介護福祉士試験 介護過程-介護過程とチームアプローチ-合格するための過去問分析

介護過程とチームアプローチ(過去問=試験対策)

○ケアマネジメントにおいては、状況に応じて個別援助技術を活用することができる。

○ケアマネジメントでの個別性とは、個々人の生活ではそれぞれ異なるニーズがあることを前提に、ケアプランを考えることである。

○ケアマネジメントの継続性とは、過去の状況がどういう影響を与え、さらには将来にわたってどう影響していくかを見通し、ケアプランを考えることである。

○ケアマネジメントでは利用者の生活の質(QOL)の向上のために、利用者のニーズに沿いながら、提供するサービスの調整を図る。

○社会福祉実践において、デイサービス事業やショートステイ事業などに代表されるような公的機関や専門職が提供するフォーマルサポートと、家族や近隣者、そしてボランティアに代表されるインフォーマルサポートがあり、意図的に各種サポートの有機的な連携を活用しながら利用者を支援する方法の一つとしてケアマネジメントがある。

○ネットワークは行政・制度的ネットワークや親族・近隣ネットワーク、医療・保健ネットワークなどさまざまな領域がある。この中にはボランティアもこの中に含まれる。

○社会活動法(ソーシャル・アクション)は、社会環境や社会システムを創造、改革することである。

○ボランティアコーディネーターはボランティアの受け入れについて、事前に利用者に説明し了解を得る。

○ボランティアコーディネーターはボランティアには、活動中の事故に備え、ボランティア保険に加入することをすすめる。

○ボランティアは、チームメンバーになることができる。

○利用者がチームアプローチの中心は利用者であり、介護福祉士、ケアマネ、医師、看護師、栄養士、ソーシャルワーカー、ボランティア等がチームのメンバーとなる。

○チームアプローチでは、他職種と情報交換し利用者の生活課題を明確化する

介護過程とチームアプローチの勉強メモ

ケアマネジメントの進め方

1: 利用者の顕在的及び潜在的能力並びに利用者の包括的なニーズを把握し、利用できる資源を評価する。

2: 利用者個々人に対して、24時間、1週間、1か月などにわたる総合的な援助計画を立てる。

3: 援助計画に基づいて諸資源を活用する。

4: 利用者に提供されるべき諸サービスが適切に提供されているかどうかを確認し評価する・・である

ケアマネジメントは、複合的な社会生活上の問題を抱える要援護者に対して、その問題の解決のために必要な社会資源を適切な時機に適切な方法で結びつける手続きの総体である。

ケアマネジメントの過程

1.入口(ケース発見、スクリーニング及びインテーク)

2.アセスメント

3.ケース目標の設定とケアプランの作成

4.ケアプランの実施

5.監視及びフォローアップ

6.再アセスメント

7.終結

フォーマルサポート

公的機関や専門職による制度に基づくサービスや支援のこと。
具体的には、介護保険サービス、介護保険外の行政サービス、医療・保健サービス、地域包括支援センターや社会福祉協議会の支援、非営利団体(NPO)などの制度に基づくサービスなどが挙げられる。

インフォーマルサポート

公的機関や専門職による制度に基づくサービスや支援以外の支援のこと。
具体的には、家族、近隣、友人、民生委員、ボランティア、非営利団体(NPO)などの制度に基づかない援助などが挙げられる。

介護福祉士試験 介護過程-介護過程の実践的展開-合格するための過去問分析

介護過程の実践的展開(過去問=試験対策)

○ケース会議や申し送りの際、援助の記録を用いることは、正確な情報を共有することに役立つ。

○複数の職種がかかわる援助では、共通して使用できるケース記録や連絡ノートなどを用いることも情報の共有化に役立つ。

○記録で略語を用いる場合は、事前に、関係する職種間で共通理解をしておく。

○個人の介護記録は、情報の共有化を図る必要があるが、情報の管理を厳重にしてプライバシーを守る必要がある。

○利用者の訴えと、介護者によって観察された事実とは、区別して記録する。

○利用者が額に発汗しているという事実は、客観的情報である。

○「昨日はいつもと違う気がした」という家族の話は、主観的情報である。

○利用者に関する介護者同士の日常的な情報は、必ず引き継がれるべきである。

○介護の記録は、援助チームのメンバーが見る場合があるので、本人の不利益になる事項は原則として公開しない。

○利用者にかかわるすべての者が、お互いの記録や情報を共有し、利用者の自立援助に活用する。

○介護記録に記載した介護計画の内容については、利用者本人の承認を得ることが望ましい。

○介護記録は、介護計画の実施・評価に役立てるものであり、介護従事者の主観的な判断も記入した方ががよい。

○介護記録は、利用者本人が介護者に話した内容は利用者本人の言動も重要な情報なので記録する。

○介護記録は客観的な事実を書くことが重要なので、利用者の感情的な表現も記録する。

○介護記録の主観的情報は、「利用者の言ったことをそのまま書く」という情報のことである。。

○記録者は署名をし、責任を明確にする。また介護記録等は鉛筆で記入してはならない。

〇介護記録には、利用者の身体面も感情面もすべて記録する。

○記録は、介護従事者が事実を要約整理して記録するのが原則である。しかし利用者の問題状況を理解するためには、逐語的に記録することも必要な場合がある。

○記録を取る意味は、主として利用者のケアに役立てるための資料である。

○記録は、5W1H(時間、場所、主体、客体、原因、状態)の要素が必要である。

○介護記録の書式は、利用者の情報を総合して判断するために定式的なものが必要になる。

○食事摂取量の記録には、「多い」「少ない」などの主観的な表現を用いることは好ましくない。

○介護記録は、介護に関する裁判の際、証拠として採用されることがある。

○施設の介護職員が行う介護記録等は、利用者数、利用者の状態と介護内容、特別に変わった状況等を記録し、勤務交替時に報告する。

○利用者のバイタルサインに異常を認めた場合、直ちに看護師等医療従事者に報告し、介護記録に記録する。

○利用者と介護者との相互の信頼関係を形成するために、利用者に対する先入観を持たないようにする。

○介護記録については、起った事実のみ記録する。

○介護記録については、家族の言動も介護の参考となるので記録する。

○介護記録については、介護職が判断した内容も記録する。

○介護記録については、介護計画どおりに実施できたこと、できなかたこと、すべて記録する必要がある。

○介護記録については、改ざん防止の観点から鉛筆を使用しない。

○介護記録については、行なった介護記録に、記録者の署名をしなければならない。

○介護記録については、利用者が施設を退所した場合の記録の取り扱いは、「サービス完結の日から2年間保存しなければならない」と規定されている。

○記録を間違えたときに、改ざん防止の観点から修正液で消してはいけない。

介護過程の実践的展開の勉強メモ

介護記録は、憶測や主観を入れずに、誰が読んでも理解できるように、見聞きしたことや行ったことを正確に記入する必要があります。

介護記録を書く目的

①職員間で情報を共有し、継続的なケアを提供するため
②利用者の最新の状態や希望を、ケアプランに反映させるため
③利用者・家族側と、事業所・職員側の信頼関係を築くため
④職員の専門職としての研さん、意識向上のため
⑤事故や訴訟など、万一の事態に証拠として備えるため

介護記録の書き方 基本ポイント

1. 「5W1H」を意識する
2. 客観的事実と主観を分けて書く
3. 略語・専門用語はなるべく控える
4. どんなケア・対処を取ったかを明記
5. ケア・対処を行った根拠も明記

記録のS・O・A・P

SOAPを用いることで、対象者の抱える問題点や、治療・援助を展開していくプロセスが明確となり、医療介護のチームにおける情報共有もスムーズに行えるというメリットがあります。

S(subjective):主観的情報
→ 対象者が話した内容などから得られた情報

O(objective): 客観的情報
→ 診察や検査からなど得られた客観的な情報

A(assessment): 評価
→ 医師の診断や、O と Sの内容を元に分析や解釈を行った総合的な評価

P(plan): 計画(治療)
→ Aに基づいて決定した治療の方針・内容、生活指導など

主観的情報

主観的情報とは、対象者自身の主訴、言動(痛みや苦痛、悩みなど)

客観的情報

客観的情報とは、バイタルサインや検査データ、表情、皮膚や排液の状態など、看護師が客観的に把握できるもの

記録

記録は、誰が読んでも内容が理解できるように書かなければならない。
記録は、読み手に内容が伝わり、活用されてこそ価値がある。

介護記録の具体的な目的

①職員間で情報の共有化を図り、介護を組織的・継続的に行うためのもの
②介護に関する内容を正確に残すことが、いざという時の法的な証拠となるもの
③利用者により良い介護サービスを提供するとともにケアプランに反映させるためのもの
④利用者・家族と職員のコミュニケーションを深めるためのもの
⑤職員の意識と介護の専門性を高めるもの
⑥職員の研修に役立てるためのもの

介護記録を書くポイント

介護記録の文体は、過去形を基本に記述する。
介護記録に敬語を用いる必要はない。
記録の際は、その都度時刻を記入する。

客観的情報と主観的情報

客観的情報
・患者が額に発汗しているという事実
・呼吸数、飲水量、苦悶くもん様の顔貌がんぼう(顔の様子)など
・尺度で測定された患者の心理状態
・既往歴
・患者の食事摂取量
※「患者の訴えたこと」自体

主観的情報は、
・「状態が良くない」と看護師が感じたこと
・「頭痛がする」と患者が書いた記録
・「昨日はいつもと違う気がした」という家族の話
・入院費用に関する患者の不安
※患者の「息苦しさの訴え」
(参考:看護師国家試験過去問)

介護福祉士試験 介護過程-介護過程の展開-合格するための過去問分析

介護過程の展開(過去問=試験対策)

○介護過程での展開におけるアセスメントとは、利用者が社会生活をする上で解決しなければならない問題を明らかにし、利用者と家族の役割、援助者や援助機関の役割について検討することである。

○介護過程での展開におけるアセスメントのなかで、生活歴に関する情報の収集は、プライバシーにかかわることであるが、利用者や家族を理解し、援助計画を立てる上で有益である。

○介護過程での展開におけるアセスメントでの情報の収集について、友人や近隣などに協力を求めるときには、利用者の了解を得ておくことが重要である。

○情報は、多角的・継続的に収集する。

○収集した情報は、介護従事者が事実を要約整理して記録する。

○介護過程を展開するには、計画を立てる前に利用者の希望を聞くことが原則となる。

○介護過程での展開におけるアセスメントの中には、健康状態の把握や本人の希望も含まれる。

○介護過程の出発点は、利用者のありのままの状況をとらえることである。

○介護過程では、介護従事者の問いかけに反応がない場合でも、そのことを一つの情報として理解する。

○介護過程での、介護計画の目標は、実現可能なものであり、具体的に表現されることが望ましい。

○介護計画の立案では、生活習慣は考慮するようにする。

○介護計画の立案家族や利用者の意向が反映されなければならない。

○介護計画は、原則利用する方と介護する側が一緒になってたてることが原則である。

○介護計画では、生活課題を解決するための方法を計画する。

○介護計画は、日常的な支援方法を計画する。

○介護過程での援助の効果についての評価は、日常生活動作(ADL)の改善のみではない。

○介護過程で、アセスメントにおいては、介護上の課題を把握することが重要である。

○介護過程で、介護計画は、いわゆる5W1Hを踏まえて具体的に立案する。

○計画の評価は利用者の満足、不満足にかかわらず行わなければならない。

○モニタリングとは、①計画どおりに支援が実施されているか②目標に対する達成度はどうか③サービスや種類内容は適切か④利用者に新しい課題は生じているか⑤利用者等の満足度などについて確認を行うことを意味している。

○評価については本人にも伝える必要がある。

○評価の内容は達成されたか、達成されなかったか、実施したのも、実施しなかったもの、本人の反応等も含まれる。

○アセスメントは、適切な援助計画を作成するために行う。

○アセスメントは、利用者の問題状況や、解決すべき課題について把握することである。

○アセスメントは、利用者の抱える生活問題だけでなく、その人の自助能力にも目を向ける。

○アセスメントでは、家族や友人、近隣、専門家から利用者に関する情報を収集する時は、あらかじめ利用者の了解を得ておくことが重要である。

○アセスメントでは、利用者を取りまく人間関係や組織、機関との関係性を視覚的に把握・理解する方法としてエコ・マップを作成する。

○生活課題の優先順位は、何よりも緊急性の高いものからである。

介護過程の展開の勉強メモ

介護過程

介護過程とは、利用者さまが望む「自分らしい生活」を実現させるために必要な思考過程のことを指します。利用者の情報や希望を細かく分析することで介護ニーズを明確にし、それに基づいて介護プランを計画、実践することです。

情報収集

アセスメント

課題の明確化

介護計画の立案

実践・評価

介護過程におけるアセスメント

利用者の基本的概要
①これまでの生活歴
②介護度合い
③主治医および医療機関の利用状況
④現在の生活状況(週間スケジュールなど)
⑤ご家族構成
⑥本人およびそのご家族等の要望・希望する生活
⑦そのほか特記事項

介護計画は、
①利用する方と介護する側が一緒になって立てることが原則である。
②生活課題を解決するための方法を計画する。
③日常的な支援方法を計画する。
④いわゆる5W1Hを踏まえて具体的に立案する。

アセスメントは、
①適切な援助計画を作成するために行う。
②利用者の問題状況や、解決すべき課題について把握することである。
③利用者の抱える生活問題だけでなく、その人の自助能力にも目を向ける。
④家族や友人、近隣、専門家から利用者に関する情報を収集する時は、あらかじめ利用者の了解を得ておくことが重要である。

介護福祉士試験 介護過程-介護過程の意義-合格するための過去問分析

介護過程の意義(過去問=試験対策)

○介護過程とは、利用者が望むよりよい生活や人生を実現するために行う専門知識を活用した思考過程のことである。

○介護過程は、質の高い介護実践を達成させるためのプロセスであり、介護を進めていく上での手順や経過という意味である。

○介護過程では、客観的で科学的な根拠に基づいた介護の実践が可能になり、それを評価することが利用者のQOLを向上させることにつながる。

○介護過程は、専門知識・技術を根拠として展開のプロセスを言語化し記録するため、実践の根拠を後から振り返ることができる。

○介護過程では、利用者の尊厳の保持や自立支援の視点から介護を展開するため、利用者を主体とした個別のニーズに対応する「個別ケア」の実践を可能にする。

○介護過程の目的は、「利用者」のよりよい生活の実現であり、その人らしい生活を実現することである。

○介護過程の目的は、利用者の自立を支援し、自己実現を目指すものである。

○介護過程の目的は、利用者個々に適した介護を提供することである。

○介護過程の展開の目的は「アセスメント→計画の立案→実施→評価」のプロセスを繰り返すことによって、利用者の望む生活の実現を支援すること。生活全般を自立してもらうことと、身体機能を自立してもらうことの2つの意味がある。

○展開のプロセスは、アセスメント、課題の明確化、計画、実施、評価となり、専門知識に基づき、なおかつ客観的であることが必要とされ、課題達成のための根拠を明確にする思考が極めて重要となる。

○介護過程の意義は客観的で科学的な介護が可能になること、誰が行っても一定レベルのケアが提供できること、要介護者の参画と同意を得て行うものであり、利用者主体のケアが実践できること。その人らしいよい生活が営めること、根拠(エビデンス)に基づいた介護の実践が可能なること、介護の専門性が高められること、等がある。

介護過程の意義の勉強メモ

介護過程とは

介護過程とは、利用者さまが望む「自分らしい生活」を実現させるために必要な思考過程のことを指します。利用者の情報や希望を細かく分析することで介護ニーズを明確にし、それに基づいて介護プランを計画、実践することです。

情報収集

アセスメント

課題の明確化

介護計画の立案

実践・評価

介護過程の目的

①利用者のよりよい生活の実現であり、その人らしい生活を実現することである。
②利用者の自立を支援し、自己実現を目指すものである。
③利用者個々に適した介護を提供することである。
④プロセスを繰り返すことによって、利用者の望む生活の実現を支援すること。

介護福祉士国家試験  介護過程=試験科目別出題基準

介護過程-過去問5年間全掲載(第32回~第28回)

1.介護過程の意義

介護福祉士試験 介護過程-介護過程の意義-合格するための過去問分析

1)介護過程の意義と目的

2.介護過程の展開

介護福祉士試験 介護過程-介護過程の展開-合格するための過去問分析

1)情報収集とアセスメント

2)課題、目標

3)計画

4)実施

5)評価

3.介護過程の実践的展開

介護福祉士試験 介護過程-介護過程の実践的展開-合格するための過去問分析

1)自立に向けた介護過程の展開の実際

2)利用者の状態・状況に応じた介護過程の展開の実際

4.介護過程とチームアプローチ

介護福祉士試験 介護過程-介護過程とチームアプローチ-合格するための過去問分析

1)介護過程とチームアプローチ

介護福祉士試験-『介護過程』の過去問5年間全掲載-(第32回~第28回)

この記事を読むと分かること

  • 介護福祉士試験-『介護過程』の5年間の過去問が分かる
  • 介護福祉士試験-『介護過程』の5年間の過去問の正答が分かる
  • 介護福祉士試験-『介護過程』の頻出問題と勉強方法が分かる

2020(令和2)年1月実施(第32回)

問題61 介護過程の目的に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。
1 利用者の価値観を変える。
2 利用者の療養上の世話をする。
3 利用者の経済的負担を軽減する。
4 利用者の望んでいる、よりよい生活を実現する。
5 利用者の生活習慣を改善する。

解答:4

問題62 介護計画の作成に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。
1 抽出されたニーズを踏まえて目標を設定する。
2 内容が明確であれば支援方法の記載は省略する。
3 支援方法は「~させる」と使役文で記載する。
4 利用者の正しい理解を促すために専門用語を用いる。
5 計画の見直しの時期は決めない。

解答:1

問題63 介護計画の実施に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。
1 介護福祉職の価値観に沿って実施する。
2 実施した状況は客観的に記録する。
3 計画の内容は実施の直前に家族に伝える。
4 他職種への経過報告は目標の達成後に行う。
5 利用者の満足度よりも目標の達成を優先する。

解答:2

次の事例を読んで、問題64、問題65について答えなさい。
〔事例〕
Cさん(75歳、男性、要介護1)は、脳梗塞(cerebral infarction)を発症した。2か月前から在宅復帰を目的として介護老人保健施設に入所している。次女は遠方から時々面会に来ているが、長女とは音信不通の状態が続いている。
Cさんは現在、右片麻痺で歩行には杖を使用している。担当の理学療法士から、「レクリエーションには積極的に参加するなど意欲はあるが、歩行状態が思うように改善しないと悩んでいた」との報告があった。
その後、歩行訓練やレクリエーションに参加しなくなり、居室のベッドで寝て過ごすことが多くなった。また、時々尿失禁をするようになった。
Cさんは、「自宅に帰りたいのに、このまま車いすになったらどうしよう」と担当の介護福祉職に打ち明けた。

問題64 Cさんの介護過程の展開に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。
1 長女から入所前の情報を収集する。
2 現状を再アセスメントし、生活課題を抽出する。
3 自宅に戻った後の介護計画を立案する。
4 尿失禁に対応する介護計画の実施を優先する。
5 介護計画の最終的な評価は理学療法士が担当する。

解答:2

問題65 次の記述のうち、Cさんの短期目標として、最も適切なものを1つ選びなさい。
1 車いすの使用方法を理解する。
2 居室のベッドで安静に過ごす。
3 次女との同居を実現する。
4 今まで以上に、意欲的に歩行訓練に取り組む。
5 居室を出てレクリエーションに参加する。

解答:5

次の事例を読んで、問題66、問題67について答えなさい。
〔事例〕
Dさん(77歳、男性、要介護2)は、妻と二人で暮らしている。定年まで、高校の体育の教師で野球部の監督をしていた。起居動作に問題はないが、認知症(dementia)と診断されたため、現在、通所介護(デイサービス)を週3回利用している。通所介護(デイサービス)では、短期目標を「役割を持ち意欲的に生活する(3か月)」と設定し、体操を指導する役割をお願いしていた。
実施1か月が経過した頃、テレビで高校野球を見たDさんは暗い表情で、「生徒を全国大会に連れて行けなかったのは私の責任だ」と嘆いていた。この日は、担当の介護福祉職が体操のお願いをしても、「今すぐ行かなければ」と断った。

問題66 Dさんが体操の指導を断った理由の解釈として、最も可能性が高いものを1つ選びなさい。
1 介護福祉職に依頼されたため。
2 妻に会いに自宅に帰りたいため。
3 高校野球のことが気になっているため。
4 立ち上がり動作が不安定なため。
5 体育の授業を行うため。

解答:3

問題67 その後も体操の指導を継続していたDさんは、参加者から体操の順番が違うと指摘されて指導の意欲を失い、一人でいることが多くなった。しかし、体操の時間になると遠くからその様子を眺めていた。
Dさんが今後も現在の役割を継続するために、優先して取り組むべき課題として、最も適切なものを1つ選びなさい。
1 体操に対する関心を取り戻すこと。
2 体操の内容を変更すること。
3 体操を指導する自信を回復すること。
4 体操の正しい順番を学び直すこと。
5 指摘した参加者に謝ること。

解答:3

問題68 Eさん(70歳、女性、要介護1)は、夫、長男と共に農業をしていた。半年前に脳梗塞(cerebral infarction)で左片麻痺になった。現在は介護老人保健施設に入所し、リハビリテーションに取り組んでいる。介護福祉職が居室を訪れたとき、Eさんが、「料理は苦手なの」「そろそろ夏野菜の収穫の時期ね。収穫は楽しいし、採れたての野菜を近所に配るとみんな喜ぶのよ」と言った。その後、「夫には家事に専念しなさいと言われているから…」とうつむいて言った。
介護福祉職は介護福祉職間のカンファレンス(conference)でEさんの思いを共有した。Eさんの思いとして、最も適切なものを1つ選びなさい。
1 農業に関わっていきたい。
2 家事に専念したい。
3 後継者の育成に関わりたい。
4 家でのんびりしたい。
5 料理の自信をつけたい。

解答:1

2019(平成31)年1月実施(第31回)

問題61 介護過程の目的に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。

1 利用者の自立を支援する。
2 画一的に介護を実践する。
3 介護福祉職の尊厳を保持する。
4 家族介護者の自己実現を図る。
5 経験則に基づいて介護を実践する。

解答:1

問題62 利用者の情報収集における留意点として、最も適切なものを1つ選びなさい。

1 生活歴は、介護福祉職の主観的判断を優先する。
2 生活機能は、他職種からの情報も活用する。
3 発言内容は、介護福祉職の解釈を加える。
4 経済状況は、近隣住民の情報から推測する。
5 心身機能は、利用者への聞き取りによって判断する。

解答:2

問題63 生活課題の優先順位を決定する上で、最も適切なものを1つ選びなさい。

1 利用者が要望する頻度の多いものから決定する。
2 介護福祉職が評価しやすいものから決定する。
3 家族の負担が大きく軽減するものから決定する。
4 緊急性が高いものから決定する。
5 課題に取り組む準備期間が短いものから決定する。

解答:4

問題64 介護計画を実施するときの留意点として、最も適切なものを1つ選びなさい。

1 介護計画の遂行自体を目的にする。
2 実施内容は個々の介護福祉職に任せる。
3 介護福祉職の満足度を基に継続を判断する。
4 介護計画の変更内容の説明は省略する。
5 利用者の反応や変化を観察する。

解答:5

問題65 Gさん(79歳、男性)は認知症対応型共同生活介護(グループホーム)に入居している。短期目標を「なじみの店で買物ができる(2か月)」として、月3回の買物を計画し実施した。初回は順調であったが, 2回目にレジで後ろに並ぶ人から、「遅い、早くして」と言われて. H介護福祉職が支払った。GさんはH介護福祉職に、「ほしい物を選んでも、自分で支払わないと買った気にならん」と言い、その後、楽しみにしていた買物に行かなくなった。I C F (International Classification of Functioning, Disability and Health : 国際生活機能分類)の視点に基づいて介護計画の内容を見直すにあたり、最も配慮すべき構成要素を1つ選びなさい。

1 身体構造
2 個人因子
3 心身機能
4 環境因子
5 活動

解答:4

次の事例を読んで、問題66,問題67について答えなさい。
〔事例〕
Jさん(71歳、男性)は20歳から造園業を営んでいた。2か月前に脚立から転落して、右大腿骨頚部骨折(femoral neck fracture)で入院した。骨折部位は順調に回復し、下肢機能訓練により杖歩行も可能であると診断されている。しかし、訓練への参加は消極的であり、入院中は車いすで過ごしていた。退院後は自宅で過ごしたいという希望から、下肢筋力に対する機能訓練で5日前に介護老人保健施設に入所した。
入所後のJさんは、日中のほとんどをベッド上でテレビを見て過ごしている。排泄に関する移乗を依頼する以外に職員に話しかけることはなく、食事をしていても他者との会話はみられない。Jさんの表情が穏やかなときに歩行訓練に参加を促すが、ああ、うん…と言うだけで訓練に参加していない。面会に来た妻によると、Jさんは、施設で訓練しても歩けるようになるはずはないと話していたということだった。また、妻は、仕事が大好きで、仕事ができないことに相当落ち込んでいるようだと話した。

問題66 Jさんに対する長期目標の方向性として、最も適切なものを1つ選びなさい。

1 病院で機能訓練をすること
2 施設での生活に慣れること
3 造園業に再び携わること
4 話し相手を見つけること
5 新しい趣味を見つけること

解答:3

問題67 在宅復帰を目指すJさんに対する短期目標を、「外出することができる(1週間)」とした。短期目標に基づく支援内容として、最も適切なものを1つ選びなさい。

1 車いすで20~30分過ごしてもらう。
2 歩行器の使用を促す。
3 下肢を1日1回外転する。
4 トイレへの移乗訓練を行う。
5 骨折部位の回復を確認する。

解答:1

問題68 Kさん(82歳、女性)は、身寄りがなく自宅で一人暮らしをしている。週1回利用している通所介護(デイサービス)で送迎を担当しているL介護福祉職は,Kさんから、「この間、いつもより膝の痛みが強くなって玄関で立てなくなった。ちょうど民生委員さんが来てくれて、一緒に受診して痛みは治まったの。医師から膝は痛むことがあるが生活に支障はないと言われたけど、いつまでこの家にいられるかしら」と打ち明けられた。その日の夕方、自宅へ送った時にKさんは、「施設の生活はにぎやかで、さぞ楽しいでしょうね」と話して、涙ぐんだ。発言を受けて、その場で本人の同意を取り、翌日、事業所内のカンファレンス(conference)が行われた。
L介護福祉職が話す内容として、最も優先すべきものを1つ選びなさい。

1 膝の痛みがなくならない理由
2 身寄りがないこと
3 施設に入所するタイミング
4 玄関で活用できる福祉用具
5 在宅生活の継続への不安

解答:5

2018(平成30)年1月実施(第30回)

問題61 介護過程の目的に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。

1 疾病の診断資料として活用する。
2 職種間の専門性の違いを明確にする。
3 介護福祉職の業務負担を軽減する。
4 利用者の自己実現を支援する。
5 家族の希望や思いを代弁する。

解答:4

問題62 利用者のアセスメント(assessment)に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。

1 利用者本人の希望に沿った情報を収集する。
2 家族のニーズを優先させながら情報を収集する。
3 介護福祉の知識を活用して情報を解釈する。
4 生活課題を明確にした後で情報を関連づける。
5 利用者の情報を整理した後で要望を聞く。

解答:3

問題63 介護計画の立案に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。

1 以前の介護計画は考慮せずに立案する。
2 現実的で実践可能な内容にする。
3 介護福祉職の望む利用者像を目指す。
4 本人や家族の希望と乖離かいりしてもよい。
5 安全性よりも効果を優先する。

解答:2

問題64 介護記録に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。

1 事実はありのままに記録する。
2 鉛筆で記録する。
3 数日後に記録する。
4 介護福祉職の感情を記録する。
5 他職種との関わりを除外して記録する。

解答:1

問題65 介護過程の評価に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。

1 介護計画の内容に対する介護福祉職の満足度を評価する。
2 支援の実施状況に関する情報を整理して、評価する。
3 複数ある短期目標は集約して評価する。
4 実施後に評価基準を定めて評価する。
5 家族が多角的な視点から評価する。

解答:2

問題66 Eさんは認知症対応型共同生活介護(グループホーム)に入居している。廊下を頻繁に歩き、他の利用者の部屋に入ってはトラブルになりかけている。介護福祉職が声をかけると、「私には行くところがある」と怒鳴る。Eさんのアセスメント(assessment)に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。

1 怒鳴られた介護福祉職の気持ちを情報として活用する。
2 「廊下を頻繁に歩かないこと」を生活課題に設定する。
3 他の利用者とトラブルになりかけている情報は不要と判断する。
4 「私には行くところがある」という言葉を解釈する。
5 言動から短気な性格だと考えて分析する。

解答:4

問題67 Fさん(75歳、女性)は、アルツハイマー型認知症(dementia of the Alzheimer’s type)である。家族の介護負担が増加して、3日前から介護老人保健施設に入所している。入所前から、トイレに間に合わずに尿失禁をしてしまうことがあるため、昼夜、リハビリパンツを使用している。歩行は自立している。夜間、トイレに起きているが、その後、眠っていることが確認されている。Fさんの尿失禁の改善を目標に収集する情報として、最も優先度の高いものを1つ選びなさい。

1 介護負担となっている家族背景
2 施設生活に対する不安
3 夜間の中途覚醒状況
4 トイレに行く時間帯
5 歩行に必要な下肢筋力

解答:4

問題68 Gさん(66歳、女性)は.1年前に脳梗塞(cerebral infarction)を発症して片麻痺になった。在宅復帰を目指し、介護老人保健施設に入所して、「家に帰れるように頑張らなくちゃ」と熱心に立位訓練に取り組んでいた。しかし、同居していた孫が3日前に訪れてから、「体調が悪い」と言って、閉じこもり、食事は半分も食べなくなった。傾聴ボランティアがGさんの居室を訪れると、「訓練しても帰るところがない」と泣いて話したという。Gさんに対する介護福祉士の対応として、最も適切なものを1つ選びなさい。

1 食事量を評価して、栄養指導を行う。
2 立位訓練を評価して、回復状況を把握する。
3 家族と調整して、退所後の住まいを整える。
4 サービス担当者会議に孫を招集する。
5 傾聴ボランティアの情報を基に、本人の生活ニーズを確認する。

解答:5

2017(平成29)年1月実施(第29回)

問題61 介護過程におけるアセスメント(assessment)の目的として,最も適切なものを1つ選びなさい。

1 より多くの情報の収集
2 介護福祉職の技能の向上
3 生活課題の明確化
4 I C F (International Classification of Functioning, Disability and Health : 国際生活機能分類)の視点による情報の分類
5 1つの場面に焦点を当てた観察

解答:3

問題62 介護計画の目標設定に関する次の記述のうち,最も適切なものを1つ選びなさい。

1 アセスメント(assessment)と切り離して考える。
2 利用者と話し合いながらつくる。
3 ケアプランとの整合性は確認しなくてよい。
4 家族が望む生活を長期目標にする。
5 日標を記述するときの主語は介護福祉職にする。

解答:2

問題63 Cさんはアルツハイマー型認知症(dementia of the Alzheimer’s type) で,介護老人福祉施設に入所している。仲の良かったDさんが, 1週間前に経済的な理由で別の階の多床室に移動した。Cさんは,寂しそうな表情で廊下を歩き回り、 Dさんを探しながら,他の利用者の部屋に入っていく。DさんもCさんに会いたいと介護福祉職に話している。Cさんの生活課題として,最も優先すべきものを1つ選びなさい。

1 Dさんの居室移動を理解すること
2 廊下を自由に歩き回れるようになること
3 新しい友人をつくること
4 自分の部屋で落ち着いて過ごせるごと
5 Dさんとの交友関係を保てること

解答:5

問題64 介護過程における主観的情報に該当するものとして,正しいものを1つ選びなさい。

1 疾病に関する主治医の意見
2 家族から聞いた利用者の生活歴
3 介護福祉職が感じたこと
4 利用者の発言
5 認知機能検査の得点

解答:4

問題65 介護実践のプロセスをSOAP方式で記録する場合、Pに該当するものとして,適切なものを1つ選びなさい。

1 利用者の生活全般のニーズ
2 介護福祉職が判断したこと
3 実施に対する利用者の反応
4 介護福祉職が観察したこと
5 介護福祉職が行う今後の介護計画

解答:5

問題66 介護計画の修正を行うことを利用者に説明した。利用者の同意が得られた後に,介護福祉職間で共通認識をもつために行うこととして,適切なものを1つ選びなさい。

1 インフォームドコンセント(informed consent)
2 スクリーニング(screening)
3 モニタリング(monitoring)
4 カンファレンス(conference)
5 インテーク(intake)

解答:4

次の事例を読んで,問題67,問題68について答えなさい。

〔事 例〕
Eさん(67歳、女性、介護3)は、 1年前、くも膜下出血(subarachnoid hemorrhage)で倒れて、左片麻輝、体幹機能の低下が残った。排泄訓練を目的として介護老人保健施設に入所した。入所時のEさんは不自由でも、右手でベッド柵を掴んで起き上がることやベッドの端に座ることはできたが、立位保持はできなかった。おむつを着用しているが、おむつは嫌と自分の気持ちを訴えていた。医師は着脱と拭く行為には介助か必要だが、車いすから便座に移ることは可能であると判断した。F介護福祉職はアセスメント(assessment)を行い,本人の思いを考慮して介護計画の短期目標を、車いすから便座に移り排泄すると設定して、評価日は1か月後とした。理学療法士と連携して、トイレで移乗のための立位訓練を始めた。

問題67 I C F (International Classification of Functioning, Disability and Health :国際生活機能分類)に基いて情報を分類する場合、Eさんの能力(できる活動)に該当するものとして、適切なものを1つ選びなさい。

1 右手でベッド柵を握る動作
2 ベッド上での座位の保持
3 手すりを使っての立位の保持
4 おむつは嫌という気持ちの表出
5 車いすから便座への移乗

解答:5

問題68 Eさんのニーズとして,最も適切なものを1つ選びなさい。

1 移乗訓練をやめること
2 トイレで排泄ができること
3 左片麻輝をなくすこと
4 おむつに戻すこと
5 早く家に帰ること

解答:2

2016(平成28)年1月実施(第28回)

問題61 介護過程の目的に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。

1 多職種がそれぞれ異なる最終目標を持つこと
2 1回限りの介護をすること
3 利用者のニーズに応じた根拠のある個別ケアをすること
4 家族が望む利用者の生活を実現すること
5 介護福祉職の業務の効率を優先すること

解答;3

問題62 介護福祉職の情報収集に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。

1 情報は、多角的・継続的に収集する。
2 収集した情報は、取捨選択せずに記録する。
3 主観的情報は、計測器を用いて収集する。
4 利用者が発した言葉は、介護福祉職の主観を加えて記録する。
5 プライバシーに関する情報は、集団面接で収集する。

解答:1

問題63 「関連する情報の分析・統合を通じて、利用者の課題、ニーズ、強みを明らかにすること」を表す用語として、適切なものを1つ選びなさい。

1 チームアプローチ(team approach)
2 アセスメント(assessment)
3 モニタリング(monitoring)
4 アウトリーチ(outreach)
5 インテーク(intake)

解答:2

問題64 Dさん(70歳、女性)は、10年前に人工肛門(ストーマ)を造設し、2年前に脳出血を患って軽い右片麻痺が残った。最近、物忘れが目立ってきた。また、同居する娘の仕事が忙しくなってきた。Dさんに関する情報のうち、ICF(国際生活機能分類)の環境因子に該当するものとして、適当なものを1つ選びなさい。

1 70歳の女性である。
2 人工肛門(ストーマ)を造設した。
3 軽い右片麻痺が残った。
4 物忘れが目立ってきた。
5 娘の仕事が忙しくなってきた。

解答:5

問題65 Eさんは、アルツハイマー型認知症で認知症対応型共同生活介護(グループホーム)に入居している。今までできていた食後の歯磨きができなくなってきている。口臭が強くなってきたので、他の利用者が会話を避けている。孫からも「おばあちゃんのお口くさい」と言われ、寂しそうな表情をしているのを介護福祉職が見ている。優先的に解決すべきEさんの生活課題として、最も適切なものを1つ選びなさい。

1 他者と積極的に会話ができるようになること
2 寂しさを取り除くために介護職が励ますこと
3 気を遣わずに孫と話ができるようになること
4 口の中を清潔に保てるようにすること
5 一人で歯磨きができるようになること

解答:4

問題66 客観的情報の記録として、適切なものを1つ選びなさい。

1 タンスの中に食べこぼしのついた上着が入っていた。
2 妻とけんかしたことを後悔しているのではないか。
3 ご飯が喉を通らないのは、愛犬がいなくなったからだと思う。
4 いつも冷静なのに突然怒ったのでびっくりした。
5 一人でいる時間が長いので、こまめに声かけをすることにした。

解答:1

次の事例を読んで、問題67、問題68について答えなさい。
{事例}
Fさん(70歳、男性、要介護1)は、認知症を患う母と二人暮らしである。左片麻痺があり。杖があれば一人で歩行できる。現在は、小規模多機能型居宅介護を利用して在宅生活を送っている。昔から買い物が好きで、今でも天気の良い日には、一人で杖をついて買物に出かけていく。Fさんの小規模多機能型居宅介護における介護計画の長期目標は「安全に買い物に出かける」、短期目標は「転倒しない」で、支援内容には「事業所内で手すりを使って起立訓練と歩行訓練を行と設定されて、順調に実施されている。最近、近所の人から、Fさんがスーパーに向かう途中にある階段が上がりきれず、よろけたり、困っている姿を見かけたという情報がたびたび聞かれるようになった。この件をG介護福祉職がFさんに確認すると、Fさんは「足元が少し不安なところがありますが、大丈夫です。いつもありがとうございます」と言い、目に涙を浮かべた。

問題67 Fさんの介護計画の評価に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。

1 近所の人からの情報は、評価には不要である。
2 「安全に買物に出かける」という目標は達成した。
3 手すりを使った起立訓練と歩行訓練を見直す必要がある。
4 事業所内での訓練は順調なので、このまま継続する。
5 Fさんの発言から満足していると評価した。

解答:3

問題68 Fさんの状況を受けて、関係職員が集まり、カンファレンスを開催することになった。このカンファレンスに参加したG介護福祉職の発言に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。

1 Fさんの日頃の移動の様子について、具体的に説明した。
2 Fさんが感情的になるので、気持ちは聞かないようにしていると説明した。
3 介護保険を使って通所リハビリテーションを併用することを提案した。
4 スーパーに向かうときの様子は多くの情報があるので、Fさんにはそれ以上尋ねる必要がないと説明した。
5 母親の支援について、話し合うことを提案した。

解答:1

まとめ

介護福祉士試験-『介護過程』の過去問5年間全掲載-(第32回~第28回)

介護過程 2020年(令和2年)問題と解答速報

問題61

解答: 4

問題62

解答: 1

問題63

解答:2

問題64

解答: 2

問題65

解答:5

問題66

解答: 3

問題67

解答: 3

問題68

解答:1

介護福祉士国家試験「介護過程」覚え方・勉強方法は?科目系列マップで頭の整理!

「介護過程」は、意外に勉強しやすい話をよく聞きます。
この科目は、問題数も多くまた全体を把握しにくいものです。。
そこで、科目系列マップをこしらえてみました。

介護過程 科目系列マップ

※PDFの画像をページ内に表示したため、とても小さく表示されていると思いますので欲しい方はメールにて連絡してください。お知らせ頂いたメール宛てにPDFファイルと添付させていただきます。

介護過程の意義

1)介護過程の意義と目的

介護過程の展開

1)情報収集とアセスメント

  • 情報収集の方法
  • 情報の解釈・分析
  • 情報の関連づけ・統合
  • 課題の明確化

2)課題、目標

  • 生活支援の課題、目標のとらえ方
  • 目標の設定(長期目標・短期目標)
  • その他

3)計画

  • 具体策(支援内容・方法)

4)実施

  • 計画にもとづいた実施
  • 安全・安心・自立に配慮した実施
  • 利用者の反応や効果への気づき

5)評価

  • 評価の目的
  • 評価の内容、方法(目標の達成度、具体策の適否)
  • 修正の必要性
  • その他

介護過程の実践的展開

1)自立に向けた介護過程の展開の実際

2)利用者の状態・状況に応じた介護過程の展開の実際

介護過程とチームアプローチ

1)介護過程とチームアプローチ

  • ケースカンファレンス
  • サービス担当者会議
  • ケアプランと介護過程
  • 他の職種との連携
  • その他

まとめ

介護福祉士の国家試験対策では、全問正解(125点)を取る必要がないことをしっかりと理解しておいて下さい。満点を取ろうとするからすべての過去問に取り組んで、点数が取れないと頭を抱えてしまう受験生が多くいます。そんな時には、一息置いて70%~80%で良いんだと。

介護過程まとめ

本当は私、介護福祉士 過去問 介護過程が大好きなんです!




「介護福祉士 過去問 介護過程」が大好きなんです!

自分が受けた第20回の介護福祉士筆記試験よりも難しくなっている感じである。

介護福祉士の過去問やってるが、法律がボロボロだ…。
介護過程とかそういうのは楽勝なんだが。
あと、生物講師だったから身体に関することは流石に楽勝だ

「介護福祉士 過去問 介護過程」ツイートまとめ

まとめ

自分が受けた第20回の介護福祉士筆記試験よりも難しくなっている感じである。

介護福祉士の過去問やってるが、法律がボロボロだ…。
介護過程とかそういうのは楽勝なんだが。
あと、生物講師だったから身体に関することは流石に楽勝だ

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介護福祉士「介護過程」の勉強方法と出題傾向は?過去問第31回(2018年度)~第27回(2014年度)




この記事を読むと分かること

  • 介護福祉士「介護過程」の過去5年間の出題傾向が分かる
  • 介護福祉士「介護過程」の頻出問題が分かる
  • 介護福祉士「介護過程」の勉強方法が分かる
  • 基本理論を習得したうえで、介護現場での実習や実務において、介護過程を実際に展開する学びが重要である。これらを通して、他の科目での学びも統合し、介護過程を実践できる力を身につけることが求められる。

    介護福祉士「介護過程-過去問」第31回(2018年度)

    「介護過程の意義」より介護過程の目的について1問
    「介護過程の展開」より情報収集の留意点、生活課題の優先順位、介護計画実施時の留意点について3問
    「介護過程の実践的展開」より事例問題が4問

    介護福祉士「介護過程-過去問」第30回(2017年度)

    『介護過程の意義』より「介護過程の目的」について1問
    『介護過程の展開』より「アセスメント」「計画の立案」「評価」について3問
    『介護過程の実践的展開』より事例問題が3問
    「介護記録」について1問出題

    介護福祉士「介護過程-過去問」第29回(2016年度)

    「アセスメント」からは「アセスメントの目的」「主観的情報とはなにか」「事例におけるICF(国際生活機能分類)に基づいた情報の分類」「事例におけるニーズの明確化」「事例における生活課題の設定」の5問
    「計画の立案」からは「目標の設定に関する基礎知識」1問
    展開プロセスにおける記録の方法に関して「SOAP方式での記録方法」について1問
    「介護計画の修正を行う際に介護福祉職間で共通認識をもつために行うこと」について1問

    介護福祉士「介護過程-過去問」第28回(2015年度)

    「アセスメント」からは「情報収集における留意点」「客観的情報の記録方法」「アセスメントの基礎知識」「事例におけるICF(国際生活機能分類)に基づいた情報収集の内容」の4問
    「計画の立案」からは「事例における解決すべき生活課題の設定」1問
    「評価」からは「事例における評価の視点」1問

    「介護過程の意義」と関連して「介護過程の目的」、「チームアプローチ」と関連して「事例におけるカンファレンス時の介護福祉職の役割」について各1問

    介護福祉士「介護過程-過去問」第27回(2014年度)

    「アセスメント」に関しては「アセスメントの基礎知識」「事例における生活課題の明確化」「主観的情報を得る方法」の3問
    「計画の立案」に関して「介護目標」「介護計画」について2問
    「実施」に関して「計画実施の場面におけるアセスメント」について1問
    「評価」に関して「評価の実施に責任を持つもの」の1問
    「チームアプローチ」に関して「訪問介護員の役割」について1問

    まとめ

    第31回(平成30年度)介護福祉士国家試験

    問題 61 介護過程の目的に関する次の記述のうち,最も適切なものを 1 つ選びなさい。
    問題 62 利用者の情報収集における留意点として,最も適切なものを 1 つ選びなさい。
    問題 63 生活課題の優先順位を決定する上で,最も適切なものを 1 つ選びなさい。
    問題 64 介護計画を実施するときの留意点として,最も適切なものを 1 つ選びなさい。
    問題 65 ICF(国際生活機能分類)の視点に基づいて介護計画の内容を見直すにあたり,最も配慮すべき構成要素を 1 つ選びなさい。

    次の事例を読んで,問題 66,問題 67 について答えなさい。
    問題 66 Jさんに対する長期目標の方向性として,最も適切なものを 1 つ選びなさい。
    問題 67 在宅復帰を目指すJさんに対する短期目標を,「外出することができる(1週間)」とした。
    問題 68 L介護福祉職が話す内容として,最も優先すべきものを 1 つ選びなさい。