ケアマネ試験第12回~第23回までの12回分の過去問の中から介護支援分野「統計データ」の問題をまとめてみました

下表にもあるように、介護支援分野「統計データ」は、10年位前は毎年第1問目に出題されていましたが、第16回~第22回は出題されませんでした

過去の問題の「〇」の選択肢はそのままで、「✕」の選択肢について簡単な説明をしています

古い年度の問題から書きました

統計データの問題では、最新の情報を追記しておきます。「2019年 国民生活基礎調査の概況」、「令和2年版高齢社会白書」、「介護保険事業状況報告の概要

次の記述のうち正しいものはどれか。3つ選べ。

2009(平成21)年(第12回)

1 平成19年国民生活基礎調査によれば65歳以上の者のいる世帯では、単独世帯と夫婦のみの世帯の合計が半数以上を占める。

⇒ 設問通り

  ・単独世帯(28.8%)

・夫婦と未婚の子のみの世帯(28.4%)

2 離れて暮らす高齢者の呼びかけにより、子供との同居率は近年少しずつ増加傾向に転じている。

⇒ ✕ 「高齢者と子どもの同居率は低下している」

3 家族が介護の携わる事によって失う機会費用は社会全体で相当な額に上る。

⇒ 設問通り

4 介護保険事業報告によれば、要支援・要介護認定者数は、平成16年度以降400万人を超えている。

⇒ 設問通り

・要介護(要支援)認定者数は、681.8万人

5 介護保険事業状況報告によれば、居宅サービス利用者は、未だ100万人台にとどまっている。

⇒ ✕ 「介護保険事業状況報告によると、居宅サービス利用者は200万人を超えている(395.2万人)」

高齢者を介護する家族の状況について正しいものはどれか。3つ選べ。

2011(平成23)年(第14回)

1 .平成19年国民生活基礎調査によれば、主な介護者は、同居の子の配偶者が最も多い。

⇒ ✕ 「一番は配偶者、続いて子供、子供の配偶者の順番」

2 .平成19年国民生活基礎調査によれば、要介護3以上の者と同居している主な介護者の介護時間は、「ほとんど終日」が最も多い。

⇒ 設問通り

  要介護3以上の者と同居している主な介護者の介護時間は、「ほとんど終日」が最も多い

3 .平成13年連合総合生活開発研究所「介護サービス実態調査」によれば、在宅介護を行っている家族の悩みで最も多いのは、「介護者の肉体的負担が大きい」である。

⇒ ✕ 「精神的負担が大きいが最も多い」

4 .平成19年国民生活基礎調査によれば、同居している主な介護者の約7割女性である、特に中高年者が半数を超えている。

⇒ 設問通り

男 35.0%

女 65.0%で女が多く

年齢階級別にみると、

男女とも「60~69 歳」が 28.5%、31.8%と最も多くなっている

5 .平成16年国民生活基礎調査によれば、要支援者のいる世帯は、単独世帯が最も多い。

⇒ 設問通り

要支援者のいる世帯は、単独世帯が最も多く41.4%、次いで高齢者世帯が34.6%、夫婦のみ世帯が30.7%となっている

要介護者等を取り巻く状況について正しいものはどれか。3つ選べ。

2012(平成24)年(第15回)

1 .国民健康保険中央会発表(平成23年10月分)によると、85歳以上の者のおおむね2人に1人が要支援・要介護認定を受けている。

⇒ 設問通り

  要支援・要介護状態にある人のうち、85歳以上の人は60%近くを占めてい

2 .国民健康保険中央会発表(平成23年10月分)によると、要支援・要介護認定を受けた者は高齢者人口の17.9%である。

⇒ 設問通り

  2018年度の要介護(要支援)認定者数は約658万人

  65歳以上人口:3,589万人(18.3%)

3 .国立社会保障・人口問題研究所の「日本の将来推計人口(平成24年1月推計)」によると、今後、後期高齢者の増加が著しいと見込まれている。

⇒ 設問通り

  65歳~74歳人口:1,740万人、総人口に占める割合は13.8%

75歳以上人口:1,849万人、総人口に占める割合は14.7%

65歳~74歳人口を上回っている。

4 .国民生活基礎調査(平成22年)によると、要支援者のいる世帯は三世代世帯が最も多い。

⇒ ✕ 「要支援者がいる世帯は単独世帯が最も多い」

5 .近年の人口の都市集中化現象により、子との同居率は高まっている。

⇒ ✕ 「核家族化が進み、子供との同居率は低下している」

昭和55(1980)年にほぼ7割であったものが、平成27(2015)年には39.0%となっており、子と同居の割合は大幅に減少している

2017(平成29)年度末における全国の要介護(要支援)認定者数の状況として正しいものはどれか。2つ選べ。

2020(令和2)年(第23回)

1 要介護(要支援)認定者のうち、約1割が第2号被保険者である。

⇒ ✕ 「およそ2%」

要介護(要支援)認定者数:641万人

 ・第1号被保険者:628万人(98%)

 ・第2号被保険者:13万人(2%)

2 女性の要介護(要支援)認定者数は、男性の認定者数の約2倍である。

⇒ 設問通り

要介護(要支援)認定者

 ・男性:200万人

 ・女性:440万人(約2倍)

3 要介護(要支援)認定者数は、前年度末に比べ、第1号被保険者、第2号被保険者ともに増加している。

⇒ ✕ 「第1号被保険者は増えていますが、第2号被保険者は微減している」

前年度に比べて

 ・第1号被保険者:9.6万人(1.5%増)

 ・第2号被保険者:0.3万人(1.9%)減

4 要介護(要支援)状態区分別でみると、認定者数が最も多いのは、要介護1である。

⇒ 設問通り

・要支援1:88万人

・要介護1:129万人

・要介護2:112万人

・要介護3:85万人

・要介護4:79万人

・要介護5:60万人

5 第1号被保険者に占める要介護(要支援)認定者の割合は、25%を超えている。

⇒ ✕ 

第1号被保険者数は、3,487万人

要介護(要支援)認定者数は、628万人(18%)

近年の高齢者や介護に関する状況の説明として適切なものはどれか。3つ選べ。

2020(令和2)年(第23回)

1 介護を要する高齢者を高齢者が介護する「老老介護」が増加している。

⇒ 設問通り

老老介護とは、65歳以上の高齢者を、同じく65歳以上の高齢者が介護している状態で増加している

2 80代の親と50代の子が、ひきこもりなどの困難を抱えつつ社会的に孤立している「8050問題」が顕在化している。

⇒ 設問通り

「8050問題」は、80代になった親と、いわゆる引きこもりが長期・高年齢化した50代の子どもが、社会的に孤立し、生活が立ち行かなくなってしまうという問題

3 育児と介護を同時に行う、いわゆる「ダブルケア」が問題となっている。

⇒ 設問通り

「ダブルケア」とは、晩婚化と高齢出産の増加を背景に、育児と介護という複数のケアが存在することを指す

4 介護職員の離職率の増加が、「介護離職」として問題となっている。

⇒ ✕ 「介護離職とは、家族等の介護をするために離職することをいう」

5 人口の半数以上を55歳以上の者が占める集落を「限界集落」という。

⇒ ✕ 「「限界集落」とは、人口の半数以上を65歳以上のものが占める集落のこと」

まとめ

ケアマネ試験第12回~第23回までの12回分の過去問の中から介護支援分野「統計データ」の問題をまとめてみました

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