ケアマネ試験第12回~第23回までの12回分の過去問の中から「ソーシャルワーク(個別・集団・地域援助)」の問題をまとめてみました

下表にもあるように、「ソーシャルワーク(個別・集団・地域援助)」は、個別なのか、集団なのか、地域なのか、が出題されています

過去の問題の「〇」の選択肢はそのままで、「✕」の選択肢について簡単な説明をしています

古い年度の問題から書きました

集団援助技術(ソーシャルグループワーク)について、より適切なものはどれか。3つ選べ。

1 集団援助技術とは、ワーカーが集団におけるメンバーの相互関係のダイナミックな動きを意図的に活用するものである。

⇒ 設問通り

2 同じような問題を抱えている他のメンバーに接することで、各メンバーが自分の問題についての新しい見方を獲得する機会となる。

⇒ 設問通り

3 ワーカーは、グループ全体としての活動を展開するだけではなく、メンバーの個別なニーズにも働きかける。

⇒ 設問通り

4 グループ内で対立が起きた場合には、メンバーの主体的な活動を重視し、ワーカーは介入すべきではない。

⇒ ✕ 「グループ内で対立が起きた場合には、メンバーの主体的な活動を重視しながらも、ワーカーは意図的に介入して援助する必要がある」

5 プログラムの円滑な実施を図るため、ワーカーは常にグループ内でリーダーとしての役割を担う。

⇒ ✕ 「必ずしもワーカーがリーダーをやる必要はない」

地域援助技術(コミュニティワーク)について、より適切なものはどれか。2つ選べ。

1 専門職だけで地域のニーズを把握し、支援計画を立案する。

⇒ ✕ 「地域住民の意見、参加も求められる」

2 多様な年代の人々や、文化的背景をもった人々との交流を促進する。

⇒ 設問通り

3 よりよい福祉サービスの制度化に向けての情報収集、広報、啓発活動は含まれない。

⇒ ✕ 「情報収集や広報、啓蒙活動も含まれる」

4 福祉サービスの利用者集団のための権利擁護活動は含まれない。

⇒ ✕ 「福祉サービスの利用者集団のための権利擁護活動も含まれる」

5 情報センターや総合相談窓口などを設置するなど、地域住民が福祉サービスをよりよく知り、利用できるための手段をつくりだす。

⇒ 設問通り

集団援助技術(ソーシャルグループワーク)について、より適切なものはどれか。3つ選べ。

1 グループでの体験は、社会的行動の学習の場となる。

⇒ 設問通り

2 固定したメンバーで活動を行うことが重要なので、メンバーがグループから離れることをグループワーカーは認めるべきではない。

⇒ ✕ 「グループは変化するもの。固定されたメンバーである必要はありませんし、離れることもメンバーの自由」

3 活動に参加するメンバーが、グループワーカーに代わってリーダーシップを取ることは、望ましいことではない。

⇒ ✕ 「メンバーがグループワーカーに代わってリーダーシップをとることで新たな視点から考えるきっかけにもなる」

4 グループ内で類似の問題を持つ他のメンバーの発言を聞くことは、問題を抱えている人が自分の問題との共通性に気づく機会となる。

⇒ 設問通り

5 場面ごとに異なる役割を担うことで、自らを見つめ直したり、新たな自信を得たりする機会となる。

⇒ 設問通り

地域援助技術(コミュニティワーク)について、より適切なものはどれか。2つ選べ。

1 地域にある既存の保健・福祉サービスをニーズに合うように改善することは、コミュニティワークに含まれない。

⇒ ✕ 「既存のサービスをさらに充実させたり、改善することもコミュニティーワークに含まれる」

2 震災被災者等に対するボランティアグループを組織化することも、コミュニティワークの一つである。

⇒ 設問通り

3 社会福祉に関する問題を対象とするので、医療・保健機関との協力活動は行わない。

⇒ ✕ 「医療、保健機関、またはその他の専門職、機関などと連携することも大切です」

4 地域住民が福祉に関する情報を入手したり、相談ができるような環境を整備する。

⇒ 設問通り

5 コミュニティワークは、自治体や社会福祉協議会だけが実施できる。

⇒ ✕ 「コミュニティワークの中心的役割を果たしているのは社会福祉協議会ですが、NGOやNPOなどの非営利組織も多様に組織されて活躍している」

集団援助技術 (ソーシャルグループワーク) について、 より適切なものはどれか。 2つ選べ。

1 高齢者の集団活動の意義の1つに、 安心できる仲間のなかで新たな生きがいを発見することがある。

⇒ 設問通り

2 グループメンバーの秘密を保持するために、 メンバーの途中での離脱は認めるべきではない。

⇒ ✕ 「グループの参加は本人の自由意思である」

3 他のメンバーが自分と同じような問題を抱えていることを知ることは、 自分の問題を客観的に見る機会となる。

⇒ 設問通り

4 援助の効果を高めるためには、 専門職がグループのリーダーとなる必要がある。

⇒ ✕ 「必ずしも専門職がグループのリーダーとなる必要はない。リーダーやメンバーの役割は固定されたものではなく、流動的でよい」

5 集団活動の目的を達成することが重要なので、 メンバーの個別援助の課題と結び付けることは望ましくない。

⇒ ✕ 「グループ全体の目標達成だけでなく、参加者の個別的な課題と結びつけることが望ましい」

地域援助技術(コミュニティワーク)として、より適切なものはどれか。3つ選べ。

1 精神保健福祉士による入院中のクライエントの心理的な問題に関する面接

⇒ ✕ 「個別援助(個人に対しての働きかけ)になる」

2 NPOによる地域住民とともに行う地域開発

⇒ 設問通り

3 特別養護老人ホームの生活相談員による入所者に限定したグループ活動

⇒ ✕ 「集団援助(入居者=集団に対する働きかけ)になる」

4 社会福祉協議会による認知症の人や家族介護者のための地域サービスの整備

⇒ 設問通り

5 地域包括支援センターによる地域住民のための認知症サポーター養成講座

⇒ 設問通り

高齢者を対象としたメゾ・ソーシャルワーク(集団援助)でのソーシャルワーカーによる支援について、より適切なものはどれか。2つ選べ。

1 メゾ・ソーシャルワークの原則は、全世代に共通するので、若い世代と同じような展開方法で行った。

⇒ ✕ 「高齢者を対象とする場合は、集団活動から遠ざかっていた人、経験したことがない人もいるため、十分な準備をした上で慎重に導入していく必要がある」

2 効率的な運営のために、メンバーが途中から離脱することを、あらかじめ禁止した。

⇒ ✕ 「自由に離脱できることが保障されていないと効果は期待できない」

3 メンバーが自分の体験を話そうとしたので、それを一方的に制止した。

⇒ ✕ 「制止するのは適切ではない」

4 メンバーにリーダー役を務めることを、呼びかけた。

⇒ 設問通り

5 メンバーから希望があった美術館への訪問を、グループで計画することを提案した。

⇒ 設問通り

メゾ・ソーシャルワーク(集団援助)について、について、より適切なものはどれか。3つ選べ。

1 メンバーの中に共通の問題を発見し、共感することは、孤立感や悲壮感を解消することにはつながらない。

⇒ ✕ 「メンバーの中に共通の問題を発見し、共感することは、孤立感や悲壮感を解消することにつながる場合もある」

2 援助を受ける立場にあるメンバーは、他人を援助するという立場にはなれない。

⇒ ✕ 「援助を受けたい方、援助を行いたい方、援助を受けることと行うことの両方を希望することも可能に」

3 集団として活動するという体験で、グループの力の大きさを理解することができる。

⇒ 設問通り

4 一人ではできない活動に仲間とともに取り組むことで、できるようになった喜びを体験することができる。

⇒ 設問通り

5 他のメンバーの行動を観察することは、自分の問題について新たな見方を獲得する機会となる。

⇒ 設問通り

マクロ・ソーシャルワーク(地域援助)として、より適切なものはどれか。3つ選べ。

1 社会福祉協議会による一人暮らし高齢者への声かけ活動のための住民の組織化

⇒ 設問通り

2 地域包括支援センターの社会福祉士による高齢者を虐待する家族への面接

⇒ ✕ 「ミクロ・ソーシャルワーク(個別援助)の領域である」

3 住民が手軽に福祉サービスの情報を入手できる手段の創設

⇒ 設問通り

4 特別養護老人ホームの生活相談員による入所者に対するグループ活動

⇒ ✕ 「メゾ・ソーシャルワーク(集団援助)の領域である」

5 コンビニエンスストアや商店街、地域の企業などの社会資源が行う認知症高齢者の見守り活動

⇒ 設問通り

メゾ・ソーシャルワーク(集団援助)として、より適切なものはどれか。3つ選べ。

1 通所介護で計画的に実施する誕生会でのゲーム等の活動

⇒ 設問通り

2 民生委員による地域の認知症高齢者の見守り活動

⇒ ✕ 「民生委員の活動は、マクロ・ソーシャルワーク(地域援助技術)にあたる」

3 一人暮らし高齢者を集めて社会福祉協議会が実施する介護予防のためのレクリエーション活動

⇒ 設問通り

4 認知症高齢者を介護する家族の集まりにおいて行う介護方法等に関するグループ活動

⇒ 設問通り

5 地域包括支援センターの主任介護支援専門員による家族介護者への相談面接

⇒ ✕ 「個別の相談面接は、個別援助技術(ミクロ・ソーシャルワーク)である」

マクロ・ソーシャルワーク(地域援助)として、より適切なものはどれか。3つ選べ。

1 震災被災者に対するボランティアを組織化し、サービス提供の仕組みを構築する

⇒ 設問通り

2 地域における多様な住民の課題に応えるため、医療、保険、福祉等の専門職だけで問題解決を図る

⇒ ✕ 「チームアプローチとしての働きかけの一つ」

3 地域で生活に困っている外国人に対して、自治体職員が個別に訪問し、相談面接を行う

⇒ ✕ 「ミクロ・ソーシャルワーク(個別援助)にあたる援助方法の一つ」

4 小学校において、地域で生活している高齢者の方々から講話をしてもらうなどの世代間交流の機会を設ける

⇒ 設問通り

5 地域の聴覚言語障害者に対して適切に情報提供が行われるよう、要約筆記者、手話通訳者の配置などを自治体に働きかける

⇒ 設問通り

ソーシャルワークにおける集団援助として、より適切なものはどれか。3 つ選べ 。

1 精神科クリニックで行われる、アルコール依存症の当事者による分かち合い体験

⇒ 設問通り

2 地域包括支援センターによる、介護に悩む家族を対象とした交流活動

⇒ 設問通り

3 福祉事務所で行われる、社会福祉主事による生活保護の相談面接

⇒ ✕ 「個別援助にあたる」

4 特別養護老人ホームの入居者と地域住民との交流を目的とした夏祭りのためのボランティアの募集

⇒ ✕ 「地域援助にあたる」

5 地域支援事業として行われる、虚弱高齢者のグループを対象とした介護予防活動への助言

⇒ 設問通り

ソーシャルワークにおける地域援助として、より適切なものはどれか。3 つ選べ。

1 難病患者の家族の会による会員向けの介護体験報告会

⇒ ✕ 「集団援助にあたる」

2 社会福祉協議会による地域住民向けの生活支援サポーター養成講座の開催

⇒ 設問通り

3 地域包括支援センターに登録された虚弱高齢者向けの健康教室でのプログラム活動

⇒ ✕ 「集団援助にあたる」

4 精神障害者の地域移行のための病院や障害福祉サービス事業者、不動産会社等のネットワークの構築

⇒ 設問通り

5 自治体や社会福祉法人と大学との協働による認知症カフェの設置・運営

⇒ 設問通り

ソーシャルワークにおける個別援助として、より適切なものはどれか。2つ選べ。

1 社会福祉協議会の社会福祉⼠による成年後⾒制度の利⽤に関する⾯接

⇒ 設問通り

2 介護⽼⼈福祉施設の⽣活相談員によるカラオケ⼤会などのレクリエーション活動

⇒ ✕ 「集団援助にあたる」

3 地域包括⽀援センターの主任介護⽀援専⾨員による家族介護者との相談

⇒ 設問通り

4 キャラバン・メイトによる認知症サポーター養成講座

⇒ ✕ 「地域援助にあたる」

5 社会福祉協議会のボランティアコーディネーターによる災害ボランティアセンターの設置

⇒ ✕ 「地域援助にあたる」

ソーシャルワークにおける地域援助として、より適切なものはどれか。3つ選べ。

1 地域の問題や多様な社会資源について評価するために、地域アセスメントを⾏う。

⇒ 設問通り

2 病院の専⾨職で構成されたメンバーで退院促進のためのチームアプローチを⾏う。

⇒ ✕ 「集団援助にあたる」

3 地域におけるニーズ把握では、潜在的ニーズを掘り起こすアウトリーチを⾏う。

⇒ 設問通り

4 ⾏政機関等のフォーマルな社会資源による地域ネットワークを構築すれば、地域課題は解決する。

⇒ ✕ 「地域課題の解決のためには、行政機関によるフォーマルな社会資源の開発だけではなく、ボランティアやサロン活動などのインフォーマルな社会資源の開発も必要である」

5 障害者が福祉サービスにアクセスしやすくなるよう⾃治体に働きかける。

⇒ 設問通り

ソーシャルワークにおける集団援助として、より適切なものはどれか。2つ選べ。

1 地域包括支援センターの社会福祉士による一人暮らしの高齢者を集めた生きがいづくりのためのプログラム活動

⇒ 設問通り

2 医療機関における医療ソーシャルワーカーによる入院中のクライエントへの相談支援

⇒ ✕ 「個別援助技術にあたる」

3 社会福祉協議会の職員と民生委員による「福祉マップ」の作成

⇒ ✕ 「地域援助技術にあたる」

4 精神科クリニックで行われるアルコール依存症患者の家族を対象とした交流活動

⇒ 設問通り

5 NPO法人のスタッフと地域住民による高齢者の見守り活動

⇒ ✕ 「地域援助技術にあたる」

まとめ

ケアマネ試験第12回~第23回までの12回分の過去問の中から「ソーシャルワーク(個別・集団・地域援助)」の問題をまとめてみました

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