ケアマネ試験第12回~第23回までの12回分の過去問の中から「保健医療サービス「高齢者の特徴と高齢期に多い疾病および障害」」の問題をまとめてみました

下表にもあるように、「保健医療サービス「高齢者の特徴と高齢期に多い疾病および障害」」は、保健医療サービス分野のメインのジャンルで毎年問題数が多く出題されています

過去の問題の「〇」の選択肢はそのままで、「✕」の選択肢について簡単な説明をしています

古い年度の問題から書きました

目次

疾病とその病態との組み合せについて、より適切なものはどれか。3つ選べ。

1 十二指腸潰瘍———–空腹時の腹痛

⇒ 設問通り

2 筋萎縮性側索硬化症—–四肢の筋力低下

⇒ 設問通り

3 脳内出血—————頭蓋内圧亢進症状

⇒ 設問通り

4 前立腺肥大症———–排尿回数の減少

⇒ ✕ 「前立腺肥大症は、排尿回数が増加する」

5 異型狭心症————-運動時の前胸部圧迫感

⇒ ✕ 「異型狭心症では、睡眠時などの前胸部圧迫感が見られる。運動時の前胸部圧迫感が見られるのは、労作狭心症である」

高齢者に多く見られる疾病とその病態との組み合せについて、より適切なものはどれか。3つ選べ。

1 パーキンソン病—————–歩行障害

⇒ 設問通り

2 脊髄小脳変性症—————-骨格筋の急速な筋力低下

⇒ ✕ 「脊髄小脳変性症では、骨格筋の筋力低下がゆるやかに進行する」

3 大腿動脈の閉塞性動脈硬化症—-間欠性跛行

⇒ 設問通り

4 肺結核————————呼気延長

⇒ ✕ 「肺結核の症状には、咳、痰、胸痛、発熱である」

5 関節リウマチ——————-朝の手のこわばり

⇒ 設問通り

高齢者の疾病等について、より適切なものはどれか。2つ選べ。

1 肝硬変の原因で最も多いのは、飲酒である。

⇒ ✕ 「肝硬変の原因で最も多いのは、C型肝炎」

2 がんの罹患率は、女性が男性の約2倍である。

⇒ ✕ 「がんの罹患率は、男性の方が多い」

3 転倒、健忘症状や尿失禁は、薬剤の副作用により引き起こされることがある。

⇒ 設問通り

4 器質的便秘とは、腸管の運動能の低下による腸内容の停留である。

⇒ ✕ 「器質性便秘とは、腸の病気や、先天的異常により損傷を受けたり、腸管が狭くなっているために起きる便秘」

5 めまいは、若年者に比べて、循環器系障害や脳血管障害によることが多い。

⇒ 設問通り

疾患に関する次の記述のうち適切なものはどれか。3つ選べ。

1 慢性硬膜下血腫は、血腫除去術の治療を行っても臨床症状の改善は期待できない。

⇒ ✕ 「慢性硬膜下血腫は、血腫除去術で改善が期待できる」

2 インスリン治療中の糖尿患者では、食事が全くとれない場合でも、基礎分泌量に相当するインスリンが必要であるため、インスリン注射を自己判断で中止してはいけない。

⇒ 設問通り

3 脊髄小脳変性症は、安静時振戦、筋固縮、仮面様顔貌などを主症状とする神経変性疾患である。

⇒ ✕ 「脊髄小脳変性症は、歩行障害、自律神経症状、眼振、てんかん発作、不随意運動などの症状がみられる。設問はパーキンソン病の主症状である」

4 関節リウマチの特徴として、手の関節腫脹が左右対称であること、1時間以上続く朝のこわばりなどがあげられる。

⇒ 設問通り

5 適切な薬物療法等を行えば、がん患者におけるがん性疼痛や呼吸困難感などの症状は、在宅においても緩和可能である。

⇒ 設問通り

皮膚疾患について正しいものはどれか。3つ選べ。

1 ノルウェー疥癬(角化型疥癬)は、ヒゼンダニが原因で生じる通常の疥癬と異なり、アレルギーによって生じる。

⇒ ✕ 「ノルウェー疥癬も通常の疥癬も、ダニによるアレルギー症状を起こすもの」

2 いわゆる水虫の原因は・白癬菌というカビであり・体幹に感染することもある。

⇒ 設問通り

3 カンジダは、健常人の皮膚に常在するカビの一種である。

⇒ 設問通り

4 薬疹は、薬の服用開始後1週間を超えた時点から新たに生じることはない。

⇒ ✕ 「薬疹は服用後1~2週間後に起こるのが一般的」

5 帯状庖疹においては、早期に治療を始めると、一般的に帯状庖疹後神経痛などの後遺症の出現が軽減される。

⇒ 設問通り

次の組み合わせのうち適切なものはどれか。3つ選べ。

1 脊髄小脳変性症———–失語症

⇒ ✕ 「失語症は大脳の言語中枢の障害で起きる症状」

2 シャイ・ドレーガー症候群—-排尿障害

⇒ 設問通り

3 帯状庖疹—————–全身性水庖

⇒ ✕ 「帯状疱疹は通常は体の右か左の半分に見られ、全身性ではない」

4 急性硬膜下血腫 ———-頭痛・嘔吐

⇒ 設問通り

5 嚥下反射の低下———–誤嚥

⇒ 設問通り

貧血を呈しやすい疾患として、より適切なものはどれか。3つ選べ。

1 脂質異常症

⇒ ✕ 「一般に自覚症状がない」

2 悪性腫瘍

⇒ 設問通り

3 関節リウマチ

⇒ 設問通り

4 糖尿病性腎症

⇒ 設問通り

5  ビタミンB1欠乏症

⇒ ✕ 「貧血は起こらない。全身の倦怠感、動悸、手足のむくみやしびれ感、感覚異常、筋力低下、腱反射消失や脚気心と呼ばれる心不全が起こる」

疾患と症状の組合せとして、より適切なものはどれか。3つ選べ。

1 緑内障―眼圧低下

⇒ ✕ 「緑内障は眼圧の上昇」

2 肺気腫―喘鳴(ぜんめい)

⇒ 設問通り

3 メニエール病―構音障害

⇒ ✕ 「メニエール病では、構音障害は起こらない。聴力や平衡感覚などに影響をきたす病気である」

4 慢性心不全―起坐呼吸

⇒ 設問通り

5 尿路感染症―頻尿

⇒ 設問通り

次の疾患のうち、ウイルスや細菌との関係が深いとされるものはどれか。3つ選べ。

1 肺がん

⇒ ✕ 「肺がんと関係の深いウイルスは発見されていない。主な原因は喫煙」

2 子宮体がん

⇒ ✕ 「子宮体がんは、女性ホルモンとの関係が深いとされている」

3 胃がん

⇒ 設問通り

4 成人T細胞性白血病(ATL)

⇒ 設問通り

5 肝細胞がん

⇒ 設問通り

高齢者の医療について適切なものはどれか。2つ選べ。

1 経管栄養の場合には、錠剤の内服薬は投与できないので、点滴治療となる。

⇒ ✕ 「経管栄養の場合でも、錠剤やカプセルをお湯に溶かしたり、粉砕して栄養剤と一緒に投与することも可能」

2 がんの疼痛管理において、頻回の痛み訴えのある場合には、睡眠導入薬を用いて睡眠時間を増やすことを最初に検討する。

⇒ ✕ 「まずは鎮痛剤の量や種類を検討して痛みを取ることを考える」

3 慢性閉塞性肺疾患(COPD)の場合には、呼吸器官が低下しているため、肺炎球菌ワクチンの接種は禁忌である。

⇒ ✕ 「慢性閉塞性肺疾患の場合、肺炎などの呼吸器感染症が命取りになることがあるため、肺炎球菌ワクチンの接種が推奨されている」

4 糖尿病の内服治療をしている高齢者では、インスリン注射をしていなくても、低血糖の症状に留意する必要がある。

⇒ 設問通り

5 高齢者の口腔乾燥は、唾液腺疾患のみではなく、利尿薬や抗うつ薬などが原因になることもある。

⇒ 設問通り

慢性閉塞性肺疾患(COPD)の高齢者の特徴として正しいものはどれか。3つ選べ。

1 栄養障害

⇒ 設問通り

2 ばね指

⇒ ✕ 「肺がんや間質性肺炎など、ある種の肺疾患でみられるのは、ばち指」

3 口すぼめ呼吸

⇒ 設問通り

4 上肢の浮腫

⇒ ✕ 「慢性閉塞性肺疾患(COPD)では、起こらないとされている。上肢の浮腫をきたすのは、肺がんなどで上大静脈症候群をきたした場合である」

5 喘鳴

⇒ 設問通り

難病について適切なものはどれか。 3つ選べ。

1 進行性核上麻痺では、早期から眼球運動障害や認知機能の低下が認められる。

⇒ 設問通り

2 脊髄小脳変性症では、運動能力を維持するリハビリテーションや環境整備により、ADLを維持することが重要である。

⇒ 設問通り

3 潰瘍性大腸炎は、発症時に重症であっても、経過観察で完治する。

⇒ ✕ 「病状が良くなったり悪化したりを繰り返し、発症時に重症な場合は予後は良くないとされてる」

4 後縦靭帯骨化症では、首を強く後ろに反らすことにより症状が悪化する場合があるので、そのような動作は避ける。

⇒ 設問通り

5 筋萎縮性側索硬化症(ALS)は、症状は進行性で、数年で四肢麻痺、摂食障害、呼吸麻痺となり、痛みなどの知覚や記憶力も失う。

⇒ ✕ 「ALSの特徴として、眼球運動や肛門括約筋、知覚神経や記憶力、意識は末期まで保たれる」

高齢者に多い症状・疾患について正しいものはどれか。3つ選べ。

1 高齢者の難聴では、伝音性難聴が多い。

⇒ ✕ 「感音性難聴が多い」

2 服用する薬剤数が多くなると、副作用のリスクは増大する。

⇒ 設問通り

3 心房細動では、心内で形成された血栓により、脳梗塞をきたすことが多い。

⇒ 設問通り

4 高齢者のめまいは、内耳の障害のほか、血圧のコントロール不良、脳腫瘍などが原因となることがある。

⇒ 設問通り

5 加齢黄斑変性では、進行しても視力が失われることはない。

⇒ ✕ 「機能が損なわれると視力低下の原因になる」

高齢者の特性について,より適切なものはどれか。3つ選べ。

1 老年症候群に対しては,できる限り安静や臥床が必要である。

⇒ ✕ 「必要以上に安静にすると、逆にそれが進行してしまう」

2 せん妄は,原因や誘因を取り除いても消失しない。

⇒ ✕ 「せん妄は、原因や誘因を取り除けば消失する」

3 体重減少,疲れやすい,身体活動レベルの低下,握力低下,歩行速度低下の5つの要素のうち,3つ以上あればフレイル(虚弱)と定義される。

⇒ 設問通り

4 サルコペニア(加齢性筋肉減少症)は,運動器全体の機能低下をきたすことがある。

⇒ 設問通り

5 加齢により,最近の出来事に対する記憶が低下していくことが多い。

⇒ 設問通り

高齢者に多い疾病について正しいものはどれか。3つ選べ。

1 関節リウマチでは、朝の起床時に指の関節がこわばり、屈曲しにくくなる

⇒ 設問通り

2 脊柱管狭窄症では、腰痛、下肢痛、しびれはみられない

⇒ ✕ 「脊柱管狭窄症の症状として、腰痛・下肢痛・しびれ・間欠性跛行がある」

3 大腿骨頸部骨折の受傷原因として最も多いのは、転倒である

⇒ 設問通り

4 加齢黄斑変性症は、高齢者の重篤な視力障害の原因の一つである

⇒ 設問通り

5 ノルウェー疥癬(角化型疥癬)は、ダニの数が少ないので、感染力が弱い

⇒ ✕ 「ノルウェー疥癬は、ダニの数が100万〜200万匹と言われており、とても感染力が強い」

循環器に関する次の記述について正しいものはどれか。3つ選べ。

1 心筋梗塞、弁膜症による心不全では、呼吸困難などの呼吸器症状は出現しない

⇒ ✕ 「心不全を起こすと、呼吸困難の症状は出現する」

2 心房細動は、脳梗塞の原因の一つである

⇒ 設問通り

3 心筋梗塞には、発症後短時間であれば、閉塞した冠動脈の再疎通療法が適応となる場合がある

⇒ 設問通り

4 不整脈は、心臓自体の異常のほか、ストレスや喫煙、睡眠不足、飲酒などで起こることもある

⇒ 設問通り

5 起立性低血圧が認められた場合には、心臓の負荷を減らすため、血管拡張薬が処方される

⇒ ✕ 「起立性低血圧を起こした場合には、血圧を上昇させる必要がある。血管拡張薬は血圧を下げる降圧剤である」

神経難病について適切なものはどれか。3つ選べ。

1 筋萎縮性側索硬化症(ALS)では、眼球運動や肛門括約筋、知覚神経は末期まで保たれる

⇒ 設問通り

2 筋萎縮性側索硬化症(ALS)でみられる筋力低下や筋萎縮には、筋力トレーニングが効果的である

⇒ ✕ 「筋萎縮性側索硬化症(ALS)は、筋力トレーニングにより筋力が回復するということはない」

3 パーキンソン病では、精神症状、自律神経症状は出現しない

⇒ ✕ 「パーキンソン病の4主徴は、安静時振戦・筋固縮・無動・姿勢歩行障害」

4 パーキンソン病の治療は、薬物療法が基本である

⇒ 設問通り

5 進行性核上性麻痺では、思考の遅延や無感情などの認知機能低下を早期から認めやすい

⇒ 設問通り

高齢者の疾患について、より適切なものはどれか。3つ選べ。

1 症状は、しばしば非定型的である

⇒ 設問通り

2 複数の疾患を有することが多いため、積極的に多くの薬剤を併用する

⇒ ✕ 「副作用を引き起こす可能性が高くなるので、出来る限り薬剤の併用はしない方がよい」

3 環境の変化により、病状が変動することはない

⇒ ✕ 「環境の変化によっても病状が変化することがある」

4 老年症候群には、認知症、うつなど精神疾患・精神症状も含まれる

⇒ 設問通り

5 高齢者のQOLや予後は、療養環境、家庭や地域社会の対応などの社会的要因によって影響される

⇒ 設問通り

高齢者に多い症状や疾患について正しいものはどれか。3つ選べ。

1 パーキンソン病の臨床的重症度の評価は、NYHAの重症度分類によって行う。

⇒ ✕ 「パーキンソン病の評価ツールは、ホーエン・ヤール。NYHAは心不全の評価ツール」

2 狭心症の発作に対しては、ニトログリセリン製剤の投与が効果的である。

⇒ 設問通り

3 褥瘡は、大転子部には発症しにくい。

⇒ ✕ 「大転子部や仙骨など骨突出部位に出来やすい」

4 疥癬は、集団感染の危険性がある。

⇒ 設問通り

5 肝不全の症状として、食欲不振、全身倦怠感、黄疸がみられることが多い。

⇒ 設問通り

高齢者に多い病状や疾患について正しいものはどれか。3つ選べ。

1 フレイルとは、高齢になって筋力や活動が低下している状態を指す。

⇒ 設問通り

2 機能性尿失禁とは、くしゃみ、咳などによって尿がもれることである。

⇒ ✕ 「咳やくしゃみなどをした際に起こるのは、腹圧性尿失禁」

3 急性縁内障発作では、頭痛、嘔吐がみられることがある。

⇒ 設問通り

4 慢性腎不全では、全身倦怠感、動悸、頭痛、浮腫などの症状がみられることがある。

⇒ 設問通り

5 加齢によるインスリンの増加が、糖尿病の原因である。

⇒ ✕ 「インスリンの減少が原因」

齢者の疾患の特徴として、より適切なものはどれか。3つ選べ。

1 慢性の疾患が多い。

⇒ 設問通り

2 加齢に伴う個⼈差は少ない。

⇒ ✕ 「高齢者は複数の疾患を有しているので、加齢に伴い個人は大きくなる」

3 ⼀⼈で多くの疾患を併せもっている。

⇒ 設問通り

4 予後は社会的要因に影響されない。

⇒ ✕ 「高齢者の予後は、家庭や地域社会といった社会的要因に大きく影響される」

5 症状は⾮定型的であることが多い

⇒ 設問通り

高齢者にみられる疾病について正しいものはどれか。3つ選べ。

1 変形性関節症は、高齢者に多く発症する。

⇒ 設問通り

2 筋萎縮性側索硬化症(ALS)では、筋力低下による運動障害は生じない。

⇒ ✕ 「筋萎縮性側索硬化症(ALS)では、四肢の筋力低下による運動や歩行などの生活機能障害、嚥下障害、言語障害などがみられる」

3 高次脳機能障害における失語症には、話そうとするが言葉が出てこないという症状も含まれる。

⇒ 設問通り

4 パーキンソン病では、認知障害はみられない。

⇒ ✕ 「パーキンソン病は、病気の進行とともに、認知障害も出現する」

5 骨粗鬆症は、骨折の大きな危険因子である。

⇒ 設問通り

まとめ

ケアマネ試験第12回~第23回までの12回分の過去問の中から「保健医療サービス「高齢者の特徴と高齢期に多い疾病および障害」」の問題をまとめてみました

PAGE TOP