ケアマネ試験第12回~第23回までの12回分の過去問の中から「高齢者虐待防止法」の問題をまとめてみました
下表にもあるように、「高齢者虐待防止法」は、数年間隔で出題されています
過去の問題の「〇」の選択肢はそのままで、「✕」の選択肢について簡単な説明をしています
古い年度の問題から書きました
- 「高齢者虐待の防止、高齢者の養護者に対する支援等に関する法律」について正しいものはどれか。3つ選べ。
- 「高齢者虐待の防止、高齢者の養護者に対する支援等に関する法律」(以下「高齢者虐待防止法」という。)について正しいものはどれか。3つ選べ。
- 「高齢者虐待の防止、高齢者の養護者に対する支援等に関する法律」(以下「高齢者虐待防止法」という。)について適切なものはどれか。3つ選べ。
- 「高齢者虐待の防止、高齢者の養護者に対する支援等に関する法律」(以下「高齢者虐待防止法」という。)について正しいものはどれか。3つ選べ。
- 高齢者虐待の防止について適切なものはどれか。3つ選べ。
- 高齢者虐待の防止、高齢者の養護者に対する支援等に関する法律について正しいものはどれか。2つ選べ。
- まとめ
「高齢者虐待の防止、高齢者の養護者に対する支援等に関する法律」について正しいものはどれか。3つ選べ。
1 介護支援専門員は、高齢者虐待を発見しやすい立場にあることを自覚し、高齢者虐待の早期発見に努めなければならない。
⇒ 設問通り
2 要介護高齢者の生命に重大な危険が生じている虐待を発見したものは、担当の介護支援専門員を通じて、速やかに市町村へ通報しなければならない。
⇒ ✕ 「発見した人が市町村に通報する義務がある」
3 この法律で対象とする養介護施設には、有料老人ホームは入らない。
⇒ ✕ 「高齢者虐待の防止、高齢者の養護者に対する支援等に関する法律の対象とする養護施設には、有料老人ホームも含まれます」
4 市町村は、養護者の負担軽減を図るため、高齢者が短期間養護を受けるための居室を確保するための措置を講じる。
⇒ 設問通り
5 都道府県知事は、養介護施設従事者等による高齢者虐待の状況やそれに対する措置等について、毎年度公表する。
⇒ 設問通り
「高齢者虐待の防止、高齢者の養護者に対する支援等に関する法律」(以下「高齢者虐待防止法」という。)について正しいものはどれか。3つ選べ。
1 高齢者虐待とは、養護者、養介護施設従業者等によって加えられた行為で、長時間の放置等養護を著しく怠ることも含まれる。
⇒ 設問通り
2 高齢者虐待防止法では、高齢者の虐待防止、虐待を受けた高齢者の保護及び養護者に対する支援について、都道府県が第一義的に責任を有する主体と位置付けている。
⇒ ✕ 「市町村が第一義的に責任を持つ役割を担うと規定されてい」
3 地域包括支援センターは、地域における高齢者虐待対応の中核機関の1つである。
⇒ 設問通り
4 養護者による虐待を受けた高齢者を保護するために、市町村は必要な居室を確保するための措置をとる。
⇒ 設問通り
5 介護施設等から虐待の通報を受けた市町村長又は都道府県知事は、原則として、家庭裁判所の指示に従って権限を行使する。
⇒ ✕ 「報告を受けた市町村、地域包括支援センターなどが速やかに措置を講じる」
「高齢者虐待の防止、高齢者の養護者に対する支援等に関する法律」(以下「高齢者虐待防止法」という。)について適切なものはどれか。3つ選べ。
1 高齢者虐待防止法における高齢者虐待は、身体的虐待,著しく養護を怠ること(ネグレクト)、心理的虐待、性的虐待、経済的虐待である。
⇒ 設問通り
2 虐待を受けたと思われる高齢者を発見した者は、速やかに警察に通報しなければならない。
⇒ ✕ 「警察ではなく、市町村に通報する」
3 市町村長は、高齢者の生命又は身体に重大な危険が生じているおそれがあると認めるときは、立ち入り調査を行うために所管の警察署長に対し援助を求めることができる。
⇒ 設問通り
4 都道府県は、養護者による虐待を受けた高齢者の保護のために必要な居室を確保するための措置を講じなければならない。
⇒ ✕ 「都道府県ではなく、市町村」
5 市町村は、相談、指導、助言や通報又は届出の受理及び養護者に対する支援等の事務を地域包括支援センターに委託することができる。
⇒ 設問通り
「高齢者虐待の防止、高齢者の養護者に対する支援等に関する法律」(以下「高齢者虐待防止法」という。)について正しいものはどれか。3つ選べ。
1 高齢者虐待防止法で対象となる養介護施設には、有料老人ホームは含まれない。
⇒ ✕ 「有料老人ホームも含まれる」
2 市町村は、養護者の負担の軽減を図るため緊急の必要がある場合に高齢者が短期間養護を受けるために必要となる居室を確保するための措置を講じなければならない。
⇒ 設問通り
3 養護者による虐待で高齢者の生命又は身体に重大な危険が生じているおそれがある場合には、市町村長は、高齢者福祉に関する事務に従事する職員をして、当該高齢者の居所に立ち入り、必要な調査を行わせることができる。
⇒ 設問通り
4 市町村長は、養介護施設従事者等による高齢者虐待の状況やそれに対する措置等を、毎年度、公表しなければならない。
⇒ ✕ 「公表の義務があるのは、都道府県知事」
5 養介護施設従事者等は、業務に従事する施設内において虐待を受けたと思われる高齢者を発見した場合は、速やかにこれを市町村に通報しなければならない。
⇒ 設問通り
高齢者虐待の防止について適切なものはどれか。3つ選べ。
1 本人の希望する金銭の使用を理由なく制限することは、経済的虐待である
⇒ 設問通り
2 介護支援専門員には、高齢者虐待の防止において、早期発見の役割は期待されていない
⇒ ✕ 「介護支援専門員の役割の一つに、高齢者虐待の早期発見がある」
3 高齢者の外部との接触を意図的、継続的に遮断する行為は、身体的虐待である
⇒ 設問通り
4 高齢者の意欲や自立心を低下させる行為は、心理的虐待である
⇒ 設問通り
5 「緊急やむを得ない場合」として身体拘束が認められるのは、「切迫性」、「非代替性」、「一時性」のいずれかを満たす場合である
⇒ ✕ 「切迫性・非代替性・一時性の3つすべての要件を満たす必要がある」
高齢者虐待の防止、高齢者の養護者に対する支援等に関する法律について正しいものはどれか。2つ選べ。
1 養護者による高齢者を衰弱させるような著しい減食は、高齢者虐待に当たる。
⇒ 設問通り
2 市町村又は市町村長は、虐待の通報又は届出があった場合には、高齢者を一時的に保護するために老人短期入所施設等に入所させることができる。
⇒ 設問通り
3 養介護施設には、地域包括支援センターは含まれない。
⇒ ✕ 「養介護施設には、地域包括支援センターも含まれる」
4 養護者による高齢者虐待により高齢者の生命又は身体に重大な危険が生じているおそれがあると認める場合であっても、市町村の職員は、警察の許可なく高齢者の居所に立ち入ることはできない。
⇒ ✕ 「市町村長は警察の許可を得なくても、市町村の職員などに立ち入り調査を行わせることができる」
5 都道府県は、養護者の負担軽減のため、養護者の相談、指導及び助言その他の必要な措壁を講じなければならない。
⇒ ✕ 「都道府県ではなく、市町村です」
まとめ
ケアマネ試験第12回~第23回までの12回分の過去問の中から「高齢者虐待防止法」の問題をまとめてみました
- 「高齢者虐待の防止、高齢者の養護者に対する支援等に関する法律」について正しいものはどれか。3つ選べ。
- 「高齢者虐待の防止、高齢者の養護者に対する支援等に関する法律」(以下「高齢者虐待防止法」という。)について正しいものはどれか。3つ選べ。
- 「高齢者虐待の防止、高齢者の養護者に対する支援等に関する法律」(以下「高齢者虐待防止法」という。)について適切なものはどれか。3つ選べ。
- 「高齢者虐待の防止、高齢者の養護者に対する支援等に関する法律」(以下「高齢者虐待防止法」という。)について正しいものはどれか。3つ選べ。
- 高齢者虐待の防止について適切なものはどれか。3つ選べ。
- 高齢者虐待の防止、高齢者の養護者に対する支援等に関する法律について正しいものはどれか。2つ選べ。