ケアマネ試験第12回~第23回までの12回分の過去問の中から「保健医療サービス「認知症高齢者の介護」」の問題をまとめてみました

下表にもあるように、「保健医療サービス「認知症高齢者の介護」」は、毎年出題されていますので確実に得点しましょう

過去の問題の「〇」の選択肢はそのままで、「✕」の選択肢について簡単な説明をしています

古い年度の問題から書きました

認知機能に関して適切なものはどれか。3つ選べ。

1 認知症の主症状は、認知機能障害及び判断能力の低下であり、これらは進行性である。

⇒ 設問通り

2 認知症の症状を示す疾患には、脳腫瘍や正常圧水頭症のほか、甲状腺機能低下症などの全身性疾患もあるので、鑑別診断が重要である。

⇒ 設問通り

3 幻覚、妄想、徘徊、不潔行為などの認知症の周辺症状と呼ばれ、行動心理障害による症状である。

⇒ 設問通り

4 Mini-Mental State Examination(MMSE)の結果のみで、認知症と判断することができる。

⇒ ✕ 「MMSEは認知症の有無や程度を明らかにするもので、診断はDSM-IV-TRを用いる。また、この結果だけで認知症と診断してはいけない」

5 自動車運転免許証の更新を受けようとする者で、更新期間満了日における年齢が65歳以上の者は、認知機能に関する検査を受けなければならない。

⇒ ✕ 「認知機能に関する検査は、75歳以上に義務付けられている」

認知症に関する次の記述について適切なものはどれか。3つ選べ。

1 認知症の中核症状には、記憶障害、判断力の障害、問題解決能力の障害、実行機能障害、失行・失認・失語などがある。

⇒ 設問通り

2 認知症の周辺症状は、精神症状や行動異常のことで、BPSD(認知症の行動・心理症状)ともいう。

⇒ 設問通り

3 アルツハイマー病は、臨床症状とCTスキャン、MRI(核磁気共鳴画像)などの方法で、脳梗塞、脳出血の存在を認めることにより診断される。

⇒ ✕ 「脳梗塞・脳出血ではなく、脳の萎縮がみられることにより診断される」

4 入院、転居など生活環境を移すことの負荷(リロケーション・ダメージ)は、認知症に悪影響を及ぼすことがある。

⇒ 設問通り

5 血管性認知症の特徴として、易怒性や収集癖、窃盗などの人格障害や反社会的行動が知られている。

⇒ ✕ 「血管性認知症は記憶障害が強いが、判断力は保たれる場合が多い」

若年性認知症について適切なものはどれか。3つ選べ。

1 平成21年の厚生労働省の「若年性認知症の実態調査」によれば、我が国における65歳未満で発症した、いわゆる若年性認知症の者の数は、約1万人と推計される。

⇒ ✕ 「平成21年の厚生労働省の調査で約3.78万人と推計されている」

※令和2年3月 3.57万人と推計

2 若年性認知症利用者受入加算を算定するためには、若年性認知症利用者ごとに個別に担当者を定め、利用者の特性などに応じたサービスを提供しなければならない。

⇒ 設問通り

3 若年性認知症の者は、精神障害者保健福祉手帳の取得や障害基礎年全等の受給はできない。

⇒ ✕ 「若年性認知症者は、精神障害者の対象となる」

4 若年性認知症の者を介護する家族には、抑うつ的な精神状況や減収による経済的困難が生じている現状が指摘されている。

⇒ 設問通り

5 地域包括支援センターに配置された認知症連携担当者は、若年性認知症の者の個々の状態や本人・家族等の 要望を踏まえ、適切な支援施策の活用を援助する。

⇒ 設問通り

認知症に関する記述のうち適切なものはどれか。3つ選べ。

1 BPSD(認知症の行動・心理症状)には、せん妄、睡眠障害、抑うつなどが含まれる。

⇒ 設問通り

2 レビー小体型認知症では、具体的で詳細な内容の幻視がみられることが特徴である。

⇒ 設問通り

3 老人性認知症疾患療養病棟は、指定介護療養型医療施設のなかで、精神科病院に設置された認知症患者の診断・治療、リハビリテーション等を行う病棟である。

⇒ 設問通り

4 認知症疾患医療センターは、専ら認知症患者の高度な治療を行うことを目的としている。

⇒ ✕ 「認知症疾患医療センターは認知症患者やその家族が住みなれた地域で生活することができるように支援する為のもので、高度な治療を提供する組織ではない」

5 認知症患者の精神科病院への措置入院は、精神保健指定医ではない主治の医師による診断のみでも、緊急時においては可能である。

⇒ ✕ 「措置入院を行う為には、都道府県知事が指定した医師2名の診断が必要」

BPSD(認知症の行動・心理症状)について、より適切なものはどれか。3つ選べ。

1 BPSDは、認知症が進行し、終末期に向かうほど顕著になる。

⇒ ✕ 「BPSDは主に認知症の初期から中期によく見られる」

2 BPSD出現の背景には、便秘や睡眠障害がある場合もある。

⇒ 設問通り

3 BPSDへの対応には、認知症の人に対するもののほか、介護者(家族)への支援も含まれる。

⇒ 設問通り

4 BPSDへの対応は、薬物療法を優先して行うべきである。

⇒ ✕ 「薬物療法を優先的に行なうのではなく、適切な介護の提供や生活リズムの改善、生活環境の調整、作業療法などで改善を図るようにすることが優先される」

5 家族や福祉施設では対応が困難なBPSDの場合には、老人性認知症疾患療養病棟などへの入院も検討する。

⇒ 設問通り

認知症について適切なものはどれか。3つ選べ。

1 若年性認知症では、作業能率の低下など実行機能の障害が引き起こす諸症状が先行することが少なくない。

⇒ 設問通り

2 若年性認知症者が入院による精神医療を継続的に必要とする場合には、自立支援医療の対象となり、健康保険の自己負担が軽減される。

⇒ ✕ 「障害者自立支援法における自立支援医療は、精神疾患の場合は通院のみが対象となり、入院は対象外」

3 若年性認知症である介護保険の第2号被保険者であっても、市町村が必要があると認めた場合には、障害福祉サービスの利用が可能である。

⇒ 設問通り

4 養護者により虐待を受けたと思われる認知症高齢者を発見した者は、高齢者本人の意思確認ができないときは、そのまま経過を観察する。

⇒ ✕ 「虐待されている高齢者を発見した場合には、市町村に通報に努めなければならない」

5 認知症地域支援推進員は、市町村や地域包括支援センターに配置され、家族等からの認知症に関する総合相談に応じ、コーディネーターの役割を担う。

⇒ 設問通り

認知症について正しいものはどれか。2つ選べ。

1 BPSD(認知症の行動・心理症状)とは、認知症の中核症状のことで、認知症の高齢者に必ずみられる症状である。

⇒ ✕ 「BPSDとは認知症の周辺症状のことで、認知症高齢者に必ずみられるものではない」

2 BPSDの悪化要因として最も多いのは、家族の不適切な対応である。

⇒ ✕ 「BPSDの原因は多岐に渡っており一概に家族の問題だけが原因とはならない」

3 BPSDの治療としては、非薬物療法が優先され、薬物療法は必要最少にとどめるべきである。

⇒ 設問通り

4 アルツハイマー病の治療薬は、組合せによって2剤併用が可能である。

⇒ 設問通り

5 アルツハイマー病の治療薬の効果は、認知症初期の進行防止に限られる。

⇒ ✕ 「現在では、重症度に応じて使用できるいくつかの薬剤が保険適応となっている」

BPSD (認知症の行動・心理症状)について正しいものはどれか。3つ選べ。

1 周囲の人々を驚かせたり、理解できない行動や言動を示したりすることが多い。

⇒ 設問通り

2 症状悪化の要因のうち最も多いのは、身体合併症である。

⇒ ✕ 「症状悪化の要因として最も多いのは薬剤の使用」

3 認知症では、必ず出現する症状である。

⇒ ✕ 「認知症で必ず出現する症状は中核症状」

4 非薬物療法を行う場合の原則は、精神的安定を図ることである。

⇒ 設問通り

5 BPSDを起こしやすい要因として、孤立・不安、不適切な住環境、睡眠等の生活リズムの乱れなどがある。

⇒ 設問通り

認知症について適切なものはどれか。3つ選べ。

1 介護支援専門員は、認知症の人やその家族の状況把握に加え、かかりつけ医等から情報提供を受け、アセスメントを行う。

⇒ 設問通り

2 若年性認知症の人が取得できるのは、知的障害者手帳である。

⇒ ✕ 「精神障害者保健福祉手帳」

3 若年性認知症の人は、認知機能の低下により仕事に支障が生じ、早期に発見されるため、予後がよい。

⇒ ✕ 「若年性認知症の人は、認知機能の低下により仕事や日常に支障をきたしても、他の病気と思われることが多く、重度の認知症になってから発見される傾向にある」

4 「認知症カフェ」は、認知症の人の家族に対する支援の取り組みの1つであり、専門職にとっては、認知症の人やその家族の状況を把握できる場である。

⇒ 設問通り

5 都道府県は、若年性認知症の人の状態にあわせた適切な支援が図られるよう、医療、介護、福祉及び雇用の関係者が連携するネットワークを構築するための会議を設置する。

⇒ 設問通り

認知症について、より適切なものはどれか。3つ選べ。

1 パーソン・センタード・ケア(PCC)は、介護者の効率を優先し、薬物療法等の医療を中心とした認知症のケアである。

⇒ ✕ 「認知症の人の気持ちを介護者が汲み取って、本人の意向に沿ったケアを行なうことをいう」

2 初期では基本的ADLは保たれるが、中期には基本的ADLに支援が必要になるなど、認知症の進行過程により症状やケアの方法が異なる。

⇒ 設問通り

3 BPSD(認知症の行動・心理症状)は、脳の病変により症状が生じるため、個人因子や環境因子の影響は受けない。

⇒ ✕ 「BPSDは個人因子や環境因子の影響を大きく受ける」

4 アルツハイマー型認知症の初期症状としては、近時記憶の障害が著しい。

⇒ 設問通り

5 認知症初期集中支援チームは、認知症が疑われる者やその家族を複数の専門職が訪問し、アセスメント、家族支援などの初期の支援を包括的、集中的に行う。

⇒ 設問通り

認知症について,より適切なものはどれか。3つ選べ。

1 レビー小体型認知症では,起立性低血圧や失神による転倒,便秘などの症状はまれである。

⇒ ✕ 「レビー小体型認知症では、便秘、起立性低血圧、排尿障害、発汗障害といった自律神経症状が起こりやすいのも特徴」

2 認知症ケアパスとは,医療機関の連携を示すもので,介護体制は含まない。

⇒ ✕ 「医療機関・介護福祉サービス・地域の支援機関・住まい・予防などが連携すること」

3 若年性認知症者は,自立支援医療の対象となる。

⇒ 設問通り

4 認知症のSOSネットワークは,警察だけでなく,介護事業者や地域の生活関連団体等が捜索に協力して,行方不明者を発見する仕組みである。

⇒ 設問通り

5 正常圧水頭症にみられる認知機能障害は,脳の周囲や脳室内に脳脊髄液が貯留するために生じる。

⇒ 設問通り

認知症について適切なものはどれか。3つ選べ。

1 BPSD(認知症の行動・心理症状)は、一般に認知症が進行するほど重症化する

⇒ ✕ 「認知症が重度化すると、会話もできなくなったり運動機能も低下していくためBPSDもみられなくなっていく」

2 血管性認知症では、適切な治療やリハビリテーションにより、認知機能が改善した例もある

⇒ 設問通り

3 レビー小体型認知症は、幻視が特徴的で、払いのけたり、逃げるような動作を伴う

⇒ 設問通り

4 アルツハイマー型認知症の治療薬は、易怒性などの興奮性のBPSD(認知症の行動・心理症状)を悪化させる可能性がある

⇒ 設問通り

5 慢性硬膜下血腫による認知機能障害は、慢性化しているため、血腫を除去しても回復が期待できない

⇒ ✕ 「慢性硬膜下血では、原因である血腫を取り除けば症状が回復する」

認知症について適切なものはどれか。3つ選べ。

1 レビー小体型認知症では、便秘や立ちくらみなどの自立神経症状を伴うことがある。

⇒ 設問通り

2 うつ状態が続くと、認知症と診断されてしまうことがある。

⇒ 設問通り

3 認知症の初期では、ADLの低下がみられ、進行するとIADLの低下が起こってくる。

⇒ ✕ 「先に、IADLの低下が起こってくる」

4 せん妄は意識障害であり、認知症と区別する必要がある。

⇒ 設問通り

5 認知症初期集中支援チームの訪問支援対象者は、初期の認知症患者に限られる。

⇒ ✕ 「初期の認知症患者に限られない」

※認知症初期集中支援チームの訪問支援対象者は、

  ・40歳以上であること

  ・在宅で生活していること

  ・認知症が疑われる人、または、認知症の人

  となっている

認知症について正しいものはどれか。3つ選べ。

1 抗精神病薬が過量だと、意欲や⾃発性などの低下(アパシー)をきたす場合がある。

⇒ 設問通り

2 若年性認知症⽀援コーディネーターは、すべての市町村に配置されている。

⇒ ✕ 「若年性認知症支援コーディネーターは、都道府県に配置されている」

3 認知症の評価として、⻑⾕川式認知症スケールが⽤いられている。

⇒ 設問通り

4 認知症の評価として、Mini-Mental State Examination(MMSE)が⽤いられている。

⇒ 設問通り

5 レビー⼩体型認知症では、幻視はみられない。

⇒ ✕ 「幻視も見られる」

※レビー⼩体型認知症の主な症状

・認知機能障害

・幻視

・睡眠時の異常言動

・抑うつ症状

・パーキンソン症状

・自律神経症状

認知症のケアや支援について適切なものはどれか。3つ選べ。

1 認知症初期集中支援チームは、都道府県が配置する。

⇒ ✕ 「認知症初期集中支援チームは、市町村が配置する」

2 認知症カフェは、認知症初期集中支援チームが運営することとされている。

⇒ ✕ 「認知症カフェは、その運営や設置に関する基準は基本的には設けられていない」

3 認知症初期集中支援チームの対象者は、原則として、40歳以上で、在宅で生活しており、かつ認知症が疑われる人又は認知症の人である。

⇒ 設問通り

4 パーソン・センタード・ケアは、認知症を持つ人を一人の「人」として尊重し、その人の立場に立って考え、ケアを行おうとする認知症ケアの1つの考え方である。

⇒ 設問通り

5 認知症施策推進大綱では、認知症の人本人からの発信支援を推進するよう明記されている。

⇒ 設問通り

まとめ

ケアマネ試験第12回~第23回までの12回分の過去問の中から「保健医療サービス「認知症高齢者の介護」」の問題をまとめてみました

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