ケアマネ試験第12回~第23回までの12回分の過去問の中から「保健医療サービス「介護技術の展開」」の問題をまとめてみました

下表にもあるように、「保健医療サービス「介護技術の展開」」は、保健医療サービス分野の中では分類するとたくさんの項目になるので、毎回複数問が出題されています

過去の問題の「〇」の選択肢はそのままで、「✕」の選択肢について簡単な説明をしています

古い年度の問題から書きました

目次

胃瘻(いろう)について、より適切なものはどれか。3つ選べ。

1 経口摂取に移行しようとする場合には、多職種による経口移行計画を作成して行う。

⇒ 設問通り

2 半固形栄養剤の使用により、胃食道逆流や下痢を防止できる可能性がある。

⇒ 設問通り

3 カテーテルが抜けた場合でも、ろう孔から胃の内容物が漏れなければ、医師に報告する必要はない。

⇒ ✕ 「カテーテルが抜けた場合には、すぐに医師に連絡する」

4 チューブ型カテーテルを固定する際には、体表から1~2cm程度の「あそび」を持たせるように外部ストッパーを調整する。

⇒ 設問通り

5 胃瘻(いろう)を造設している場合は、原則として、入浴は禁止されている。

⇒ ✕ 「胃瘻(いろう)を造設していても入浴は可能」

栄養について適切なものはどれか。2つ選べ。

1 血液の生化学検査は、体重測定が困難な場合の栄養評価の唯一の方法である。

⇒ ✕ 「栄養評価方法には、食事調査、身体診察、病歴、生理、理化学検査、臨床検査がある」

2 高齢者のタンパク質の推奨摂取量は、普通成人に比べて少なくてよい。

⇒ ✕ 「 高齢者のタンパク質の推奨摂取量は、 普通成人と変わらない」

3 保健機能食品とは、健康食品のうち、国が定めた安全性や有効性に関する基準を満たしたものである。

⇒ 設問通り

4 中心静脈栄養法は、経腸栄養法に比べて感染などの合併症が少ない。

⇒ ✕ 「中心静脈栄養法では、感染などの合併症か起こる可能性が高く」

5 高齢者の味覚障害では、味を薄く感じることが多い。

⇒ 設問通り

高齢者の栄養管理について正しいものはどれか。3つ選べ。

1 鉄欠乏性貧血がある場合には、鉄を多く含む食品と同時に、良質な蛋白質を含む食品も十分に摂取する。

⇒ 設問通り

2 腎不全では、腎機能の低下にかかわらず、蛋白質の十分な摂取とエネルギーの補給をする。

⇒ ✕ 「腎機能が低下している場合は蛋白質の摂取量のコントロールが必要である」

3 経管栄養を行っている高齢者の便の形状や量が変化した場合には、その状態により経管栄養剤の投与速度や内容の変更を検討する。

⇒ 設問通り

4 エネルギー欠乏症とは、BMI(体格指数)18.5以下の人又は通常時に体重に比べて減少率が6ヵ月に5%以上の場合をいう。

⇒ 設問通り

5  栄養障害に伴う皮膚・粘膜の症状は、ビタミンD欠乏が原因である。

⇒ ✕ 「栄養障害に伴う皮膚、粘膜症状はビタミンBやビタミンAの欠乏が原因である」

高齢者の栄養管理について適切なものはどれか。3つ選ベ。

1 高齢者の食生活指針は、疾病や介護の二次予防を目的に作成されている。

⇒ ✕ 「高齢者の食生活指針は、疾病や介護の一次予防が目的です」

2 糖尿病の場合は、摂取エネルギーを制限して、食物繊維の多い食品を摂取する。

⇒ 設問通り

3 高齢者に低栄養状態をもたらす主な原因は、カルシウムとミネラルの摂取不足である。

⇒ ✕ 「高齢者に低栄養状態をもたらす主な原因は、カルシウム・ミネラルだけに限らず、タンパク質など様々な要因が挙げられる」

4 経管栄養では、腹部膨満感や下痢などの症状をきたしやすいため、注入速度に注意する。

⇒ 設問通り

5 低栄養では、浮腫や貧血が生じやすく、免疫機能が低下するため、感染症も起こりやすくなる。

⇒ 設問通り

高齢者の栄養について正しいものはどれか。3つ選べ。

1 高齢者の低栄養では、血清アルブミン値なども参考にし、多職種が共同して栄養状態の改善を図る。

⇒ 設問通り

2 栄養障害に伴う皮膚・粘膜の症状は、ビタミンK欠乏が原因である。

⇒ ✕ 「ビタミンAやビタミンB2の不足で起こる。ちなみに、ビタミンKが不足すると出血傾向を呈するようになる」

3 食事バランスガイドは、食事摂取基準に基づき、実際の食事の際に、何をどのくらい摂取すればよいかを示したものである。

⇒ 設問通り

4 身体の成分組成は、水分、タンパク質、脂肪、ミネラルで組成され、高齢者では、若年者に比較して、脂肪の構成割合が低下する。

⇒ ✕ 「筋肉が減ることによって脂肪の割合が増える」

5 高齢者の栄養状態は、摂取栄養量と栄養必要量とを比較して評価する。

⇒ 設問通り

高齢者の栄養・食生活について、より適切なものはどれか。3つ選べ。

1 納豆、クロレラ、青汁に含まれるビタミンKは、一部の抗凝固薬の効果を減弱させる。

⇒ 設問通り

2 高齢者は、代謝・吸収の機能が低下するが、栄養補助食品を使用することは控える。

⇒ ✕ 「高齢者であっても代謝・吸収の機能が低下するので、栄養補助食品を使用することはある」

3 ビタミンB2の欠乏により、口角炎や脂漏性皮膚炎が生じることがある。

⇒ 設問通り

4 食欲不振は、消炎鎮痛剤等の薬剤が原因のこともある。

⇒ 設問通り

5 在宅での経管栄養剤は、食品の扱いとなるため、すべて自己負担となる。

⇒ ✕ 「在宅での経管栄養剤は、自己負担扱いのものと、医療保険扱いのものとがある」

低栄養について、より適切なものはどれか。3つ選べ。

1 浮腫や腹水がみられる場合には、低栄養も疑われる。

⇒ 設問通り

2 高齢者の低栄養は、ビタミンとミネラルの摂取不足が主な原因である。

⇒ ✕ 「高齢者の低栄養の原因は、エネルギーやたんぱく質の摂取不足が挙げられる」

3 低栄養は、褥瘡の発生要因の一つである。

⇒ 設問通り

4 仲間と一緒に食事をすることは、食事以外に関心が向き、食欲を減退させるため、低栄養のリスクを高める。

⇒ ✕ 「食欲増進などのプラスの効果が期待できる」

5 上腕や下腿の周囲長は、寝たきりなどで体重測定が難しい場合の低栄養の判定に使われる。

⇒ 設問通り

口腔ケアについて適切なものはどれか。3つ選べ。

1 ロ腔のアセスメントにおいては、口腔内の状況のみでなく、歯磨きの実施状況や義歯の着脱、義歯の清掃状況等についても評価することが重要である。

⇒ 設問通り

2 口腔ケアは、唾液の分泌や味覚の回復を促すが、咳反射は改善されない。

⇒ ✕ 「咳反射も向上することも認められている」

3 嚥下性(誤嚥性)肺炎の予防のためには、総義歯でも口腔ケアが重要である。

⇒ 設問通り

4 義歯は最低1日1回、研磨剤入りの歯磨き剤を使って丁寧に磨くことが推奨される。

⇒ ✕ 「研磨剤入りの歯磨き剤は傷がつくので、丁寧にブラッシングする」

5 経管栄養を行っている場合には、唾液分泌量が減少し、咀嚼による自浄作用が乏しくなるため、積極的な口腔ケアが必要となる。

⇒ 設問通り

口腔ケア及び誤嚥性肺炎について適切なものはどれか。3つ選べ。

1 総義歯の高齢者であっても、定期的な口腔ケアは必要である。

⇒ 設問通り

2 食事摂取後すぐに臥位になった方が、胃腸の動きが活発になるので、誤嚥性肺炎の予防につながる。

⇒ ✕ 「食後すぐに臥位になると、胃の内容物が逆流して誤嚥の原因となる」

3 口腔ケアは、口腔内細菌を減少させるとともに咳嗽反射を促すので、誤嚥性肺炎の予防に有効である。

⇒ 設問通り

4 脳卒中で麻痺のある高齢者では、麻痺側の頬の内側に食物が残っていることが多いので、残渣の有無を確認しながら食事の介助をする。

⇒ 設問通り

5 糖尿病に罹患した高齢者では、出血傾向が増すので、歯肉出血のリスクがある口腔ケアは慎む。

⇒ ✕ 「糖尿病に罹患した高齢者は、免疫力が低下しており、感染症にかかりやすい状態なので、ブラッシングによって口腔内をきれいにしておくことが大切です」

嚥下や口腔ケアについて、より適切なものはどれか。2つ選べ。

1 片麻痺による運動障害や感覚障害がある場合には、麻痺側の口腔内が汚れやすくなる。

⇒ 設問通り

2 成人の唾液の1日の分泌量は、100~200mLといわれている。

⇒ ✕ 「1~1.5ℓとされている」

3 嚥下機能が低下している場合には、感覚が鈍くなるので、氷などの冷たいものを口に入れることは避ける。

⇒ ✕ 「冷たいもので口の中を刺激するのはリハビリなどでも使用されている方法です」

4 口腔ケアは、口腔内細菌を減少させるので、誤嚥性肺炎の予防に有効である。

⇒ 設問通り

5 義歯が本人に合っている場合には、義歯を外さないで口腔ケアを行う。

⇒ ✕ 「義歯は外して口腔ケアを行なう必要がある」

⼝腔機能や腔ケアについて正しいものはどれか。3つ選べ。

1 摂⾷・嚥下は、中枢神経と末梢神経により制御されている。

⇒ 設問通り

2 嚥下反射により、⾷物が気道に⼊らないよう気管の⼊⼝が閉鎖される。

⇒ 設問通り

3 すべての⻭を喪失しても、咀嚼能⼒は低下しない。

⇒ ✕ 「歯の欠損は、咀嚼能力の低下につながる」

4 脱落した粘膜上⽪細胞も、⼝臭の原因となる。

⇒ 設問通り

5 ⼝腔内を清掃する際は、義⻭は外さない。

⇒ ✕ 「口腔ケアをする時は、義歯は取り外して行う」

誤嚥防止について、より適切なものはどれか。3つ選べ。

1 むせるからといって口からの飲食を拒否する人には、経口摂取を中止し、経管栄養にする。

⇒ ✕ 「飲み込みやすい食品や食形態のものを用意し、できる限り経口摂取を促す」

2 むせやすい人では、お茶や汁物にとろみをつけるのがよい。

⇒ 設問通り

3 冷たい食品は、嚥下反射を鈍らせるので避ける。

⇒ ✕ 「冷たい食品は嚥下反射を高める」

4 いきなり、食物を口に入れるのではなく、献立の説明をし、食事の前に深呼吸や口を動かす準備運動をするとよい。

⇒ 設問通り

5 食事を摂る姿勢はできる限り座位とし、頭部と体幹をわずかに前傾するのがよい。

⇒ 設問通り

むせやすい高齢者の食事介助について適切なものはどれか。3つ選べ。

1 食前の深呼吸、唇や頬の運動は、咀嚼及び嚥下筋群の機能を活性化させる。

⇒ 設問通り

2 食事をとる姿勢は、咽頭の動きをよくするために、頭部を後屈させ、下顎を拳上させる。

⇒ ✕ 「食事をとる姿勢は、頭部と体幹をわずかに前傾させ、下顎を下げる」

3 汁物は、誤嚥しやすいのでとろみをつけ、飲み込みやすくする。

⇒ 設問通り

4 スプーンはできるだけ大きく深いものとし、一回量を多くすることで食事の所要時間を短くする。

⇒ ✕ 「スプーンを大きく深くすると食べにくく、飲み込みにくくなるので、1回量はティースプーン1杯程度がよい」

5 食後は、食物残渣を除去するなどにより口腔内を清潔にし、誤嚥性肺炎を予防する。

⇒ 設問通り

について適切なものはどれか。2つ選べ。

1 摂⾷・嚥下プロセスの先⾏期(認知期)は、⾷べ物を咀嚼する段階である。

⇒ ✕ 「先行期は、視覚や聴覚、嗅覚などで食物を認知する段階」

2 摂⾷・嚥下プロセスの咽頭期の障害では、胃からの逆流がみられる。

⇒ ✕ 「咽頭期の障害では、咽頭に食塊が残りやすくなる」

3 ⾷事の介護のアセスメントには、福祉⽤具専⾨相談員が関わることもある。

⇒ 設問通り

4 ⾷事の介護のアセスメントには、利⽤者が調理を⾏っているかどうかの確認は含まれない。

⇒ ✕ 「食事の介護のアセスメントには、調理(献立を考える、食べる、後片付けなど)のどの部分までできるのかを確認することも含まれる」

5 ⾷事の介護のアセスメントでは、利⽤者の普段の活動性や睡眠状況も確認する。

⇒ 設問通り

【摂食・嚥下のプロセス】

第1期:先行期(認知期)

第2期:準備期

第3期:口腔期

第4期:咽頭期

第5期:食道期

食事について適切なものはどれか。3つ選べ。

1 摂食・嚥下プロセスの口腔期では、視覚、触覚、嗅覚の認知により、無条件反射で唾液が分泌される。

⇒ ✕ 「摂食・嚥下プロセスの先行期(認知期)の状態です」

2 摂食・嚥下プロセスの咽頭期では、咽頭に食塊が入ると、気道が閉じられて食道に飲み込まれる。

⇒ 設問通り

3 食事の介護のアセスメントでは、摂食動作ができているかを確認する。

⇒ 設問通り

4 食事の介護のアセスメントでは、食欲がない場合には、痛み、口腔内の状態、服薬状況などを確認する。

⇒ 設問通り

5 医師は、食事の介護のアセスメントに関わる必要はない。

⇒ ✕ 「食事の介護のアセスメントには、医師以外にも管理栄養士、歯科衛生士、言語聴覚士など多職種が協働して行う必要がある」

褥瘡について、より適切なものはどれか。3つ選べ。

1 褥瘡は、慢性的な圧迫、湿潤、摩擦、栄養不良が要因とされ、発生には1~2週間かかる。

⇒ ✕ 「褥瘡は、発生条件が揃えば1~2日でも発生することもある」

2 褥瘡への対応の基本は、発生を防止すると同時に、早期発見に基づく適切な治療と看護のもとに、治療させることである。

⇒ 設問通り

3 褥瘡の発赤がみられた場合には、医療職種と連携を図り、進行を阻止することに最善を尽くす。

⇒ 設問通り

4 褥瘡の発赤部分へのマッサージは、血液の循環を促すので有効である。

⇒ ✕ 「発赤部は炎症が起こっている状態のため、刺激せず、傷つけないように保護します」

5 エアマットレスは、空気をいっぱいにせず、体が底付きしない程度の圧で使用する。

⇒ 設問通り

褥瘡に関する次の記述について、より適切なものはどれか。3つ選べ。

1 浮腫のある皮膚では、褥瘡のリスクが高くなるので、低刺激性の石鹸を用い皮膚の清潔保持に努める。

⇒ 設問通り

2 褥瘡は、寝たきりの人に多くみられ、座位を保持できる人には発生しない。

⇒ ✕ 「座位を保持できる場合でも褥瘡のリスクはある」

3 褥瘡の発生を予防するためにも、栄養不良に陥らないよう食事摂取を促す。

⇒ 設問通り

4 褥瘡が発生した場合には、速やかに入浴を中止しなければならない。

⇒ ✕ 「入浴によって患部をきれいに保つことが重要」

5 真皮を超える褥瘡の状態にある在宅高齢者は、介護保険の訪問看護における特別管理加算の対象者に該当する。

⇒ 設問通り

褥瘡について、より適切なものはどれか。3つ選べ。

1 エアーマット等除圧効果のある予防用具を用いた場合には、体位変換を行う必要はない。

⇒ ✕ 「エアーマットによって除圧効果による負担の軽減は可能だが、あくまでも補助的なものなので、体位変換は必要である」

2 在宅の要介護者で真皮を越える深さの褥瘡がある場合には、介護保険の訪問看護における特別管理加算の対象となる。

⇒ 設問通り

3 褥瘡がある場合には、入浴により末梢血流量が増加し、症状が悪化するため、入浴は避ける。

⇒ ✕ 「褥瘡があっても入浴は血流を良くするので、避けることはしない」

4 感覚障害を有する者は、褥瘡が生じやすい。

⇒ 設問通り

5 浮腫がある場合は、皮膚が引き伸ばされて薄くなるため傷つきやすくなり、褥瘡のリスクが高くなる。

⇒ 設問通り

褥瘡について適切なものはどれか。3つ選べ。

1 褥瘡がある場合には、出血や感染の危険性があるので、入浴は褥瘡が治まるまで延期する。

⇒ ✕ 「皮膚の清潔を保ち褥瘡の改善のために、医師の指示の下入浴や清拭を行うことが重要です」

2 褥瘡の創面から滲出液などとして栄養分が失われるので、高タンパク質、高カロリーの栄養補給が必要である。

⇒ 設問通り

3 寝たきりで関節拘縮のある場合や骨の突出部位のある場合には、特定の部位に圧力が集中し褥瘡が生じやすいので、体圧分散寝具を使用するのがよい。

⇒ 設問通り

4 臀部に発赤ができた場合には、褥瘡と考えられるため、発赤部にマッサージを行い、重症化を予防する。

⇒ ✕ 「発赤部の周辺を血行促進のためマッサージすることは予防につながりますが、発赤部に直接行うことは適切ではない」

5 尿失禁、便失禁は、仙骨部褥瘡の感染リスクを高め、治癒を妨げるので、汚染時の清潔ケアを欠かすことができない。

⇒ 設問通り

褥瘡について、より適切なものはどれか。2つ選べ。

1 身体の清潔の援助は、全身の皮膚を観察し、早期に褥瘡を発見する機会となる。

⇒ 設問通り

2 褥瘡ケアは、訪問看護師などの専門職が行うため、介護者に対する教育は必要ない。

⇒ ✕ 「褥瘡ケアは介護の基本のため、専門職以外の介護職、また介護者にも教育は必要」

3 褥瘡予防のための皮膚のマッサージを行う際には、血液の循環を促すため、発赤部位について特に丁寧に行う必要がある。

⇒ ✕ 「発赤部位を避け、その周囲を丁寧に行う」

4 感覚障害のある在宅療養者は、褥瘡が生じやすい。

⇒ 設問通り

5 車いすを利用し、姿勢維持が困難な者には、皮膚や軟部組織にかかる圧力やずれを減らすため、円座を使用する。

⇒ ✕ 「円座は皮膚が圧迫されたり、体位が制限されてしまうため、褥瘡予防の用具にはふさわしくない」

褥瘡について、より適切なものはどれか。3つ選べ。

1 エアーマット等の除圧効果のある予防用具を用いた場合には、体位変換を行う必要はない

⇒ ✕ 「エアーマットを使用していても、同じ姿勢を続けると褥瘡は発生するので、定期的な体位変換は必ず行う」

2 褥瘡の発生を促す全身性因子には、低栄養、知覚麻痺、意識障害、失禁などがある

⇒ 設問通り

3 褥瘡がある場合には、症状が悪化するため、入浴は避ける

⇒ ✕ 「褥瘡部分は清潔に保つ必要があるので、褥瘡の状態に応じて、医師の指示のもと、入浴することはできる」

4 褥瘡は、一般に感染を伴うことが多く、敗血症の原因となることもある

⇒ 設問通り

5 再発や新たな部位への発生を予測するためには、褥瘡のリスクアセスメントを行うことが有効である

⇒ 設問通り

褥瘡について適切なものはどれか。3つ選べ。

1 褥瘡とは、体外からの圧力による皮下の血流障害により、細胞が壊死してしまう状態をいう。

⇒ 設問通り

2 半座位や座位では、肩甲骨部には発生しない。

⇒ ✕ 「褥瘡ができやすい部位は、体位にもよりますが、骨が飛び出している部位になるため、肩甲骨部なども褥瘡の好発部位として挙げられる」

3 発生要因には、病気や加齢による身体組織の耐久性低下がある。

⇒ 設問通り

4 同一部位への長時間にわたる圧力を減少させるためには、体圧分散用具を用いるとよい。

⇒ 設問通り

5 指定介護老人福祉施設において、褥瘡マネジメント加算は算定できない。

⇒ ✕ 「要件を満たせば、褥瘡マネジメント加算を算定することができる。褥瘡マネジメント加算とは、褥瘡発生を計画的に管理することで算定される加算」

※対象サービスは、介護老人福祉施設、介護老人保健施設、地域密着型介護老人福祉施設入所者生活介護、介護医療院、看護小規模多機能型居宅介護

高齢者の睡眠について、より適切なものはどれか。3つ選べ。

1 高齢者の不眠は症状が安定しないことが多く、休息を確保するためにも、必ず睡眠導入薬を内服する。

⇒ ✕ 「不眠の原因を明らかにすることが大事です。その上で必要な治療法を決定しましょう」

2 高齢者では、早朝に覚醒することが多いが、夜間に覚醒することはほとんどない。

⇒ ✕ 「高齢者は、眠りが浅く、夜間や早朝に覚醒し、昼間に居眠りが多くなる」

3 高齢者の不眠の原因としては、一般的な不眠の原因のほかに、日中の活動不足、夜間の頻尿、不安感などが考えられる。

⇒ 設問通り

4 安眠のためには、騒音を排除し、室温、湿度、照明などの環境整備をする。

⇒ 設問通り

5 安眠のための就寝前の援助として入浴や足浴は有効である。

⇒ 設問通り

高齢者の睡眠障害について適切なものはどれか。3つ選べ。

1 睡眠時無呼吸が認められる高齢者では、中途覚醒することがないため、昼間は眠気を感じないことが多い。

⇒ ✕ 「睡眠時無呼吸症候群では、夜間無呼吸時の低酸素のために断続的に睡眠が中断されることがあり、このような場合には、日中に眠気を感じることが頻繁に起こる」

2 認知症では、夜間の不眠とともに午睡が増え、昼夜逆転をきたしやすい。

⇒ 設問通り

3 睡眠障害は、集中力や注意力の低下などにより、歩行時の転倒を引き起こしやすい。

⇒ 設問通り

4 通常、施設入所による環境変化や生活習慣の変化により、睡眠が十分とれるようになる。

⇒ ✕ 「環境の変化は不眠やせん妄の原因となる」

5 身体疾患の進行や増悪は睡眠の質に影響を与えるため、それが適切にコントロールされているかを確認する。

⇒ 設問通り

睡眠について正しいものはどれか。3つ選べ。

1 床に就いてもなかなか眠れないことを、熟眠障害という。

⇒ ✕ 「床に就いてもなかなか眠れないことを、入眠障害という」

2 眠りが浅く、すっきりと⽬覚められないことを、早朝覚醒という。

⇒ ✕ 「眠りが浅く、すっきりと⽬覚められないことを、熟眠障害という」

3 かゆみによって睡眠障害が⽣じることがある。

⇒ 設問通り

4 薬の副作⽤によって、夜間に興奮⼜は覚醒し、不眠になることがある。

⇒ 設問通り

5 起床時の覚醒⽔準を⾼めるケアを⾏うことで、規則的な排便リズムへの効果が期待できる。

⇒ 設問通り

全身状態に関する次の記述のうち適切なものはどれか。3つ選べ。

1 心不全による呼吸困難時には、仰臥位をとらせると症状を緩和できる。

⇒ ✕ 「仰臥位ではなく、起座位をとらせると症状緩和となる場合がある」

2 標準的な体重の場合は、体内の代謝産物を排泄するためにおよそ500ml/日以上の尿量が必要であり、不感蒸泄を勘案すると1,000ml/日以上の水分を摂取する必要がある。

⇒ 設問通り

3 体重の変化は、栄養状態や心疾患、腎疾患等の内部疾患の重要な指標となるため、定期的に把握するとよい。

⇒ 設問通り

4 消化管出血の場合は、赤色の血便となるので、黒色便の場合は消化管出血以外の原因を考える。

⇒ ✕ 「上部消化管出血の場合黒色便がみられ、下部消化管出血の場合鮮血便がみられる」

5 せん妄とは、意識障害を基盤にして、そこに幻覚や妄想、不安、興奮などを伴った状態である。

⇒ 設問通り

高齢者の転倒について正しいものはどれか。3つ選べ。

1 認知症高齢者は、夜間の排尿行動や不穏状態で転倒することが多い。

⇒ 設問通り

2 徘徊などで転倒を繰り返す介護施設入所者については、向精神薬などの薬物を用いて歩けないように行動を制限する。

⇒ ✕ 「薬物を用いて行動制限することは身体拘束となり、介護保険施設では原則禁止されている」

3 転倒により頭部を強く打った場合には、数時間様子をみて、意識障害などがなければ、それ以上の経過観察は要らない。

⇒ ✕ 「硬膜下血腫などの場合、転倒などによる頭部打撲後1~3か月後に初めて症状が出ることがあるので経過観察は必要」

4 高齢女性は、骨粗鬆症が多いので、転倒により容易に骨折を起こしやすい。

⇒ 設問通り

5 要介護高齢者が短期間に複数回転倒した場合には、再度転倒する可能性が高いため、総合的にアセスメントを行い、対策を検討する必要がある。

⇒ 設問通り

排泄について、より適切なものはどれか。3つ選べ。

1 日常生活動作の低下による機能性失禁では、排泄に関する一連の日常生活動作の問題点を見極めることが重要である。

⇒ 設問通り

2 便失禁は、すべて医学的治療を要する。

⇒ ✕ 「生活習慣の改善などで軽減することもあるため、全てが医学的治療が必要というわけではない」

3 ポータブルトイレやおむつについては、理学療法士等の多職種と連携し、日常生活動作に適合したものを選択する。

⇒ 設問通り

4 切迫性尿失禁には、膀胱訓練よりも骨盤底筋訓練が有効である。

⇒ ✕ 「切迫性尿失禁とは、我慢できず尿が漏れてしまうタイプの失禁のことで、骨盤底筋訓練が有効なのは、腹圧性尿失禁である」

5 排便コントロールには、排便間隔を把握し、食生活や身体活動等を含めた生活リズムを整えることが大切である。

⇒ 設問通り

皮膚疾患について、より適切なものはどれか。2つ選べ。

1 脂漏性湿疹では、患部を清潔に保つほか、抗真菌薬、保湿剤、ビタミン薬などが使用される。

⇒ 設問通り

2 帯状疱疹は、水痘・帯状疱疹ウイルス感染の再活性化によって起こる。

⇒ 設問通り

3 皮脂欠乏症は患部を清潔に保つことが悪化予防になることから、ナイロンタオルなどを使ってよく洗う。

⇒ ✕ 「落としすぎると皮脂欠乏症が悪化する」

4 白癬は家族内で感染することはまれであるため、爪切りやスリッパなどは共有しても差し支えない。

⇒ ✕ 「白癬はスリッパなどを介して感染し、多くは足から感染する」

5 薬疹は、長期間服用している薬剤により生じることはない。

⇒ ✕ 「薬疹は免疫反応なので、いつでも起こり得る」

服薬管理について、より適切なものはどれか。3つ選べ。

1 高齢者の服薬管理能力の把握には、ADLや生活環境の評価は必要ない。 

⇒ ✕ 「服薬管理能力を把握するために、ADLや生活環境の評価は必要である」

2 高齢者が服用中の薬の副作用の不安を訴えた場合は、その意思を尊重し、すべての服薬の中止を勧める。  

⇒ ✕ 「高齢者が服用中の薬の副作用の不安を訴えた場合は、主治医に相談し服薬の見直しを検討する必要がある」

3 認知機能低下は、用法や薬効に対する理解不足を生じさせ、適切な服薬管理を困難にする。

⇒ 設問通り

4 「 お薬手帳 」により、処方情報を共有する。

⇒ 設問通り

5 居宅療養管理指導では、薬剤師は、医師や歯科医師の指示を受け、利用者を訪問して薬学的管理指導を行う。

⇒ 設問通り

四肢麻痺のある要介護者に対する訪問介護の身体介護として介護保険で認められるものはどれか。3つ選べ。

1 一般的な調理

⇒ ✕ 「調理は、訪問介護の『生活援助」

2 おむつ交換

⇒ 設問通り

3 リハビリテーション

⇒ ✕ 「リハビリテーションは、訪問リハビリテーションなので訪問介護には含まれない」

4 通院介助

⇒ 設問通り

5 足浴

⇒ 設問通り

高齢者が服用することが多い薬剤と副作用の組合せとして、より適切なものはどれか。3つ選べ。

1 鉄剤―消化器症状

⇒ 設問通り

2 降圧剤―起立性低血圧

⇒ 設問通り

3 利尿薬―唾液分泌過剰

⇒ ✕ 「利尿薬…口渇によって唾液の量が減る」

4 抗不安薬―便秘

⇒ 設問通り

5 非ステロイド性消炎鎮痛薬―低血糖

⇒ ✕ 「血糖値への影響があるのはステロイド性消炎鎮痛剤」

薬剤について、より適切なものはどれか。2つ選べ。

1 服薬が困難な場合には、貼付剤など他の剤型の薬剤の使用も考慮する。

⇒ 設問通り

2 腎機能が低下している場合には、血中濃度が下がるため、抗菌薬を使用するときは、適宜増量する。

⇒ ✕ 「腎機能が低下すると排出機能が低下するため、血中濃度は上昇する傾向があるので、むやみやたらに増量はしない」

3 BPSD(認知症の行動・心理症状)がある場合には、漢方薬は使用しない。

⇒ ✕ 「漢方薬にはイライラや興奮を抑える薬(抑肝散)があり、認知症の人に処方さえることある」

4 飲み忘れを防止するためには、「お薬カレンダー」などを利用する。

⇒ 設問通り

5 降圧剤を内服中の高齢者は、薬の作用により転倒しやすい。

⇒ 設問通り

薬剤について、より適切なものはどれか。2つ選べ。

1 肝機能が低下している場合は、薬剤の代謝速度が速くなる。

⇒ ✕ 「肝機能が弱まると代謝速度は遅くなる」

2 口腔内で溶けるOD(Oral Disintegrant)錠は、口腔粘膜からそのまま吸収される薬剤である。

⇒ ✕ 「口腔粘膜から吸収される薬剤の種類は、舌下(舌下錠)と、頬と歯茎の間(口腔錠)から吸収される」

3 薬剤は、主に便として排泄される。

⇒ ✕ 「薬剤は主に尿として排出される」

4 麻薬は、口渇の原因となり得る薬剤である。

⇒ 設問通り

5 上半身を起こし、多めの水で薬を服用することが、食道潰瘍の予防につながる。

⇒ 設問通り

高齢者の薬物療法について適切なものはどれか。3つ選べ。

1 薬剤によっては同時に摂取しないほうがよい食品があるので、食事内容についても情報を得る。

⇒ 設問通り

2腎機能障害があると薬剤の効果が現れにくいので、投与量を増やす。

⇒ ✕ 「腎機能障害があると、薬の排泄が遅くなり、薬の作用が増強されるため、投与量を安易に増やしてはならない」

3 認知症高齢者については、自分で剥がしてしまうため、原則として、経皮吸収型貼付剤(パッチ剤)は用いない。

⇒ ✕ 「薬剤管理が困難である認知症高齢者の場合には、経皮吸収型貼付剤(パッチ剤)が有効です」

4 症状が消失すると内服を自分でやめてしまう場合があるため、内服状況を確認する。

⇒ 設問通り

5 定期的に緩下剤を服用している者が頻回の下痢をしている場合には、主治医と薬用量について相談する。

⇒ 設問通り

高齢者虐待について正しいものはどれか。3つ選べ。(注)『厚生労働省調査』とは、厚生労働省老健局高齢者支援課認知症・虐待防止対策推進室による「平成24年度高齢者虐待の防止、高齢者の養護者に対する支援等に関する法律に基づく対応状況等に関する調査」のことである。

(高齢者虐待は、福祉サービス分野に含まれるものである)

1 通報等により高齢者を保護しなければ生命に危険がおよぶと推測される場合には、市町村は、迅速に必要な保護のための措置等を講じなければならない。

⇒ 設問通り

2 『厚生労働省調査』における「要介護施設従事者等による高齢者虐待」の種別で最も多いのは、身体的虐待、次いで心理的虐待である。

⇒ 設問通り

3 『厚生労働省調査』における「養護者による高齢者虐待」の相談・通報者で最も多いのは、介護支援専門員である。

⇒ 設問通り

4 『厚生労働省調査』における「養護者による高齢者虐待」の虐待者の続柄で最も多いのは、夫である。

⇒ ✕ 「養護者による高齢者虐待の虐待者の続柄で最も多いのは、息子である」

5 高齢者虐待の通報では、個人情報保護のため、家族の了解を得た上で、通報しなければならない。

⇒ ✕ 「高齢者虐待で通報する場合は、家族の了解をとる必要はない」

高齢者の飲酒問題に関して適切なものはどれか。3つ選べ。

1 退職や配偶者の死をきっかけに、飲酒問題が顕在化する場合がある。

⇒ 設問通り

2 アルコール依存症は、本人の意志や性格の問題である。

⇒ ✕ 「アルコール依存症は、薬物依存症の一種であり、精神疾患のひとつと考えられている」

3 高齢者の過度の飲酒は、脳血管障害、骨折、認知症のリスク因子である。

⇒ 設問通り

4 アルコール依存症は、飲酒をやめれば能力障害が生じないと判断されているため、精神障害者保健福祉手帳の対象外である。

⇒ ✕ 「アルコール依存症は精神障害者保健福祉手帳の対象である」

※初めてアルコール依存症の治療を受けた日から6ヵ月を経過していないと申請手続きはできない

5 家族関係が希薄な場合には、飲酒問題に気づくのが遅れることがある。

⇒ 設問通り

まとめ

ケアマネ試験第12回~第23回までの12回分の過去問の中から「保健医療サービス「介護技術の展開」」の問題をまとめてみました

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