ケアマネ試験第12回~第23回までの12回分の過去問の中から介護支援分野「低所得者対策」の問題をまとめてみました

下表にもあるように、介護支援分野「低所得者対策」は、毎年出題されているものではありませんが、種類ごとに覚えておきましょう

過去の問題の「〇」の選択肢はそのままで、「✕」の選択肢について簡単な説明をしています

古い年度の問題から書きました

介護保険の利用者負担に係る低所得者対策について正しいものはどれか。3つ選べ。

2010(平成22)年(第13回)

1 高額介護サービス費は、所得段階別に負担上限額の設定があり、低所得者の負担軽減を図る。

⇒ 設問通り

2 市町村民税本人非課税者は、特定入所者介護サービス費の支給対象とならない。

⇒ ✕ 「市町村民税本人非課税者、生活保護受給者は特定入所者介護サービス費の支給対象となる」

3 短期入所療養介護は、特定入所者介護サービス費の対象となる。

⇒ 設問通り

4 社会福祉法人等による利用者負担軽減制度の軽減対象は、介護費の1割分の利用者負担並びに食費、居住費(滞在費)及び宿泊費である。

⇒ 設問通り

5 社会福祉法人等による利用者負担軽減制度の対象となるサービスには、訪問看護も含まれる。

⇒ ✕ 「訪問看護は含まれない」

社会福祉法人等による利用者負担軽減制度の対象サービスは、

訪問介護、通所介護、認知症対応型通所介護、小規模多機能型居宅介護、短期入所生活介護(ここまで介護予防型を含む)、夜間対応型訪問介護、地域密着型介護老人福祉施設、定期巡回・随時対応型訪問介護看護、複合型サービス、介護老人福祉施設

介護保険の利用者負担に係る低所得者対策について正しいものはどれか。2つ選べ。

2014(平成26)年(第17回)

1 生活保護受給者は、高額介護サービス費の支給の対象とはならない。

⇒ ✕ 「生活保護受給者も、高額介護サービス費支給制度の対象にな」

2 特定入所者介護サービス費の対象者には、申請により「介護保険負担限度額認定証」が交付される。

⇒ 設問通り

3 特定入所者介護サービス費支給後の利用者負担額については、社会福祉法人による利用者負担額軽減制度は適用されない。

⇒ ✕ 「特定入所者介護サービス費と社会福祉法人等による利用者負担額軽減制度は適用される」

4 社会福祉法人による利用者負担額軽減制度の対象には、食費が含まれない。

⇒ ✕ 「社会福祉法人による利用者負担額軽減制度の対象には、食費も含まれる」

5 社会福祉法人による利用者負担額軽減制度の対象には、居住費が含まれる。

⇒ 設問通り

※利用者負担額軽減制度では、介護サービス利用料1割負担額、食費、居住費の4分の1を軽減する制度です。

※老齢福祉年金受給者の方は2分の1を軽減します。

社会福祉法人による利用者負担額軽減制度の対象となる居宅介護サービスとして正しいものはどれか。3つ選べ。

2016(平成28)年(第19回)

1 訪問入浴介護

⇒ ✕ 

2 訪問看護

⇒ ✕ 

3 小規模多機能型居宅介護

⇒ 設問通り

4 夜間対応型訪問介護

⇒ 設問通り

5 第一号訪問事業のうち介護予防訪問介護に相当する事業

⇒ 設問通り

※設問にあるサービスの他

・訪問介護(予防も含む)・通所介護(予防も含む)・短期入所生活介護(予防も含む)・定期巡回・随時対応型訪問介護看護・認知症対応型通所介護(予防も含む)・地域密着型介護老人福祉施設入所者生活介護・複合型サービス・介護福祉施設サービス

高額介護サービス費の支給について正しいものはどれか。2つ選べ。

2017(平成29)年(第20回)

1 第1号被保険者である生活保護の被保険者は、対象とならない

⇒ ✕ 「生活保護の被保険者も高額介護サービス費の対象となる」

2 居宅要支援被保険者は、対象とならない

⇒ ✕ 「居宅要支援被保険者も高額介護サービスの対象となる」

3 施設サービスの食費は、対象となる

⇒ ✕ 「施設サービスの食費、居住費、日常生活費などの自己負担分は対象とはならない」

4 施設サービスの居住費は、対象とならない

⇒ 設問通り

5 負担上限額は、所得によって異なる

⇒ 設問通り

介護サービスに係る利用者負担が高額となった場合(高額介護サービス費)の取扱いについて正しいものはどれか。3つ選べ。

2020(令和2)年(第23回)

1 高額介護サービス費の負担上限額は、被保険者の家計に与える影響を考慮して、段階的に設定されている。

⇒ 設問通り

2 高額介護サービス費の負担上限額を超えた利用料は、常に現物給付となるため、利用者が直接事業者に支払う必要はない。

⇒ ✕ 「高額介護サービス費は、1ヶ月に支払った利用者負担の合計が上限を超えた時に、超えた分が払い戻される制度」

3 高額介護サービス費は、世帯単位で算定される。

⇒ 設問通り

4 施設介護サービス費に係る利用者負担は、高額介護サービス費の対象となる。

⇒ 設問通り

5 高額医療合算介護サービス費は、医療保険から支給される。

⇒ ✕ 「介護保険から支給される」

特定入所者介護サービス費の支給について正しいものはどれか。3つ選べ。

2020(令和2)年(第23回)

1 対象となる費用は、食費と居住費(滞在費)である。

⇒ 設問通り

2 負担限度額は、所得の状況その他の事情を勘案して設定される。

⇒ 設問通り

3 対象となるサービスには、地域密着型介護老人福祉施設入所者生活介護は含まれない。

⇒ ✕ 「地域密着型介護老人福祉施設入所者生活介護は含まれる」

4 対象となるサービスには、特定施設入居者生活介護は含まれない。

⇒ 設問通り

5 対象者には、生活保護受給者は含まれない。

⇒ ✕ 「生活保護者や世帯全員が市町村村民税非課税の人が対象です」

※対象となるサービス以下の通りです。

介護老人福祉施設,介護老人保健施設,介護医療院,介護療養型医療施設,地域密着型介護老人福祉施設入所者生活介護,短期入所生活介護,短期入所療養介護

定率の利用者負担を市町村が減免する場合として正しいものはどれか。2つ選べ。

2020(令和2)年(第23回)

1 要介護被保険者の要介護度が著しく悪化した場合

⇒ ✕ 「要介護度の変化は、利用者負担に影響しない」

2 要介護被保険者の属する世帯が住民税非課税世帯になった場合

⇒ ✕ 「世帯の所得の状況は利用者負担割合や負担限度額に影響するが利用者負担の減免には影響しない」

3 要介護被保険者が災害により住宅に著しい損害を受けた場合

⇒ 設問通り

4 要介護被保険者と同居する家族が心身に重大な障害を受けた場合

⇒ ✕ 「同居する家族が心身に重大な障害を受けることが、減免の要件にはならない」

5 要介護被保険者の属する世帯の生計維持者の収入が冷害による農作物の不作により著しく減少した場合

⇒ 設問通り

※減免制度は、以下の場合が対象となります。

①収入が激減した場合

②前年中の世帯所得額が一定以下の世帯

➂倒産・解雇

④被保険者が刑務所に収容されている場合

⑤後期高齢者医療制度に移行した場合

⑥天災による災害で、居住宅や家財に損害が 生じた場合

⑦天災による災害で、農作物が減収した場合

⑧債務返済のため、住宅を譲渡した場合

⑨生活保護の扶助を受けた場合

⑩国民健康保険加入者が後期高齢者医療制度に 移行した場合

まとめ

ケアマネ試験第12回~第23回までの12回分の過去問の中から介護支援分野「低所得者対策」の問題をまとめてみました

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