障害の医学的側面の基礎的知識⑧(過去問=試験対策)

発達障害→発達障害の種類と原因と特性

○発達障害支援法は、平成16年に成立し平成17年度から施行された。

○発達障害の一つである「学習障害」とは、基本的には全般的な知的発達に遅れはないが、聞く、話す、読む、書く、計算する又は推論する能力のうち特定のものの習得と使用に著しい困難を示す様々な状態を指すものである。

○発達障害の一つである「注意欠陥多動性障害」とは、年齢あるいは発達に不釣り合いな注意力、衝動性、多動性を特徴とする行動の障害で、社会的な活動や学業の機能に支障をきたすものである。

○発達障害の一つである「広汎性発達障害」は、社会性の獲得やコミュニケーション能力の獲得といった、人間の基本的な機能の発達遅滞を特徴としている。

○「広汎性発達障害」では、変化に対応できないときは混乱してしまい、パニックを起こしてしまうことがある。

○「広汎性発達障害」では、同じ行動パターンや興味にこだわったり、場所、時間や道順を変更できないことや、ルール違反を極点に嫌ったりする傾向がある。

○「広汎性発達障害」は、「自閉症」「アスペルガー症候群」「レッド症候群」「小児期崩壊性障害」「その他の自閉症」という5つ障害の総称である。

○自閉症では言葉かけは、短く、簡潔にすることが大原則である。

○自閉症への対応として予定の変更があるときは、メモや絵を使って、予告する。

○自閉症スペクトラム障害の特性として、社会性の障害がある。

障害の医学的側面の基礎的知識⑧の勉強メモ

発達障害

発達障害とは、発達障害者支援法には「自閉症、アスペルガー症候群その他の広汎性発達障害、学習障害、注意欠陥多動性障害その他これに類する脳機能の障害であってその症状が通常低年齢において発現するものとして政令で定めるもの」と定義されています。

発達障害の3つのタイプ

(1)自閉症スペクトラム障害(ASD)

①社会性と対人関係の障害
②コミュニケーションや言葉の発達の遅れ
③行動や興味の偏り

(2)ADHD(注意欠如・多動性障害)
ADHDは、注意欠如・多動症/注意欠如・多動性障害とも呼ばれ、不注意(集中力がない)、多動性(じっとしていられない)、衝動性(思いつくと行動してしまう)といった症状が見られる障害

(3)学習障害(LD)
学習障害(LD)とは、全般的な知的発達に遅れがないものの、「聞く」「話す」「読む」「書く」「計算・推論する」能力に困難が生じる発達障害のこと。

広汎性発達障害

広汎性発達障害とは、対人関係およびコミュニケーション能力の障害やパターン化した行動、強いこだわりなどの特徴がみられる障害の分類のこと。

・社会性の獲得やコミュニケーション能力の獲得といった、人間の基本的な機能の発達遅滞を特徴としている。
・変化に対応できないときは混乱してしまい、パニックを起こしてしまうことがある。
・同じ行動パターンや興味にこだわったり、場所、時間や道順を変更できないことや、ルール違反を極点に嫌ったりする傾向がある。

自閉症
「対人関係の障害」「コミュニケーションの障害」「こだわり、興味のかたより」の3つの特徴がある障害

アスペルガー症候群
「対人関係の障害」と「パターン化した興味や活動」の2つの特徴があるが、言葉の発達の遅れや知的発達の遅れはない。

レッド症候群
生後5ヶ月間は正常な発達がみられますが、以降、頭周り(頭囲)の成長が減速、それまでに獲得した手先を使う機能が失われ、両手をもみ合わせるような動きを繰り返し行うようになる。

小児期崩壊性障害
2歳ごろまでは正常であった心身の発達が、ある時点から急激に退行していくのが特徴です。対人関係の問題やこだわりなど、自閉症と同様の症状が現れるとされ、10歳以前に発症した場合にのみ診断される。

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