介護福祉士試験 発達と老化の理解-老化に伴うこころとからだの変化と日常生活①-合格するための過去問分析

第33回介護福祉士試験(2021年1月)

老化に伴うこころとからだの変化と日常生活①(過去問=試験対策)

○要介護状態によって欲求が充足されない状態が続くことは、適応機制による行動を引き起こすことがある。

○ライチャードは、引退後の男性を対象に、サクセスフル・エイジングができている人と、そうでない人の人格傾向を5つのタイプにまとめた。

○マズロー( A.H.Maslow アメリカの心理学者)の欲求段階説は、人間の欲求は、5段階のピラミッドのようになっていて、底辺から始まって、1段階目の欲求が満たされると、1段階上の欲求を志すというものである。

○マズローの欲求段階は、底辺から生理的欲求、安全欲求、愛情と所属の欲求、自尊欲求、自己実現欲求である。

○キューブラロスの死の受容過程は、1.否認2.怒り3.取引き(神にたいして)4.抑鬱5.受容である。

老化に伴うこころとからだの変化と日常生活①の勉強メモ

適応機制

適応機制とは、欲求不満やストレスにより緊張状態になったとき、原因を解決しないままに、自身の欲求不満やストレスだけを解消しようとして生じた不適応な反応のことを指す。

適応機制には3つの種類がある。

①自己防衛型
②自己逃避型
③攻撃型

①自己防衛型

合理化
欲求不満の動機や自分が体験した失敗を、それらしい理由をつけてごまかす反応
抑圧
不満を引き起こしそうな欲求や動機を無意識の底に抑え込む反応
同一視
他者がもっている望ましい特性を取り入れて、自分も魅力的な人物だと主張する反応
置換
ある欲求の対象が、無意識の中で別の対象に置換される反応
投射
自分がもつ認めたくない感情や態度、欲求を他者の中に見出して転嫁する反応
補償
心身の欠点や劣等感を補うために他の特徴を伸ばし、他人に勝つことで安心しようとする反応
代償
本来の目的が満たされなかったときに、その目標に似た別の目標を達成することにより満足しようとする反応
取り入れ
他人がもっている感情や特質を、あたかも自分がもっているかのように振る舞う反応
昇華
反社会的な欲求や感情を、社会的に価値の高い目的に向けて発散する反応
反動形成
欲求をあらわにすると不安や危険に陥るので、欲求を抑圧し、それと反対の態度をとる反応

②自己逃避型

逃避
困難な状況に直面したときに、その状況から逃げ、解決を先延ばしにする反応
白昼夢
現実には満たされない欲求を空想の世界で満足させる反応
退行
解決困難な状況において、未発達な段階に逆戻りする反応

③攻撃型

攻撃
欲求の充足が阻止されたため、その不満を攻撃行動に表す反応

マズローの欲求段階

第1段階:生理的欲求
生きていくために必要な、基本的・本能的な欲求を指す。
第2段階:安全欲求
安心・安全な暮らしへの欲求を指す。
第3段階:社会的欲求
友人や家庭、会社から受け入れられたい欲求を指す。
第4段階:承認欲求(尊重欲求)
他者から尊敬されたい、認められたいと願う欲求を指す。
第5段階:自己実現欲求
自分の世界観・人生観に基づいて、「あるべき自分」になりたいと願う欲求を指す。

PAGE TOP
タイトルとURLをコピーしました