ケアマネ試験第12回~第23回までの12回分の過去問の中から「保健医療サービス「ターミナルケア」」の問題をまとめてみました

下表にもあるように、「保健医療サービス「ターミナルケア」」は、ほぼ毎年出題されています

過去の問題の「〇」の選択肢はそのままで、「✕」の選択肢について簡単な説明をしています

古い年度の問題から書きました

終末期について、より適切なものはどれか。3つ選べ。

1 がんの場合には、個人差はあるものの、長い期間にわたり徐々に身体機能が低下していく。

⇒ ✕ 「がんの身体機能の低下は個人差があり、長期間で緩やかに低下していくものもいれば、短期間で急激に低下するものもある」

2 心臓、肺、肝臓などの臓器不全の場合には、個人差はあるものの、日常生活は死の間際まで自力で行えることが多い。

⇒ ✕ 「個人差はあるが、自力で日常生活を行えることは少ない」

3 老衰や認知症などの場合には、個人差はあるものの、長い期間を要して徐々に機能が低下していくため、最期を予測することが難しい。

⇒ 設問通り

4 がんや慢性疾患の場合には、本人の状態を考慮し、在宅ケアにこだわることなく、医療機関への入院を選択肢として想定しておく必要がある。

⇒ 設問通り

5 老衰や認知症などの場合には、廃用症候群の悪化を予防するために、リハビリテーション専門職の定期的な関わりや評価が必要である。

⇒ 設問通り

終末期のケアに関連する内容について、より適切なものはどれか。3つ選べ。

1 終末期医療では、医師等の医療従事者による適切な情報提供と説明が求められるが、この適切な情報には、療養場所やこれからの過ごし方の選択肢も含まれる。

⇒ 設問通り

2 末期がん療養者は、退院時に起居動作ができたとしても、短期間でADLの低下など状態の悪化が予測されるため、介護ベッドの早期導入を計画する。

⇒ 設問通り

3 終末期にある療養者の家族に対する予期悲嘆への援助では、積極的に励ます必要がある。

⇒ ✕ 「家族の予期悲嘆への援助では、家族の話に傾聴し、気持ちに共感してあげることが重要であり、必ずしも励ますことが正しいとは限らない」

4 末期がん療養者やその家族が在宅での看取りを決断した場合には、入院という選択肢を情報提供する必要はない。

⇒ ✕ 「専門家として利用できる選択肢については説明を行なうべきである」

5 終末期においてリハビリテーションを行うことは、療養者のADLの維持、改善により、可能な限り高いQOLを保つとともに、痛みや苦痛を和らげることにもつながる。

⇒ 設問通り

終末期ケアについて、より適切なものはどれか。2つ選べ。

1 臨終が近づいたときは、応答がなくなっても、最後まで語りかけ、最期を看取るようにする。

⇒ 設問通り

2 独居の高齢者については、本人が希望しても、在宅での看取りを行うべきではない。

⇒ ✕ 「独居の高齢者については、在宅での看取りについては本人の希望を尊重すべきである」

3 看取りの方針を決めた場合には、家族の意向が変わっても、その方針は変更しない。

⇒ ✕ 「看取りの方針を決めた後に、家族の意向が変わった場合には、必要があれば方針を変更する」

4 末期がん患者の疼痛緩和には、第一段階としてオピオイド鎮痛薬を用いる。

⇒ ✕ 「第一段階として非オピオイド鎮痛薬を用いる」

5 介護老人福祉施設において、入所者又は家族の同意を得て、医師、看護師、介護職員等が共同して看取りの支援を行った場合には、看取り介護加算を算定できる。

⇒ 設問通り

終末期のケアについて、より適切なものはどれか。3つ選べ。

1 呼吸困難や疼痛に対しては、投薬のほか、安楽な体位やマッサージなどで苦痛の緩和を図る。

⇒ 設問通り

2 食事については、楽しみや満足感よりも、摂取量や栄養バランスを優先する。

⇒ ✕ 「食欲が低下し十分な量がとれない場合には、食事量や栄養バランスよりも楽しみや満足感を優先して食べてもらうことが大切である」

3 緩和ケアは、在宅では行われない。

⇒ ✕ 「緩和ケアは、希望があれば在宅でも可能」

4 要介護認定の前でも、保険者が必要があると認めた場合には、暫定ケアプランを作成して介護サービスを利用することができる。

⇒ 設問通り

5 臨死期において、肩や顎だけが動き、喘いでいるように見えるのは、呼吸停止に至る一連の動きである。

⇒ 設問通り

終末期のケアについて,より適切なものはどれか。3つ選べ。

1 体位変換の頻度の減少や栄養状態の悪化により,褥瘡ができやすくなる。

⇒ 設問通り

2 本人の意思を確認できない状況下では,家族の意見が分かれることがあるため,医療・介護専門職が方針を話し合い,その結果に基づき家族を説得する。

⇒ ✕ 「本人の意思が確認できなくても、その方をよく知る家族などの判断に従い、家族を説得することは間違い」

3 終末期には,息苦しさが楽になるよう,ベッドの角度調整など姿勢の工夫をする。

⇒ 設問通り

4 終末期には,身体への負担が大きいため,本人が望んでも入浴は避けなければならない。

⇒ ✕ 「医師の判断を聞き、対応することが多い」

5 家族の予期悲嘆を表現できるよう支援することは,家族に対して看取りへの心の準備を促すことにつながる。

⇒ 設問通り

高齢者のがんとターミナルケアについて、より適切なものはどれか。2つ選べ。

1 若年者と比較して、高齢者ではがんによる痛みの訴えが多くなる

⇒ ✕ 「高齢者は痛みを感じにくくなる」

2 BPSD(認知症の行動・心理症状)には、がん性疼痛が原因のこともある

⇒ 設問通り

3 小規模多機能型居宅介護では、ターミナルケアは提供できない

⇒ ✕ 「小規模多機能居宅介護では、ターミナルケア加算を算定することができる」

4 介護老人保健施設入所者に対するがんの治療は、医療保険の適用について制限を受けない

⇒ ✕ 「介護老人保健施設入所者に対するがんの治療は、医療保険の適応とはならないが、がん性疼痛を和らげるための医療用麻薬の使用に関しては医療保険の適応となる」

5 死後のケアであるエンゼルケアは、遺族のグリーフケアとしても意味がある

⇒ 設問通り

死亡診断書を交付することができる資格として正しいものはどれか。2つ選べ。

1 医師

⇒ 設問通り

2 看護師

⇒ ✕ 

3 介護支援専門員

⇒ ✕ 

4 歯科医師

⇒ 設問通り

5 介護福祉士

⇒ ✕ 

※死亡診断書は、診断した医師、歯科医師のみが発行することがでる

ターミナルケアに関する次の記述のうち、より適切なものはどれか。3つ選べ。

1 本人の人生観や生命観などの情報は、関係者で共有すべきではない。

⇒ ✕ 「人のこれまでの人生観や価値観、どのような生き方を望むのかを含め、できる限り把握することが必要です」

2 リビングウィルとは、本人の意思が明確なうちに、医療やケアに関する選択を本入が表明しておくことをいう。

⇒ 設問通り

3 重度の認知機能障害などを有する利用者の場合に、家族に加えて複数の医療・介護専門職が集まって方針を決める方法をコンセンサス・ベースド・アプローチという。

⇒ 設問通り

4 医学的観点だけに基づく診療方針の決定では、本人の意向に反する結果となるおそれがある。

⇒ 設問通り

5 介護保険の特定施設では、ターミナルケアは提供できない。

⇒ ✕ 「介護保険の特定施設である、有料老人ホーム、軽費老人ホームなどでも、ターミナルケアを提供することは可能」

まとめ

ケアマネ試験第12回~第23回までの12回分の過去問の中から「保健医療サービス「ターミナルケア」」の問題をまとめてみました

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