障害の医学的側面の基礎的知識⑦(過去問=試験対策)

知的障害→知的障害の種類と原因と特性

○国際疾病分類では、知能テストによって測定した知能の状態によって、軽度、中度、重度、最重度に分けられている。

○ダウン症候群は、突然変異が原因で21番目の常染色体異常により発症します。

○ダウン症候群は、遺伝子を含む染色体の異常である。

○ダウン症候群は、21番目の染色体が普通は2本であるのに対し、3本あるために、様々な症状を起こすものである。

○ダウン症候群は。高齢出産で発生しやすくなる。

○ダウン症候群に対する治療方法は現在のところない。

○ダウン症候群の症状として、先天性心疾患、器質性障害、難聴などがある。

○知的障害の特徴として、てんかんの合併率が高い。

○知的障害は、おおむね幼少期までに脳がなんらかの障害を受けたために、知的発達が遅れることで起こると言われている。

障害の医学的側面の基礎的知識⑦の勉強メモ

知的障害

知的障害とは、18歳までの発達期に生じる知的発達の遅れにより、社会生活に適応する能力に制限がある状態のこと

知的障害の定義
①知的機能に制約があること
②応行動に制約を伴う状態であること
③発達期に生じる障害であること
※法令上、一般的な知的障害の定義は存在しない。

知的障害は、知的能力の発達の程度と、適応能力の状態の両方を見て判断される。
知的能力は、知能検査によって測られ、IQ70以下だと知的障害に該当する可能性がある。
適応能力とは社会生活に適応する能力のことで、集団のルールを守ったり、集団の中での自分の役割を果たしたり、他人と良好な関係を築くなどの能力を指す。

知的障害の原因

(1)病理的要因
先天性の疾患や、出産時の事故などが原因で起こる知的障害です。ダウン症候群やレット症候群などの染色体異常によるものや、脳機能の先天的疾患である自閉症スペクトラム障害、出産時の酸素不足や脳への圧迫などの事故、生後の高熱による後遺症などがある。

(2)生理的要因
病理的要因となる疾患はないものの、たまたま知能指数が低く、IQが知的障害とみなされる範囲に入っている場合。

(3)環境要因
脳が発達する乳幼児期に、養育者による虐待や育児放棄などがあると脳の発達が遅れ、知的障害の原因となることがある。

ダウン症候群

ダウン症候群は、体細胞の21番染色体が通常より1本多く存在し、計3本(トリソミー症)になることで発症する先天性疾患群である。

ダウン症では、筋肉の緊張低下・特徴的顔貌・成長障害などが見られ、全体的にゆっくり発達します。心疾患などを伴うことも多い。
ダウン症の方はとても特徴のある顔立ちを呈しており、共通する特徴として、全体的に平坦な顔貌、厚い唇、大きな舌、つり上がった眼等があります。
ダウン症の発症率は、約700人に1人と推測されている。

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