目次
ケアマネ試験の試験科目は?
ケアマネジャー試験は2つの領域で行われます。
「介護支援分野」と「保健・医療・福祉サービス分野」の2つの領域から出題されます。
試験内容は、合計60問です。
・介護支援領域:25問
・医療福祉領域:基本問題15問、一般問題5問
・福祉サービスの知識に関する問題:15問
ケアマネ試験の合格基準点は?
ケアマネ試験の合格基準点は、「分野ごとの正答率が70%」
介護支援分野:全25点(70%=17.5点)
保健医療福祉サービス分野:全35点(24.5点)
ケアマネ試験に合格するために目指す点数は?
上述した通り、合格基準点は「分野ごとの正答率が70%」になっていますが、ギリギリの点数では試験後も、合格が発表されるまで不安で仕方がありません
ケアマネ試験に合格するために目指す点数は、ズバリ「正答率80%」です
介護支援分野:全25点(80%=20.0点)
保健医療福祉サービス分野:全35点(28.0点)
1 満点を取らなくても良いんです!
2 介護支援分野は5問、保健医療福祉分野は7問も間違えて良いんです!
ケアマネ試験に合格するための勉強ノート作成方法
大前提として、この時点では「覚える」ことはしないでください
ただ、ノートに記述するという作業になります
現時点で覚えても記憶に定着しません
試験日の1週間位前にこのノートで勉強して
繰り返し記憶として脳に定着させていきます
そして、試験が終わったら「さっぱり」と忘れて下さい
それでは早速勉強ノートの作成方法を伝授していきます
(1)試験科目を細分化する
試験科目は大きく分けて、「介護支援分野」と「保健・医療・福祉サービス分野」に分かれています
「介護支援分野」は1つの科目として勉強しますが、「保健・医療・福祉サービス分野」はそれぞれで細分化して勉強します
・「基礎(15問)」
・「総合(5問)」
・「福祉サービスの知識等(15問)」
ケアマネ試験の問題番号から言うと
・「介護支援分野」:問1~問25
・「基礎(15問)」:問26~問40
・「総合(5問)」:問41~問45
・「福祉サービスの知識等(15問)」:問46~問60 になります
(2)福祉サービスの知識等の勉強ノート
まずは、最も点数が稼げる「福祉サービスの知識等」から始めましょう
参考記事:『福祉サービス分野』合格するための勉強ノート(過去問12回分)
<大分類>
1:介護サービス
2:施設サービス
3 ソーシャルワーク
4 社会資源の活用および関連諸制度
5 高齢者の権利擁護
(3)総合の勉強ノート
この分野は、出題されるのが5問ですので、すぐにまとめられます
参考記事:『保健医療サービス分野』合格するための勉強ノート(過去問12回分)
<大分類>
1:高齢者の身体的・精神的特徴
2:高齢者に多い疾患及び障害
3:認知症
4:精神障害
5:高齢者によく見られる感染症
6:バイタルサインと検査
7:リハビリテーション
8:栄養・食生活
9:薬剤管理
10:緊急時の対応
11:介護技術の展開
12:在宅医療管理
13:ターミナルケア
(4)基礎の勉強ノート
参考記事:『保健医療サービス分野』合格するための勉強ノート(過去問12回分)
<大分類>
1:訪問介護
2:訪問入浴介護
3:訪問看護
4:訪問リハビリテーション
5:居宅療養管理指導
6:通所介護
7:地域密着型通所介護
8:療養通所介護
9:通所リハビリテーション
10:短期入所生活介護
11:短期入所療養介護
12:福祉用具貸与
13:特定福祉用具販売
14:住宅改修
15:特定施設入居者生活介護
16:外部サービス利用型特定施設入居者生活介護
17:認知症対応型通所介護
18:認知症対応型共同生活介護
19:小規模多機能型居宅介護
20:看護小規模多機能型居宅介護
21:定期巡回・随時対応型訪問介護看護
22:夜間対応型訪問介護
23:地域密着型特定施設入居者生活介護
24:地域密着型介護老人福祉施設入所者生活介護
25:介護老人福祉施設
26:介護老人保健施設
27:介護医療院
28:介護療養型医療施設
(5)介護支援分野の勉強ノート
最後が、一番難しい「介護支援分野」の勉強になります
参考記事:『介護支援分野』合格するための勉強ノート(過去問12回分)
<大分類>
1:統計データ
・日本の高齢化の状況
・高齢者世帯の状況
・要支援・要介護高齢者
・要介護者・介護者の状況
・介護保険の実施状況
2:介護保険の変遷
・介護保険施行前後の状況
3:制度全般
・社会保障制度の概要
・医療保険の概要
・年金保険の概要
・労災保険の概要
・介護保険法の総則
・介護保険制度の全体像
4:国・都道府県・市町村の役割
5:介護保険事業計画
・2018年介護保険事業(支援)計画の改正
6:保険財政
7:被保険者の要件
8:保険料の納め方
9:要支援・要介護認定
・申請から一次判定までの流れ
・介護認定審査会の流れ(二次判定)
・介護保険の16特定疾病
・主治医意見書
・介護保険被保険者証
10:保険給付の概要
・介護サービスの種類
・利用者負担
11:支給限度基準額
12:介護サービス情報の公表
13:サービス事業所
・居宅サービス,地域密着型サービス等の人員・設備基準
・居宅サービス,地域密着型サービス等の運営基準(抜粋)
・施設サービスのまとめ
・共生型サービス
14:地域支援事業
15:地域包括支援センター
16:ケアマネジメントの概要
・介護支援専門員の概要
17:介護予防支援
18:居宅介護支援
・介護予防支援・居宅介護支援(運営基準の共通事項)
19:施設介護支援
20:国保連と審査会
21:低所得者対策
・高額介護(予防)サービス費
・高額医療合算介護(予防)サービス費
・特定入所者介護(予防)サービス費(補足給付)
・社会福祉法人による利用者負担額軽減制度等
22:他の制度との関係