介護福祉士 「生活支援技術」独学で一発合格勉強方法第30回(H29年度)過去問35~60無料解説

生活支援技術

独学で一発合格する方法

「生活支援技術」は、生活の場面での居住環境、身支度、移動、食事、入浴・清潔、排泄、家事、睡眠、自立、終末期の介護と在宅介護を中心にした科目になりますので、訪問介護などのお仕事をされている方は、サービスと直結していますので理解しやすい科目でしょう。

「生活支援技術」は、全26問と問題数も多いのでこの科目で点数を取れれば、合格に近づくといっても過言ではないので、ここで点数を稼げるように勉強し、理解しておきましょう。

「生活支援技術」については、

「生活支援」
「自立に向けた居住環境の整備」
「自立に向けた身じたくの介護」
「自立に向けた移動の介護」
「自立に向けた食事の介護」
「自立に向けた入浴・清潔保持の介護」
「自立に向けた排泄の介護」
「自立に向けた家事の介護」
「自立に向けた睡眠の介護」
「終末期の介護」より26問出題されます。

出題基準

1:生活支援
     1)生活の理解
     2)生活支援
2:自立に向けた居住環境の整備
     1)居住環境整備の意義と目的
     2)生活空間と介護
     3)居住環境のアセスメント
     4)安全で心地よい生活の場づくり
     5)施設等での居住の場合の工夫・留意点
     6)他の職種の役割と協働
3:自立に向けた身じたくの介護
     1)身じたくの意義と目的
     2)身じたくに関する利用者のアセスメント
     3)生活習慣と装いの楽しみを支える介護
     4)整容行動、衣生活を調整する能力のアセスメントと介助の技法
     5)利用者の状態・状況に応じた身じたくの介助の留意点
     6)他の職種の役割と協働
4:自立に向けた移動の介護
     1)移動の意義と目的
     2)移動に関する利用者のアセスメント
     3)安全で気兼ねなく動けることを支える介護
     4)安全で的確な移動・移乗の介助の技法
     5)利用者の状態・状況に応じた移動の介助の留意点
     6)他の職種の役割と協働
5:自立に向けた食事の介護
     1)食事の意義と目的
     2)食事に関する利用者のアセスメント
     3)「おいしく食べる」ことを支える介護
     4)安全で的確な食事介助の技法
     5)利用者の状態・状況に応じた介助の留意点
     6)他の職種の役割と協働
6:自立に向けた入浴・清潔保持の介護
     1)入浴の意義と目的
     2)入浴に関する利用者のアセスメント
     3)爽快感・安楽を支える介護
     4)安全で的確な入浴・清潔保持の介助の技法
     5)利用者の状態・状況に応じた介助の留意点
     6)他の職種の役割と協働
7:自立に向けた排泄の介護
     1)排泄の意義と目的
     2)排泄に関する利用者のアセスメント
     3)気持ちよい排泄を支える介護
     4)安全で的確な排泄の介助の技法
     5)利用者の状態・状況に応じた介助の留意点
     6)他の職種の役割と協働
8:自立に向けた家事の介護
     1)家事の意義と目的
     2)家事に関する利用者のアセスメント
     3)家事に参加することを支える介護
     4)家事の介助の技法
     5)利用者の状態・状況に応じた介助の留意点
     6)他の職種の役割と協働
9:自立に向けた睡眠の介護
     1)睡眠の意義と目的
     2)睡眠に関する利用者のアセスメント・ICFの視点にもとづくアセスメント
     3)安眠のための介護 安眠のための介護の工夫
     4)安眠を促す介助の技法
     5)利用者の状態・状況に応じた介助の留意点
     6)他の職種の役割と協働
10:自立にむけた介護
     1)知的障害者
     2)精神障害者
     3)その他の問題(第27回 :訪問介護員の助言)
11: 終末期の介護
     1)終末期における介護の意義と目的
     2)終末期における利用者のアセスメント
     3)医療との連携
     4)終末期における介護
     5)臨終時の介護
     6)グリーフケア

問題 35  Bさん(87 歳,女性)は夫(90 歳)と二人暮らしである。Bさんには持病があり,夫は脳伷塞(cerebral infarction)の後遺症による軽い右片麻痺で,訪問介護(ホームヘルプサービス)を利用している。Bさんと夫は苦労して手に入れた自宅に愛着を感じており,以前から,「死ぬならこの家で」と話していた。ある日Bさんは,「この家で死にたいと思っていたけど,いつまで二人で暮らせるか…」と打ち明けた。話を聞いた訪問介護員(ホームヘルパー)がBさんにかける言葉として,最も適切なものを 1 つ選びなさい。

1 「ご夫婦二人で入居できる施設を探しましょう」

2 「便利な道具がいろいろありますから使ってみましょう」

3 「どなたかご家族と同居できるといいですね」

4 「いざとなれば病院に入院しましょう」

5 「何か心配なことがおありなんですね」

正答:5

問題 36 介護老人福祉施設における居室の環境整備で留意すべき点として,最も適切なものを 1 つ選びなさい。

1 利用者が使い慣れた家具を置く。

2 居室のドアは開けたままにしておく。

3 時計は天井に近い壁に掛ける。

4 居室の温度は,介護福祉職の感覚に基づいて調整する。

5 多床室は,入口から室内が見通せるように家具を配置する。

正答:1

問題 37 利用者の自宅の清掃を行うときの注意点として,最も適切なものを 1 つ選びなさい。

1 玄関は乾燥した茶殻をまいて掃く。

2 窓ガラスは最初に乾いた雑巾で拭く。

3 畳は畳の目に沿って拭く。

4 浴室にカビ取り剤を散布するときは窓を閉める。

5 はたきを使った掃除は低い所から始める。

正答:3

問題 38 ユニットケアを行う入居施設の「プライベート空間」に関する次の記述のうち,適切なものを 1 つ選びなさい。

1 集団レクリエーションを行う空間である。

2 地域の人も利用できる喫茶コーナーを設ける空間である。

3 複数の利用者が集うことができる空間である。

4 利用者の居室を示す空間である。

5 面会者用の空間である。

正答:4

問題 39  Cさん(75 歳,男性)は,頸椎症(cervical spondylosis)と診断された。手がしびれ,指先に力が入らない。しびれが強い左手に加えて,最近では,右手の症状が進行して,食後の歯磨きがうまくできなくなった。Cさんが口腔の清潔を保つための介護福祉職の助言として,最も適切なものを 1つ選びなさい。

1 歯間ブラシの使用を勧める。

2 歯ブラシをやめて,洗口液のうがいをするように勧める。

3 柄を太くした歯ブラシの使用を勧める。

4 口をすすぐときは,上を向くように勧める。

5 歯ブラシを歯肉に当てるように勧める。

正答:3

問題 40 保温効果を高めるための着衣に関する次の助言のうち,最も適切なものを1 つ選びなさい。

1 衣類の間に薄手の衣類を重ねて着るように勧める。

2 一番上に通気性の高い衣類を着るように勧める。

3 一回り小さいサイズの衣類を着るように勧める。

4 肌に接する衣類は,防水性の高いものを着るように勧める。

5 袖幅の大きい衣類を着るように勧める。

正答:1

問題 41 ベッドの端に座っている左片麻痺の利用者の,立ち上がりまでの基本的な介護として,適切なものを 1 つ選びなさい。

1 利用者の右側に立つ。

2 立ち上がる前に,深く座りなおすように促す。

3 利用者の右膝を支える。

4 利用者を真上に持ち上げる。

5 立ち上がった時に,利用者の右膝の裏が伸びていることを確認する。

正答:5

問題 42 屋外での車いすの介助方法として,適切なものを 1 つ選びなさい。

1 段差を上がるときは,キャスターを斜めに向ける。

2 段差を下がるときは,後ろ向きで後輪から下りる。

3 急な上り坂では,両腕の力で素早く進む。

4 急な下り坂では,前向きで進む。

5 砂利道では,後輪を持ち上げて進む

正答:2

問題 43 図はU駅のホームの見取図である。介護福祉職が視覚障害者と列車を待つときの位置として,適切なものを 1 つ選びなさい。

(注) Aは白線である。Cは点状ブロックである。

1 A

2 B

3 C

4 D

5 E

正答:5

問題 44 食中毒(foodborne disease)の予防に関する次の記述のうち,適切なものを 1 つ選びなさい。

1 生食用海産魚介類は,塩水で洗う。

2 カレーやシチューは,常温で保存する。

3 生の肉を切った包丁とまな板は,すぐに洗って熱湯をかけておく。

4 豚肉は,中心部が 50℃になるように 1 分間加熱する。

5 解凍した冷凍食品の残りは,再度冷凍して保管する。

正答:3

問題 45 嚥下障害がある利用者に提供する飲食物として,最も適切なものを 1 つ選びなさい。

1 レモンジュース

2 だんご

3 プリン

4 牛乳

5 紅茶

正答:3

問題 46 施設における介護福祉職と他職種との連携として,最も適切なものを 1 つ選びなさい。

1 食事時に咳せきこ込む利用者の嚥下機能の評価を,作業療法士に相談する。

2 寝たきりの利用者の仙骨部に発赤を見つけたときは,看護師に相談する。

3 体重減少が続いている利用者に気づいたときは,社会福祉士に相談する

。4 車いすでの食事時に姿勢が崩れてしまう利用者に気づいたときは,言語聴覚士に相談する。

5 嚥下困難のある利用者に提供する食事内容を,歯科衛生士に相談する。

正答:2

問題 47 糖尿病(diabetes mellitus)のある利用者の入浴時に,特に注意して観察すべき皮膚の部位として,適切なものを 1 つ選びなさい。

1 A

2 B

3 C

4 D

5 E

正答:5

問題 48 おむつで排泄を行っている利用者の陰部の清拭に関する次の記述のうち,適切なものを 1 つ選びなさい。

1 排便がなければ,殿部の清拭は省略できる。

2 女性では,会陰から肛門に向かって拭く。

3 本人の希望がなければ,実施しなくてよい。

4 男性の清拭の回数は,女性よりも少なくてよい。

5 週 2 回入浴を実施していれば,毎日行わなくてよい。

正答:2

問題 49 排便のメカニズムに基づく排泄の介護として,最も適切なものを 1 つ選びなさい。

1 トイレまでの歩行は,胃・結腸反射を誘発するために有効である。

2 食後の臥床は,腸内の蠕動運動の亢進に有効である。

3 トイレ誘導は,便意を催してから 30 分後が有効である。

4 腹部マッサージは,下行結腸,横行結腸,上行結腸の順に行うことが有効である。

5 便座に座って足底を床につけた前傾姿勢は,腹圧を高めるために有効である。

正答:5

問題 50 直腸性便秘のある高齢者の介護として,最も適切なものを 1 つ選びなさい。

1 排便時は隣に立って見守る。

2 市販の下剤を毎日勧める。

3 日中の活動を控えるように勧める。

4 朝食後,トイレに誘導する。

5 食物繊維は控えるように勧める。

正答:4

問題 51 消化管ストーマを造設している人の生活支援に関する次の記述のうち,最も適切なものを 1 つ選びなさい。

1 排はいせつぶつ泄物がパウチの 3 分の 1 から 2 分の 1 程度たまったら処理するように助言する。

2 ベルトでウエストを締める服を選ぶように助言する。

3 ラジオ体操は控えるように助言する。

4 回腸ストーマのある人は水分摂取は控えるように助言する。

5 れんこんやごぼうを多くとるように助言する。

正答:1

問題 52 季節や行事と,食事の組合せとして,最もふさわしいものを 1 つ選びなさい。

1 節分 ----- お節料理

2 桃の節句(ひな祭り) ----- 柏かしわもち餅

3 七夕  ----- 七ななくさがゆ草粥

4 土用の丑うしの日 ----- うなぎのかば焼き

5 冬至 ----- ちまき

正答:4

問題 53 疾病のために食事制限がある利用者の食生活に関する次の記述のうち,最も適切なものを 1 つ選びなさい。

1 人工透析をしている利用者には,生野菜を勧める。

2 高血圧の利用者には, 1 日の塩分摂取量を 10 g 以下にする。

3 骨粗鬆症(osteoporosis)の利用者には,豆類を勧める。

4 糖尿病(diabetes mellitus)の利用者には,朝食に 1 日のエネルギー量の半分を配分する。

5 肝疾患(liver disease)の利用者には,低カロリー,低たんぱくの食事を勧める。

正答:3

問題 54 エンゲル係数について相談を受けた介護福祉職の対応として,最も適切なものを 1 つ選びなさい。

1 住居費について一緒に考える。

2 食料費の内容について一緒に考える。

3 光熱水道費の内容について一緒に考える。

4 交際費の内容について一緒に考える。

5 教養娯楽費の内容について一緒に考える。

正答:2

問題 55 洗濯に関する次の記述のうち,最も適切なものを 1 つ選びなさい。

1 ほころびや破れがあるものは,修理してから洗濯する。

2 色が移るのを防ぐために,素材の違うものは分けて洗濯する。

3 嘔おうとぶつ吐物で汚れたカシミヤのセーターは,塩素系漂白剤につけてから洗濯する。

4 ファスナーは開けた状態で洗濯する。

5 マジックテープは,はずした状態で洗濯する。

正答:1

問題 56 昼夜逆転している利用者への介護に関する次の記述のうち,最も適切なものを 1 つ選びなさい。

1 食べたい時に,食事をするように促す。

2  1 時間以上,昼寝をするように促す。

3 夕方に,散歩をするように促す。

4 寝る直前に熱いお風呂に入るように促す。

5 眠くなるまで,テレビを見て過ごすように促す。

正答:3

問題 57 パーキンソン病(Parkinson disease)(ホーエン・ヤール重症度分類ステージ3)の高齢者の寝室環境に関する次の記述のうち,最も適切なものを 1 つ選びなさい。

1 ベッドは介護者に合わせた高さにする。

2 ベッドに手すりをつける。

3 マットレスは体が沈みこむものを選ぶ。

4 ベッドサイドの床にクッション性のあるマットを敷く。

5 枕は頸部前屈になるような高さにする。

正答:2

問題 58  Dさん(75 歳,女性)は,以前は散歩が好きで,毎日, 1 時間ぐらい近所を歩いていた。最近,心不全(heart failure)が進行して歩行がゆっくりとなり,散歩も出かけず,窓のそばに座って過ごすことが多くなった。食事は,すぐおなかがいっぱいになるからと, 6 回に分けて食べている。夜,「横になると呼吸が苦しい時があり,眠れていない」という言葉が聞かれるようになった。Dさんへの安眠の支援に関する次の記述のうち,最も適切なものを 1 つ選びなさい。

1 寝る前に,肩までつかって入浴する。

2 寝る 30 分前に,少量の食事を摂取する。

3 以前のように,毎日 1 時間の散歩を再開する。

4 就寝時は,セミファーラー位にする。

5 朝,目覚めた時にカーテンを開ける。

正答:4

問題 59 終末期にある利用者を施設で看み と取る家族への支援として,最も適切なものを 1 つ選びなさい。

1 毎日面会に来るように促す。

2 家族が利用者のためにできることを提案する。

3 積極的な情報提供は控える。

4 感情を表出しないように助言する。

5 パブリックスペースを用意する。

正答:2

問題 60 施設において,介護福祉職の行う死後の処置として,適切なものを 1 つ選びなさい。

1 義歯ははずす。

2 衣服は施設が指定したものを用いる。

3 着物の場合は右前に合わせる。

4 着物の場合は帯おびひも紐を縦結びにする。

5 死後の処置は,死後 3 時間経過してから行う。

正答:4

終わりに

「生活支援技術」は、過去問を繰り返し解いて、理解して何度も解いてくるうちに何となく理解できる科目です。あまり深追いをしないでも良い科目になりますので、全8問をしっかりと取りに行きましょう。

試験日までまだ日数がありますので、仕事をしながらご利用者様などと照らし合わせて理解すると脳に定着する知識になりますので、是非頑張ってくださいね。

介護福祉士 「生活支援技術」独学で一発合格勉強方法第29回(H28年度)過去問35~60無料解説

介護福祉士の資格を取るためには、国家試験を受験して合格しなければなりません。あなたが一番悩むのが「筆記試験」だと思います。そこで介護福祉士の受験対策の一つの手段、「過去問」を使っての勉強方法を科目ごとにお伝えしましょう。

介護福祉士国家試験とは?

毎年1月の日曜日に「介護福祉士国家試験(筆記試験)」が実施されます。筆記試験の科目は以下の通りです。

人間の尊厳と自立
人間関係とコミュニケーション
社会の理解
介護の基本
コミュニケーション技術
生活支援技術
介護過程
発達と老化の理解
認知症の理解
障害の理解
こころとからだのしくみ
医療的ケア
総合問題

<筆記試験の合格基準(第29回(平成28年度))>
次の2つの条件を満たした者を筆記試験の合格者とする。
ア 総得点125点に対し、得点75点以上の者(総得点の60%程度を基準とし、問題の難易度で補正した。配点は1問1点である。)。
イ アを満たした者のうち、以下の「11科目群」すべてにおいて得点があった者。
①人間の尊厳と自立、介護の基本
②人間関係とコミュニケーション、コミュニケーション技術
③社会の理解
④生活支援技術
⑤介護過程
⑥発達と老化の理解
⑦認知症の理解 ⑧障害の理解
⑨こころとからだのしくみ
⑩医療的ケア
⑪総合問題

介護福祉士受験対策は?

毎年10万人を超える受験者がいる中、合格率が50%前後とそれほど難しい試験ではありません。過去問を中心に勉強することを推奨している人が多くいます。そこで、試験年度ごと、科目ごとに過去問を勉強するための情報を提供します。

第29回 生活支援技術

「生活支援技術」については、

「生活支援」
「自立に向けた居住環境の整備」
「自立に向けた身じたくの介護」
「自立に向けた移動の介護」
「自立に向けた食事の介護」
「自立に向けた入浴・清潔保持の介護」
「自立に向けた排泄の介護」
「自立に向けた家事の介護」
「自立に向けた睡眠の介護」
「終末期の介護」より26問出題されます。

ご覧になればお分かりの通り、自立に向けた支援の方法を問う問題が多く出題されますので、「自立」を念頭に置いて回答すれば、自ずと正解は導き出すことができます。

出題基準

1:生活支援
1)生活の理解
2)生活支援
2:自立に向けた居住環境の整備
1)居住環境整備の意義と目的
2)生活空間と介護
3)居住環境のアセスメント
4)安全で心地よい生活の場づくり
5)施設等での居住の場合の工夫・留意点
6)他の職種の役割と協働
3:自立に向けた身じたくの介護
1)身じたくの意義と目的
2)身じたくに関する利用者のアセスメント
3)生活習慣と装いの楽しみを支える介護
4)整容行動、衣生活を調整する能力のアセスメントと介助の技法
5)利用者の状態・状況に応じた身じたくの介助の留意点
6)他の職種の役割と協働
4:自立に向けた移動の介護
1)移動の意義と目的
2)移動に関する利用者のアセスメント
3)安全で気兼ねなく動けることを支える介護
4)安全で的確な移動・移乗の介助の技法
5)利用者の状態・状況に応じた移動の介助の留意点
6)他の職種の役割と協働
5:自立に向けた食事の介護
1)食事の意義と目的
2)食事に関する利用者のアセスメント
3)「おいしく食べる」ことを支える介護
4)安全で的確な食事介助の技法
5)利用者の状態・状況に応じた介助の留意点
6)他の職種の役割と協働
6:自立に向けた入浴・清潔保持の介護
1)入浴の意義と目的
2)入浴に関する利用者のアセスメント
3)爽快感・安楽を支える介護
4)安全で的確な入浴・清潔保持の介助の技法
5)利用者の状態・状況に応じた介助の留意点
6)他の職種の役割と協働
7:自立に向けた排泄の介護
1)排泄の意義と目的
2)排泄に関する利用者のアセスメント
3)気持ちよい排泄を支える介護
4)安全で的確な排泄の介助の技法
5)利用者の状態・状況に応じた介助の留意点
6)他の職種の役割と協働
8:自立に向けた家事の介護
1)家事の意義と目的
2)家事に関する利用者のアセスメント
3)家事に参加することを支える介護
4)家事の介助の技法
5)利用者の状態・状況に応じた介助の留意点
6)他の職種の役割と協働
9:自立に向けた睡眠の介護
1)睡眠の意義と目的
2)睡眠に関する利用者のアセスメント・ICFの視点にもとづくアセスメント
3)安眠のための介護 安眠のための介護の工夫
4)安眠を促す介助の技法
5)利用者の状態・状況に応じた介助の留意点
6)他の職種の役割と協働
10:自立にむけた介護
1)知的障害者
2)精神障害者
3)その他の問題(第27回 :訪問介護員の助言)
11: 終末期の介護
1)終末期における介護の意義と目的
2)終末期における利用者のアセスメント
3)医療との連携
4)終末期における介護
5)臨終時の介護
6)グリーフケア

問題35 自立支援

自立支援の説明として,最も適切なものを 1 つ選びなさい。

1 対象者は,介護保険の要介護 3 以上の人に限られること
2 対象者は,意思表示のできる人に限られること
3 ADL日常生活動作)を回復すること
4 経済的自立を目指すこと
5 自己選択・自己決定を支援すること

問題36 転倒防止

屋内での転倒を防ぐための安全対策として,最も適切なものを 1 つ選びなさい。

1 夜間目覚めたときにつける照明は,光源が直接見えるようにする。
2 コード類は動線上に這わせる。
3 玄関マットやバスマットは滑り止めのついたものを使う。
4 本人の室内の移動を減らす。
5 履物はスリッパにする。

問題37 片麻痺での立位歩行

片麻痺で立位歩行が可能な人が,洋式便器から立ち上がるときに利用する手すりとして,最も適切なものをを 1 つ選びなさい。

1 便器の先端から 20~30 cm 後方の,健側がわの壁に設置された縦手すり
2 便器の先端から 20~30 cm 前方の,健側がわの壁に設置された縦手すり
3 便器の先端から 20~30 cm 後方の,患側がわの壁に設置された縦手すり
4 便器の先端から 20~30 cm 前方の,患側がわの壁に設置された縦手すり
5 便器周囲に設置された肘かけ状の簡易手すり

問題38 効果的な換気

図は,扉を閉めた部屋の窓の位置を表している。効果的な換気を行うために開ける窓として,最も適切なものを 1 つ選びなさい。
(注) 窓の大きさや高さはすべて同じものである。天井の高さは同じである。家具は何もない。周囲に建物はない。

1 Aだけ開ける。
2 BとCを開ける。
3 Eだけ開ける。
4 AとDを開ける。
5 AとEを開ける。

問題39 爪切り

介護福祉職が行う爪切りに関する次の記述のうち,最も適切なものを 1 つ選びなさい。

1 爪は十分に乾燥させてから切る。
2 周囲の皮膚に腫れや傷がある場合は,少しずつ切る。
3 手の爪は,手首を持って動かないようにして切る。
4 爪の先端の白い部分を 1 mm ぐらい残して切る。
5 爪やすりは,中央から端に向かってかける。

問題40 義歯の取扱い

義歯の取扱いに関する次の記述のうち,最も適切なものを 1 つ選びなさい。

1 上顎用の総義歯は,義歯の後方を下げるようにしてはずす。
2 水を入れた専用のボールの中でブラッシングする。
3 ブラッシングするときは,柔らかめの歯ブラシを用いる。
4 保管容器に,義歯の半分がつかる程度の水を入れて保管する。
5 総義歯を装着するときは,回転させずにまっすぐ口腔内こうくうないに入れる。

問題41 介護福祉職の対応

Lさん(86 歳,女性 )は,アルツハイマー型認知症があり,通所介護(デイサービス)に通っている。最近,季節外れの服を着ていることが多くなった。夏のある日,通所介護(デイサービス)の介護福祉職が迎えに行くと,厚手の上着を着て汗をかきながら玄関で待っていた。介護福祉職のLさんへの対応として,最も適切なものを 1 つ選びなさい。

1 「車を待たせているので早く着替えましょう」と,着替えを促す。
2  鏡を見せて,間違いを指摘する。
3 「今は夏ですよ」と,季節を伝える。
4  服装にはふれず,そのまま本人の行動を尊重する。
5 「汗をかいていますね。上着を脱ぎませんか」と,働きかける。

問題42 更衣の介護

実行機能障害のある利用者への更衣の介護として,最も適切なものを 1 つ選びなさい。

1 季節に合う衣類を介護福祉職が選ぶ。
2 利用者の好みよりも機能性を重視する。
3 必要な衣類をまとめて渡す。
4 隣で,洋服を着る動作を示す。
5 着る順番を紙に書いて渡す。

問題43 頸髄損傷者の介護

頸髄損傷(第6頸髄節まで機能残存)の利用者が自分で更衣できるようにするための介護福祉職の助言として,最も適切なものを 1 つ選びなさい。

1 かぶりの衣類より,前あきの衣類を勧める。
2 ズボンの更衣は座位で行うように勧める。
3 ファスナーはボタンに変えるように勧める。
4 靴下にループをつけるように勧める。
5 上衣の着脱は仰臥位で行うように勧める。

問題44 福祉用具

問題 44 Mさん(89 歳,女性)は,加齢に伴う両下肢の筋力低下がある。立位保持ができなくて,日中ベッドで臥床して過ごすことが多い。ベッドから車いすへの移乗は一部介助が必要であるが,車いすは自分で操作できる。Mさんの上肢を活用した移乗介護に使用する福祉用具として,最も適切なものを1 つ選びなさい。

1 スライディングボード
2 スライディングシート(マット)
3 回転移動盤
4 介助型車いす
5 移動用リフト

問題45 体位変換

問題 45 右片麻痺の利用者を仰臥位から左側臥位にする場合の体位変換の方法として,最も適切なものを 1 つ選びなさい。

1 左側へ水平に移動する。
2 両上肢は体幹に沿わせて置く。
3 両下肢は伸ばす。
4 枕を左側に寄せる。
5 肩と膝を同時に倒す。

問題46 ロフストランドクラッチ

ロフストランドクラッチの握りの高さを決める身体部位の位置として,正しいものを 1 つ選びなさい。

1 臍部(さいぶ)
2 腋窩部(えきかぶ)
3 大転子部
4 肘関節部(ちゅうかんせつぶ)
5 腸骨部

問題47 片麻痺者の階段昇降

左片麻痺で杖を使用している利用者の階段昇降時の介護として,正しいものを 1 つ選びなさい。

1 上がるときは,患側の足から出すように促す。
2 上がるときは,利用者の左後方に立つ。
3 健側の上肢を支える。
4 下りるときは,健側の足から出すように促す。
5 下りるときは,利用者の右後方に立つ。

問題48 廃用症候群の予防

要介護度が高く,日中もベッド上で過ごしている利用者の廃用症候群の予防として,最も適切なものを 1 つ選びなさい。

1 安静を保ち臥位で過ごしてもらう。
2 4 時間ごとに体位変換を行う。
3 ADL(日常生活動作)は全介助で行う。
4 個別レクリエーションを取り入れる。
5 一人で過ごせる環境をつくる。

問題49 食事の介護

加齢に伴う身体機能の変化に対応した食事として,適切なものを 1 つ選びなさい。

1 味覚の低下に対しては,塩分や糖分を多く用いる。
2 消化吸収機能の低下に対しては,炭水化物を中心とした食事を基本とする。
3 唾液分泌の低下に対しては,パンを主食にする。
4 咀嚼力の低下に対しては,肉料理を控える。
5 腸の蠕動運動の低下に対しては,乳酸菌を含む食品を積極的に取り入れる。

問題50 生活習慣病の予防

生活習慣病の予防に関する次の記述のうち,最も適切なものを 1 つ選びなさい。

1 糖尿病の予防として,たんぱく質の摂取量を増やす。
2 高血圧症の予防として,カリウム(K)の少ない食品を摂取する。
3 高コレステロール血症の予防として,食物繊維を多く含む食品を摂取する。
4 骨粗鬆症の予防として,ビタミンKの少ない食品を摂取する。
5 虚血性心疾患の予防として,起床後すぐの水分摂取は控える。

問題51 入浴介護

入浴介護に関する次の記述のうち,最も適切なものを 1 つ選びなさい。

1 入浴前の血圧が平常時より高くても,自覚症状がなければ入浴を勧める。
2 プライバシーを保護するために,皮膚の観察はしない。
3 湯温は,介護福祉職が直接肌で触れて確認する。
4 浴槽への出入りにシャワーチェアーを用いるときは,浴槽より低い位置に調整する。
5 片麻痺の利用者の場合は,麻痺側から浴槽に入る。

問題52 尿器による排泄介助

Aさんは,寝たきり状態の夫を家で介護している。Aさんは,尿器を使って排泄介助を行っている。Aさんの夜間の介護負担を軽くするものとして,最も適切なものを 1 つ選びなさい。

1 差し込み便器
2 自動排泄処理装置
じどうはいせつしょりそうち
3 ポータブルトイレ
4 おむつ
5 肘かけ状の簡易手すり

問題53 下痢のときのおむつ交換

問題 53 腸管出血性大腸菌で下痢が続いている利用者のおむつ交換をするときの留意点として,最も適切なものを 1 つ選びなさい。

1 汚れたおむつをビニール袋に入れて,袋の口を固く縛る。
2 汚れたシーツには,アルコールを噴霧する。
3 手洗いは,洗面器にためた水で行う。
4 殿部の汚れは,トイレットペーパーで拭けばよい。
5 専用の手袋を繰り返して使用する。

問題54 便秘によい食べ物

弛緩性便秘の利用者に提供する食べ物として,最も適切なものを 1 つ選びなさい。

1 ごぼうの煮物
2 白身魚の煮つけ
3 おかゆ
4 ゆで卵
5 焼き肉

問題55 買物や調理を継続していくための助言

Bさん(78 歳,女性)は要支援 2 で,一人暮らしである。変形性膝関節症が進んで,歩行に時間がかかるようになった。Bさんは調理
が好きで,時間がかかっても近所の商店街に歩いて出かけて自分で食材を選んで作りたいと考えている。それを知った別居の長男は,Bさんの買物に行く負担を軽くする方法はないかと考えて,地域包括支援センターに相談した。Bさんがこれからも買物や調理を継続していくための助言として,最も適切なものを 1 つ選びなさい。

1 買物代行サービスの利用を勧める。
2 ネットスーパーの利用を勧める。
3 電動車いすの利用を勧める。
4 シルバーカーの利用を勧める。
5 台所を車いす対応にリフォームすることを勧める。

問題56 可処分所得

1 か月の実収入が 12 万円の高齢者世帯で,消費支出が 14 万円,非消費支出が 2 万円の場合,可処分所得として,正しいものを 1 つ選びなさい。

1  8 万円
2 10 万円
3 12 万円
4 14 万円
5 16 万円

問題57 配膳の位置

和食の基本的な配膳の位置として,正しいものを 1 つ選びなさい。
(注) 右利きの場合である。

1 A汁物 B副菜 C副菜 D主菜
2 A主菜 B汁物 C副菜 D副菜
3 A主菜 B副菜 C副菜 D汁物
4 A副菜 B副菜 C主菜 D汁物
5 A副菜 B主菜 C副菜 D汁物

問題58 安眠

安眠を促す生活習慣に関する次の記述のうち,最も適切なものを 1 つ選びなさい。

1 就寝直前に入浴する。
2 夜食をとる。
3 就寝前に,軽いストレッチを行う。
4 就寝前に,温かいコーヒーや紅茶を飲む。
5 多量に飲酒する。

問題59 概日リズム

概日リズム(サーカディアンリズム)を回復させるための介護福祉職の関わりとして,最も適切なものを 1 つ選びなさい。

1 早朝に,高強度運動を行うように勧める。
2 起床後はカーテンを開けて,日光を浴びるように勧める。
3 夕食に,トリプトファンを含む食事を提供する。
4 就寝前に,テレビを見たり,パソコンを使ったりすることを勧める。
5 平日の睡眠時間が短いときには,休日の「寝だめ」を勧める。

問題60 終末期ケア

終末期ケアに関する次の記述のうち,最も適切なものを 1 つ選びなさい。

1 家族の悲嘆に対するケアは,終末期ケアとともに行う。
2 緩和ケアとは,身体的苦痛を取り除くことである。
3 口腔ケアは控える。
4 看取りの場を決めるのは,医師である。
5 認知症対応型共同生活介護(グループホーム)利用者の終末期ケアは,病院で行う。

正答

問題35 5
問題36 3
問題37 2
問題38 4
問題39 4
問題40 1
問題41 5
問題42 4
問題43 4
問題44 1
問題45 4
問題46 3
問題47 2
問題48 4
問題49 5
問題50 3
問題51 3
問題52 2
問題53 1
問題54 1
問題55 4
問題56 2
問題57 5
問題58 3
問題59 2
問題60 1

介護福祉士 「生活支援技術」独学で一発合格勉強方法第28回(H27年度)過去問41~60無料解説

第29回 生活支援技術

「生活支援技術」については、

「生活支援」
「自立に向けた居住環境の整備」
「自立に向けた身じたくの介護」
「自立に向けた移動の介護」
「自立に向けた食事の介護」
「自立に向けた入浴・清潔保持の介護」
「自立に向けた排泄の介護」
「自立に向けた家事の介護」
「自立に向けた睡眠の介護」
「終末期の介護」より26問出題されます。

ご覧になればお分かりの通り、自立に向けた支援の方法を問う問題が多く出題されますので、「自立」を念頭に置いて回答すれば、自ずと正解は導き出すことができます。

出題基準

1:生活支援
1)生活の理解
2)生活支援
2:自立に向けた居住環境の整備
1)居住環境整備の意義と目的
2)生活空間と介護
3)居住環境のアセスメント
4)安全で心地よい生活の場づくり
5)施設等での居住の場合の工夫・留意点
6)他の職種の役割と協働
3:自立に向けた身じたくの介護
1)身じたくの意義と目的
2)身じたくに関する利用者のアセスメント
3)生活習慣と装いの楽しみを支える介護
4)整容行動、衣生活を調整する能力のアセスメントと介助の技法
5)利用者の状態・状況に応じた身じたくの介助の留意点
6)他の職種の役割と協働
4:自立に向けた移動の介護
1)移動の意義と目的
2)移動に関する利用者のアセスメント
3)安全で気兼ねなく動けることを支える介護
4)安全で的確な移動・移乗の介助の技法
5)利用者の状態・状況に応じた移動の介助の留意点
6)他の職種の役割と協働
5:自立に向けた食事の介護
1)食事の意義と目的
2)食事に関する利用者のアセスメント
3)「おいしく食べる」ことを支える介護
4)安全で的確な食事介助の技法
5)利用者の状態・状況に応じた介助の留意点
6)他の職種の役割と協働
6:自立に向けた入浴・清潔保持の介護
1)入浴の意義と目的
2)入浴に関する利用者のアセスメント
3)爽快感・安楽を支える介護
4)安全で的確な入浴・清潔保持の介助の技法
5)利用者の状態・状況に応じた介助の留意点
6)他の職種の役割と協働
7:自立に向けた排泄の介護
1)排泄の意義と目的
2)排泄に関する利用者のアセスメント
3)気持ちよい排泄を支える介護
4)安全で的確な排泄の介助の技法
5)利用者の状態・状況に応じた介助の留意点
6)他の職種の役割と協働
8:自立に向けた家事の介護
1)家事の意義と目的
2)家事に関する利用者のアセスメント
3)家事に参加することを支える介護
4)家事の介助の技法
5)利用者の状態・状況に応じた介助の留意点
6)他の職種の役割と協働
9:自立に向けた睡眠の介護
1)睡眠の意義と目的
2)睡眠に関する利用者のアセスメント・ICFの視点にもとづくアセスメント
3)安眠のための介護 安眠のための介護の工夫
4)安眠を促す介助の技法
5)利用者の状態・状況に応じた介助の留意点
6)他の職種の役割と協働
10:自立にむけた介護
1)知的障害者
2)精神障害者
3)その他の問題(第27回 :訪問介護員の助言)
11: 終末期の介護
1)終末期における介護の意義と目的
2)終末期における利用者のアセスメント
3)医療との連携
4)終末期における介護
5)臨終時の介護
6)グリーフケア

問題41 生活支援

生活支援に関する次の記述のうち,最も適切なものを 1 つ選びなさい。

1 支援者の価値観を優先して支援する。
2 生活全体よりも,生活動作を中心にした視点で支援する。
3 その人らしい生活よりも,安静を重視した生活を送れるように支援する。
4 利用者の生活習慣よりも,支援者側の規則を大切にして支援する。
5 信頼関係に基づいて支援する。

問題42 心身の負担を軽減するための方策

施設への入所に伴う高齢者の心身の負担を軽減するための方策として,最も適切なものを 1 つ選びなさい。

1 家族の訪問を控えてもらう。
2 居室に新しい家具を入れる。
3 広い食堂で過ごしてもらう。
4 施設の生活時間に合わせてもらう。
5 少しでも早くなじみの職員ができるようにする。

問題43 ダニアレルゲンの除去

布団についた,ダニの死骸や糞などのダニアレルゲンを除去する方法として,最も適切なものを 1 つ選びなさい。

1 陰干しする。
2 掃除機で吸い取る。
3 強く叩く。
4 表面を絞ったタオルで拭く。
5 布団カバーを取り替える。

問題44 整容支援

高齢者の整容支援の注意点として,最も適切なものを 1 つ選びなさい。

1 整髪料の使用は避ける。
2 目やにを拭き取るときは,目尻から目頭に向かって拭く。
3 爪を切るときは,少しずつ切る。
4 耳垢(耳あか)が固いときは,ピンセットを使って除去する。
5 義歯は乾燥させてからケースに保管する。

問題45 衣服の着脱

介護を必要とする高齢者の衣服と,その支援に関する次の記述のうち,最も適切なものを 1 つ選びなさい。

1 片麻痺の高齢者には,支援者が着脱させやすい前あきの上着の購入を勧める。
2 左片麻痺がある場合は,左半身から脱ぐように勧める。
3 生活のリズムを保つために,昼と夜とで衣服を替えるように勧める。
4 衣服は気候に合わせて支援者が選ぶ。
5 季節に関係なく,保温性よりも通気性を重視した衣類を勧める。

問題46 視覚障害者の外出支援

視覚障害者の外出支援に関する次の記述のうち,適切なものを 1 つ選びなさい。

1 タクシーに乗るときは,支援者が先に乗って誘導する。
2 電車を待つときは,点字ブロックの上で待つように誘導する。
3 狭い通路は,後ろから誘導する。
4 雨の日は,フードつきのレインコートの着用を勧める。
5 利用者から一時離れるときは,柱や壁に触れる位置まで誘導する。

問題47 パーキンソン病の歩行介護

パーキンソン病の姿勢反射障害のある人の歩行介護として,最も適切なものを 1 つ選びなさい。

1 曲がり角では,勢いをつけて曲がってもらう。
2 曲がり角では,直角に曲がってもらう。
3 一度足を引いてから歩きだしてもらう。
4 支援者のペースに合わせて歩きだしてもらう。
5 階段よりスロープを歩いてもらう。

問題48 嚥下機能

嚥下機能の低下している人のおやつとして,最も適切なものを 1 つ選びなさい。

1 ラスク
2 もなか
3 焼き芋
4 カステラ
5 ゼリー

問題49 骨粗鬆症

骨粗鬆症(osteoporosis)予防に必要なビタミンKを多く含む食品として,最も適切なものを 1 つ選びなさい。

1 牛乳
2 卵
3 豚肉
4 にしん
5 納豆

問題50 水分摂取

Aさん(78 歳,女性)は,一人暮らしをしている。毎夕食の配食サービスと週 2 回の訪問介護(ホームヘルプサービス)を利用している。夏のある日,訪問介
護員(ホームヘルパー)が訪ねると,唇が乾燥しており,昨日からの水分摂取はお茶を 3 杯(450 ml 程度)ということであった。排尿回数も少なく,尿の色を尋ねるといつもより濃いと言っていた。
Aさんに勧める飲物として,最も適切なものを 1 つ選びなさい。

1 温めた牛乳
2 冷たいお茶
3 バナナジュース
4 経口補水液
5 野菜ジュース

問題51 浴室改修

下肢筋力が低下して介護を必要とする人に適した浴室改修に関する次の記述のうち,最も適切なものを 1 つ選びなさい。

1 浴室の入口は引き戸にする。
2 縦に長く浅めの洋式の浴槽にする。
3 浴槽の縁(エプロン部分)は厚みを 20 cm にする。
4 床から浴槽の縁までの高さは 20 cm にする。
5 浴室と脱衣室の段差は 10 cm にする。

問題52 ストーマを造設している人の入浴

消化管ストーマを造設している人の入浴に関する次の記述のうち,最も適切なものを 1 つ選びなさい。

1 排便のあった日だけ入浴する。
2 回腸ストーマの場合は,食後 1 時間以内に入浴する。
3 装具を外して入浴できる。
4 ストーマ(stoma)部分は,石鹸をつけず,こすりながら洗う。
5 公衆浴場の利用は避ける。

問題53 入浴時のヒートショック

入浴時のヒートショックに関する次の記述のうち,最も適切なものを 1 つ選びなさい。

1 高血圧の人は,ヒートショックを起こしにくい。
2 ヒートショックは,夏に起こりやすい。
3 ヒートショック予防として,浴室・脱衣室と居室との温度差を小さくする。
4 ヒートショック予防として,湯の温度設定は高めにする。
5 ヒートショックは,入浴前に起こりやすい。

問題54 排泄介護

排泄介護に関する次の記述のうち,最も適切なものを 1 つ選びなさい。

1 ベッドで尿器を使用する場合,ベッドの足元を上げる。
2 差し込み便器の開口部の中央に,仙骨が来るようにする。
3 テープ止めタイプの紙おむつの中に,尿取りパッドを複数当てる。
4 自己導尿を行う場合,座位姿勢で行えるように支援する。
5 トイレにL字手すりを設置する場合,横手すりは車いすの座面の高さに合わせる。

問題55 排泄介護

Bさん(86 歳,女性)は,介護老人福祉施設で生活している。脳梗塞の後遺症で左片麻痺があり,最近は筋力の低下が目立っている。Bさんは日中はポータブルトイレ,夜間は紙おむつを使用している。Bさんの使用しているポータブルトイレは木製の背もたれと肘かけがついているタイプである。Bさんが,ポータブルトイレを使用するときの排泄介護に関する次の記述のうち,最も適切なものを 1 つ選びなさい。

1 ポータブルトイレは,ベッドの左側の足元に置く。
2 ポータブルトイレの足元に新聞紙を敷く。
3 座位が安定しないときは,背もたれに寄りかかるように座ってもらう。
4 排泄が終了したら,立ち上がる前に下着やズボンを大腿部まで上げておく。
5 使用したポータブルトイレの中の排泄物は, 1 日分をまとめて片づける。

問題56 自立支援

悪質商法や詐欺の種類と介護福祉職が行う助言の組合せとして,適切なものを 1 つ選びなさい。

1 催眠商法—–友人と一緒なら販売会場まで出かけても構わないと助言する。
2 送りつけ商法—–注文した覚えのない商品は断り,受け取らないように助言する。
3 利殖商法—–「元本保証」と「金融庁への届出」の記載があれば信頼できると助言する。
4 振り込め詐欺—–公的機関や家族を名乗る電話には,一人で対処するように助言する。
5 点検商法—–業者を家の中に入れて,ていねいに断るように助言する。

問題57 繊維製品の表示

繊維製品に以下の表示があるときの取扱いの留意点として,適切なものを1 つ選びなさい。
(注) いずれも家庭用品品質表示法に基づく洗濯に関する表示であり,同じ取扱い方法を意味している。左の表示は現行のものであり,2016 年(平成 28 年)12 月から右の表示に改正されることになっている。

1 しわになりやすいので,脱水は避ける。
2 色が落ちやすいので,単独で洗う。
3 手洗いする。
4 日陰のつり干しにする。
5 平干しにする。

問題58 介護福祉職の対応

Cさんは,関節リウマチ(rheumatoid arthritis)が徐々に進行している。何とか自力で寝返りをすることができるが,思うように関節が動かなくなってきてい
る。体調に変動があるため 1 日の過ごし方も不規則で昼夜逆転の生活が続いている。
Cさんが夜間,安眠が得られるような介護福祉職の対応として,適切なものを 1つ選びなさい。

1 早朝の散歩を勧める。
2 朝食は,とらないように勧める。
3 午後から,温水プールで運動をするように勧める。
4 マットレスは,柔らかいものを勧める。
5 枕は,硬く高いものを勧める。

問題59 終末期での食事介護

終末期で食欲が低下してきた利用者の食事介護に関する次の記述のうち,最も適切なものを 1 つ選びなさい。

1 食事の回数を増やす。
2 1 回の食事量を増やす。
3 高カロリーの食事を用意する。
4 嗜好を重視する。
5 経管栄養を勧める。

問題60 終末期から死後における家族への支援

施設入所者の終末期から死後における家族への支援として,最も適切なものを 1 つ選びなさい。

1 付き添いやすい環境を整える。
2 在宅と比べて,家族への支援の必要性は乏しい。
3 状態が変化したときだけ家族に報告する。
4 家族が希望しても,死後の処置は職員で行う。
5 故人の思い出話は控える。

正答

問題41 5
問題42 5
問題43 2
問題44 3
問題45 3
問題46 5
問題47 3
問題48 5
問題49 5
問題50 4
問題51 1
問題52 3
問題53 3
問題54 4
問題55 4
問題56 2
問題57 4
問題58 3
問題59 4
問題60 1

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