私がケアマネ試験の勉強をしたのは、もう8年も前のことになりますが、勉強のスケジュールを立てる時には必ず、ゴール(試験日)から「あと何日」ということをしっかりと頭に入れて勉強するようにしました。
一発合格を目指しての独学での勉強で、一人よがりになってしまわないように、勉強している机の目の前に「あと何日」とよく見える場所に貼り、自分を鼓舞していました。
目次
私の勉強スケジュール
月 | 介 護 支 援 分 野 | 保健医療サービス分野 | 福祉サービス分野 |
7月上旬 | インプット学習 | ||
7月下旬 | インプット学習 | ||
8月上旬 | インプット学習 | ||
8月下旬 | インプット学習 | ||
9月上旬 | インプット学習 | ||
9月下旬 | アウトプット学習 | アウトプット学習 | アウトプット学習 |
10月上旬 | 総まとめ | 総まとめ | 総まとめ |
介護支援分野
もう、勉強しました。
保健医療サービス分野
今日は、通所リハビリテーションについて、勉強します。
介護保険法第八条8
この法律において「通所リハビリテーション」とは、居宅要介護者(主治の医師がその治療の必要の程度につき厚生労働省令で定める基準に適合していると認めたものに限る。)について、介護老人保健施設、病院、診療所その他の厚生労働省令で定める施設に通わせ、当該施設において、その心身の機能の維持回復を図り、日常生活の自立を助けるために行われる理学療法、作業療法その他必要なリハビリテーションをいう。
病院・診療所と介護老人保健施設が都道府県知事の指定を受けてサービスを提供する。
なお、介護老人保健施設、保健医療機関は指定を得た事業所とみなされる(みなし指定)。
<人員基準>
医師:常勤で1人以上
理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、看護職員、介護職員
提供を行う時間帯を通じて専ら当該通所リハビリテーションの提供に当たる者が、利用者が10人までは1人、利用者が10人を超える場合は利用者の数を10で除した数以上。
このうち、専従の理学療法士、作業療法士、言語聴覚士は利用者が100人またはその端数を増すごとに1人以上。
通所リハビリテーションの人員及び設備に関する基準について.pdf
<通所リハビリテーションの介護報酬>
事業所の規模に応じて、5段階の所要時間、要介護度別に単位が定められている。
通常規模型リハビリテーション費:平均利用延人員数が750人以内
大規模型通所リハビリテーション費(Ⅰ):平均利用延人員数が750人超900人以内
大規模型通所リハビリテーション費(Ⅱ):平均利用延人員数が900人超
所要時間2時間未満
所要時間2時間以上3時間未満
所要時間3時間以上4時間未満
所要時間4時間以上6時間未満
所要時間6時間以上8時間未満
<加算>
理学療法士等体制強化加算:1日につき30単位
専従常勤の理学療法士、作業療法士又は言語聴覚士を 2名以上配置している場合
(事業所にて所要時間が1時間以上2時間未満の通所リハビリテーションを行った場合)
延長加算:8時間以上となる場合、6時間の延長を限度に算定
入浴介助加算:入浴中の利用者の観察を含む、介助を行う場合に算定
リハビリテーションマネジメント加算
短期集中個別リハビリテーション実施加算
重度療養管理加算
認知症短期集中リハビリテーション実施加算
生活行為向上リハビリテーション実施加算
若年性認知症利用者受け入れ加算
栄養改善加算
口腔機能向上加算
中重度者ケア体制加算
社会参加支援加算
※算定要件については、こちらのサイトに詳しく書かれていますので参考にしてください。
リハビリサービスの加算一覧
福祉サービス分野
まだ、勉強しません。
終わりに
今日は、保健医療サービス分野の「通所リハビリテーション」について勉強しました。保健医療サービス分野は、なかなか過去問対策だけでは足りないという現状があります。そのためには、看護師の国家試験の問題を勉強することをお勧めします。
通所リハビリテーションについては、頻出問題です。誰が、どこで、何をするのか。職種によっても介護報酬が異なりますが、単位数などは覚える必要がありません。加算の算定要件をそれぞれ理解しましょう。どんな時に加算が取れるのか。それぞれに理解を深めておきましょう。これらは、そのまま覚えるしかありませんので、しっかりと覚えておきましょう。
介護福祉士とケアマネ試験受験対策「通所リハビリテーションとは(介護保険法第8条8)」解説動画
“ケアマネ試験2021年~通所リハビリテーション~独学で一発合格” への1件の返信
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