介護福祉士国家試験 過去問のおすすめ無料解説は?令和元年(第32回)受験対策~介護過程~

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第31回(平成30年度)の問題

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介護福祉士 「介護過程」出題基準及び合格基準を知っていますか?第32回(2019年度)

1 出題形式等

筆記試験の出題形式は五肢択一を基本とする多肢選択形式とし、問題に図表等を用いることがある。

出題数は125問、総試験時間数は220分とする。

2 「総合問題」

4領域(人間と社会、介護、こころとからだのしくみ、医療的ケア)の知識及び技術を横断的に問う問題を、事例形式で出題する。

3 各領域の出題予定数

1 人間と社会
   人間の尊厳と自立
   人間関係とコミュニケーション
   社会の理解

16問
2 介護
   介護の基本
   コミュニケーション技術
   生活支援技術
   介護過程
52問
3 こころとからだのしくみ
   発達と老化の理解
   認知症の理解
   障害の理解
   こころとからだのしくみ
40問
4 医療的ケア
   医療的ケア
5問
5 総合問題12問

介護福祉士国家試験 試験科目別出題基準

介護過程

中項目小項目
介護過程の意義と目的
情報収集とアセスメント 情報収集の方法
情報の解釈・分析
情報の関連づけ・統合
課題の明確化
課題、目標 生活支援の課題、目標のとらえ方
目標の設定(長期目標・短期目標)
その他

計画
具体策(支援内容・方法)
実施
計画にもとづいた実施
安全・安心・自立に配慮した実施
利用者の反応や効果への気づき
評価 評価の目的
評価の内容、方法(目標の達成度、具体策の適否)
修正の必要性
その他
自立に向けた介護過程の展開の実際
利用者の状態・状況に応じた介護過程の展開の実際
介護過程とチームアプローチ ケースカンファレンス
サービス担当者会議
ケアプランと介護過程
他の職種との連携
その他

介護福祉士試験直前過去問対策~介護過程~第31回(平成30年度)

介護過程

問題 61 介護過程の目的に関する次の記述のうち,最も適切なものを 1 つ選びなさい。

1 疾病の診断資料として活用する。

2 職種間の専門性の違いを明確にする。

3 介護福祉職の業務負担を軽減する。

4 利用者の自己実現を支援する。

5 家族の希望や思いを代弁する。

正答:4

問題 62 利用者のアセスメント(assessment)に関する次の記述のうち,最も適切なものを 1 つ選びなさい。

1 利用者本人の希望に沿った情報を収集する。

2 家族のニーズを優先させながら情報を収集する。

3 介護福祉の知識を活用して情報を解釈する。

4 生活課題を明確にした後で情報を関連づける。

5 利用者の情報を整理した後で要望を聞く。

正答:3

問題 63 介護計画の立案に関する次の記述のうち,最も適切なものを 1 つ選びなさい。

1 以前の介護計画は考慮せずに立案する。

2 現実的で実践可能な内容にする。

3 介護福祉職の望む利用者像を目指す。

4 本人や家族の希望と乖かいり離してもよい。

5 安全性よりも効果を優先する。

正答:2

問題 64 介護記録に関する次の記述のうち,最も適切なものを 1 つ選びなさい。

1 事実はありのままに記録する。

2 鉛筆で記録する。

3 数日後に記録する。

4 介護福祉職の感情を記録する。

5 他職種との関わりを除外して記録する。

正答:1

問題 65 介護過程の評価に関する次の記述のうち,最も適切なものを 1 つ選びなさい。

1 介護計画の内容に対する介護福祉職の満足度を評価する。

2 支援の実施状況に関する情報を整理して,評価する。

3 複数ある短期目標は集約して評価する。

4 実施後に評価基準を定めて評価する。

5 家族が多角的な視点から評価する。

正答:1

問題 66  Eさんは認知症対応型共同生活介護(グループホーム)に入居している。廊下を頻繁に歩き,他の利用者の部屋に入ってはトラブルになりかけている。介護福祉職が声をかけると,「私には行くところがある」と怒鳴る。Eさんのアセスメント(assessment)に関する次の記述のうち,最も適切なものを 1 つ選びなさい。

1 怒鳴られた介護福祉職の気持ちを情報として活用する。

2 「廊下を頻繁に歩かないこと」を生活課題に設定する。

3 他の利用者とトラブルになりかけている情報は不要と判断する。

4 「私には行くところがある」という言葉を解釈する。

5 言動から短気な性格だと考えて分析する。

正答:4

問題 67  F さ ん(75 歳, 女 性 )は, ア ル ツ ハ イ マ ー 型 認 知 症(dementia of theAlzheimerʼs type)である。家族の介護負担が増加して, 3 日前から介護老人保健施設に入所している。入所前から,トイレに間に合わずに尿失禁をしてしまうことがあるため,昼夜,リハビリパンツを使用している。歩行は自立している。夜間,トイレに起きているが,その後,眠っていることが確認されている。Fさんの尿失禁の改善を目標に収集する情報として,最も優先度の高いものを 1つ選びなさい。

1 介護負担となっている家族背景

2 施設生活に対する不安

3 夜間の中途覚醒状況

4 トイレに行く時間帯

5 歩行に必要な下肢筋力

正答:4

問題 68  Gさん(66 歳,女性)は, 1 年前に脳伷塞(cerebral infarction)を発症して片麻痺になった。在宅復帰を目指し,介護老人保健施設に入所して,「家に帰れるように頑張らなくちゃ」と熱心に立位訓練に取り組んでいた。しかし,同居していた孫が 3 日前に訪れてから,「体調が悪い」と言って,閉じこもり,食事は半分も食べなくなった。傾聴ボランティアがGさんの居室を訪れると,「訓練しても帰るところがない」と泣いて話したという。Gさんに対する介護福祉職の対応として,最も適切なものを 1 つ選びなさい。

1 食事量を評価して,栄養指導を行う。

2 立位訓練を評価して,回復状況を把握する。

3 家族と調整して,退所後の住まいを整える。

4 サービス担当者会議に孫を招集する。

5 傾聴ボランティアの情報を基に,本人の生活ニーズを確認する。

正答:5

第31回 試験問題

第30回 試験問題

終わりに

介護福祉士試験直前過去問対策~介護過程~第31回(平成30年度)

解答速報はどこが良い?-第31回介護福祉士筆記試験 2019年1月27日(日)

介護福祉士 「介護過程」独学で一発合格勉強方法第30回(H29年度)過去問61~68無料解説

独学で一発合格する方法

「介護過程」は、介護におけるプロセスを学びます。アセスメントからモニタリング、評価と、介護における一連の流れと、それらが意味する事柄について、理解することです。介護現場でお仕事をしていると、なかなかこのプロセスについて実感することはできていない人が多いと思いますが、実際にはこの「介護過程」にも続いて介護が提供されているのです。

「介護過程」は、全8問でここは少し難しい部分であるとは思いますが、介護ではとても大切な部分になりますので、ここで点数を稼げるように勉強し、理解しておきましょう。

「介護過程」については、

「介護過程の意義」
「介護過程の展開」
「介護過程の実践的展開」
「介護過程とチームアプローチ」より8問出題されます。。

出題基準

1:介護過程の意義
     1)介護過程の意義と目的
2: 介護過程の展開
     1)情報収集とアセスメント
     2)課題、目標
     3)計画
     4)実施
     5)評価
3:介護過程の実践的展開
     1)自立に向けた介護過程の展開の実際
     2)利用者の状態・状況に応じた介護過程の展開の実際
4:介護過程とチームアプローチ
     1)介護過程とチームアプローチ

介護過程

問題 61 介護過程の目的に関する次の記述のうち,最も適切なものを 1 つ選びなさい。

1 疾病の診断資料として活用する。

2 職種間の専門性の違いを明確にする。

3 介護福祉職の業務負担を軽減する。

4 利用者の自己実現を支援する。

5 家族の希望や思いを代弁する。

正答:4

問題 62 利用者のアセスメント(assessment)に関する次の記述のうち,最も適切なものを 1 つ選びなさい。

1 利用者本人の希望に沿った情報を収集する。

2 家族のニーズを優先させながら情報を収集する。

3 介護福祉の知識を活用して情報を解釈する。

4 生活課題を明確にした後で情報を関連づける。

5 利用者の情報を整理した後で要望を聞く。

正答:3

問題 63 介護計画の立案に関する次の記述のうち,最も適切なものを 1 つ選びなさい。

1 以前の介護計画は考慮せずに立案する。

2 現実的で実践可能な内容にする。

3 介護福祉職の望む利用者像を目指す。

4 本人や家族の希望と乖かいり離してもよい。

5 安全性よりも効果を優先する。

正答:2

問題 64 介護記録に関する次の記述のうち,最も適切なものを 1 つ選びなさい。

1 事実はありのままに記録する。

2 鉛筆で記録する。

3 数日後に記録する。

4 介護福祉職の感情を記録する。

5 他職種との関わりを除外して記録する。

正答:1

問題 65 介護過程の評価に関する次の記述のうち,最も適切なものを 1 つ選びなさい。

1 介護計画の内容に対する介護福祉職の満足度を評価する。

2 支援の実施状況に関する情報を整理して,評価する。

3 複数ある短期目標は集約して評価する。

4 実施後に評価基準を定めて評価する。

5 家族が多角的な視点から評価する。

正答:1

問題 66  Eさんは認知症対応型共同生活介護(グループホーム)に入居している。廊下を頻繁に歩き,他の利用者の部屋に入ってはトラブルになりかけている。介護福祉職が声をかけると,「私には行くところがある」と怒鳴る。Eさんのアセスメント(assessment)に関する次の記述のうち,最も適切なものを 1 つ選びなさい。

1 怒鳴られた介護福祉職の気持ちを情報として活用する。

2 「廊下を頻繁に歩かないこと」を生活課題に設定する。

3 他の利用者とトラブルになりかけている情報は不要と判断する。

4 「私には行くところがある」という言葉を解釈する。

5 言動から短気な性格だと考えて分析する。

正答:4

問題 67  F さ ん(75 歳, 女 性 )は, ア ル ツ ハ イ マ ー 型 認 知 症(dementia of theAlzheimerʼs type)である。家族の介護負担が増加して, 3 日前から介護老人保健施設に入所している。入所前から,トイレに間に合わずに尿失禁をしてしまうことがあるため,昼夜,リハビリパンツを使用している。歩行は自立している。夜間,トイレに起きているが,その後,眠っていることが確認されている。Fさんの尿失禁の改善を目標に収集する情報として,最も優先度の高いものを 1つ選びなさい。

1 介護負担となっている家族背景

2 施設生活に対する不安

3 夜間の中途覚醒状況

4 トイレに行く時間帯

5 歩行に必要な下肢筋力

正答:4

問題 68  Gさん(66 歳,女性)は, 1 年前に脳伷塞(cerebral infarction)を発症して片麻痺になった。在宅復帰を目指し,介護老人保健施設に入所して,「家に帰れるように頑張らなくちゃ」と熱心に立位訓練に取り組んでいた。しかし,同居していた孫が 3 日前に訪れてから,「体調が悪い」と言って,閉じこもり,食事は半分も食べなくなった。傾聴ボランティアがGさんの居室を訪れると,「訓練しても帰るところがない」と泣いて話したという。Gさんに対する介護福祉職の対応として,最も適切なものを 1 つ選びなさい。

1 食事量を評価して,栄養指導を行う。

2 立位訓練を評価して,回復状況を把握する。

3 家族と調整して,退所後の住まいを整える。

4 サービス担当者会議に孫を招集する。

5 傾聴ボランティアの情報を基に,本人の生活ニーズを確認する。

正答:5

終わりに

「介護過程」は、過去問を繰り返し解いていけば、大体理解できる科目ですので、何度も何度も繰り返して過去問を解いていきましょう。そして、全8問をしっかりと取りに行きましょう。

試験日までまだ日数がありますので、仕事をしながらご利用者様などと照らし合わせて理解すると脳に定着する知識になりますので、是非頑張ってくださいね。

介護福祉士 「介護過程」独学で一発合格勉強方法第29回(H28年度)過去問61~68無料解説

介護福祉士の資格を取るためには、国家試験を受験して合格しなければなりません。あなたが一番悩むのが「筆記試験」だと思います。そこで介護福祉士の受験対策の一つの手段、「過去問」を使っての勉強方法を科目ごとにお伝えしましょう。

介護福祉士国家試験とは?

毎年1月の日曜日に「介護福祉士国家試験(筆記試験)」が実施されます。筆記試験の科目は以下の通りです。

人間の尊厳と自立
人間関係とコミュニケーション
社会の理解
介護の基本
コミュニケーション技術
生活支援技術
介護過程
発達と老化の理解
認知症の理解
障害の理解
こころとからだのしくみ
医療的ケア
総合問題

<筆記試験の合格基準(第29回(平成28年度))>
次の2つの条件を満たした者を筆記試験の合格者とする。
ア 総得点125点に対し、得点75点以上の者(総得点の60%程度を基準とし、問題の難易度で補正した。配点は1問1点である。)。
イ アを満たした者のうち、以下の「11科目群」すべてにおいて得点があった者。
①人間の尊厳と自立、介護の基本
②人間関係とコミュニケーション、コミュニケーション技術
③社会の理解
④生活支援技術
⑤介護過程
⑥発達と老化の理解
⑦認知症の理解 ⑧障害の理解
⑨こころとからだのしくみ
⑩医療的ケア
⑪総合問題

介護福祉士受験対策は?

毎年10万人を超える受験者がいる中、合格率が50%前後とそれほど難しい試験ではありません。過去問を中心に勉強することを推奨している人が多くいます。そこで、試験年度ごと、科目ごとに過去問を勉強するための情報を提供します。

第29回 介護過程

「介護過程」については、

「介護過程の意義」
「介護過程の展開」
「介護過程の実践的展開」
「介護過程とチームアプローチ」より8問出題されます。

出題基準

1:介護過程の意義
1)介護過程の意義と目的
2: 介護過程の展開
1)情報収集とアセスメント
2)課題、目標
3)計画
4)実施
5)評価
3:介護過程の実践的展開
1)自立に向けた介護過程の展開の実際
2)利用者の状態・状況に応じた介護過程の展開の実際
4:介護過程とチームアプローチ
1)介護過程とチームアプローチ

問題61 アセスメントの目的

介護過程におけるアセスメントの目的として,最も適切なものを 1 つ選びなさい。

1 より多くの情報の収集
2 介護福祉職の技能の向上
3 生活課題の明確化
4 ICF(国際生活機能分類)の視点による情報の分類
5 1 つの場面に焦点を当てた観察

問題62 介護計画の目標設定

介護計画の目標設定に関する次の記述のうち,最も適切なものを 1 つ選びなさい。

1 アセスメントと切り離して考える。
2 利用者と話し合いながらつくる。
3 ケアプランとの整合性は確認しなくてよい。
4 家族が望む生活を長期目標にする。
5 目標を記述するときの主語は介護福祉職にする。

問題63 生活課題

Cさんはアルツハイマー型認知症で,介護老人福祉施設に入所している。仲の良かったDさんが, 1 週間前に経済的な理由で別の階の多床室に移動した。Cさんは,寂しそうな表情で廊下を歩き回り,Dさんを探しながら,他の利用者の部屋に入っていく。Dさんも「Cさんに会いたい」と介護福祉職に話している。Cさんの生活課題として,最も優先すべきものを 1 つ選びなさい。

1 Dさんの居室移動を理解すること
2 廊下を自由に歩き回れるようになること
3 新しい友人をつくること
4 自分の部屋で落ち着いて過ごせること
5 Dさんとの交友関係を保てること

問題64 介護過程における主観的情報

介護過程における主観的情報に該当するものとして,正しいものを 1 つ選びなさい。

1 疾病に関する主治医の意見
2 家族から聞いた利用者の生活歴
3 介護福祉職が感じたこと
4 利用者の発言
5 認知機能検査の得点

問題65 介護実践のプロセス

介護実践のプロセスSOAP方式で記録する場合,Pに該当するものとして,適切なものを 1 つ選びなさい。

1 利用者の生活全般のニーズ
2 介護福祉職が判断したこと
3 実施に対する利用者の反応
4 介護福祉職が観察したこと
5 介護福祉職が行う今後の介護計画

問題66 介護福祉職間での共通認識

介護計画の修正を行うことを利用者に説明した。利用者の同意が得られた後に,介護福祉職間で共通認識をもつために行うこととして,適切なものを 1 つ選びなさい。

1 インフォームドコンセント
2 スクリーニング
3 モニタリング
4 カンファレンス
5 インテーク

〔事例問題〕
次の事例を読んで,問題 67,問題 68 について答えなさい。

Eさん(67 歳,女性,要介護 3 )は,1 年前,くも膜下出血で倒れて,左片麻痺,体幹機能の低下が残った。排泄訓練を目的として介護老人保健施設に入所した。入所時のEさんは,不自由でも,右手でベッド柵を掴んで起き上がることやベッドの端に座ることはできたが,立位保持はできなかった。おむつを着用しているが,「おむつは嫌」と自分の気持ちを訴えていた。医師は着脱と拭く行為には介助が必要だが,車いすから便座に移ることは可能であると判断した。F介護福祉職はアセスメントを行い,本人の思いを考慮して介護計画の短期目標を,「車いすから便座に移り排泄する」と設定して,評価日は 1 か月後とした。理学療法士と連携して,トイレで移乗のための立位訓練を始めた。

問題67 ICF(国際生活機能分類)

ICF(国際生活機能分類)に基いて情報を分類する場合,Eさんの「能力」(できる活動)に該当するものとして,適切なものを 1 つ選びなさい。

1 右手でベッド柵を握る動作
2 ベッド上での座位の保持
3 手すりを使っての立位の保持
4 「おむつは嫌」という気持ちの表出
5 車いすから便座への移乗

問題68 ニーズ

2 週間が過ぎた頃,思うような成果が出なくて,Eさんは嫌気がさしてきた。複数の介護福祉職からEさんの訓練拒否が報告されるようになった。F介護福祉職がEさんに理由を尋ねると,「あまり人の世話になりたくない。みんなに迷惑がかかるのでおむつのままでいいわ」と言った。Eさんのニーズとして,最も適切なものを 1 つ選びなさい。

1 移乗訓練をやめること
2 トイレで排泄ができること
3 左片麻痺をなくすこと
4 おむつに戻すこと
5 早く家に帰ること

正答

問題61 3
問題62 2
問題63 5
問題64 3,4
問題65 5
問題66 4
問題67 5
問題68 2

介護福祉士 「介護過程」独学で一発合格勉強方法第28回(H27年度)過去問61~68無料解説

第28回 介護過程

「介護過程」については、

「介護過程の意義」
「介護過程の展開」
「介護過程の実践的展開」
「介護過程とチームアプローチ」より8問出題されます。

出題基準

1:介護過程の意義
1)介護過程の意義と目的
2: 介護過程の展開
1)情報収集とアセスメント
2)課題、目標
3)計画
4)実施
5)評価
3:介護過程の実践的展開
1)自立に向けた介護過程の展開の実際
2)利用者の状態・状況に応じた介護過程の展開の実際
4:介護過程とチームアプローチ
1)介護過程とチームアプローチ

問題61 介護過程の目的

介護過程の目的に関する次の記述のうち,最も適切なものを 1 つ選びなさい。

1 多職種がそれぞれ異なる最終目標を持つこと
2 1 回限りの介護をすること
3 利用者のニーズに応じた根拠のある個別ケアをすること
4 家族が望む利用者の生活を実現すること
5 介護福祉職の業務の効率を優先すること

問題62 情報収集

介護福祉職の情報収集に関する次の記述のうち,最も適切なものを 1 つ選びなさい。

1 情報は,多角的・継続的に収集する。
2 収集した情報は,取捨選択せずに記録する。
3 主観的情報は,計測器を用いて収集する。
4 利用者が発した言葉は,介護福祉職の主観を加えて記録する。
5 プライバシーに関する情報は,集団面接で収集する。

問題63 用語

「関連する情報の分析・統合を通じて,利用者の課題,ニーズ,強みを明らかにすること」を表す用語として,適切なものを 1 つ選びなさい。

1 チームアプローチ(team approach)
2 アセスメント(assessment)
3 モニタリング(monitoring)
4 アウトリーチ(outreach)
5 インテーク(intake)

問題64 ICFの環境因子

Dさん(70 歳,女性)は,10 年前に人工肛門(ストーマ(stoma))を造設し,2 年前に脳出血を患って軽い右片麻痺が残った。最近,物忘れが目立ってきた。また,同居する娘の仕事が忙しくなってきた。Dさんに関する情報のうち,ICF(国際生活機能分類)の環境因子に該当するものとして,適切なものを 1 つ選びなさい。

1 70 歳の女性である。
2 人工肛門(ストーマ(stoma))を造設した。
3 軽い右片麻痺が残った。
4 物忘れが目立ってきた。
5 娘の仕事が忙しくなってきた。

問題65 解決すべき生活課題

Eさんは,アルツハイマー型認知症で認知症対応型共同生活介護(グループホーム)に入居している。今までできていた食後の歯磨きができなくなってきている。口臭が強くなってきたので,他の利用者が会話を避けている。孫からも「おばあちゃんのお口臭い」と言われ,寂しそうな表情をしているのを介護福祉職が見ている。
優先的に解決すべきEさんの生活課題として,最も適切なものを 1 つ選びなさい。

1 他者と積極的に会話ができるようになること
2 寂しさを取り除くために介護福祉職が励ますこと
3 気を遣わずに孫と話ができるようになること
4 口の中を清潔に保てるようになること
5 一人で歯磨きができるようになること

問題66 客観的情報の記録

客観的情報の記録として,適切なものを 1 つ選びなさい。

1 タンスの中に食べこぼしのついた上着が入っていた。
2 妻とけんかしたことを後悔しているのではないか。
3 ご飯が喉を通らないのは,愛犬がいなくなったからだと思う。
4 いつも冷静なのに突然怒ったのでびっくりした。
5 一人でいる時間が長いので,こまめに声かけをすることにした。

〔事例問題〕
次の事例を読んで,問題 67,問題 68 について答えなさい。

Fさん(70 歳,男性,要介護 1 )は,認知症(dementia)を患う母と二人暮らしである。左片麻痺があり,杖があれば一人で歩行できる。現在は,小規模多機能型居宅介護を利用して在宅生活を送っている。昔から買物が好きで,今でも天気の良い日には,一人で杖をついて買物に出かけていく。Fさんの小規模多機能型居宅介護における介護計画の長期目標は「安全に買物に出かける」,短期目標は「転倒しない」で,支援内容には「事業所内で手すりを使って起立訓練と歩行訓練を行う」と設定されて,順調に実施されている。最近,近所の人から,Fさんがスーパーに向かう途中にある階段が上り切れず,よろけたり,困っている姿を見かけたという情報がたびたび聞かれるようになった。この件をG介護福祉職がFさんに確認すると,Fさんは「足元が少し不安なところがありますが,大丈夫です。いつもありがとうございます」と言い,目に涙を浮かべた。

問題67 介護計画の評価

Fさんの介護計画の評価に関する次の記述のうち,最も適切なものを 1 つ選びなさい。

1 近所の人からの情報は,評価には不要である。
2 「安全に買物に出かける」という目標は達成した。
3 手すりを使った起立訓練と歩行訓練を見直す必要がある。
4 事業所内での訓練は順調なので,このまま継続する。
5 Fさんの発言から満足していると評価した。

問題68 介護福祉職の発言

Fさんの状況を受けて,関係職員が集まり,カンファレンス(conference)を開催することになった。このカンファレンス(conference)に参加したG介護福祉職の発言に関する次の記述のうち,最も適切なものを 1 つ選びなさい。

1 Fさんの日頃の移動の様子について,具体的に説明した。
2 Fさんが感情的になるので,気持ちは聞かないようにしていると説明した。
3 介護保険を使って通所リハビリテーションを併用することを提案した。
4 スーパーに向かうときの様子は多くの情報があるので,Fさんにはそれ以上尋ねる必要がないと説明した。
5 母親の支援について,話し合うことを提案した。

正答

問題61 3
問題62 1
問題63 2
問題64 5
問題65 4
問題66 1
問題67 3
問題68 1

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