚れたおむつをビニール袋に入れて,袋の口を固く縛る。
2 汚れたシーツには,アルコールを噴霧する。
3 手洗いは,洗面器にためた水で行う。
4 殿部の汚れは,トイレットペーパーで拭けばよい。
5 専用の手袋を繰り返して使用する。

解答:1

問題54 弛緩性便秘の利用者に提供する食べ物として,最も適切なものを1つ選びなさい。

1 ごぼうの煮物
2 白身魚の煮つけ
3 おかゆ
4 ゆで卵
5 焼き肉

解答:1

問題55 Bさん(78歳,女性)は要支援2で,一人暮らしである。変形性膝関節症(knee osteoarthritis)が進んで,歩行に時間がかかるようになった。 Bさんは調理が好きで,時間がかかっても近所の商店街に歩いて出かけて自分で食材を選んで作りたいと考えている。それを知った別居の長男は, Bさんの買物に行く負担を軽くする方法はないかと考えて,地域包括支援センターに相談した。Bさんがこれからも買物や調理を継続していくための助言として,最も適切なものを1つ選びなさい。

1 買物代行サービスの利用を勧める。
2 ネットスーパーの利用を勧める。
3 電動車いすの利用を勧める。
4 シルバーカーの利用を勧める。
5 台所を車いす対応にリフォームすることを勧める。

解答:4

問題56 1か月の実収入が12万円の高齢者世帯で,消費支出が14万円,非消費支出が2万円の場合,可処分所得として,正しいものを1つ選びなさい。

1 8万円
2 10万円
3 12万円
4 14万円
5 16万円

解答:2

問題57 和食の基本的な配膳の位置として,正しいものを1つ選びなさい。

(注)右利きの場合である。

1 A汁物 B副葉 C副菜 D主菜
2 A主菜 B汁物 C副菜 D副葉
3 A主薬 B副菜 C副菜 D汁物
4 A副菜 B副菜 C主菜 D汁物
5 A副菜 B主菜 C副菜 D汁物

解答:4

問題58 安眠を促す生活習慣に関する次の記述のうち,最も適切なものを1つ選びなさい。

1 就寝直前に入浴する。
2 夜食をとる。
3 就寝前に,軽いストレッチを行う。
4 就寝前に,温かいコーヒーや紅茶を飲む。
5 多量に飲酒する。

解答:3

問題59 概日リズム(サーカディアンリズム(circadian rhythm))を回復させるための介護福祉職の関わりとして,最も適切なものを1つ選びなさい。

1 早朝に,高強度運動を行うように勧める。
2 起床後はカーテンを開けて,日光を浴びるように勧める。
3 夕食に,トリプトファン(tryptophan)を含む食事を提供する。
4 就寝前に,テレビを見たり,パソコンを使ったりすることを勧める。
5 平日の睡眠時間が短いときには,休日の寝だめを勧める。

解答:2

問題60 終末期ケアに関する次の記述のうち,最も適切なものを1つ選びなさい。

1 家族の悲嘆に対するケアは,終末期ケアとともに行う。
2 緩和ケアとは,身体的苦痛を取り除くことである。
3 口腔ケアは控える。
4 看取りの場を決めるのは,医師である。
5 認知症対応型共同生活介護(グループホーム)利用者の終末期ケアは,病院で行う。

解答:1

2016(平成28)年1月実施(第28回)

問題41 生活支援に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。

1 支援者の価値観を優先して支援する。
2 生活全体よりも、生活動作を中心にした視点で支援する。
3 その人らしい生活よりも、安静を重視した生活を送れるように支援する。
4 利用者の生活習慣よりも、支援者側の規則を大切にして支援する。
5 信頼関係に基づいて支援する。

解答:5

問題42 施設への入所に伴う高齢者の心身の負担を軽減するための方策として、最も適切なものを1つ選びなさい。

1 家族の訪問を控えてもらう。
2 居室に新しい家具をいれる。
3 広い食堂で過ごしてもらう。
4 施設の生活時間に合わせてもらう。
5 少しでも早くなじみの職員ができるようにする。

解答:5

問題43 布団についた、ダニの死骸や糞(ふん)などのダニアレルゲンを除去する方法として、最も適切なものを1つ選びなさい。

1 陰干しする。
2 掃除機で吸い取る。
3 強く叩(たた)く。
4 表面を絞ったタオルで拭く。
5 布団カバーを取り替える。

解答:2

問題44 高齢者の整容支援の注意点として、最も適切なものを1つ選びなさい。

1 整髪料の使用は避ける。
2 目やにを拭き取るときは、目尻から目頭に向かって拭く。
3 爪を切るときは、少しずつ切る。
4 耳垢(耳あか)が固いときは、ピンセットを使って除去する。
5 義歯は乾燥させてからケースに保管する。

解答:3

問題45 介護を必要とする高齢者の衣服と、その支援に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。 

1 片麻痺(かたまひ)の高齢者には、支援者が着脱させやすい前あきの上着の購入を勧める。
2 左片麻痺がある場合は、左半身から脱ぐように勧める。
3 生活のリズムを保つために、昼と夜で衣服を変えるように勧める。
4 衣服は気候に合わせて支援者が選ぶ。
5 季節に関係なく、保温性よりも通気性を重視した衣類を勧める。

解答:3

問題46 視覚障害者の外出支援に関する次の記述のうち、適切なものを1つ選びなさい。

1 タクシーに乗るときは、支援者が先に乗って誘導する。
2 電車を待つときは、点字ブロックの上で待つように誘導する。
3 狭い通路は、後ろから誘導する。
4 雨の日は、フードつきのレインコートの着用を勧める。
5 利用者から一時離れるときは、柱や壁に触れる位置まで誘導する。

解答:5

問題47 パーキンソン病の姿勢反射障害のある人の歩行介護として、最も適切なものを1つ選びなさい。

1 曲がり角では、勢いをつけて曲がってもらう。
2 曲がり角では、直角に曲がってもらう。
3 一度足を引いてから歩き出してもらう。
4 支援者のペースに合わせて歩き出してもらう。
5 階段よりスロープを歩いてもらう。

解答:3

問題48 嚥下機能(えんげきのう)の低下している人のおやつとして、最も適切なものを1つ選びなさい。

1 ラスク
2 もなか
3 焼き芋
4 カステラ
5 ゼリー

解答:5

問題49 骨粗鬆症(こつそしょうしょう)予防に必要なビタミンKを多く含む食品として、最も適切なものを1つ選びなさい。

1 牛乳
2 卵
3 豚肉
4 にしん
5 納豆

解答:5

問題50 Aさん(78歳、女性)は、一人暮らしをしている。毎夕食の配食サービスと週2回の訪問介護(ホームヘルプサービス)を利用している。夏のある日、訪問介護員(ホームヘルパー)が訪ねると、唇が乾燥しており、昨日からの水分摂取はお茶を3杯(450ml程度)ということであった。排尿回数も少なく、尿の色を尋ねるといつもより濃いと言っていた。 Aさんに勧める飲物として、最も適切なものを1つ選びなさい。

1 温めた牛乳
2 冷たいお茶
3 バナナジュース
4 経口補水液
5 野菜ジュース

解答:4

問題51 下肢筋力が低下して介護を必要とする人に適した浴室改修に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。

1 浴室の入口は引き戸にする。
2 縦に長く浅めの洋式の浴槽にする。
3 浴槽の縁(エプロン部分)は厚みを20cmにする。
4 床から浴槽の縁までの高さは20cmにする。
5 浴室と脱衣室の段差は10cmにする。

解答:1

問題52 消化管ストーマを造設している人の入浴に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。

1 排便のあった日だけ入浴する。
2 回腸ストーマの場合は、食後1時間以内に入浴する。
3 装具を外して入浴できる。
4 ストーマ部分は、石鹸をつけずに、こすりながら洗う。
5 公衆浴場の利用は避ける。

解答:3

問題53 入浴時のヒートショックに関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。

1 高血圧の人は、ヒートショックを起こしにくい。
2 ヒートショックは、夏に起こりやすい。
3 ヒートショック予防として、浴室・脱衣所と居室との温度差を小さくする。
4 ヒートショック予防として、湯の温度設定は高めにする。
5 ヒートショックは、入浴前に起こりやすい。

解答:3

問題54 排泄介護(はいせつかいご)に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。

1 ベッドで尿器を使用する場合、ベッドの足元を上げる。
2 差し込み便器の開口部の中央に、仙骨が来るようにする。
3 テープ止めタイプの紙おむつの中に、尿取りパッドを複数あてる。
4 自己導尿を行う場合、座位姿勢で行えるように支援する。
5 トイレにL字手すりを設置する場合、横手すりは座面の高さに合わせる。

解答:4

問題55 Bさん(86歳、女性)は、介護老人福祉施設で生活している。脳梗塞の後遺症で左片麻痺があり、最近は筋力の低下が目立っている。Bさんは日中はポータブルトイレ、夜間は紙おむつを使用している。Bさんの使用しているポータブルトイレは木製の背もたれと肘かけがついているタイプである。Bさんが、ポータブルトイレを使用するときの排泄介護(はいせつかいご)に関する記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。

1 ポータブルトイレは、ベッドの左側の足元に置く。
2 ポータブルトイレの足元に新聞紙を敷く。
3 座位が安定しないときは、背もたれに寄りかかるように座ってもらう。
4 排泄(はいせつ)が終了したら、立ち上がる前に下着やズボンを大腿部(だいたいぶ)まで上げておく。
5 使用したポータブルトイレの中の排泄物(はいせつぶつ)は、一日分まとめて片づける。

解答:4

問題56 悪質商法や詐欺の種類と介護福祉職が行う助言の組合せとして、適切なものを1つ選びなさい。

1 催眠商法  -→友人と一緒なら販売会場まで出かけても構わないと助言する。
2 送り付け商法 -→注文した覚えのない商品は断り、受け取らないように助言する。
3 利殖商法 -→「元本保証」と「金融庁への届出」の記載があれば信頼できると助言する。
4 振り込め詐欺 -→公的機関や家族を名乗る電話には、一人で対処するように助言する。
5 点検商法 -→業者を家の中に入れて、ていねいに断るよう助言する。

解答:2

問題57 繊維製品に以下の表示があるときの取扱いの留意点として、適切なものを1つ選びなさい。(注)いずれも家庭用品品質表示法に基づく洗濯に関する表示であり、同じ取扱い方法を意味している。左の表示は現行のものであり、2016年(平成28年)12月から右の表示に改正されることになっている。

1 しわになりやすいので、脱水はさける。
2 色が落ちやすいので、単独で洗う。
3 手洗いをする。
4 日陰のつり干しにする。
5 平干しにする。

解答:4

問題58 Cさんは、関節リウマチが徐々に進行している。何とか自力で寝返りをすることができるが、思うように関節が動かなくなってきている。体調に変動があるため一日の過ごし方も不規則で昼夜逆転の生活が続いている。Cさんが夜間、安眠が得られるような介護福祉職の対応として、適切なものを1つ選びなさい。

1 早朝の散歩を勧める。
2 朝食は、とらないように勧める。
3 午後から、温水プールで運動するように勧める。
4 マットレスは、柔らかいものを勧める。
5 枕は、硬く高いものを勧める。

解答:3

問題59 終末期で食欲が低下してきた利用者の食事介護に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。

1 食事の回数を増やす。
2 1回の食事量を増やす。
3 高カロリーの食事を用意する。
4 嗜好(しこう)を重視する。
5 経管栄養を勧める。

解答:4

問題60 施設入所者の終末期から死後における家族への支援として、最も適切なものを1つ選びなさい。

1 付き添いやすい環境を整える。
2 在宅と比べて、家族への支援の必要性は乏しい。
3 状態が変化したときだけ家族に報告する。
4 家族が希望しても、死後の処置は職員で行う。
5 故人の思い出話は控える。

解答:1

まとめ

介護福祉士試験-『生活支援技術』の過去問5年間全掲載-(第32回~第28回)

介護福祉士試験 生活支援技術-自立にむけた介護(寝たきり高齢者)-合格するための過去問分析

自立にむけた介護(寝たきり高齢者)(過去問=試験対策)

○寝たきりになる要因として、脳卒中などの病気や事故による障害、家族介護力の低下、高齢者本人の意欲、介護サービスの不足などが指摘されている。

○長期間の臥床によって、関節の拘縮が生じると、動きに痛みが伴うためにますます動かさなくなるといった悪循環が生じる。

○寝たきりによって精神活動は低下し、無気力な状態やうつ的な状態になることがある。

○寝たきりから回復させるために、足底を床につけた端座位を保持することは効果的である。

○寝たきりを防止するためには、メリハリのある生活を心がけることが大切で、寝食分離が基本である。

○寝たきりでは脳への剌激が少なくなり、思考力も衰えてくるので、体位を変え、視界を広げることも重要である。

○寝たままの状態で排泄を続けた場合、尿路感染症を引き起こしやすくなることを、介護従事者は、常に念頭に置く必要がある。

○高齢者は家族に遠慮して介護を頼みにくいことがあるので、介護従事者は、家族の人間関係などにも留意する必要がある。

○早い段階から医療関係者と連携することも、介護従事者にとっては必要なことである。

○寝たきり高齢者は、無気力な状態やうつ的な状態となり、睡眠障害をきたすなど精神活動が低下する傾向がある。

○寝たきり高齢者の合併症とその予防については、褥瘡予防には体位変換が有効である。

○寝たきり高齢者の合併症とその予防については、尿路感染対策として水分摂取は有効である。

○寝たきり状態の場合でも、残存機能を活用しながら体位変換を行う。

○寝たきり高齢者については、体位を変える場合には、皮膚に摩擦を起こさないように配慮する。

○寝たきり高齢者については、肘や踵(かかと)などにも褥瘡ができるので、注意して観察する。

〇寝たきり高齢者に生じやすい状態では尖足、誤嚥性肺炎、尿路感染、便秘などがあるが尖足については間接可動域訓練、誤嚥性肺炎については口腔ケア、尿路感染については水分摂取、便秘については腹部マッサージが有効である。

自立にむけた介護(寝たきり高齢者)の勉強メモ

寝たきりの原因

1位脳卒中(24・1%)
2位認知症(20・5%)
3位高齢による衰弱・老衰(13・1%)
4位骨折・転倒(9・3%)
5位関節疾患(7・4%)

寝たきりで起こる廃用症候群

廃用症候群とは気づかぬうちに運動能力が衰え、自分で動くことが思うようにできなくなるだけでなく、ほかの体調不調を起こしてしまう病気のことです。
代表的な症状
・筋萎縮
・関節拘縮
・骨萎縮
・心肺機能の低下
・誤嚥性肺炎
・血栓塞栓症
・うつ状態
・床ずれ

褥瘡

褥瘡とは、寝たきりなどによって、体重で圧迫されている場所の血流が悪くなったり滞ることで、皮膚の一部が赤い色味をおびたり、ただれたり、傷ができてしまうことです。一般的に「床ずれ」ともいわれています。
褥瘡を発生させる要因
<個体要因>
基本的日常生活自立度、病的骨突出、関節拘縮、栄養状態、浮腫、多汗、尿・便失禁
<環境・ケア要因>
体位変換、体圧分散用具、頭側挙上、座位保持、スキンケア、栄養補給、リハビリテーション、介護力

褥瘡発生部位の順番
①仙骨部(47.2%)
②その他(16.4%)
③尾骨部(16.0%)
④踵骨部(12.4%)
⑤大転子部(10.7%)
⑥坐骨結節部(5.9%)
⑦腸骨稜部(5.3%)

褥瘡(床ずれ)を予防するための留意点

①発赤が認められた場合、注意して観察し、早めに医師や訪問看護師に相談する
②低反発マットなどの除圧器具を有効利用する
③自分で寝返りを打てない場合、およそ2時間をめどに体位変換
④エアマットレスを使用し、体に圧力がかかる時間を少なくする
⑤皮膚のケア(皮膚の清潔・保湿・保護)に努める
⑥低栄養状態に陥らないよう、バランスのとれた食事を摂る

誤嚥性肺炎—口腔ケア
尿路感染—水分摂取
便秘—腹部マッサージ

介護福祉士試験 生活支援技術-自立にむけた介護(精神障害(うつ病を含む))-合格するための過去問分析

自立にむけた介護(精神障害(うつ病を含む))(過去問=試験対策)

○精神障害者の介護では、介護従事者はその人をありのままに理解し共感する態度が必要である。

○精神障害者は自己の課題を一人で引き受ける傾向があるので、苦しいときは、助け合うことも必要なのだということを理解させるような配慮をする。

○精神障害者の介護被害的な訴えや現実ではありえないことを話す場合でも、それは精神障害者にとっての事実であるとして認めることが必要である。

○精神障害者の介護では、介護従事者を拒否している場合でも、必要があれば援助の用意があることを示す。

○精神障害者の場合には、病気を否定する気持ちと、自信や充実感を持てないことに葛藤していることがある。

○精神障害者は無理して仕事を成し遂げようとすると、症状が悪化したり、充実感を得るよりも挫折体験となることがある。

○精神障害者の介護では、それぞれの症状や障害の特徴をよく踏まえて介護することが重要である。

○何をするのも億劫そうで動きの少ない精神障害者には、意欲を引き出すために歯磨きや洗顔などの日常生活行動を促すことも有効である。

○精神障害者のグループホームでは、世話人を配置して食事の世話、服薬指導等の日常生活の援助が行われている。

○精神障害者保健福祉手帳の交付を受けていなくても、社会復帰と自立、社会参加のための支援を受けることができる。

○精神障害者が社会復帰施設を利用するときには、市町村へ申請しなければならない。

○精神保健福祉士は、精神障害者の社会復帰に関する相談に応じ、助言、指導、日常生活に適応する訓練等の援助を行う

○精神障害者の幻覚・妄想は、当事者にとってはまさに現実なので、否定してはならない。

○精神障害者の抑うつ状態に対しては、励ましたりせず、日常生活での声かけや援助を通じて回復を待つよう接する。

○精神障害者が興奮状態にあるときには、その背景に不安などがあるので、気持ちをくみ取り、安心感を持てるよう接する。

○精神障害のある人が、何事にも無関心で閉じこもり傾向にあったので、見守りをすることが大切です。

○精神障害のある人から、自殺への願望を話され、「誰にも言わないで」と言われたが、主治医に相談するよう誠意をつくして話し、同意してもらった。

○うつ病の人の介護では、症状が少しよくなったときなどに自殺を起こしやすいので、注意する。

○うつ病の人に対して、何もしようとしないひとには、励ましは禁物です。

○うつ病の人が服薬をやめてしまっている場合は、医療職に報告する。

○うつ病の人は、睡眠障害や食欲不振を伴うことが多いので、よく観察する。

○精神障害者の支援については利用者を理解するために、過去の療養体験を聞いて利用者を理解することが必要である。

○精神障害者の支援については、つらいときや苦しいときは、弱音を吐いてもらい、それを受け止める。

○精神障害者の支援については、不安や恐れ、被害的な妄想を訴えてきたときは、その人の事実としてそのまま受け止める。(第21回)

○精神障害者の支援については、薬を飲みたくないと訴えてきたときは、投薬は継続して投与しないと効果のないので、きちんと薬を飲むように説明する。

自立にむけた介護(精神障害(うつ病を含む))の勉強メモ

介護福祉士試験 生活支援技術-自立にむけた介護(知的障害者)-合格するための過去問分析

自立にむけた介護(知的障害者)(過去問=試験対策)

○介護従事者は、知的障害者に動作を理解させるときには、順序を追って、ともに行動することも必要である。

○知的障害者の介護での排泄の介護の第一歩は、お尻が濡れていると気持ちが悪いという感覚を呼び覚ますことである。

○知的障害者の食事の介護では、食べたいという気持ちを育てることも大切である。

○突発的な出来事に対処することが苦手である知的障害者に対しては、できるだけ事前に説明して、パニックに陥ることを避ける。

○知的障害者の介護では、できそうなことに着目し、自分でしようとする気持ちを育てるように介護する。

○知的障害児は、外界からの刺激が必要なので、その障害の程度にかかわらず、外界から一定の剌激を常に受けることが必要である。

○知的障害児・者の家族援助で、乳幼児期では、親の心情を理解するとともに、家族が障害を理解し受容できるように見守っていく。

○知的障害児・者の家族援助で、成人期では、知的障害者の社会参加を促すために、家族を支援する。

○知的障害児・者の家族援助で、高齢期では、家族の高齢化に配慮し、各種制度の活用を促し、地域のボランティアなどの支援体制を整える。

○知的障害児の親の障害受容には、同じ障害のある子どもをもつ親同士の交流も有効である。

○知的障害があって判断を周囲に委ねる場合でも、本人の意向を尊重する方向で支援する。

○知的障害とは、発達期に生じた知的機能並びに適応行動に障害のある状態をいう。

○知的障害児(者)では、一度に多くのことを話さずに、一つのことを具体的に分かりやすく話す。

自立にむけた介護(知的障害者)の勉強メモ

介護福祉士試験 生活支援技術-終末期の介護-合格するための過去問分析

終末期の介護(過去問=試験対策)

○終末期の利用者に対しては、水などを含ませたガーゼを用いて口腔内を時々湿らせる。

○終末期の利用者に対して、介護職としてとる対応の一つに尿量の記録がある。

○終末期の利用者に対しては、介護職は安心感を得られるよう話しかける。

○終末期の利用者に対して、介護職としてとる対応の一つとして口腔内の清潔保持がある。

○終末期の利用者に対して介護職としてとる対応として、家族がそばに居やすいよう工夫する。

○終末期の対応として、苦痛の緩和は介護職にとっても大切であり、身体的、精神的な安楽を提供しなければならない。

○終末期の対応として、介護職は手を握るなどのスキンシップを行う。

○終末期の対応としては、意思確認をするとともに、自己決定を最大限尊重する。

○終末期で食欲が低下してきた利用者の食事介護では、利用者の嗜好(しこう)を重視する。

○終末期の事前の意思確認として本人はもちろんのこと、家族の意向も確認しなければならない。

○終末期の事前の意思確認として利用者の方が終末期の看取りに対してどのような考えを持っているのか書面にしておく。

○家族援助の中には、利用者が亡くなったあとのグリーフケアが含まれる。

○施設入所者の終末期から死後における家族への支援として、付き添いやすい環境を整える。

○終末期では、意識が低下していても声かけすることは大切である。

○終末期介護でのマッサージや好きな音楽の鑑賞は、疼痛や不安の緩和に有効である。

○終末期介護で、死への恐怖を訴えた場合、それを受け止める。

○グリーフケアとは、愛する人を失った悲しみを癒す営みを援助することである。

○エンゼルケア(死後の処置)は、家族と共に行っていく事を大切にする。

終末期の介護の勉強メモ

ターミナルケア

ターミナルケアとは、病気などで余命がわずかになった方に行う医療的ケアのこと。苦痛を緩和しながら、できるだけ生活の質(QOL)を保つための医療や看護の方法です。
ターミナルケアは、体の痛みなどを取り除く「身体面のケア」、患者の不安や恐怖を緩和する「精神面のケア」、費用などの負担を取り除く「社会面のケア」の3つに分けられます。

ターミナルケアの内容

(1)身体的ケア
痛みを緩和するための投薬を行い、終末期を穏やかに生活できるようにするのが、「身体的ケア」における目的のひとつです。
(2)精神的ケア
誠意をもって寄り添って、安心して最期のときを迎えられるようにサポートするケアが必要です。
死を前にして心残りが大きくならないように、家族や友人と一緒に過ごす時間を十分に作ることも大切です。
(3)社会的ケア
家族がしっかりとコミュニケーションを取りながら、本人の精神的な苦痛を緩和することが大事です。

グリーフケア

グリーフケアとは、親族や家族、友人など親しい人との死別を体験してしまい、悲嘆の日々を過ごしている人に寄り添い世話をすることで、その深い悲しみから立ち直させることです。
一般的には次の3症状が表われたらグリーフケアを受けるべきといわれています。
【情動的症状】:激しい悲しみ、怒り、抑うつ、不安、無気力感、罪悪感、孤独感など
【身体的症状】:睡眠障害や食欲減退、疲労感など
【行動的症状】:混乱・動揺、集中力の低下、探索行動など

エンゼルケア

エンゼルケアとは、人が亡くなった後に行う死後処置と、死化粧などをまとめて「エンゼルケア」と呼びます。

エンゼルケアの内容
・医療器具を外した後の手当
・治療でできた傷の手当
・身体の清拭
・鼻・口・耳への脱脂綿詰め
・着替え
・死化粧

介護福祉士試験 生活支援技術-自立に向けた睡眠の介護-合格するための過去問分析

自立に向けた睡眠の介護(過去問=試験対策)

○安眠を促す介助として、昼間に適度な運動をするよう勧める。 

○安眠を促す介助として、清潔で乾燥した寝具を整える。

○安眠を促す介助として、朝はカーテンを開け、日光を浴びるように勧める。

○安眠を促す介助として、睡眠に関する生活習慣を把握する。

○安眠を促すには、規則正しい生活を送り、日中には適度な運動を行なうなどする。

○睡眠には、身体は休んでいるが脳は覚醒しているレム睡眠と、体はある程度緊張しつつ脳が休むノンレム睡眠がある。

○安眠を促すマッサージには、擦りながら行う撫擦法、指圧法、叩打法、柔捻法、振戦法がある。

○高齢者の夜間の快適な睡眠のための援助では、就寝前にぬるめのお湯で入浴する。

○高齢者の夜間の快適な睡眠のための援助ではマットレスは、やや硬めのものにする。

○高齢者の夜間の快適な睡眠のための援助では日中、適度な疲労が得られる運動をするように勧める。

○高齢者の夜間の快適な睡眠のための援助では寝る前に、緑茶などカフェインの多い飲み物は避ける。

○高齢になると、一般的に夜間の睡眠時間が短くなる。

○睡眠にはリズムがあり、浅い眠りのレム睡眠と深い眠りのノンレム睡眠を周期的に繰り返す。

○空腹や身体の冷えは、入眠の妨げとなる。

○日中の活動量を増やすことは、夜間の安眠のために有効である。

○施設で、介護職が深夜に巡回するときは睡眠の妨げになるような行為を避けるようにする。

○昼夜逆転している利用者に対しては夕方に、散歩をするように促す。

自立に向けた睡眠の介護の勉強メモ

安眠を促す介助

・清潔で乾燥した寝具を整える。
・朝はカーテンを開け、日光を浴びるように勧める。
・睡眠に関する生活習慣を把握する。
・規則正しい生活を送り、日中には適度な運動を行なうなどする。

睡眠のメカニズム

朝光を浴びることにより体内時計にスイッチが入り、睡眠ホルモンであるメラトニンを生成するために必要なセロトニンが生成されます。メラトニンは年齢と共に減少するので、老人の眠りが浅くなるのはこのためです。
また、睡眠にはレム睡眠(身体は寝ているが脳は起きている浅めの睡眠)とノンレム睡眠(身体も脳も寝ている深めの睡眠)が交互に約90分のペースで繰り返され、このリズムに合わせて起床すると目覚めが良いとされます.

温度・湿度
季節や個人によって差はあるが、一般に温度は25℃前後、湿度は50~60%がよいとされる。


話し声や足音、テレビの音などの生活音や騒音は、安眠の妨げになるためできるだけ避ける。

明るさ
夜間暗くなると、メラトニンというホルモンが分泌され、睡眠が促されるため、寝室は暗くした方がよいが、利用者の好みや夜間の行動にも左右される。

ベッド
ベッドは、寝返りをうつために十分な広さのものを使用する。マットレスは、安楽な体位が保持できるよう、やわらかすぎず適度な硬さのものを使用する。


高すぎる枕は、頚椎が無理な形に曲がり、肩こり頭痛などのほか呼吸にも影響がある。首が15度程度上がりる高さで、寝返りがうてる長さのものを使用する。

眠りの種類

レム睡眠では、脳が活発に働いており、記憶の整理や定着が行われています。
ノンレム睡眠では、大脳は休息していると考えられ、脳や肉体の疲労回復のために重要だとされています。

睡眠時間の2割は「レム睡眠」、8割は「ノンレム睡眠」です。
寝入りばなの3時間で深い2セットがきちんと取れれば、脳はかなり休まります。

高齢者の睡眠の変化

若い頃にくらべて早寝早起きになる。
睡眠が浅くなることです。睡眠脳波を調べてみると、深いノンレム睡眠が減って浅いノンレム睡眠が増えるようになる。
寝つきは悪くなりますし、中途覚醒が増える

良い睡眠を保つために
①就寝環境を整える(室温・照度)
②午前中に日光を浴びる
③入床・覚醒時刻を規則正しく整える
④食事時刻を規則正しく整える
⑤昼寝を避ける/日中にベッドを使用しない
⑥決まった時刻に身体運動する(入床前の4時間以降は避ける)
⑦夕刻以降に過剰の水分を摂取しない
⑧アルコール・カフェイン・ニコチンの摂取を避ける

介護福祉士試験 生活支援技術-自立に向けた家事の介護③-合格するための過去問分析

自立に向けた家事の介護③(過去問=試験対策)

○クーリングオフでは、訪問販売または電話勧誘販売共に法定の契約書面を受領した日から8日間であれば解約できる。またこの手続きは、内容証明郵便による方法が確実である。

○一定の要件を満たせば、消費者が自らの意思で店舗に行って購入契約した場合でも、クーリング・オフできる。

○自分でお店に行って、商品を選んで購入した場合は、消費者が契約を撤回するという制度であるクーリングオフは適用はされません。

○訪問販売、訪問購入のクーリング・オフ期間は、8日間である。

○通信販売の場合は、特定商取引法のクーリング・オフの制度はなく、事業者の定めた返品特約の決まりに従うことになる。

○被害を受けた場合は、泣き寝入りしないように消費者センターや国民生活センターなどで相談を受け付けている。

○コンビニエンスストアの販売は、セルフサービス方式を原則としている。また訪問販売は、カタログや商品を利用して販売することを原則としている。

○消費生活センターは、消費者情報の提供、消費者教育、商品テスト、消費者相談の受付・苦情処理にあたっている。

○製造物責任法(PL法)では、商品の欠陥により消費者が生命・身体・財産に損害を被った場合、欠陥が立証されれば製造者は損害賠償の責任を負う。

○ネガティブ・オプションとは、注文されていない商品を送りつけ、消費者が受け取った以上義務があると勘違いして、代金を払うことを狙った商法である。

○消費者契約法では、事業主が契約の締結を勧誘するに際し重要事項について事実と異なる説明をして契約した場合、消費者はその契約を取り消すことができる。

○食料・農業・農村基本法にもとづく計画では、消費者が取り組むべき課題として、廃棄・食べ残しの低減をあげている。

○特定非営利活動促進法(NPO法)により、民問団体が法人格を取得できるのは、福祉の増進を図る活動と環境の保全を図る活動など20種の活動が対象となっている。

○配偶者からの暴力の防止及び被害者の保護に関する法律(DV防止法)では、配偶者からの暴力を受けている者を発見した者は、通報に努めなければならないとされている。

○金融商品の販売等に関する法律は、金融商品業者等に対して、金融商品販売時の説明義務と、違反時の損害賠償責任等を定めている。

○国民生活センターは、独立行政法人国民生活センター法に基づき、消費者相談、消費者情報の提供、商品テストなどの事業を行っている。

○高齢者等の住宅リフォームでは、訪問販売の場合は、工事開始後でもクーリング・オフ期間内であれば解約できる。

○高齢者等の住宅リフォームでは、引き戸等への扉の取り替えは、介護保険制度の給付の対象内である。

○高齢者等の住宅リフォームでは、バリアフリー住宅を推進するため、住宅金融公庫の割増融資などがある。

自立に向けた家事の介護③の勉強メモ

クーリング・オフ

クーリング・オフとは、契約をした後、消費者に冷静に考え直す時間を与え、一定期間(概ね8日間)であれば無条件で契約解除ができる制度です。

特定商取引では、訪問販売(キャッチセールス・アポイントメントセールス・催眠商法など含む。)、電話勧誘販売、連鎖販売取引(マルチ商法)、業務提供誘引販売取引(内職商法)、特定継続的役務提供(エステティックサロン、一定の美容医療、語学教室、家庭教師、学習塾、パソコン教室、結婚相手紹介サービス)の取引や訪問購入(一部の物品を除く)の場合、一定期間内(概ね8日間)ならば理由を問わずクーリング・オフができます。
*通信販売にはクーリング・オフ制度はないので注意しましょう。

悪質商法による被害、訪問販売・通信販売等における事業者とのトラブル相談窓口
国民生活センター
消費生活相談

消費生活センター等では、商品やサービスなど消費生活全般に関する苦情や問合せなど、消費者からの相談を専門の相談員が受け付け、公正な立場で処理にあたっている。

ネガティブ・オプション

ネガティブオプション(送り付け商法)とは、商品の購入の申込みをしていないのに一方的に商品を送り付け、送りつけられた人がその商品を購入しない旨の通知や返品をしないと、購入の意思があると決めつけて代金の請求をする販売方法です。 寄付と勘違いさせて商品を買わせる手口もあります。

DV防止法(配偶者暴力防止法)

配偶者からの暴力に係る通報、相談、保護、自立支援等の体制を整備し、配偶者からの暴力の防止及び被害者の保護を図ることを目的とする法律です。

「配偶者からの暴力の防止及び被害者の保護等に関する法律(通称はDV防止法)」は、配偶者等からの暴力(DV)に係る通報、相談、保護、自立支援等の体制を整備し、配偶者等からの暴力の防止及び被害者の保護を図ることを目的とする法律。

平成13年10月13日に施行された法律ですが、配偶者からの暴力を受けている者を発見した者は、配偶者暴力相談支援センター又は警察官に通報するよう努めるものとしています。

特定非営利活動法人(NPO法人)

特定非営利活動法人は、1998年(平成10年)12月に施行された日本の特定非営利活動促進法に基づいて特定非営利活動を行うことを主たる目的とし、同法の定めるところにより設立された法人である。

特定非営利活動とは、以下の20種類の分野に該当する活動であり、不特定かつ多数のものの利益に寄与することを目的とするものです。

01.保健、医療又は福祉の増進を図る活動
02.社会教育の推進を図る活動
03.まちづくりの推進を図る活動
04.観光の振興を図る活動
05.農山漁村又は中山間地域の振興を図る活動
06.学術、文化、芸術又はスポーツの振興を図る活動
07.環境の保全を図る活動
08.災害救援活動
09.地域安全活動
10.人権の擁護又は平和の推進を図る活動
11国際協力の活動
12.男女共同参画社会の形成の促進を図る活動
13.子どもの健全育成を図る活動
14.情報化社会の発展を図る活動
15.科学技術の振興を図る活動
16.経済活動の活性化を図る活動
17.職業能力の開発又は雇用機会の拡充を支援する活動
18.消費者の保護を図る活動
19.前各号に掲げる活動を行う団体の運営又は活動に関する連絡、助言又は援助の活動
20.前各号に掲げる活動に準ずる活動として都道府県又は指定都市の条例で定める活動

介護福祉士試験 生活支援技術-自立に向けた家事の介護②-合格するための過去問分析

自立に向けた家事の介護②(過去問=試験対策)

○ドラム式洗濯機は、たたき洗いを応用したものであり、乾燥機と一体型になっているものが多い。また渦巻き式洗濯機と比べると使用水量も少ない。またドラム式洗濯機は、洗濯時間は長いが、洗濯物を傷めにくい。洗剤は泡のたちにくいものを使うと良い

○洗濯物の乾燥方法で、乾燥機では、合成繊維製品やニット製品は収縮するので、乾燥温度や時間に注意する。

○衣料用漂白剤の次亜塩素酸ナトリウムは、塩素系漂白剤の成分の一つで、漂白力が優れている。また、過炭酸ナトリウムや過ホウ酸ナトリウムは、酸素系漂白剤の代表的な成分である。

○還元系漂白剤の代表的な成分であるハイドロサルファイトは、毛や絹の漂白には、繊維をいためない。

○毛100%の白いセーターを家庭で洗う場合には、中性洗剤を用い、手洗いなどの弱い洗い方で行う。またセーターの形を整える場合には、スチームを用いる。

○洗剤の洗浄力は、主に洗剤成分中の界面活性剤の働きによるものである。

○洗剤を多く使用することが汚れが落ちるというものではない。

○中性洗剤は、石けんや弱アルカリ性合成洗剤のほうが中性洗剤よりも汚れが落ちやすい。ポリエステルや綿製品の洗濯には、粉石けんや弱アルカリ性合成洗剤が適している。綿は、アルカリに強いので、石けんや合成洗剤(弱アルカリ)を使って洗濯ができる。

○ナイロンは、紫外線で黄化する傾向があるので、日陰干しがよい。

○ポリウレタンは、ストレッチ織物などに使われるが、耐溶剤性があるので、ドライクリーニングができる。

○塩素系漂白剤は綿製品の漂白に適している。しかし塩素系漂白剤は絹、レーヨンの混用製品、羊毛、ポリエステルの混用製品、ナイロン、レーヨンの混用製品の漂白に適さない。

○塩素系漂白剤は蛍光増白剤の効果を高め、「塩素やけ」を起こしてしまいます。

○塩素系漂白剤は、酸性タイプの製品と一緒に使うと有害な塩素ガスが発生して危険なので、「まぜるな 危険」等の表示が義務づけられている。

○塩素系漂白剤は強いアルカリ性なので、綿・麻・ポリエステル・アクリル素材のみに使えますまた、色柄ものには使用しないほうがよい。

○液体酸素系漂白剤は弱酸性のため、ウール・絹の衣類にも使える。

○酸素系漂白剤の成分は過酸化水素や過炭酸ナトリウムです。染料を脱色しないので、白物にはもちろん色柄物にも使用することができる。

○中性洗剤とは、アルキルベンゼンや高級アルコール系の界面活性剤に中性のビルダー(配合剤)を加えたものである。中性洗剤は、ランジェリーや色落ちしやすいものの洗濯に適している。

○アルカリ性洗剤は、綿製品やポリエステル製品の洗濯に適している。

○ドライクリーニングは、水洗いでは損傷を受けやすい繊維製品の洗浄に適している。

○洗濯方法には手洗い、洗濯機洗い、ドライクリーニングなどがある。

○チョコレートの染み落としはベンジンが有効である。

○血液のしみ抜きは、まず水洗いをし洗剤洗濯をする。

○血液などのタンパク質の汚れには、高温のお湯を使うとタンパクが凝固し汚れが落ちにくくなる。

○えりあかのしみ抜きはベンジンでおこない、その後洗剤を使う。

○醤油やソースのしみ抜きには、水や温水で行いそのご洗剤を使う。

○淡色(ベージュ、クリーム、ピンク、グレー)の綿、麻、レーヨンなどは、蛍光剤の入っていない洗剤を使う。

○片麻痺のある利用者が着脱できる衣服を選択するときは、かぶり式のセーターをすすめる。

○畳は畳の目に沿って拭く。

自立に向けた家事の介護②の勉強メモ

酸素系漂白剤

酸素系漂白剤の中でも粉末か液体に分かれています。
①酸素系漂白剤(粉末)
・液体タイプに比べて漂白力が高い
・洗濯にはもちろん、風呂掃除・食器洗い・除菌などいろいろな場面で使うことができます
②酸素系漂白剤(液体)
・衣類を洗濯する時のみ使われます。
・色物柄の衣類でも色落ちする心配がない。

塩素系漂白剤

塩素系漂白剤は、最強の脱色・除菌効果を持っている漂白剤です。
主成分が「次亜塩素酸塩」です。
他の漂白剤よりも黒ずみ・黄ばみを真っ白に変えてくれます。

還元系漂白剤

還元系漂白剤は、酸素を奪い取るはたらきを活用して色素を分解します。
・還元系漂白剤は、弱アルカリ性の性質をもつ粉末剤です。
・基本は白物の洋服にしか使えず、色柄物などに使うと色落ちする可能性があります。

衣類に使われる繊維と洗濯

綿
・アルカリに強いため、どの洗剤でも洗える
・シワになりやすいので、脱水は短めに


・アルカリに強いため、どの洗剤でも洗える
・シワになりやすいので、脱水は短めに


・アルカリに弱いため、中性のおしゃれ着用洗剤で洗う
・水に濡れると繊維同士が絡まりやすいため、手洗いなどでやさしく洗う
・塩素系漂白剤、粉末酸素系漂白剤は使えない


・アルカリに弱いため、中性のおしゃれ着用洗剤で洗う
・摩擦により毛羽立つと、光沢が損なわれるため、手洗いなどでやさしく洗う
・塩素系漂白剤、粉末酸素系漂白剤は使えない

レーヨン・キュプラ
・どの洗剤でも洗える
・水に濡れると弱くなり縮みやすいため、手洗いなどでやさしく洗う
・シワになりやすいので、脱水は短めに

アセテート
・アルカリに弱いため、中性のおしゃれ着用洗剤で洗う
・塩素系漂白剤、粉末酸素系漂白剤は使えない

ナイロン
・アルカリに強いため、どの洗剤でも洗える
・塩素系漂白剤は使えない
・紫外線で黄変するので、必ず陰干し

ポリエステル
・アルカリに強いため、どの洗剤でも洗える

アクリル
・アルカリに強いため、どの洗剤でも洗える

ポリウレタン
・アルカリに強いため、どの洗剤でも洗える
・塩素系漂白剤は使えない

しみ抜

醤油のしみ抜—台所用の洗剤
コーヒーのしみ抜—食器用中性洗剤
血液のしみ—抜塩素系のアルカリ性漂白剤
カレーのしみ抜—酸素系漂白剤
口紅のしみ抜—台所洗剤
ファンデーションのしみ抜—クレンジングオイル

介護福祉士試験 生活支援技術-自立に向けた家事の介護①-合格するための過去問分析

自立に向けた家事の介護①(過去問=試験対策)

○アミノ酸はたんぱく質の基本的成分であるが、そのうち体内で合成されないものを必須アミノ酸という。

○ビタミンDは消化管からのカルシウムの吸収を助け、骨の形成を促す作用がある。ビタミンCは、アスコルビン酸とも呼ばれ、水に溶け、熱に弱い。欠乏すると壊血病や皮下出血のほか骨形成機能の低下を来しやすい。ビタミンAは不足すると夜盲症や角膜乾燥症などにかかりやすい。

○ビタミンB1は、糖質が体内で燃焼してエネルギーを発生する過程で重要な働きをしている。このため、糖質の摂取量が多いときは、特に不足しないよう注意が必要である。

○ビタミンA、D、Eは油に溶けやすい脂溶性ビタミンと言われており ビタミン B、Cは水に溶けやすい水溶性ビタミンと言われている

○ビタミンB1は主として糖質を分解する酵素を助け、エネルギーにかえていく働きがある。ビタミンB1が不足すると疲れやすくなったり、さらには手足のしびれ、むくみ、動悸などといった症状が出てくる

○獣鳥肉類の中で、豚肉には、特にビタミンB1が多く含まれている。

○果実類は、糖分、ビタミンCの給源であり、有機酸などに富み、快美な色と香りと味を持っている。

○きのこ類のうち、しいたけには、ビタミンD効果を持つエルゴステリンが多量に含まれている。

○五大栄養素とは、たんぱく質、炭水化物(=糖質)、脂質、無機質、ビタミンである。

○栄養素のうち、エネルギー源になるのは、糖質、無機質、ビタミンである。

○牛乳、乳製品、骨ごと食べられる魚は、特にカルシウムの給源として重要である。

○糖質性エネルギー源となる食品は、米、パン、めん、いもである。

○貧血の防止は、鉄分の吸収をよくするためにたんぱく質やビタミンCを多く含む食事を十分にとることが必要である。

○高血圧の予防では、調味料だけでなく、加工食品から摂取するナトリウムのコントロールについても注意する必要がある。

○平成20年6月よりこれまで表示が必要なアレルギー物質は5品目(卵・乳・小麦・そば・落花生)だったが、20年6月よりえび・かにの二品目増え7品目になった。

○鉄は、血液のヘモグロビンの成分であり、不足すると貧血になる。所要量は成人女子の方が成人男子より多い。

○牛乳のエネルギーは高く、1本当たり(200 ml)約140kcalの熱量をもっている。

○魚介類のうち、特にいわしやさばの油には、多価不飽和脂肪酸であるイコサペンタエン酸(エイコサペンタエン酸)が多く含まれている。

○1g当たり、炭水化物は4kcal、脂肪は9kcal蛋白質は4kcalの熱量を供給する

○炭水化物はエネルギー源として重要であるが、余分にとりすぎると水に変えられて肥満の原因となる。

○体たんぱく質は合成される一方で、少しずつ分解され、尿素として尿中に排泄される。

○たんぱく質は、消化酵素の作用により、アミノ酸に分解され吸収される。

○脂質は、胆汁酸の働きにより、分解・消化が促進され吸収される。

○厚生労働省が提唱している「六つの基礎食品」では1群は魚、肉、卵、大豆及びその製品であり主に含む栄養素はたんぱく質である

○厚生労働省が提唱している「六つの基礎食品」では3群は緑黄色野菜であり主に含む栄養素はカロテン(カロチン)である

○たんぱく質は、生体組織を構成し、エネルギーの生産や生体機能の調節をしている。脂質は、エネルギーを生産し、生体組織を構成している。無機質は、生体組織を構成し、生体機能の調節をしている。

○「第六次改定 日本人の栄養所要量」によれば、70歳以上の人のカルシウムと鉄の所要量(1日当たり)は、男女共にカルシウムは600mg、鉄は10mgである。望ましいとされている脂肪所要量は、脂肪エネルギー比率で20~25%、食塩の摂取量は一日10g未満を目標とする。

○コレステロールは卵黄、レバーなどの食品に多く含まれ、血中でリポたんぱく質として存在している。

○植物に多いリノール酸とリノレン酸や、魚油にEPAとDHAは、血中コレステロール低下作用がある。

○高血圧症の予防のために食塩の過剰摂取を避け、1日l0g以下にすることが望ましい。

○エンゲル係数とは、1世帯ごとの家計の消費支出に占める飲食費の割合(パーセント単位)のことである。

自立に向けた家事の介護①の勉強メモ

必須アミノ酸とは

たんぱく質を構成している20種類のアミノ酸のうち、9種類のアミノ酸は、体内で合成することができません。 これを「必須アミノ酸」と呼び、食物から摂取する必要があります。

必須アミノ酸
・イソロイシン
・ロイシン
・バリン
・ヒスチジン
・リジン(リシン)
・メチオニン
・フェニルアラニン
・スレオニン(トレオニン)
・トリプトファン

良質たんぱく質

必須アミノ酸をバランスよく含んでいるたんぱく質

良質なタンパク質源となる食材
・豚肩ロース
・鶏モモ肉
・あじ
・さば
・納豆
・乳製品

ビタミンA

ビタミンAは、油脂に溶ける脂溶性ビタミンのひとつ
ビタミンAは、発育を促進したり、肌の健康を維持したり、暗いところでも目が慣れて見えるようになる機能(視覚の暗順応)に関わったり、さらにのどや鼻などの粘膜に働いて細菌から体を守ったりなど、たくさんの重要な役割を持っています。
ビタミンAとして働く成分を多く含む食品は、レバー、うなぎ、バター、マーガリン、チーズ、卵、緑黄色野菜などです。

ビタミンB1

ビタミンB1は、水に溶ける水溶性ビタミンのひとつ
ビタミンB1は、糖質からのエネルギー産生と、皮膚や粘膜の健康維持を助ける働きをします。また糖質を栄養源として使っている脳神経系の正常な働きにも関係しています。
ビタミンB1の多い食品は、穀類のはい芽(米ならヌカの部分)、豚肉、レバー、豆類などです。中でもとくに豚肉にはビタミンB1が豊富です。

ビタミンB2

ビタミンB2は、水に溶ける水溶性ビタミンのひとつ
ビタミンB2は、主に皮ふや粘膜の健康維持を助ける働きをするビタミンで、糖質、脂質、たんぱく質を体内でエネルギーにするなどの代謝を支える重要な働きをしています。
ビタミンB2は、レバー、うなぎ、卵、納豆、乳製品、葉菜類などに多く含まれています。

ビタミンC

ビタミンCは、水に溶ける水溶性ビタミンのひとつ
ビタミンCは、体の細胞と細胞の間を結ぶコラーゲンというたんぱく質をつくるのに不可欠です。これより皮ふや粘膜の健康維持に役立ちます。
ビタミンCの多い食品は、果物(とくにかんきつ類やイチゴ)、野菜、いもなどです。ビタミンCは水に溶けやすく熱に弱いので、できるだけ新鮮な生で食べるのがよいことになります。

ビタミンD

ビタミンDは、油脂に溶ける脂溶性ビタミンのひとつ
ビタミンDには、小腸や腎臓でカルシウムとリンの吸収を促進する働きと、それによって血液中のカルシウム濃度を保ち、丈夫な骨をつくる働きがあります。
ビタミンDを豊富に含む食品は比較的限られており、魚介類、卵類、きのこ類などです。

ビタミンE

ビタミンEは、油脂に溶ける脂溶性ビタミンのひとつ
抗酸化作用により、体内の脂質の酸化を防いで体を守る働きがあります。
ビタミンEはアーモンドなどのナッツ類や、植物油に豊富に含まれています。その他には、うなぎ、たらこをはじめとした魚介類、西洋かぼちゃ、アボカドなどにも多く含まれています。

ビタミンK

ビタミンKは、油脂に溶ける脂溶性ビタミンのひとつ
ビタミンKは、出血した時に血液を固めて止血する因子を活性化します。また、骨の健康維持にも不可欠で、骨にあるたんぱく質を活性化し、骨の形成をうながすことも知られています。
ビタミンKは納豆に非常に多く、1パック(40g)には240μgも含まれています。その他には、こまつ菜やほうれん草などの緑黄色野菜にも多く含まれています。

カリウム

カリウムは、細胞の外液に存在するナトリウムとバランスをとりながら、細胞を正常に保ったり、血圧を調整したりして、常に一定したよい体内の状態(恒常性)を維持するのに役立っています。
カリウムは、特にバナナ、メロン、アボカドなどの果実類、ほうれん草などの野菜類、さつまいもなどのいも類、大豆や小豆などの豆類、魚類、肉類に多く含まれています。

カルシウム

カルシウムは、骨や歯などをつくっている栄養素
カルシウムの多い食品は、牛乳、小魚、海藻、大豆および大豆製品、緑黄色野菜などです。

マグネシウム

マグネシウムは、骨や歯の形成に必要な栄養素
アーモンドをはじめとする種実類、魚介類、藻類、野菜類、豆類などに多く含まれています。

リン

リンは、体内のミネラルの中でカルシウムの次に多い栄養素
広く動植物食品に含まれていますが、とくに魚類、牛乳・乳製品、大豆、肉類に多く含まれます。

は、体の中に3~4g存在して、主として赤血球をつくるのに必要な栄養素
食品中の鉄の種類には、肉・魚・レバーなど動物性食品に含まれるヘム鉄と、野菜・海藻・大豆など植物性食品に含まれる非ヘム鉄があります。

亜鉛

亜鉛は、味覚を正常に保つのに働き、また皮膚や粘膜の健康維持を助ける栄養素
介類に多く含まれていますが、その中でも、かきやうなぎは亜鉛の量が多い食品です。
亜鉛は不足すると味覚障害が引きおこされることが指摘されています

は、鉄から血液中の赤血球がつくられるのを助ける栄養素
特に牡蠣、するめなどの魚介類、レバー、ナッツ、大豆、ココアなどに多く含まれています。

マンガン

マンガンは、さまざまな酵素の構成成分になったり、さまざまな酵素を活性化する栄養素
広く食品に含まれますが、植物性の食品が主な供給源で、全粒穀類、豆類、ナッツ、茶葉に多く含まれています。

アレルギー物質を含む食品に関する表示(食品衛生法)

容器包装された加工食品で表示が義務づけられているアレルギー物質

卵、乳、小麦、えび、かに、落花生、そばの7品目のみ(特定原材料)。
ほかにいくらやオレンジなどの21品目(2019年に1品目追加された)は、特定原材料に準ずるものとしてできるだけ表示することが推奨されています。しかし、この21品目には表示義務はありません。

6つの基礎食品群

毎日バランスよく、いろいろな食べ物をとるようにと工夫されたのが「食品群」という考え方です。6つの食品群のすべてから、1日30品目以上を選んで、バランスのよい食事をとるようにしましょう。
1群:魚、肉、卵、大豆、大豆製品
2群:牛乳、乳製品、海藻、小魚類
3群:緑黄色野菜
4群:淡色野菜、果物
5群:穀類、イモ類、砂糖
6群:油脂類、脂肪の多い食品

栄養所要量(70歳以上の人)

カルシウム:600mg(1日当たり)
鉄:10mg(1日当たり)
脂肪所要量:脂肪エネルギー比率で20~25%
食塩:10g未満(1日当たり)
(「第六次改定 日本人の栄養所要量」)

エンゲル係数とは

家計の消費支出にしめる食料費の比率(%)のこと。

介護福祉士試験 生活支援技術-自立に向けた排泄の介護-合格するための過去問分析

自立に向けた排泄の介護(過去問=試験対策)

○ベッド上で差し込み便器を使用し、排便するときはベッド上での排泄を説明し、了解を得る。

○ベッド上で差し込み便器を使用するときは便器を温めて置き、また排便するときは便器の中にトイレットペーパーを敷く。

○ベッド上で差し込み便器を使用し、排便するときは男性の場合は尿器を同時に準備する。

○ベッド上で差し込み便器を使用し、排便するときは気兼ねなく一人で排便できる環境をつくる。

○おむつ交換時は女性の陰部清拭は恥骨から肛門の方向に拭く。

○おむつ交換時は、おむつは汚れを内側に丸め片付ける。

○女性が使用する布おむつは、後ろ側を厚くする。

○腹部とおむつとの間には、指2本程度の余裕があるようにする。

○差し込み便器は、トイレの移動が困難であるとか体力がない場合にベッド上で用をたす用具である。

○差し込み便器は、適温に温めてから使用する。

○股関節や膝の曲がりにくい利用者は、便座を高くすることで動作が楽になることがある。

○ポータブルトイレを選ぶ基準は、安定感、肘掛けや背もたれの設置、足を引くスペースがあることなどである。

○ポータブルトイレは、蹴こみ(足を後ろに引くことができるスペース)のあるものが立ち上がりやすい。

○ポータブルトイレは、麻痺のない側に置くと使いやすい。

○ポータブルトイレ使用時では、排泄(はいせつ)が終了したら、立ち上がる前に下着やズボンを大腿部(だいたいぶ)まで上げておく。

○ベッドの高さに ポータブルトイレの便座の高さを合わせておくと移乗させやすくなる。

○朝食後のトイレ誘導は、よい排泄習慣につながる。

○便秘予防の献立には、食物繊維の多い食材を用いる。

○便秘の時は腹圧をかけやすい姿勢で便座に座るように促す。

○便秘症の人が腹部を温めることは、腸の働きがよくなり便秘解消に効果的である。

○便秘の時は上行結腸、横行結腸、下行結腸の順にマッサージする。

○下痢の場合は、水分の摂取を促す。

○下痢の時には湯さましや、うすい番茶・温めのミネラルウォーターなどを少しずつ数回に分けて飲むと効果的である。

○下痢の時には水分を控えると脱水をひきおこしかねないので水分は十分にとるようにする。

○下痢の時には牛乳を控える。

〇おむつ交換は、利用者の羞恥心に配慮し、手早く介助する。

○機能性尿失禁は、排尿機能は正常にもかかわらず、身体運動機能の低下や認知症が原因でおこる尿失禁である。

○便座に座って足底を床につけた前傾姿勢は、腹圧を高めるために有効である。

○便秘時の腹部マッサージは、上行結腸→横行結腸→下行結腸の順に行うことが有効である。

○直腸性便秘のある高齢者の介護では朝食後、トイレに誘導する。

○終日臥床している利用者への便秘予防の対応として、座位姿勢を保持する機会を作る。

自立に向けた排泄の介護の勉強メモ

差し込み便器

ベッド上で便や尿をとる便器。仰臥位でお尻の下に差し込んで使用する。

差し込み便器の対象者
・尿器が当てずらい女性
・ベッドの上が生活の中心で坐位が保てない方
・便意・尿意を伝えられる方

差し込み便器の使い方(全介助)
1.はねを防止するために、あらかじめ汚物受け部にティッシュペーパーを敷いておく。
2.仰臥位の状態を側臥位にする。
3.便器を側面からお尻に当てる。
4.そのまま便器を当てた状態で、仰臥位にし、両膝を上げる。
5.尿が飛び散るのを防ぐため、ティッシュを尿道口部分に当てる。
6.使用後は腰上げを行い、便器を後方に外す。
7.上にかぶせたティッシュを汚物受けに入れ、お尻を拭く等の後始末を行う。

ポータブルトイレを選ぶポイント

1 ご利用者の体格や身体状態に合うもの(それぞれに適した座面の幅や高さ)
2 の入り移りやすいもの
3 いつもキレイに保てること(衛生面に注意)
4 気持ちよく利用できること(ライバシーに配慮)

便秘予防の食事のポイント

・1日3回、規則正しく食べる
・食物繊維を摂取する
・水分を補う
・発酵食品を補う
・良質の油を利用する
・偏食をしない
・暴飲暴食は控える

下痢

下痢は、健康時の便と比較して、便の水分量が多すぎる状態
治療の基本は、無理に下痢をとめずに脱水症状にならないよう、温かい飲み物を少しずつ補給し、消化の良い物を食べることです。

尿失禁の種類

腹圧性尿失禁
重い荷物を持ち上げた時、走ったりジャンプをした時、咳やくしゃみをした時など、お腹に力が入った時に尿が漏れてしまうのが腹圧性尿失禁です

切迫性尿失禁
自分の意思にかかわらず膀胱が勝手に縮み、膀胱が暴走している状態

溢流性尿失禁
尿が出しにくいことが原因で、残尿が膀胱からあふれて、ダラダラと漏れてしまう状態

機能性尿失禁
排尿機能には問題はなく、身体運動機能の低下や認知症など精神機能の低下と、トイレまでの物理的な距離など環境が原因でおこる尿失禁

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