自立に向けた排泄の介護(過去問=試験対策)

○ベッド上で差し込み便器を使用し、排便するときはベッド上での排泄を説明し、了解を得る。

○ベッド上で差し込み便器を使用するときは便器を温めて置き、また排便するときは便器の中にトイレットペーパーを敷く。

○ベッド上で差し込み便器を使用し、排便するときは男性の場合は尿器を同時に準備する。

○ベッド上で差し込み便器を使用し、排便するときは気兼ねなく一人で排便できる環境をつくる。

○おむつ交換時は女性の陰部清拭は恥骨から肛門の方向に拭く。

○おむつ交換時は、おむつは汚れを内側に丸め片付ける。

○女性が使用する布おむつは、後ろ側を厚くする。

○腹部とおむつとの間には、指2本程度の余裕があるようにする。

○差し込み便器は、トイレの移動が困難であるとか体力がない場合にベッド上で用をたす用具である。

○差し込み便器は、適温に温めてから使用する。

○股関節や膝の曲がりにくい利用者は、便座を高くすることで動作が楽になることがある。

○ポータブルトイレを選ぶ基準は、安定感、肘掛けや背もたれの設置、足を引くスペースがあることなどである。

○ポータブルトイレは、蹴こみ(足を後ろに引くことができるスペース)のあるものが立ち上がりやすい。

○ポータブルトイレは、麻痺のない側に置くと使いやすい。

○ポータブルトイレ使用時では、排泄(はいせつ)が終了したら、立ち上がる前に下着やズボンを大腿部(だいたいぶ)まで上げておく。

○ベッドの高さに ポータブルトイレの便座の高さを合わせておくと移乗させやすくなる。

○朝食後のトイレ誘導は、よい排泄習慣につながる。

○便秘予防の献立には、食物繊維の多い食材を用いる。

○便秘の時は腹圧をかけやすい姿勢で便座に座るように促す。

○便秘症の人が腹部を温めることは、腸の働きがよくなり便秘解消に効果的である。

○便秘の時は上行結腸、横行結腸、下行結腸の順にマッサージする。

○下痢の場合は、水分の摂取を促す。

○下痢の時には湯さましや、うすい番茶・温めのミネラルウォーターなどを少しずつ数回に分けて飲むと効果的である。

○下痢の時には水分を控えると脱水をひきおこしかねないので水分は十分にとるようにする。

○下痢の時には牛乳を控える。

〇おむつ交換は、利用者の羞恥心に配慮し、手早く介助する。

○機能性尿失禁は、排尿機能は正常にもかかわらず、身体運動機能の低下や認知症が原因でおこる尿失禁である。

○便座に座って足底を床につけた前傾姿勢は、腹圧を高めるために有効である。

○便秘時の腹部マッサージは、上行結腸→横行結腸→下行結腸の順に行うことが有効である。

○直腸性便秘のある高齢者の介護では朝食後、トイレに誘導する。

○終日臥床している利用者への便秘予防の対応として、座位姿勢を保持する機会を作る。

自立に向けた排泄の介護の勉強メモ

差し込み便器

ベッド上で便や尿をとる便器。仰臥位でお尻の下に差し込んで使用する。

差し込み便器の対象者
・尿器が当てずらい女性
・ベッドの上が生活の中心で坐位が保てない方
・便意・尿意を伝えられる方

差し込み便器の使い方(全介助)
1.はねを防止するために、あらかじめ汚物受け部にティッシュペーパーを敷いておく。
2.仰臥位の状態を側臥位にする。
3.便器を側面からお尻に当てる。
4.そのまま便器を当てた状態で、仰臥位にし、両膝を上げる。
5.尿が飛び散るのを防ぐため、ティッシュを尿道口部分に当てる。
6.使用後は腰上げを行い、便器を後方に外す。
7.上にかぶせたティッシュを汚物受けに入れ、お尻を拭く等の後始末を行う。

ポータブルトイレを選ぶポイント

1 ご利用者の体格や身体状態に合うもの(それぞれに適した座面の幅や高さ)
2 の入り移りやすいもの
3 いつもキレイに保てること(衛生面に注意)
4 気持ちよく利用できること(ライバシーに配慮)

便秘予防の食事のポイント

・1日3回、規則正しく食べる
・食物繊維を摂取する
・水分を補う
・発酵食品を補う
・良質の油を利用する
・偏食をしない
・暴飲暴食は控える

下痢

下痢は、健康時の便と比較して、便の水分量が多すぎる状態
治療の基本は、無理に下痢をとめずに脱水症状にならないよう、温かい飲み物を少しずつ補給し、消化の良い物を食べることです。

尿失禁の種類

腹圧性尿失禁
重い荷物を持ち上げた時、走ったりジャンプをした時、咳やくしゃみをした時など、お腹に力が入った時に尿が漏れてしまうのが腹圧性尿失禁です

切迫性尿失禁
自分の意思にかかわらず膀胱が勝手に縮み、膀胱が暴走している状態

溢流性尿失禁
尿が出しにくいことが原因で、残尿が膀胱からあふれて、ダラダラと漏れてしまう状態

機能性尿失禁
排尿機能には問題はなく、身体運動機能の低下や認知症など精神機能の低下と、トイレまでの物理的な距離など環境が原因でおこる尿失禁

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